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Fターム[5G321CA52]の内容

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Fターム[5G321CA52]に分類される特許

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【課題】超電導コイルが低温雰囲気下において運転される場合に、超電導テープ線材の基板と補強テープ線材の熱膨張率の相違に起因する超電導層の引張応力を低減して、超電導コイルの許容電流値を適正に保持することができる超電導コイルを提供する。
【解決手段】巻枠31の巻芯33に設けた第1電極端子34に対し超電導テープ線材11及び補強テープ線材21を積層してその始端部を連結し、低温雰囲気下において、前記巻枠31を回転して、ボビン45から超電導テープ線材11を、ボビン47から補強テープ線材21を巻き戻しつつ前記巻芯33の外周面に巻き取る。両超電導テープ線材11、補強テープ線材21の巻回終了後に両テープ線材11,21の終端部を第2電極端子35に連結する。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、本体部7と、補強部9a、9bと、半田層11とを備えている。本体部7は、超電導体3を有するテープ状である。補強部9a、9bは、本体部7の少なくとも一方の主面側に形成されている。半田層11は、本体部7と補強部9a、9bとを接合し、かつ200℃以上の融点を有している。補強部9a、9bは、室温以上半田層11の融点以下での本体部7の熱膨張率よりも大きい熱膨張率を有している。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性および耐引張応力特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープの製造方法および超電導テープの製造装置を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aの製造方法は、以下の工程を備えている。まず、超電導体を有するテープ状の本体部7が準備される。そして、補強部9a、9bが準備される。そして、補強部9a、9bの降伏応力以下の張力を、補強部9a、9bの延在方向に沿って補強部9a、9bに加えた状態で、本体部7の少なくとも一方の主面と補強部9a、9bとが接合される。 (もっと読む)


【課題】低い接続抵抗、高い強度、高い電流密度を同時に得ることができる超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、補強部2と半田層3と、本体部6を備えている。超電導体を有するテープ状の本体部6を、線材の積層の中央ではなく、中央に位置する補強部を挟んで上層側および下層側に配置している。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を劣化させることなく交流損失が低減され、機械特性の向上した超電導ワイヤーおよび超電導導体を提供することを目的とする。
【解決手段】 外径1.3〜5mmの心線の周囲に、8本以上の薄膜系超電導線材を重ならないようにスパイラル状に巻き付けてなることを特徴とする超電導ワイヤー。この超電導ワイヤーの複数本を心線の周囲に重ならないようにスパイラル状に巻き付けてなることを特徴とする超電導導体。 (もっと読む)


【課題】ブロンズ法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、超電導特性にも優れたブロンズ法Nb3Sn超電導線材、およびこうした超電導線材を実現するための超電導線材製造用前駆体を加工上の問題を生じさせることなく簡便に得るための構成の提供。
【解決手段】本発明のブロンズ法Nb3Sn超電導線材前駆体は、Cu−Sn基合金中に(A)NbまたはNb基合金フィラメントが配置された超電導複合エレメント3と、(B)TaまたはTa基合金フィラメントが配置された補強用複合エレメント7とを夫々多数本束ねて集合体とすると共に、外周に拡散障壁、安定化銅6が配置された前駆体であって、前記補強用複合エレメント内に配置されるTaまたはTa基合金フィラメントは、前駆体の線材断面内に占める面積割合を2〜15%とすると共に、線材の外径をDとしたとき、補強用複合エレメントの存在位置が0.7D〜0.9Dの範囲内である。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの厚みを薄くしても必要な機械的強度を確保できる超電導複合線材によって整った円形状に形成される超電導層を備えた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマFの外周に、超電導複合線材Sが巻回されて形成される超電導層22,24が、絶縁層23を介して、複数層配設される超電導ケーブル20にあって、超電導複合線材Sは、補強基板32上に1本又は互いに並列に配列された複数本の超電導テープ31を一体化して形成され、かつ、内側に配設される超電導層22を形成する超電導複合線材Sの幅bが、外側に配設される超電導層24を形成する超電導複合線材Sの幅bよりも狭く設定される。 (もっと読む)


