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Fターム[5G321CA52]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導導体の構造 (3,937) | 保護構造 (250) | 補強構造 (81)

Fターム[5G321CA52]に分類される特許

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【課題】金属被覆超電導テープ線材の表面上に付着されているセラミックスを除去することによって、補強テープ材や金属被覆超電導テープ線材との密着性を良くし、高い機械的強度を持つ複合超電導線材を形成することが可能な複合超電導線材の製造方法、複合超電導線材、および複合超電導線材を構成する金属被覆超電導テープ線材を提供する。
【解決手段】第一の金属被覆超電導テープ線材13と、第二の金属被覆超電導テープ線材13及び/または補強テープ材11を準備し、前記第一、第二の金属被覆超電導テープ線材を超音波洗浄する。さらに、前記第一の金属被覆超電導テープ線材13と、第二の金属被覆超電導テープ線材13及び/または補強テープ材11とを半田で接合することにより、複合超電導線材15を製造する。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の接続部の柔軟性を確保することにより、歪みの影響による臨界電流値等の超電導特性の劣化を抑制することができる超電導線材の接続構造体を提供する。
【解決手段】超電導線材の端部の両面を被覆する補強材を剥がして超電導線材の露出部を形成し、2本の超電導線材の露出部同士を半田層を介して重ね合わせ、重ね合わされた露出部の外側を柔軟で薄肉の接続補強材により被覆するとともに、接続補強材の両端部を露出部近傍の補強材に貼り付けることにより形成されている超電導線材の接続構造体。 (もっと読む)


【課題】本発明は、接続強度が高い超電導接続構造体、簡単な接続作業で形成できる超電導線材の接続方法、超電導コイル装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の超電導接続構造体1Aは、基材11と、該基材11上に設けられた酸化物超電導層17と、該酸化物超電導層17上に設けられた安定化層19とを備え、その一端部が接続端21、31とされた少なくとも2本の超電導線材2、3と、各超電導線材2、3の各接続端21、31どうしを接続する複数の接続用超電導テープ4とを有し、各超電導線材2、3は、各安定化層19側の表面21a、31aが同じ側となり、且つ、前記各接続端21、31の側端面どうしが隣接するように配されており、各接続用超電導テープ4は、互いに間隔を空けて配列するように、それぞれ、その安定化層19側の表面4aが、各接続端21、31の各安定化層19側の表面21a、31aに亘って接合されている。 (もっと読む)


