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Fターム[5G321BA03]の内容

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Fターム[5G321BA03]に分類される特許

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【課題】 単芯線の切断時に起こるガス吸着を防止する。それによって結晶間に生じる空隙、アモルファス相の偏析、膨れ欠陥の発生を抑制し、全長にわたって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材を実現できる製造方法を提供することにある。
【解決手段】 第1の金属パイプに原料粉末を充填し、該第1の金属パイプに伸線加工を施し単芯線材を得る工程と、該単芯線材を複数本に切断する工程と、該切断された単芯線材を複数本束ね第2の金属パイプに嵌合し多芯母材を得る工程と、該多芯母材に塑性加工を施し多芯線材とする工程と、該多芯線材に熱処理を施す工程とを含む金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記単芯線材の切断が溶融切断であって、切断部を溶融凝固体で封止することを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】基板の配向性に影響を与えることなく高い面内配向性を有する中間層を形成する。
【解決手段】中間層熱処理装置1の送出し装置2のドラム上に巻回されたテープ状線材7は所定の張力で引き出され、熱処理炉5内の炉心管4内を走行し巻取り装置3のドラムに巻き取られる。炉心管4内を走行するテープ状線材7は、熱処理炉5内の急速加熱領域Aを通過する際に輻射加熱器6aにより基板上の中間層の仮焼膜が急速加熱され、結晶化温度領域Bを通過する際に輻射加熱器6b、6cおよび6dにより基板上の中間層が結晶化される。急速加熱領域Aおよび結晶化温度領域Bにおいて、基板上の中間層の仮焼膜のみが急速加熱および結晶化温度に保持され、結晶化後の中間層は、結晶化温度領域B通過後に急速冷却される。 (もっと読む)


【課題】減面加工時における加工性を良好にすると共に、断面構成を適切にすることによって、カップリングに起因する交流ロスの低減を図り、良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導コア部と、その外周にNbからなる拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記拡散障壁層の内周面から、前記超電導コア部の最外層部に存在するNb基フィラメントまでの距離を、減面加工後の最終形状で2μm以上に設定したものである。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線を用いて高い電流密度をとることができ、ヒステリシス損失の少ない超電導コイル装置を提供する。
【解決手段】厚さをdとし幅をWとするときW≧5dである高温超電導テープ線材1を巻回してなる超電導コイル11を備え、高温超電導テープ線材1の幅Wの面における磁場の強さの前記幅Wの面に垂直な成分が平行な成分の2分の1以下であるようにした構成とする。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値を向上することのできる超電導薄膜材料の製造方法、超電導機器、および超電導薄膜材料を提供する。
【解決手段】超電導薄膜材料の製造方法は、気相法により超電導層3を形成する気相工程と、超電導層3に接するように、液相法により超電導層4を形成する液相工程とを備えている。超電導層3と金属基板1との間に中間層2を形成する工程がさらに備えられていることが好ましい。金属基板1は金属よりなっており、かつ中間層2は岩石型、ペロブスカイト型、またはパイロクロア型のいずれかの結晶構造を有する酸化物よりなっており、かつ超電導層3および超電導層4はいずれもRE123系の組成を有していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度を良好に維持したままn値を更に向上することができ、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用を可能にできるNbSn超電導線材を製造するための前駆体の構成を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成は、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に拡散バリア層と安定化銅層を有するモノエレメント線材であって、減面加工後の最終形状における前記NbまたはNb基合金フィラメントの平均直径が5〜30μmに設定され、且つ前記SnまたはSn基合金芯の最近傍に存在する複数本のNbまたはNb基合金フィラメントと、前記SnまたはSn基合金芯との平均距離が100μm以下となるように設定されたものである。 (もっと読む)


