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Fターム[5G321BA03]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 用途 (1,334) | コイル、電磁石 (474)

Fターム[5G321BA03]に分類される特許

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【課題】高臨界電流密度特性を有するバルク酸化物超伝導材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実質的に半溶融状態にした複数の前駆体を結合することにより、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、低温かつ短時間で半溶融処理を行うことにより、第2相の凝集・粗大化の抑制、即ち、高臨界電流密度化を達成する。具体的には、銀を添加した板状の超伝導バルク材原料圧粉体間に、前記圧粉体間に隙間を形成するための銀の添加量が少ない超伝導バルク小片を配置し、層状に前記圧粉体配置した後、半溶融処理することで、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、その後、軟化した半溶融状態の圧粉体を重力により結合させ、超伝導相を結晶化することで、高臨界電流密度特性を有するバルク超伝導体を作製する。 (もっと読む)


【課題】磁場下における臨界電流特性の向上とともに、無磁場下における臨界電流密度の低下を抑制し、良好な臨界電流特性を有する酸化物超電導導体とその簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る酸化物超電導導体1は、基体2と、該基体の一方の面上に形成された酸化物超電導層5とを備え、該酸化物超電導層はRE123系の超電導材料からなり、不純物を含まない第一超電導膜3と不純物を含む第二超電導膜4との積層体であって、前記積層体は、前記第一超電導膜と前記第二超電導膜との界面を少なくとも備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
超電導薄膜の膜厚が増大した場合にも、温度を上昇させることなく、臨界電流密度の低下を抑制できる酸化物超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
基材に積層された中間層と、該中間層に積層された希土類系酸化物超電導体RE-Ba-Cu-O(式中、REは希土類元素(La、Nd、Sm、Eu、Gd、Y及びYb)から1種又は2種以上選択される)からなる薄膜層を含む超電導薄膜線材において、前記薄膜層は、前記中間層からの離間距離が増大するにつれ、BaとCuの組成比が減少し、相対的に希土類元素の組成比が増大するように構成する。このようにすると、酸化物超電導線材では、超電導薄膜の膜厚が増大した場合にも、温度を上昇させることなく、臨界電流密度の低下を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ピンニングセンターが効果的に導入されることにより、超電導特性の向上する酸化物超電導体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板12と、この基板12上に形成され、結晶粒の<001>方向が前記基板に略垂直に配向し、隣接する結晶粒同士の(100)面が互いに0度以上4度以下または86度以上90度以下の傾角をなすよう配向する高い結晶性の酸化物超電導膜14を備え、酸化物超電導膜14が基板に略平行に積層される複数の高密度磁場捕捉層14a、cと、高密度磁場捕捉層14a、c間に挟まれる低密度磁場捕捉層14bとで形成される積層構造を有し、高密度磁場捕捉層14a、cの基板12に水平な断面における平均粒界幅が80nm以下であり、かつ、この平均粒界幅が低密度磁場捕捉層14bの基板12に水平な断面における平均粒界幅よりも小さいことを特徴とする酸化物超電導体10およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】ペロブスカイト型銅酸化物に代わる新しい化合物組成からなる超伝導体を見出す
こと。
【解決手段】化学式A(TM)Pn[ただし、Aは、1族元素、2族元素又は3族元
素(Sc,Y及び希土類金属元素)から選ばれる少なくとも1種、TMは、Fe,Ru,
Os,Ni,Pd,Ptの遷移金属元素から選ばれる少なくとも1種、Pnは、15族元
素(プニコゲン元素)から選ばれる少なくとも1種である。]で表され、(TM)Pn層
とA元素からなる金属層とが交互に重なる無限層結晶構造を有する化合物からなることを
特徴とする超伝導体。 (もっと読む)


【課題】高銅比の下、フィラメント径が20μm 以下でありながら、健全性に優れたNbTi系超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のNbTi系超電導線材は、銅マトリクスに多数のNbTi合金フィラメントが埋設されたものである。その銅比(銅マトリクスの横断面積/全てのNbTi合金フィラメントの総横断面積)が10〜30、前記NbTi合金フィラメント径が3〜20μm であり、線材の横断面において全てのフィラメントを内側に含み、かつ半径が最小の外接円に囲まれたフィラメント集合部が線材の横断面中心を中心として0.4D(D:線材直径)を直径とする基準円の領域内に同心状に配置される。前記フィラメント集合部は銅比を0.9〜1.3程度とするのがよい。 (もっと読む)


