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Fターム[5G321AA06]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導体の成分 (1,671) | 酸化物セラミックス系 (1,431) | Bi−Pb−Sr−Ca−Cu−O系 (174)

Fターム[5G321AA06]に分類される特許

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【課題】超電導特性が良好な酸化物超電導導体を、低コストで製造できる酸化物超電導導体の製造方法の提供。
【解決手段】酸化物超電導導体の製造方法は、YAGレーザーの第3高調波(波長355nm)を、ターゲット27上でのエネルギー密度が1〜3J/cmとなるように該ターゲットの表面に照射して、このターゲットの構成粒子を叩き出し若しくは蒸発させ、この構成粒子を基材25上に堆積させて酸化物超電導層を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大電流が通電される場合でも、磁場による臨界電流の低下を低減できる超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル(超電導機器)1は、希土類元素を含む酸化物からなる超電導相を基板上に具えた超電導線材を巻回してなる内側超電導層12及び外側超電導層14を具える。内側超電導層12は、通電時、超電導線材に加わる主たる磁場の向きが当該超電導線材の長手方向に平行するように形成された軸方向磁場印加層である。各超電導層12,14を構成する超電導線材の巻回方向は同一方向であり、かつ両超電導層12,14では巻回方向が異なる。内側超電導層12を構成する各超電導線材層のピッチは、外側が内側よりも小さい。この構成により、内側超電導層12を構成する超電導線材には、通電時、軸方向磁場が印加され、平行磁場の印加による臨界電流の低下を低減できる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の特性に優れ、かつ剥離を防止した超電導体厚膜を容易に製造することができる酸化物超電導体厚膜の製造方法、酸化物超電導体厚膜、これを用いた磁場遮蔽体及び超電導限流器を提供する。
【解決手段】基体1の表面を粗面化し、当該表面に、実質的に(Bi、Pb)2+aSrCaCu(ただし、0<a<0.5)の組成を有する酸化物超電導体厚膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】 断面が多角形状で臨界電流の角度依存性がない高温超電導線材及びそれを用いた高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】 高温超電導線材において、中心部に形成される金属基材1と、この金属基材1の外側に形成される基材2と、この基材2の外側に形成される中間層3と、この中間層3の外側に形成される超電導層4と、この超電導層4の外側に形成される安定化層5と、この安定化層5の外側に形成される保護層6とを具備し、断面が多角形状を有する。 (もっと読む)


【課題】特定元素の偏析の影響をできる限り抑制すると共に、結晶の粗大化を抑制することができ、安定した品質の多元系無機化合物粉末(前駆体粉末)を提供することができる粉末作製方法を提供する。
【解決手段】原料溶液を噴霧して液滴とする原料溶液噴霧工程と、噴霧された液滴に対してパルス熱衝撃波を照射するパルス熱衝撃波照射工程と、パルス熱衝撃波が照射された液滴を乾燥させて、粉末状の多元系無機化合物を作製する多元系無機化合物作製工程とを有している粉末作製方法。 (もっと読む)


【課題】噴霧された液滴をさらに微細化させて特定元素の偏析や結晶の粗大化を抑制するに際して、装置内の温度の上昇を抑制することにより温度雰囲気を安定的に制御し、さらに二酸化炭素による汚染を阻止して、安定した品質の多元系無機化合物粉末(前駆体粉末)を提供することができる粉末作製方法を提供する。
【解決手段】原料溶液を噴霧して液滴とする原料溶液噴霧工程と、噴霧された液滴に対して燃焼を伴わない衝撃波を照射する衝撃波照射工程と、燃焼を伴わない衝撃波が照射された液滴を乾燥させて、粉末状の多元系無機化合物を作製する多元系無機化合物作製工程とを有している粉末作製方法。燃焼を伴わない衝撃波が音波である粉末作製方法。 (もっと読む)


