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Fターム[5G321CA06]の内容

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Fターム[5G321CA06]に分類される特許

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【課題】有毒な重金属を含まず、高いTcを有するBa−Ca−Cu−O−F系酸化物超伝導体の薄膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】BaCan−1Cu2n(O1−x)2(ただし、nは2≦n≦5の整数、xは0<x<1の数)からなる酸化物超伝導薄膜10であって、SrTiO又はMgOの単結晶基板17の(100)面31、(010)面又は(001)面のうちのいずれかの面上に形成された酸化物超電導薄膜。SrTiO又はMgOの単結晶基板の(100)面、(010)面又は(001)面のうちのいずれかの面上にBaCan−1Cu2n(O1−x)2(ただし、nは2≦n≦5の整数、xは0<x<1の数)からなる酸化物超伝導薄膜を、パルスレーザーデポジション法により成膜する酸化物超伝導薄膜の製造方法であって、前記単結晶基板の基板温度が700℃〜770℃で成膜する成膜工程を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の技術的課題は、超伝導結晶が高度に配向した超伝導線材を短時間、且つ容易に作製し得る方法を創案することである。
【解決手段】本発明の超伝導線材の製造方法は、組成として、モル%濃度で、Bi 10〜30%、SrO 20〜50%、CaO 10〜30%、CuO 20〜50%を含有する非晶質体を線状に成形又は加工した後、830〜920℃の熱処理により超伝導結晶を析出させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Bi−2212結晶粉末等を短時間、且つ容易に作製可能な方法を創案すると共に、Bi−2212結晶等の配向性が良好な超伝導線材を短時間、且つ容易に作製可能な方法を創案することを技術的課題とする。
【解決手段】本発明の超伝導結晶粉末の製造方法は、超伝導結晶物を用意する工程と、前記超伝導結晶物を破断する工程と、前記超伝導結晶物の破断面に粘着シートを貼り付ける工程と、前記粘着シートを前記超伝導結晶物から剥がす工程と、前記粘着シートから超伝導結晶粉末を採取する工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いて多結晶基板上に、大きい粒サイズの結晶粒からなり結晶粒界が少ない酸化物超電導薄膜を形成してIcの向上を図る技術を提供する。
【解決手段】フッ素を含まない有機金属化合物を原料とし塗布熱分解法を用いて多結晶基板上に形成された、多結晶基板の結晶粒より大きい結晶粒により形成されている酸化物超電導薄膜。幅および長さが50μmよりも大きい結晶粒である酸化物超電導薄膜。多結晶基板上にフッ素を含まない有機金属化合物の溶液の塗膜を作製する工程と、塗膜を加熱して仮焼膜を形成する工程と、熱源からの加熱により仮焼膜が結晶化する直前の位置に仮焼膜に所定の温度勾配を設け、温度勾配を維持しながら、仮焼膜の一方向への移動により仮焼膜を順次加熱して、結晶方向を保持しながら、酸化物超電導薄膜の結晶粒を成長させて酸化物超電導薄膜を形成する工程とを備えている酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度特性を有するバルク酸化物超伝導材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実質的に半溶融状態にした複数の前駆体を結合することにより、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、低温かつ短時間で半溶融処理を行うことにより、第2相の凝集・粗大化の抑制、即ち、高臨界電流密度化を達成する。具体的には、銀を添加した板状の超伝導バルク材原料圧粉体間に、前記圧粉体間に隙間を形成するための銀の添加量が少ない超伝導バルク小片を配置し、層状に前記圧粉体配置した後、半溶融処理することで、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、その後、軟化した半溶融状態の圧粉体を重力により結合させ、超伝導相を結晶化することで、高臨界電流密度特性を有するバルク超伝導体を作製する。 (もっと読む)


【課題】ペロブスカイト型銅酸化物に代わる新しい化合物組成からなる超伝導体を見出す
こと。
【解決手段】化学式A(TM)Pn[ただし、Aは、1族元素、2族元素又は3族元
素(Sc,Y及び希土類金属元素)から選ばれる少なくとも1種、TMは、Fe,Ru,
Os,Ni,Pd,Ptの遷移金属元素から選ばれる少なくとも1種、Pnは、15族元
素(プニコゲン元素)から選ばれる少なくとも1種である。]で表され、(TM)Pn層
とA元素からなる金属層とが交互に重なる無限層結晶構造を有する化合物からなることを
特徴とする超伝導体。 (もっと読む)