【課題】REBaCu系(RE123系)超電導体の前駆体膜の形成に要する加熱処理時間を大幅に短縮することができるとともに、出発原料の金属有機酸塩がフッ素を含むと否とにかかわらず、厚みが2μmを超える厚膜で、かつ、高い臨界電流を有するRE123系超電導テープ線材が得られること。
【解決手段】テープ状基板上に、REBaCu系超電導体を構成する各金属元素を所定の組成比で含む金属有機酸塩を混合してなる原料溶液を塗布し、原料塗布テープ状基板を作製する第1工程と、グロー放電プラズマ中を前記原料塗布テープ状基板を通過させることにより、前記超電導体の前駆体膜が形成された前駆体膜形成テープ状基板を得る第2工程と、前記前駆体膜形成テープ状基板に前記超電導体を生成させる熱処理を施す第3工程とを備えたRE−Ba−Cu−O系超電導テープ線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高n値を確保することができる太径のNbTi系合金フィラメントを備えたもので、しかも高いJcを有するNbTi系超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】NbTi系超電導線材は、銅マトリクス中に複数のNbTi合金フィラメントが埋設されたものである。その銅比(銅マトリクスの横断面積/全てのNbTi合金フィラメントの総断面積)は0.7〜3.5であり、前記NbTi合金フィラメントの平均直径dは100〜150μmである。さらに、前記NbTi合金フィラメントの横断面における層状のα−Ti相の面積率が15〜25%で、かつ前記横断面のd/4部のα−Ti相の層間隔の平均が10〜20nmである。 (もっと読む)


【課題】 Bi2223超電導線材の臨界電流値を向上するために、Bi2223超電導相組織の配向性を向上させ、非超電導相を微細にすることができる前駆体粉末を提供する。
【解決手段】 スプレードライ法、フリーズドライ法、噴霧熱分解法等の液相法によって作製されたBi、Sr、Ca、Cuを含む複合酸化物粉末と金属Pb粉末が混合された粉末を超電導線材用前駆体粉末として用いBi2223超電導線材を製造する。本発明の前駆体粉末は、従来技術の前駆体粉末にくらべ、部分溶融温度が低下する。そのため非超電導相であるアルカリ土類酸化物の粗大化を抑える。 (もっと読む)


【課題】内部Sn法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、縮径加工の際の均一加工を可能とすることによって良好な超電導特性を発揮することのできる内部Sn法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体(超電導線材前駆体)を提供する。
【解決手段】内部拡散法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたシングルエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、前記シングルエレメント相互間および/またはシングルエレメントの外周には、棒状の補強部材を配設したものである。 (もっと読む)


【課題】伸線加工後にも均一な断面形状を維持し、加工による特性低下のないNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】芯材2の周囲に金属シートを巻き付けて、Nb3Snを形成するためのジェリーロール層5を形成し、これを縮径加工した後に熱処理してNb3Snを生成するNb3Sn超電導線材の製造方法であって、芯材2としてSnまたはSn合金を用い、その芯材2の周囲にNbまたはNb合金シート3とCuまたはCu合金シート4とを重ね合わせて巻き付けてジェリーロール層5を形成する。 (もっと読む)


【課題】高磁界特性向上に有効な添加元素を含んだNbAl化合物超電導線材を生産性よく製造することを可能とする。
【解決手段】Nbシート及びAlシートをジェリーロール状に巻いて形成した線材を急熱急冷処理した後、再度加熱処理してNbAl化合物超電導線材を製造する方法であって、前記Nbシートを前記ジェリーロール状に巻く前に、前記Nbシート上にTi層又はTa層からなる金属薄膜層を1層、又は間にNb層を挟んで複数層積層形成する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルが低温雰囲気下において運転される場合に、超電導テープ線材の基板と補強テープ線材の熱膨張率の相違に起因する超電導層の引張応力を低減して、超電導コイルの許容電流値を適正に保持することができる超電導コイルを提供する。
【解決手段】巻枠31の巻芯33に設けた第1電極端子34に対し超電導テープ線材11及び補強テープ線材21を積層してその始端部を連結し、低温雰囲気下において、前記巻枠31を回転して、ボビン45から超電導テープ線材11を、ボビン47から補強テープ線材21を巻き戻しつつ前記巻芯33の外周面に巻き取る。両超電導テープ線材11、補強テープ線材21の巻回終了後に両テープ線材11,21の終端部を第2電極端子35に連結する。 (もっと読む)