【課題】Ic欠陥の発生が低減されたテープ状酸化物超電導線材を製造することができるテープ状酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の酸化物超電導体のフィラメントが内側に配置された金属シースからテープ状酸化物超電導線材を製造するテープ状酸化物超電導線材の製造方法であって、金属シースを伸線加工した後、金属シースを圧延加工する圧延工程および圧延加工された金属シースを焼結する焼結工程を、少なくとも1回行う圧延・焼結工程を備えており、伸線加工直後の圧延加工を、所定の圧延圧下率の下で、伸線加工された金属シースの径に対する圧延加工後の金属シースの幅の比率が所定の範囲となるように制御して行う。前記制御を、1回目のパスにおいて、圧延ロールのロール径と面粗度に基づいて行う。 (もっと読む)


【課題】超電導フィラメントにおいて自己磁界により生じる電流損失を充分に抑制することにより、超電導線材としての通電容量の向上を図ることが可能な多芯超電導線材を提供する。
【解決手段】複数本の超電導フィラメントが金属パイプに埋没された多芯超電導線材であって、金属パイプの外周面および/または内周面に、比透磁率100H/m以上の高透磁率材料層が形成されている多芯超電導線材。高透磁率材料層を構成する高透磁率材料が、鉄を含有している多芯超電導線材。高透磁率材料層が、各々の超電導フィラメントの外周面にも形成されている多芯超電導線材。 (もっと読む)


【課題】交流損失の発生が充分に抑制されたテープ形状多芯超電導線を提供する。
【解決手段】金属シース内に複数本の超電導フィラメントを配置して構成されているテープ形状多芯超電導線であって、金属シース内の中央部に高抵抗材料または絶縁材料よりなる結合電流抑制層が配置されており、結合電流抑制層の周囲に、各々が金属で保護された複数本の超電導フィラメントが配置されているテープ形状多芯超電導線。結合電流抑制層は幅方向に偏平な形状であり、超電導フィラメントにツイストが施されている。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの熱収縮率よりも小さい熱収縮率を有する材料を補強材として採用しながら、充分に補強材としての補強効果を発揮させることができる酸化物超電導線材の使用方法等を提供する。
【解決手段】補強材2が設けられた酸化物超電導線材を湾曲した後冷却して使用する酸化物超電導線材の使用方法であって、常温において、直線状に配置された超電導テープ1の片面に、熱収縮率が超電導テープの熱収縮率よりも小さいテープ状の補強材を積層した後、超電導テープと補強材を一体化して酸化物超電導線材を準備する工程と、常温において、酸化物超電導線材を、補強材側が外周となるように湾曲する工程と、湾曲した酸化物超電導線材を冷却する工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】Icとn値を独立に制御することが可能で、Ic、n値ともに大きな値を有するテープ状高温超電導線とその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の芯線が配置されて構成されているテープ状高温超電導線の製造方法であって、所望のn値に対応して、芯線の数を増加させると共に、過剰な一次焼結の進行を防止してIcを増加させるように、一次焼結時間を調整する。また、所望のn値に対応して、芯線の数を増加させると共に、一次焼結後における単相度に対応して、一次焼結後の圧延工程における圧延圧下率を調整する。そして、芯線の数を、150本以上に増加させる。これらの製造方法を用いて製造され、ビスマス系高温超電導線であるテープ状高温超電導線。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高い絶縁被覆超電導線、及び、長尺でありながら高い信頼性を有する絶縁被覆超電導線を製造可能な絶縁被覆超電導線の製造方法の提供すること。
【解決手段】平角状の超電導線材の全周を覆う絶縁層が樹脂テープで形成されている絶縁被覆超電導線であって、前記樹脂テープは、少なくともその片面に設けた接着剤層を介して前記超電導線材に接着されており、縦添えにされた状態で前記超電導線材を覆って前記絶縁層を形成していることを特徴とする絶縁被覆超電導線などを提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、永久電流モード運転中にクエンチしても、局所的な温度上昇によって超電導線材が焼損することのない高温超電導マグネットを提供することである。
【解決手段】本発明の高温超電導マグネットは、高温超電導線材をコイル状に巻いた超電導コイルと、該超電導コイルに接続された永久電流スイッチとが備えられており、超電導コイルは、複数の高温超電導線材が並列に巻かれたコイルであり、それぞれの高温超電導線材は、導電性材料を介して他の高温超電導線材と接続された短絡部を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属被覆超電導テープ線材の表面上に付着されているセラミックスを除去することによって、補強テープ材や金属被覆超電導テープ線材との密着性を良くし、高い機械的強度を持つ複合超電導線材を形成することが可能な複合超電導線材の製造方法、複合超電導線材、および複合超電導線材を構成する金属被覆超電導テープ線材を提供する。
【解決手段】第一の金属被覆超電導テープ線材13と、第二の金属被覆超電導テープ線材13及び/または補強テープ材11を準備し、前記第一、第二の金属被覆超電導テープ線材を超音波洗浄する。さらに、前記第一の金属被覆超電導テープ線材13と、第二の金属被覆超電導テープ線材13及び/または補強テープ材11とを半田で接合することにより、複合超電導線材15を製造する。 (もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