【課題】高いジョセフソンプラズマ周波数と高い臨界電流の双方を有する酸化物超伝導体を提供する。
【解決手段】[R(M)]Cu結晶構造(ただし、R:希土類元素、M:アルカリ土類金属とする)を有する酸化物超伝導体であって、その結晶が針状であることを特徴とし、その製造方法は、下記化学式1で表される原子組成を有する前駆体の粉末の圧粉成形体を熱処理することで針状に結晶成長させることを特徴とする。(化1)R2.85CuTe(R:希土類元素。M:アルカリ土類金属。a、b、c:原子比。x:酸素量) (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】(Bi,Pb)2223超電導の前駆体粉末を金属で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、前記伸線工程の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加え線材中の前駆体粉末の結晶粒サイズを、伸線後の結晶粒サイズより大きくすることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】製作工程的に容易で、臨界電流の低下が小さい酸化物超電導体通電素子を提供することを目的とする。
【解決手段】酸化物超電導体と、前記酸化物超電導体の両端に電気的に接合した電極端子とからなる酸化物超電導体通電素子であって、前記電極端子の前記酸化物超電導体との接合側端部にテーパを設けるようにして、冷却時に酸化物超電導体に作用する熱応力を小さくして、臨界電流の低下を小さくする。 (もっと読む)


【課題】 RE−Ba−Cu−O系バルク超電導材料を製造するための前駆体の支持基材を提供する。
【解決手段】 RE系化合物(REはYを含む希土類元素)、Ba系化合物、Cu系化合物またはこれらの複合化合物からなる混合物を出発物質とし、これを成形して前駆体を作製し、得られた前駆体を部分的に溶融後、冷却して超電導相を成長させるRE−Ba−Cu−O系超電導材料の製造方法において、前駆体を支持する基材の少なくとも前駆体に直接接触する部分が、RE’系化合物(RE’はRE以外の希土類元素)、Ba系化合物、Cu系化合物またはこれらの複合化合物からなる粉末とRE”2BaCuO5(RE”はRE以外の希土類元素)の粒状粒子の混合物から構成されており、かつ、基材の少なくとも前駆体に直接接触する部分から生成する(RE’,RE”)−Ba−Cu−O系超電導相の結晶生成温度が、前駆体から生成するRE−Ba−Cu−O系超電導相の結晶生成温度よりも低い。 (もっと読む)


【課題】 中間圧延の際に発生するクラックや凹凸を平滑化して、優れた特性を有するビスマス系酸化物超電導線材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 超電導相を含むビスマス系酸化物超電導線材原料を金属シースに充填し、金属シースに少なくとも1回の塑性加工および熱処理を施して、Bi2223相の比率を92%以下にする工程と、中間圧延を行う工程と、Bi2223相の凹凸を平滑化させるように焼結を行う工程と、を包含する、ビスマス系酸化物超電導線材の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】 材料の組織を工夫することにより、臨界電流密度が高く、且つ、材料内における超電導特性のばらつきが小さい、酸化物バルク超電導体とその製造方法を提供する。
【解決手段】 RE1+xBa2-xCu3y(0≦x≦0.1、6.5≦y≦7.2、REはY、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Ybの群から選ばれた少なくとも一つの元素)結晶中に、RE2BaCuO5相あるいはRE4-2zBa2+2zCu2-z10-d(0≦z≦0.1、−0.5≦d≦0.5)相の粒子が分散しているRE−Ba−Cu−O系酸化物超電導材料において、比較的大きいRE2BaCuO5相あるいはRE4-2zBa2+2zCu2-z10-d相の粒子を含有する領域(A)と、非常に微細なRE2BaCuO5相あるいはRE4-2zBa2+2zCu2-z10-d相の粒子を含有する領域(B)とが混在していることを特徴とする酸化物超電導材料。 (もっと読む)


【課題】真空蒸着中に銀の蒸気を添加することで結晶粒の増大を図るとともに結合度の向上も図れるようにする。
【解決手段】真空蒸着装置の真空室内に蒸着源としてNdとBaとCuとAgのインゴットを配置する。ついで、真空室内の所定箇所に酸化マグネシウム基板を配置し、真空室内を例えば、10-4程度の圧力状態とし、酸素ガスと活性化酸素ガスとの混合ガスを1.8sccmで真空室内に供給する。この状態で、真空室内に配置した各蒸着源を電子銃を用いて加熱し、各蒸着源を気化(昇華)させる。以上に示した蒸着法により、基板温度を690℃とした基板の上にNdBa2Cu37の薄膜が形成できる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、RE123相の熱分解工程を含まず、高温かつ長時間の溶融が不必要なプロセスを開発し、大型でかつ高性能、かつ、機械的特性に優れた超電導バルク体を作製する方法を提供する。
【解決手段】 RE−Ba−O系化合物(REは希土類元素のうちの1種又は2種以上)とBa−Cu−O系液相原料を出発原料とし、液相成分を溶融した後、結晶成長させることを特徴とするRE−Ba−Cu−O系酸化物超電導体の作製方法である。 (もっと読む)


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