【課題】超電導体前駆ロッド(13)などの超電導体前駆材料をそのボア(3)に挿入する中空管(1)を提供する。
【解決手段】軸方向に沿って延び、第1の延性材料から作られた基材(4)を含む中空管(1)は、基材(4)中に、管(1)の軸方向に沿って延びる複数の連続フィラメント(5)が分布しており、連続フィラメント(5)が第2の延性材料でできていることを特徴とする。本発明を用いると、超電導線の良質な機械的補強、特に、後に熱間押出しを実施することなく使用することができる超電導線の良質な機械的補強を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】 コイルの製作や運転によって超電導部材に生じる応力から超電導部材を構成す
る層を補強し、かつ補強手段によって超電導部材に生じる長手方向の応力を低減すること
ができる超電導線を提供することを目的とする。
【解決手段】 超電導線1は、可撓性を有する基板5上に、酸化物超電導層7が中間層6
を介して形成され、酸化物超電導層7上に保護層8が形成されることによりなる超電導部
材2と、超電導部材2の酸化物超電導層7が形成される側の面に摺接され、超電導部材2
を構成する層の補強を行う補強板3と、超電導部材2と補強板3とを長手方向に相互に摺
動可能に包囲して拘束する絶縁テープ4とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多心コアの搬送に伴う超電導線材の損傷を抑制できる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一超電導層と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層と、絶縁層の外側に形成される第二超電導層とを有するケーブルコア10を複数本撚り合せてなる多心コア10Aを搬送する超電導ケーブルの製造方法である。この多心コア10Aを一対のボールローラ40で挟んで搬送する。ゴムなどの弾性材料で構成された袋体41をボール状に膨らませてなるボールローラ40は、多心コア10Aの外形に相当程度追従して変形するため、袋体41と多心コア10Aとの接触面積を格段に増大できる。ボールローラ40と多心コア10Aとが面接触することで、超電導線材の座屈を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】曲げ特性を改善できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明超電導ケーブル100は、第一超電導線材で構成される第一超電導層(超電導導体層12)と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層13と、絶縁層の外側に第二超電導線材で構成される第二超電導層(超電導シールド層14)とを有する。この第二超電導線材の引張強度を第一超電導線材の引張強度よりも高くする。内周側に配置される第一超電導線材よりも、外周側に配置される第二超電導線材の引張強度を高く構成することで、ケーブル曲げ時により大きな歪の作用する第二超電導線材に対する抗張力性を高め、超電導ケーブルの曲げ特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】小径でありながら、事故時の温度上昇を抑制することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル100は、中心から順にフォーマ11、超電導導体層12、電気絶縁層13、超電導シールド層14、保護層15を有するケーブルコア10を具える。超電導シールド層14は、シールド用超電導線材1sから構成され、その内周側及び外周側の双方に、銅などからなる常電導シールド層を具えていない。シールド用超電導線材1sにおける常電導相が占める割合が、超電導導体層12を構成する導体用超電導線材1cにおける常電導相が占める割合よりも小さい。超電導ケーブル100は、常電導シールド層を具えていないことで小径である。超電導シールド層14は、常電導相が少ないシールド用超電導線材1sからなることで、事故時に誘導電流が流れ難く、当該常電導相への誘導電流による発熱に伴う温度上昇を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】接続時の作業性に優れ、通電に伴う損失を低減することができる超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】中間接続構造1Aは、超電導導体202の外周に順に電気絶縁層203、超電導シールド層204、常電導層205を具える一対の超電導ケーブル同士を接続する。この中間接続構造1Aは、超電導線材から構成されて、超電導シールド層204同士を接続する超電導接続部20と、超電導接続部20が接合され、常電導層205に接合されない銅製の支持部材21Aと、銅から構成されて常電導層205同士を接続する常電導接続部3とを具える。超電導シールド層204同士の接続部材と、常電導層205同士の接続部材とを別個に具えることで、接続作業が行い易い。支持部材21Aの内周側に超電導接続部20を具えることで、大電流を流しても、銅からなる支持部材21Aに分流が生じ難い。 (もっと読む)


【課題】 超電導テープ線の保護層の劣化を起こすことなく、冷却や電磁力による超電導テープ線の各層に生じる負荷応力の防止する超電導テープ線の提供を目的とする。
【解決手段】 可撓性を有する基板上2に、酸化物超電導層4が中間層3を介して形成され、酸化物超電導層4上に保護層5が形成されることによりなる積層物を形成し、酸化物超電導層4への過剰電流の迂回経路となる安定化層6を、積層物の表面の少なくとも保護層5の面上に形成し、金属テープ7を保護層5の面上に形成される安定化層6の面上に接着する。 (もっと読む)


【課題】表面上に部分的にセラミックスが付着された超電導線材上に、高効率に補強材を接合し、高品質かつ高強度な超電導線材を形成することが可能な超電導線材の製造装置、超電導線材の製造設備、および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】製造装置10は、超電導線材15を構成する線材13を接触させるための半田液1を内部に保持する半田槽5と、超音波振動子3とを備える。超音波振動子3は線材15、半田液1、半田槽5からなる群から選択される少なくとも1つと振動伝達可能なように接触している。 (もっと読む)


【課題】真空中での伝熱による冷却が可能であるとともに、巻線作業がし易く、剥離して超電導特性が劣化しない補強高温超電導線、およびそれを巻線した高温超電導コイルを提供することを目的とする。
【解決手段】金属基板4上に中間層5および酸化物超電導層6を形成してなるテープ形状の高温超電導線2と補強テープ線3から構成される補強高温超電導線1において、補強テープ線3は、高温超電導線2を覆うように幅方向の両端が折り曲げられかつこの両端部が接触せずに配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸された超電導コイル装置において、超電導線材に働く剥離力を十分に低減することができとともに、巻き数の異なる超電導線材同士のコイル径方向の伝熱経路を確保し、超電導線材の幅方向に対する伝熱性能を向上させる。
【解決手段】テープ状の超電導線材4と絶縁材5とを巻回してなる超電導コイル装置において、絶縁材5の表面に超電導線材4に働く剥離力を低減する離形処理を、テープ状絶縁材1の面内における幅方向両端部を除く部分の少なくとも一部に施す。 (もっと読む)