【課題】合金超電導材料(NbTi等)だけでなく、機械的歪みに弱い化合物超電導材料(Nb3Sn、Nb3Al、Bi系超電導材料、Y系超電導材料、MgB2系超電導材料)等からなる超電導体をアルミニウム等の金属材料で被覆した複合超電導体を提供する。
【解決手段】超電導体と、1つ又は2つ以上の部材が超電導体を被覆するように接合され、かつ部材の少なくとも1つがアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる金属部材とを有する複合超電導体である。金属部材は、溝部を有する第一部材と、該溝部上部に嵌合される第二部材からなり、第一部材と第二部材が接合されて形成される中空部に超電導体が配置されている。 (もっと読む)


【課題】長尺の特性に優れたBi系酸化物超電導酸化物超電導線材あるいは撚線導体を歪を付加することなく、低コストで連続して製造する。
【解決手段】送出し装置3に巻回された成型加工後の線材または撚線導体9は、搬送装置5上に載置されて予備加熱室6、熱処理炉2のヒーターゾーン2a、2b、2cおよび徐冷室7を通過し、巻取り装置4に巻取られる。線材または撚線導体9は、酸化性雰囲気中で、部分溶解点から50℃低い温度から20℃高い温度未満まで、続く徐冷過程を凝固温度以下10℃まで確保するように温度および搬送速度が制御される。線材または撚線導体9への付加歪が0.1%以下で、かつ曲げ歪量が0.1%以下となるように、送出し装置3の送出し速度、巻取り装置4の巻取り速度および搬送装置5の搬送速度が制御装置8により制御される。 (もっと読む)


【課題】基盤上の表面平滑性に優れた第1中間層の上に第2中間層及び特性の優れたYBCO超電導層を形成する。
【解決手段】2軸配向させたNi―W合金テープ状基板1の表面に、MOD法により複数回の塗布および仮焼を繰り返して成膜した5nm以下の表面平滑性を有するAZrからなる第1中間層2、パルス蒸着法により成膜したCeO膜からなる第2中間層3、MOD法により形成されたYBCO超電導層4およびこのYBCO超電導層の上にAg安定化層5を成膜して1MA/cm以上の臨界電流密度(Jc)を有するYBCO超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填し、伸線加工を行った後、圧延加工と加圧熱処理を行う金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材11の製造方法であって、圧延加工工程前母材の総超電導フィラメント周長(A)と総超電導フィラメント断面積(B)の関係が40≦A/B≦80(1/mm)であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】配向中間層の形成による基材の反りかえりを低コストで防止し得る酸化物超電導導体とその製造方法の提供。
【解決手段】テープ状の基材と、この基材の一方の面上に形成されて多数の結晶粒が配向を制御した状態で結合されてなる配向中間層と、該配向中間層上に形成された酸化物超電導層とを有する酸化物超電導導体において、前記基材と前記配向中間層との間に、引っ張り応力を有する薄膜からなる引っ張り応力膜が設けられたことを特徴とする酸化物超電導導体。 (もっと読む)


【課題】Moを含むNi基合金からなり、表面の平滑度が極めて小さく、その上に多結晶配向中間薄膜上に酸化物超電導薄膜を成膜した場合に、良好な超電導特性を持つ酸化物超電導導体を製造可能な酸化物超電導導体用金属基材の製造方法及び該金属基材を用いた酸化物超電導導体の製造方法の提供。
【解決手段】Moを含むNi基合金からなる母材に、1100℃以上の温度で少なくとも1回の焼鈍しと、少なくとも1回の圧延とを行い、最終圧延の後に電解研磨を行う酸化物超電導導体用金属基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】超電導コイル内での超電導線の性能過剰を抑え、コストが低い超電導マグネットを得る。
【解決手段】Cuからなるマトリクスと超電導材からなるフィラメントとの超電導線の径方向の断面積比が、前記超電導線の軸方向に沿って変化する超電導線を提供する。この超電導線は、径が一定でないCu基材2と径が一定のNbTi棒7、または径が一定のCu基材22と径が一定でないNbTi棒27を組み合わせ、これを一定の径に伸線することで、線長方向に沿って銅比が連続的変化をする超電導線を製造する。また該超電導線を使用し、超電導接続なしにコイル内の銅比を変化させ、超電導線の性能過剰を抑え、コストが低い超電導マグネットを得る。 (もっと読む)