【課題】少ない本数で超電導層を形成することができる超電導複合線材および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導層を形成するための超電導複合線材Sにあって、断面の幅と厚みを縮小された複数本の超電導テープ31と、テープ状に形成された補強板32と、で形成され、複数本の超電導テープ31が、互いに並行状態に配列されて、補強板32に一体化されている。その補強板32の幅は、超電導テープ31の両端間の幅よりも大に設定され、その超電導テープ31と補強板32は半田により一体化される。 (もっと読む)


【課題】組付作業性、解体作業が良好で良品撤去が可能であり再組立作業も容易な超電導ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】超電導導体を有するケーブルコアを二重の断熱管2,3内に収納して内側断熱管2内に冷却媒体を流通させると共に、内側断熱管2と外側断熱管3の間に真空層を形成して超電導導体を超電導状態に冷却するように構成された超電導ケーブル同士を接続するための超電導ケーブルの接続構造1であって、超電導ケーブル同士の接続部全体を覆うために超電導ケーブルの外側断熱管3に対して着脱自在に取り付けられる外側ケース4と、該外側ケース4と外側断熱管3との間に真空状態を形成するために該外側ケース4の端部と外側断熱管3との間に設けられるリング状の弾性パッキン5と、を備える。 (もっと読む)


【課題】既存のCTFF法による超伝導芯線材の製造方法を改良して、高い臨界電流及び磁気場特性を有する長線化されたMgB超伝導芯線材を安価に得る。
【解決手段】MgB超伝導芯線材の製造方法は、帯状の金属被覆材を連続的に供給し、U字管状に成形する段階;MgB超伝導体粉末を上記U字管状の被覆材の内部に充填する段階;上記超伝導体粉末の充填された被覆材をO字状の管材に成形した後、上記O字状の管材の継ぎ目を溶接する段階;上記溶接された管材を圧延または引抜きする段階及び安定化材の機能を付与するために上記管材の表面に伝導性物質をメッキする段階を含んで構成される。継ぎ目を溶接することにより超伝導体粉末の変質することなく伝導体のメッキが可能になることにより、安定化材を管材の内部に挿入する工程や管材成形工程が必要なくなる。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を劣化させないようなブロンズ法Nb3Sn超電導線材、およびこうした超電導線材を実現するための前駆体(超電導線材製造用前駆体)を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置された超電導マトリックス部を備えると共に、その外周に安定化銅が配置された前駆体であって、前記超電導マトリックス部と安定化銅の間には、TaまたはTa基合金からなる補強層が介在されると共に、前駆体の横断面中心から外表面までの距離をR、横断面中心から補強層内面までの距離をr1、横断面中心から補強層外面までの距離をr2としたとき、下記(1)〜(3)の関係を満足するものである。 0.4≦r1/R≦0.8 …(1) 0.55≦r2/R≦0.95 …(2) 0.05≦(r2−r1)/R≦0.22 …(3) (もっと読む)


【課題】内部拡散法Nb3Sn超電導線材が備えている優れた超電導特性を十分に発揮させるべく、内部拡散法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図り、従来のブロンズ法Nb3Sn超電導線材を超電導特性および強度の両面で凌駕することのできる内部拡散法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたモノエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、Nb,Ta,Ti,W,MoおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の金属または合金からなる棒状の補強部材をCuまたはCu基合金に埋設した補強用エレメント線によって、前記モノエレメント線の一部を置き換えて配置したものであり、且つ前記棒状の補強部材の断面積の割合は、線材の全断面積に対して2〜25%である。 (もっと読む)


【課題】機械的強度の向上、熱伝導量の低減及び磁界印加角度依存性の低減を可能とした電流リードを提供する。
【解決手段】電流リード1は、銅又は銅基合金からなる一対の電極部材2、3と、電極部材の一対をフランジを対向させて配置しフランジ間を結合する支持部材4と、電極部材2、3間を電気的に接続するテープ状の酸化物超電導線材5、6とから構成され、電極部材2、3は、低抵抗金属からなり、支持部材4は、GFRPやステンレス合金等の非磁性体で、かつ低熱伝導率材料から形成されている。
テープ状の酸化物超電導線材5、6は、半田により電極部材2、3と電気的に接続され、テープ面が酸化物超電導機器により生成される磁界方向と略平行となるように、即ち、平板上の電極2b、3bとテープ面とが略平行に配置されるように、テープ状の酸化物超電導線材5、6の安定化層が支持部材4に密着あるいは接合されている。 (もっと読む)


