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Fターム[5G321CA24]の内容

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【課題】本発明は、超電導線を細分化する工程を行うことなく、交流損失の少ない超電導線材、及び前記超電導線材からなる超電導コイルを製造することができる技術の提供を目的とする。また、本発明は、超電導線を細分化する工程を行うことなく、交流損失の少ない超電導線材を効率よく製造することができるため、細分化工程を省くことで製造プロセスの単純化と低コスト化をなすことができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の超電導線材は、テープ状金属基材の表面および裏面に隣接する側面に、結晶配向させた中間層と、酸化物超電導層とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】希土類元素(RE)、バリウム(Ba)、銅(Cu)を含む酸化物超電導薄膜のMOD法を用いた製造において、3日以上に亘って連続塗布および熱処理が行われるような場合であっても、得られる超電導薄膜のIcが低下することがなく、製造開始時より終了時までIcの安定した超電導薄膜を効率的に製造することが可能なMOD溶液とその製造方法を提供する
【解決手段】塗布熱分解法を用いた酸化物超電導薄膜の製造において使用される酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液であって、希土類元素、バリウム、銅の各金属有機化合物が、比誘電率27以上の混合溶媒に溶解されており、混合溶媒には、少なくとも水が含まれている。混合溶媒は、少なくとも、1−ブタノール、メタノール、水の3種類を含む混合溶媒である。混合溶媒に含まれる水の体積比率は、1/3未満である。 (もっと読む)


【課題】CeOキャップ層の成膜工程における安全性を向上させるとともに、超電導薄膜の低コスト化と通電特性の向上を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】超電導薄膜用基材の製造方法において、金属基板上にベッド層を成膜し(第1工程)、ベッド層上にイオンビームアシスト蒸着法により配向層を形成し(第2工程)、配向層上にスパッタ法によりCeOからなるキャップ層を形成する(第3工程)。また、第3工程を、酸素分圧が2.0×10−2〜2.9×10−1Paである不活性ガス(例えばアルゴン)と酸素の混合ガス雰囲気中で行う。 (もっと読む)


【課題】比較的簡易な構成によって、超電導特性の向上したテープ状酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】熱処理装置10の熱処理炉11には、表面に超電導原料溶液が付着されたテープ状基材20が収容される。テープ状基材20は、隣り合うテープとの間に間隙をもって巻き回わされた、パンケーキ状である。パンケーキ状に巻き回されたテープ状基材20の上面側には、ガス供給管12が配置される。ガス供給管12は、テープ状基材20の側面方向からテープ状基材20の表面に平行にガスを噴出(供給)する。これにより、テープ状基材20の両面に同時に超電導層が形成される。 (もっと読む)


【課題】仮焼熱処理工程において、発泡の発生を抑制すると共に、組成の偏析の発生を抑制して、c軸配向した結晶が十分に成長した、優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜とする仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜とする焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、昇温速度を速くすると共に、酸素濃度が低い雰囲気下で行う熱処理工程である。 (もっと読む)


【課題】良好な接合状態であり、ハンダ接続部の電気抵抗の増加を抑制することが可能な超電導線材の金属端子接合構造体及び超電導線材と金属端子の接合方法の提供。
【解決手段】本発明は、基材11と中間層12と超電導層13と保護層14とを備える超電導テープ1の保護層14上に、安定化材テープ21を接合して安定化材複合超電導テープ5とし、安定化材複合超電導テープ5上に金属端子8を接合する超電導線材と金属端子の接合方法であって、安定化材テープ21は、一方の面に第1ハンダ21Aが、他方の面に第2ハンダ21Bが夫々メッキされており、超電導テープ1と安定化材テープ21は第1ハンダ21Aを介して接合され、金属端子8は安定化材複合超電導テープ5上に第2ハンダ21Bと第3ハンダ7とが順に介在されて接合されてなり、第2ハンダ21Bの融点及び第3ハンダ7の融点が、第1ハンダ21Aの融点よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】チャンバ内のプラズマ状態が変化することを抑制して、テープ状の配向金属基板上に、長時間、安定した特性のセラミックス層を形成することができ、より長尺の酸化物超電導薄膜線材を製造することが可能な技術を提供する。
【解決手段】第1の巻出しリールから巻出されて第1の巻取りリールに送られるテープ状の配向金属基板をスパッタ装置内に搬送すると共に、第2の巻出しリールから巻出されて第2の巻取りリールに送られるアノード用金属テープをスパッタ装置内に搬送し、スパッタ装置内で、配向金属基板にセラミックス層を形成する酸化物超電導薄膜線材のセラミックス層形成方法。 (もっと読む)


【課題】塗布膜作製工程に先だつ配向金属基板の洗浄を短時間で行いながらも、高い洗浄効果を得ることができ、安定した超電導特性を有する酸化物超電導線材を生産性高く製造することができる酸化物超電導線材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により、酸化物超電導薄膜を形成して、酸化物超電導薄膜線材を製造する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、UV照射により配向金属基板の表面を洗浄する基板洗浄工程と、基板洗浄工程により洗浄された配向金属基板上に、金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを有している酸化物超電導薄膜線材の製造方法および製造装置。 (もっと読む)