【課題】機械的強度を向上する超電導線材および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材1は、基材と、基材上に形成された超電導層13とを含むテープ状の本体部10と、本体部10の外周を覆い、かつ化合物が析出した金属めっき層とを備えている。超電導線材1の製造方法は、基材と、基材上に形成された超電導層13とを含むテープ状の本体部10を準備する工程と、本体部10の外周を覆い、かつ化合物が析出した金属めっき層を形成する工程とを備えている。 (もっと読む)


【解決課題】配向性基板を適用する超電導線材について、基板の配向性を従来よりも改善し、高特性を発揮し得る超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、結晶配向金属からなる基板上に、少なくとも1層の中間層と、酸化物超電導材料からなる超電導材層が形成された超電導線材において、前記結晶配向金属からなる基板は、{100}<001>立方体集合組織を有する銅層と、前記銅層の上に形成され、厚さ1〜5000nmのニッケルからなる配向性改善層とからなり、前記基板表面における結晶軸のずれ角ΔφがΔφ≦5°であることを特徴とする超電導線材である。この配向性改善層により、基板表面の配向度を改善することができる。そして、配向性改善層は、その表面にパラジウムを膜厚相当で30nm以下含むものとすることで、その平滑性が改善されると共に、その後の形成される中間層等の成膜性も改善される。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコア並びに補強絶縁構造の絶縁設計を見直すことで、全体寸法のコンパクト化を可能とした超電導ケーブルの接続部を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続部は、超電導導体1と超電導導体を覆う絶縁層2とが段階的に露出されたケーブルコア110の端部と、この露出された超電導導体1を接続対象に接続する導電接続部材7と、これらケーブルコアの端部及び導電接続部材の外周にテープ状の絶縁部材を巻回して構成される補強絶縁構造200とを備える。そして、絶縁層2における外絶縁層22の比誘電率が主絶縁層21の比誘電率よりも高く、補強絶縁構造200におけるストレスコーン部202の立ち上がり部分203の比誘電率が主絶縁層21の比誘電率よりも高い。 (もっと読む)


【課題】高能率で絶縁被覆を形成することが可能な超電導線材ラッピング装置および絶縁被覆付超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材ラッピング装置は、サプライ部と、ラッピング機構部と、巻取部とを備える。ラッピング機構部は、絶縁テープリール38と、案内部材60と、巻付部材(第1〜第3ベース体35〜37と、絶縁テープリール38を保持する保持部と、絶縁テープリール38から巻戻された絶縁テープ39をガイドするローラ53,54および位置可変ローラと、絶縁テープガイド50、51とからなる回転体)、とを含む。絶縁テープリール38は、開口部を有し、当該開口部を囲むように絶縁テープ39を円周状に巻付けて保持する。案内部材60は、絶縁テープリール38の開口部を貫通するように超電導線材を案内する。巻付部材としての上記回転体は、絶縁テープリール38から払出された絶縁テープ39を、超電導線材の周囲に巻付ける。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流値を有する長尺Bi2223酸化物超電導線材を製造ために、熱処理において有効なBi蒸気を発生する熱処理部材およびそれを用いたBi2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱処理によってガス化して消失する材料からなるバインダと、セラミック繊維と、Biを含む酸化物からなるBi2223酸化物超電導線材の熱処理用セラミックシートと、前駆体Bi2223酸化物超電導線材を共に巻回し、熱処理することを特徴とするBi2223酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 熱影響を与えずに、高温超電導バルク体と電極端子を接合することにより、性能劣化のない信頼性の高い高温超電導電流リードの製造方法を提供する。
【解決手段】 高温超電導電流リードの製造方法において、高温超電導バルク体と電極端子との接合を加熱処理無しで接合する方法を用いて行う。 (もっと読む)


【課題】内部Sn法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、縮径加工の際の均一加工を可能とすることによって良好な超電導特性を発揮することのできる内部Sn法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体(超電導線材前駆体)を提供する。
【解決手段】内部拡散法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたシングルエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、前記シングルエレメント相互間および/またはシングルエレメントの外周には、棒状の補強部材を配設したものである。 (もっと読む)


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