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Fターム[5G321AA06]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導体の成分 (1,671) | 酸化物セラミックス系 (1,431) | Bi−Pb−Sr−Ca−Cu−O系 (174)

Fターム[5G321AA06]に分類される特許

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【課題】 交流損失の抑制が可能であり、小さい曲率半径を有するコイルにも対応でき、製造が容易な並列化超電導導体を得、超電導コイルとしては、電流容量の増大の容易化や励磁突入時や突発短絡事故時等における過電流による導体の焼損防止等を図る。
【解決手段】 超電導導体は、電気的絶縁材料または高抵抗材料を被覆した酸化物超電導線材20aを、導体幅方向に複数本並列配置したものとし、超電導コイルは、前記超電導導体を、単独で単層もしくは複数層巻回するか、あるいは、超電導導体を複数個、コイル軸方向に並列配置してなる二次並列導体とし、この二次並列導体を単層もしくは複数層巻回し、かつ、超電導コイルの構造もしくは配置上、超電導コイルによって生じる磁場分布によって超電導導体の各酸化物超電導線材間に作用する垂直鎖交磁束が、互いに打ち消し合うように作用する部分を、少なくとも一部に有してなるものとする。 (もっと読む)


【課題】 生成熱処理における酸化等により変質したり、空間電流密度が小さくなることのない、実用的な形状を有する超電導コイルを得ること。
【解決手段】 金属シース2に被覆された生成熱処理前の超電導となるべきコアを有する金属シース超電導線材2’の表面に電気絶縁材層3を形成し、該電気絶縁材層3が形成された金属シース超電導線材4をコイル状に成形した後、該成形後の金属シース超電導線材を前記超電導コアの熱処理条件にて熱処理して超電導コイルとする超電導コイルの製造方法であって、前記電気絶縁材層3を形成する工程が、前記超電導コアの熱処理温度に対する耐熱性を有するとともにその酸化物が絶縁性を有する耐熱性金属から成る金属フィラメント3を前記金属シース超電導線材2’に被覆する工程と、前記金属フィラメント3を酸化雰囲気中にて熱処理することで該金属フィラメントの表面に酸化絶縁皮膜を形成する酸化絶縁皮膜形成工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の酸化物超電導線材の製造方法は、以下の工程を備えている。酸化物超電導体の原材料粉末を金属で被覆した形態を有する線材を作製する(ステップS1〜4)。線材を圧延する圧延する(ステップS5)。圧延(ステップS5)後に、線材を加圧雰囲気で熱処理する(ステップS6)。圧延の際の線材の圧下率は50%以上80%以下である。 (もっと読む)


【課題】 Bi系酸化物超電導体の相対密度が高く、電気特性に優れるテープ状超電導線材を提供する。
【解決手段】 Bi系酸化物超電導体を金属シースで覆ったテープ状超電導線材である。超電導体の相対密度が95%以上であり、冷媒中で外部磁界を加えずに電流を通電したとき、臨界電流近傍の電流域における電流密度Jと電界Eとの特性がE∝Jnとなり、その式中のn値が20以上である。n値の大きい線材の方がIc以下の低電流域での発生電圧が小さく、発熱も小さくなる。そのため、テープ状超電導線材の冷凍機器の冷凍能力を下げることができ、より効率的な超電導機器を構築することが可能となる。 (もっと読む)