【課題】プーリングアイをケーブル本体に好適に接続することで、超電導導体及び断熱管に張力を加えることなく布設可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管121と外管122とを有する断熱管120と、内管121の内側に収納されたケーブルコア110とを備え、さらに内管121の外表面にテンションメンバー140を配置している。プーリングアイ130には、テンションメンバー140と外管122とが接続されており、テンションメンバー140は、断熱管120の可撓性を損なわないよう、プーリングアイ130が接続された側の端部のみで内管121に固定されている。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの本体部の腐食を抑止しつつ容易に製造することのできる超電導テープおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、超電導体3を有するテープ状の本体部7と、本体部7の上面7a側および下面7b側に配置され、かつステンレス鋼よりなるテープ状の補強部15と、本体部7と補強部15とを接合するスズを含む被覆層13と、補強部15と被覆層13との間に形成されたニッケルよりなる下地層9とを備えている。 (もっと読む)


【課題】交流損失を低減するとともに超電導体が劣化することを防止する、ビスマス系酸化物超電導素線、ビスマス系酸化物超電導導体、超電導コイル、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】ビスマス系酸化物超電導素線100の製造方法は、以下の工程を実施する。まず、ビスマス系酸化物超電導体111を有するテープ状線材を準備する工程を実施する。次に、テープ状線材の長手方向に沿って切断することにより、テープ状線材よりも幅の狭い線材110cを形成する工程を実施する。次に、幅の狭い線材110cの切断面とを半田からなる被覆層120で覆う工程を実施する。 (もっと読む)


【課題】作業現場に半田等の導電性接着材を用意する必要がなく、作業性よく超電導ケーブル同士を接続することができる超電導ケーブルの接続部材を提供する。
【解決手段】この接続部材1は、すだれ状に配列された複数の接続用超電導線材5が、幅方向に懸け渡される仮固定部材6によって仮固定され、かつ各接続用超電導線材5の両端下部の接続面に導電性接着材層7,7が形成されている。このような接続部材1を、超電導ケーブル4,4同士を接続している接続スリーブ8に巻き付けて、各導電性接着材層7,7を段剥ぎした超電導ケーブル4,4の超電導体層3,3の接続部に対応当接させて、各接続部をまとめて加熱することにより作業性よく接続することができる。 (もっと読む)


【課題】短絡電流が流れても、過剰に電流が流れることを防止できる、超電導ケーブルの接続構造および超電導ケーブルの接続方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続構造は、第1の超電導ケーブル10と第2の超電導ケーブル20との接続構造である。第1の超電導ケーブル10におけるフォーマ101および第1の超電導層103と、第2の超電導ケーブル20におけるフォーマ201および第1の超電導層203とは、それぞれ互いに電気的に接続されている。第1の超電導ケーブル10における第1の超電導層103と、第2の超電導ケーブル20における第1の超電導層203とは、常伝導状態における抵抗が異なっている。第1および第2の超電導ケーブル10,20の第1の超電導層103,203のうちの少なくともいずれか一方は、第1および第2の超電導ケーブル10,20のフォーマ101,201のうち少なくともいずれか一方と電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】強い磁場を発生させる際の電磁力や、冷却する際の熱応力に耐えることのできる高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】高温超電導線材3を巻線してなる高温超電導コイルにおいて、高温超電導線材3は、テープ形状の金属基板4上に中間層5を介して高温超電導層6が形成され、この高温超電導層6上に低電気抵抗金属からなる安定化層7が形成されてなり、高温超電導線材3に作用する電磁力Fが最大になるコイル断面位置において電磁力Fの向きが高温超電導層6から金属基板4にむかう方向と一致するように巻線されている構成とする。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線材を巻線する際等に発生する高温超電導層が金属基板から引き剥がそうとする力に起因する超電導特性の劣化を防止する。
【解決手段】金属基板4上に高温超電導材料からなる高温超電導層6を含む複数の層を積層して複数の高温超電導線材部品1A,1Bを製作し、高温超電導線材部品1A,1Bを離間して配置してその上下に安定化金属層3A,3Bを配置し、安定化金属層3A,3Bの間を高温超電導線材部品1A,1Bの離間領域を含めてはんだ2で接合することにより、高温超電導線材10を製造する。 (もっと読む)


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