【課題】超電導テープ線材の超電導層の欠陥部の補修作業を低コストで容易に行うことができる超電導テープ線材を提供する。
【解決手段】基板12の片面に第1中間層13、第2中間層14、超電導層15及び保護層16を順次蒸着により形成し、保護層16の表面にハンダ18により安定化層17を接着して、超電導テープ線材11を作製する。一方、補修用基板22の片面に第1中間層23、第2中間層24、超電導層25及び保護層26を順次蒸着して補修用超電導テープ線材21を作製する。超電導テープ線材11の製造過程において超電導層15に発生した欠陥部Kと対応する前記安定化層17の上面に補修用超電導テープ線材21の保護層26をハンダHにより接着する。この補修用超電導テープ線材21の超電導層25によって前記超電導テープ線材11の超電導層15の欠陥部Kを迂回するように電流の流路を形成する。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を製造するときに用いるNbまたはNb基合金における加工性(特に、押出し比)を高めることのできるようなNbまたはNb基合金棒、およびこのようなNbまたはNb基合金棒を用いて良好な超電導特性(特に、臨界電流およびn値)を発揮する超電導線材、およびそのための前駆体とその製造方法を提供する。
【解決手段】Nb3Sn超電導線材製造用NbまたはNb基合金棒は、ブロンズ法によってNb3Sn超電導線材を製造するために用いられるNbまたはNb基合金棒であって、横断面中心点を通り長手方向に平行な縦断面における結晶組織の再結晶率が78%以上であり、且つ室温における0.2%耐力の値が220MPa以下である。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 Bi2223超電導体の前駆体粉末を金属管に充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を伸線し、線材を得る伸線工程と、前記伸線工程後の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記熱処理工程は750℃以上800℃以下の温度範囲まで昇温させる第1のステップと、第1のステップにおける最高温度から20℃以上降温させる第2のステップと、その後800℃以上870℃以下の温度範囲で熱処理する第3のステップからなる酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】引き抜き加工時に線材内に生じる常金属量比のバラツキを抑え、高性能の超電導線を得るための超電導線加工装置および超電導線の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】超電導線加工装置は、キャリッジ10、チャック2、チャック3とから構成されており、キャリッジ10は口径の異なる複数のダイス群、上記ダイス群中から選ばれたダイス11、ダイス12などを所定個所に固定する枠体13、枠体13の下部に固定されて枠体13を移動させる台車14を有し、台車14はそこに内蔵された駆動手段により枠体13を左右に路面上あるいは路面上に敷設されたレール上を移動させることができる。 (もっと読む)


【課題】Bi2223超電導線材の製造方法において臨界電流密度を向上するために、超電導相結晶の配向性を向上させ、その製造方法及び超電導線材を提供する。
【解決手段】主超電導相としてBi2201相を含む前駆体粉末を金属管に充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を伸線する伸線工程と、前記伸線工程後の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加えることにより前記前駆体粉末中のBi2201相をBi2212相へと反応させて、主超電導相がBi2212相となるようにする。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性および耐引張応力特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープの製造方法および超電導テープの製造装置を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aの製造方法は、以下の工程を備えている。まず、超電導体を有するテープ状の本体部7が準備される。そして、補強部9a、9bが準備される。そして、補強部9a、9bの降伏応力以下の張力を、補強部9a、9bの延在方向に沿って補強部9a、9bに加えた状態で、本体部7の少なくとも一方の主面と補強部9a、9bとが接合される。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、本体部7と、補強部9a、9bと、半田層11とを備えている。本体部7は、超電導体3を有するテープ状である。補強部9a、9bは、本体部7の少なくとも一方の主面側に形成されている。半田層11は、本体部7と補強部9a、9bとを接合し、かつ200℃以上の融点を有している。補強部9a、9bは、室温以上半田層11の融点以下での本体部7の熱膨張率よりも大きい熱膨張率を有している。 (もっと読む)


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