本発明の超伝導ワイアは、基板と自動的に配列する超伝導材料の連続層とを含む。本発明のワイアの長さは10メートルを超える。
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【課題】隣接する導電性セグメント相互間に生じる局所的な電界ができるだけ小さくなる抵抗性電流制限器として役立つ超伝導コンポーネントを提供すること。
【解決手段】本発明は、特に高温超伝導材からなる円筒状超電導体から構成される抵抗性電流制限器として特に役立ち、長軸と直角に平行に交互に切り込まれた多くの方位溝3と、円筒状超電導体の全体の長さの殆どを超えて長軸に平行に走っている1つの長手の溝2を備えている円筒状超伝導コンポーネントで方向づけられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、臨界電流(Ic)等の超電導特性を向上させた超電導体を得るのに特に適する原料粉末の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、Bi2223相を含む超電導体の原料粉末の製造方法であって、上記原料粉末の前駆体は、Bi2201相、(Bi)Pb3221相およびCuO相を含み、また上記製造方法は、第1熱処理工程と第2熱処理工程とを含み、そして上記第1熱処理工程は、0.01〜500Paの減圧下において上記原料粉末の前駆体を少なくとも0.1時間、400〜680℃の温度に保持する工程であり、上記第2熱処理工程は、大気圧下において上記第1熱処理工程を経た上記原料粉末の前駆体を少なくとも3時間、760〜820℃の温度に保持する工程であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流を有するビスマス系酸化物超電導体を含む超電導線材の従来よりも簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】 焼結によりビスマス系酸化物超電導体の2223相を主成分として生成し得る材料の粉末が充填された金属シースに、塑性加工を施す工程および熱処理を施す工程をそれぞれ1回以上行ない、熱処理工程における少なくとも1回の熱処理工程は、酸素分圧が5.05×103Pa以上1.01×104Pa以下の雰囲気下、熱処理温度Tが熱処理時間の経過とともに低下し、最高熱処理温度T1が835℃より高く855℃より低く、最低熱処理温度T2が805℃より高く825℃より低く、その温度差T1−T2が25℃以上40℃以下であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】使用中に、複合導体特に磁気コイルの多芯ストランドが損傷した場合にも、損傷箇所の如何にかかわらず、ハンダ接合部を通って隣接するストランドに電流が流れ、連続的な電流の流れを確保することができる複合導体を提供する。
【解決手段】ハンダ接合された多芯超伝導ストランド(1、1’)を備えた複合導体であって、前記ストランドは、その全長にわたり連続的なハンダ接合部(2、2’)によって組み合わされ、前記ハンダ接合が低融点合金からなっていることを特徴とする複合導体。 (もっと読む)


【課題】 工程が簡素化され、かつ各成分が均一に混ざり合う粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】 粉末の製造方法はビスマス、鉛、ストロンチウム、カルシウムおよび銅を溶液11中でイオン化する工程と、溶液11を高温雰囲気に噴射して溶媒を除去することにより、ビスマス、鉛、ストロンチウム、カルシウムおよび銅を含む粉末13を製造する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】 交流損失の小さい酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】 酸化物超電導線材は、酸化物超電導体としてのフィラメント27と、フィラメント27に接触してフィラメント27を被覆し、フィラメント27の運転温度において非超電導体となるセラミックス被覆層22と、セラミックス被覆層22に接触してセラミックス被覆層22を被覆する金属管としての銀シース24とを備える。 (もっと読む)


【課題】 高性能で均一な性能の超電導線材を得ることができる超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の超電導線材の製造方法は、超電導体の原料粉末2aを金属で被覆した形態の線材1aを伸線する伸線工程(ステップS6)と、伸線工程(ステップS6)後に多芯線1cを圧延する1次圧延工程(ステップS8)と、1次圧延工程(ステップS8)後に多芯線1を焼結する1次焼結工程(ステップS10)とを備えている。伸線工程(ステップS6)と1次圧延工程(ステップS8)との間、および1次圧延工程(ステップS8)と1次焼結工程(ステップS10)との間のうち少なくともいずれかが7日未満である。 (もっと読む)


電流を送信するシステムが開示されている。該システムは、発電機、超伝導ケーブル、及び少なくとも1つの負荷を含む。該システムはさらに、終端、冷蔵システム、及び終端及び冷蔵システムの内の1つを含む。低温保持装置は、少なくとも一つのマンドレル、及び、例えば超伝導導体を編み込むことにより完成し得る磁気的に分離された超伝導導体を含む少なくとも1つの電気相をもつ。
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臨界電流密度が高く、かつ製造工程において縦割れおよび断線が発生する傾向が低い、超電導線材を提供する。このため、本発明の超電導線材は、酸化物超電導体と、この酸化物超電導体を被覆する被覆金属と、を備える酸化物超電導線材であって、この被覆金属の材料の応力−歪み特性試験における破断点歪み率が30%以上であることを特徴とする。
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