【課題】障害を最小限にして回復機能を改善する。
【解決手段】電流を制限する細長い複合材であって、少なくとも1つの酸化物超伝導部材、及び前記少なくとも1つの酸化物超伝導部材を実質的に囲む少なくとも1つの第2の導電部材から成り、前記複合材が約0.05〜0.5V/cmの範囲の電場を障害電流を制限する事象の間に示し、障害電流を制限する事象は動作電流の約3〜10倍を前記複合材を通過させることから成り、前記動作電流が少なくとも1つの酸化物超伝導部材の臨界温度より低い選択された動作温度において前記酸化物超伝導体の臨界電流以下及び前記酸化物超伝導体の臨界電流の2分の1以上であるように選択されることを特徴とする複合材。 (もっと読む)


【課題】 コイルの製作や運転によって超電導部材に生じる応力から超電導部材を構成す
る層を補強し、かつ補強手段によって超電導部材に生じる長手方向の応力を低減すること
ができる超電導線を提供することを目的とする。
【解決手段】 超電導線1は、可撓性を有する基板5上に、酸化物超電導層7が中間層6
を介して形成され、酸化物超電導層7上に保護層8が形成されることによりなる超電導部
材2と、超電導部材2の酸化物超電導層7が形成される側の面に摺接され、超電導部材2
を構成する層の補強を行う補強板3と、超電導部材2と補強板3とを長手方向に相互に摺
動可能に包囲して拘束する絶縁テープ4とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】中間層の成膜工程を改善することで、所望の超電導特性(例えば臨界電流特性)を実現できるとともに、中間層の薄膜化により超電導線材の生産性を向上できる技術を提供する。
【解決手段】金属基板上10にイオンビームアシスト蒸着法により配向層21を形成し、この配向層の上に緩衝層22を形成する超電導線材用テープ基材2の製造方法において、配向層に所定の熱履歴を与えることにより配向層の格子歪みを緩和する。具体的には、配向層を200℃以上1000℃以下、好ましくは400℃以上600℃以下で加熱することにより、配向層に所定の熱履歴を与える。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値を向上させることが可能なビスマス系超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、ビスマス系超電導線材の原料粉末を銀または銀合金の管製容器に充填する工程(S20)と、原料粉末に含まれるビスマスを含む化合物を溶融するように加熱する工程(S50)と、ビスマスを含む化合物をBi2223相にするために焼結する工程(S70)とを備える。加熱する工程(S50)においては、不活性ガス雰囲気中でビスマスを含む化合物を820℃以上900℃以下に加熱することが好ましい。 (もっと読む)


ELR材料からなる極めて低い抵抗(「ELR」)フィルムの動作特性は、ELRフィルムの適切な表面上に変性材料を堆積して、変性ELRフィルムを生成することによって改善することができる。本発明のいくつかの実施態様では、ELRフィルムは、「c−フィルム」の形をとることができる。そのような動作特性は、高温でのELR状態での動作、追加の電荷の保持、改善された磁気的性質による動作、改善された機械的性質による動作、またはその他の改善された動作特性を含むことができる。本発明のいくつかの実施態様では、ELR材料は、YBCOなどであるがこれに限定されない混合原子価酸化銅ペロブスカイトである。本発明のいくつかの実施態様では、変性材料は、クロムなどであるがこれに限定することのない、酸素に容易に結合する伝導性材料である。
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