【課題】クラックの発生が抑制された中間層を形成することができ、優れた超電導特性を有するテープ状の酸化物超電導薄膜線材を製造することができる技術を提供する。
【解決手段】巻出しリールから巻出されたテープ状の配向金属基板を湾曲させ、内曲げ面側に中間層を形成し、その後、湾曲を解消させながら、中間層が形成された配向金属基板を巻取りリールに巻取るテープ状の酸化物超電導薄膜線材の中間層形成方法。前記テープ状の酸化物超電導薄膜線材の中間層形成方法を用いて、配向金属基板上に形成された中間層の上に、酸化物超電導薄膜を形成して、テープ状の酸化物超電導薄膜線材を製造するテープ状の酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】BaCOを充分に分解し、COガスによる空隙の発生を抑制すると共に、基板から膜表面へ向けて結晶を充分に配向成長させることができ、高いIcの酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、フッ素を含まない金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を得る塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜とする仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜とする本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程と本焼熱処理工程の間に、酸化物超電導薄膜の結晶相を生成しない酸素雰囲気下で、仮焼膜に含まれる炭酸塩を分解する中間熱処理工程が設けられている。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗布膜を仮焼するに際して、ボイドの発生が抑えられた緻密な仮焼膜を作製することにより、その後の本焼により充分に優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を金属有機化合物を原料として塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に有機金属化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程は、基板を加熱し、加熱された基板から伝えられる熱により、有機成分を熱分解、除去する仮焼熱処理工程である酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MOD法を用いた長尺の酸化物超電導薄膜線材の製造において、始端から終端まで均一な特性の酸化物超電導薄膜を形成することができ、長尺で安定した超電導特性を有する酸化物超電導薄膜線材を製造することができる酸化物超電導薄膜線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により、酸化物超電導薄膜を形成して、酸化物超電導薄膜を作製する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、配向金属基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、排気口に酸化触媒が配置された雰囲気炉内で加熱を行う熱処理工程である酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法において、c軸配向した結晶を充分に成長させて、高いIcを有する超電導特性に優れた酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、フッ素を含まない金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程と本焼熱処理工程の間に、加熱された基板から伝えられる熱により、仮焼膜に含まれる炭酸塩を分解する中間熱処理工程が設けられている。 (もっと読む)


【課題】仮焼膜を積層、厚膜化した後、本焼熱処理を行った場合であっても、膜全体に亘って結晶が充分にc軸成長して、所望する高いIcを有する超電導特性に優れた酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に有機金属化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、本焼熱処理工程は、基板を加熱し、加熱された基板から伝えられる熱により、仮焼膜を加熱して結晶化する本焼熱処理工程である酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗布と仮焼を繰り返し行って仮焼膜を積層、厚膜化した後、本焼熱処理を行った場合、超電導特性に優れた酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程と、塗膜作製工程と仮焼熱処理工程を繰り返して、積層した仮焼膜を作製する積層仮焼膜作製工程と、積層した仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、積層仮焼膜作製工程において、第1層目の塗膜の仮焼熱処理には塗膜を全周から加熱する全周加熱を用い、第2層目以降の塗膜の仮焼熱処理には塗膜を基板側から加熱する底面加熱を用いる酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な中心磁場の超電導コイル、及び該超電導コイルを良好な効率で製造可能な超電導コイルの製造方法の提供。
【解決手段】超電導コイル30の製造方法は、長尺の超電導線材を長手方向に沿って幅方向に分断して、3本以上の超電導細線とする工程と、前記超電導細線を巻回して複数のコイル体とする工程と、前記複数のコイル体を同軸的に積層して超電導コイルとする工程と、を備え、積層方向中央部のコイル体より積層方向端部側のコイル体の方が、臨界電流が大きくなる前記分断方向中央側の超電導細線からなるコイル体を積層する。 (もっと読む)


【課題】コスト的に有利なFF−MOD法を用いて、結晶の配向に乱れが生じることが抑制されて、高Ic値を有する厚膜の酸化物超電導薄膜を再現性良く得ることが可能な酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、フッ素を含まない金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、
基板上に金属有機化合物の溶液を塗布する塗布工程と、塗布工程後に、400〜600℃の温度で、金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を得る仮焼熱処理工程と、仮焼熱処理工程に引き続いて、室温に戻すことなく連続して、600〜850℃の温度で、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を得る本焼熱処理工程と
を備えている酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いた酸化物超電導薄膜の製造において、Icが高い酸化物超電導薄膜を安定して得ることが可能となる技術を提供する。
【解決手段】塗布熱分解法により酸化物超電導薄膜を製造する際に使用される酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液であって、フッ素を含まない金属有機化合物を溶質とする溶液に、塩素が含有されている酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。純金属イオン濃度に対する前記塩素の含有率が、0.05%〜5%である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。金属有機化合物が、希土類元素、バリウムおよび銅のそれぞれのアセチルアセトン金属錯体である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。酸化物超電導薄膜が、REBaCu7−Xの薄膜である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いた酸化物超電導薄膜の製造において、JcおよびIcが高い酸化物超電導膜を安定して得ることが可能となる技術を提供する。
【解決手段】塗布熱分解法により酸化物超電導薄膜を製造する際に使用される酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液であって、フッ素を含まない金属有機化合物を溶質とする溶液に、フッ酸が添加されている酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。総金属イオン濃度に対する前記フッ酸の添加量が、0.05%〜5%である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。溶質が、希土類元素のトリメチル酢酸塩、銅のトリメチル酢酸塩およびバリウムのプロピオン酸塩である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。酸化物超電導薄膜が、REBaCu7−X(RE:希土類元素)薄膜である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。 (もっと読む)


【課題】高Icの厚膜化ができ、再現良く高Ic値を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含まない金属有機化合物を用いて塗布熱分解法により超電導線材用の酸化物超電導薄膜を製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、金属有機化合物の有機成分を熱分解するための仮焼成を水蒸気を含む雰囲気中で行い、さらに、結晶化熱処理のための本焼成熱処理の前に、前記本焼成熱処理を施す薄膜に含まれる炭酸塩を熱分解するための中間熱処理を行う。前記の中間熱処理は、650〜720℃の温度範囲で、10〜180分行う熱処理であり、酸化物超電導薄膜の厚さは0.3〜5μmである。 (もっと読む)


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