【課題】断面が平角形状の超電導線材製造用前駆体を製造するに際して、均一な加工ができると共に、良好な超電導特性を発揮することのできる内部酸化法超電導線材を製造するための前駆体、およびそのための有用な方法を提供する。
【解決手段】中央部のSnまたはSn基合金芯と、その周囲に複数本のNbまたはNb基合金芯が配置されたCuマトリクス部、および該Cuマトリクス部の外周に安定化銅層を有し、断面が略円形状である複合材料を構成し、この複合材料の上下側および左右側の両方向から押圧して、所定の式で示される圧下率Rを−21〜−8%として、断面形状が略楕円形状または扁平形状となるように中間加工して中間加工線材とし、この中間加工線材をダイスによって伸線加工し、線材最終形状が平角形状の前駆体を形成する。 (もっと読む)


【課題】不可逆磁場Bir、臨界電流密度及び強度の高いMgB2線材の提供。
【解決手段】MgB2を含む金属間化合物及びカーボンファイバーを含有する超伝導体。
カーボンファイバーの平均繊維径は1〜500nmが好ましく、特に磁束線ピン止めが効率的に起こる10〜100nmが好ましい。また、カーボンファイバーは、2300℃以上で黒鉛化処理され、嵩密度を0.1g/cm3に圧縮したときの比抵抗が0.030Ωcm以下のものが好ましい。カーボンファイバーの含有量は、MgB2を含む金属間化合物の量を100質量部とした場合、5〜75質量部が好ましい。 (もっと読む)


【課題】臨界温度も高くかつ、臨界電流値の高い酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆超電導線材の製造方法であって、前記(Bi,Pb)2223超電導相を形成する熱処理工程後に、加圧雰囲気下における焼鈍工程を含むことを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造可能で、低い交流損失を達成でき、歪みにも強く、機械的強度にも優れたNbSn超電導線用芯線、NbSn超電導線及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Cu被覆2を有するSn−Zn合金棒1の周囲に、Cu被覆4を有するNb−1at%Ta六角線3を複数本配置し、Cu管5内に収納した後、細線化して定尺に切り分けた芯線の複数本を、Sn拡散防止用Nbパイプに収納し、更にその外周にCuパイプを被覆し、細線化後、熱処理を施してSnとNbを反応させNbSnを生成させる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上にYおよびBaのトリフルオロ酢酸塩とCuのナフテン酸塩を溶解した原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施した後、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、最高加熱温度760℃、水蒸気分圧13.5%、酸素分圧0.09%のアルゴンガス雰囲気中で超電導体生成の熱処理を施すことにより、約2μmの厚さを超えるYBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造可能で、高い臨界電流密度を達成でき、歪みにも強く、機械的強度にも優れたNbSn超電導線用芯線、NbSn超電導線及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Nb管1の内側に、Cu被覆2を有するSn−Zn合金棒3を収容する一方、Nb管1の外側に、Cu層4を形成して単芯線を作製し、単芯線を細線化して定尺に切り分けた後、Cu管とCu芯との間に、単芯線の複数本を分散させ複合化して多芯線とし、細線化後、熱処理を施してSnとNbを反応させNbSnを生成させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い超電導性能を有し、長尺化が可能なMgB超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明はいわゆるパウダーインチューブ法によるMgB超電導線材の製造方法において、粉体内に金属芯を配置して減面加工すること、並びに、加工前の金属芯又は金属管に、超電導体内に導入させるべき成分の薄膜層を予め設けておき、減面加工の工程における強力な力を利用して当該成分を超電導体内に分散させることを特徴とする。 (もっと読む)


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