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Fターム[5G321DB46]の内容

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Fターム[5G321DB46]に分類される特許

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【課題】本発明は、酸素富化過程を含む酸化物超電導バルク材料の製造方法において、十分に高い超電導特性を得ることのできる酸化物超電導バルク材料の製造方法を提供する。
【解決手段】単結晶状のRE1+xBa2-xCu3y(REはY又は希土類元素から選ばれる1種又は2種以上の元素、−0.1≦x≦0.1、6.8≦y≦7.2)中にRE2BaCuO5が微細分散した酸化物超電導バルク材料の製造方法であって、溶融状態から徐冷中に結晶成長させた酸化物超電導バルク材料の酸素量を酸素富化過程において富化する前に、1000K以上、1250K以下の温度で前記結晶成長させた酸化物超電導バルク材料を熱処理する酸素富化前熱処理過程を有することを特徴とする酸化物超電導バルク材料の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層の下地として、拡散防止層を厚く成膜することなく元素拡散を効果的に抑制することができる技術の提供を目的とする。また、本発明は、拡散防止層を厚く成膜することなく元素拡散を効果的に抑制することができるため、基材表面の平坦性を損なうことなく、拡散防止機能を備えるバッファー層を形成することができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導導体用基材Aは、クロムを含む金属基材20と、前記クロムを含む金属基材20内表面側に形成された厚さ5〜1000nmの酸化クロム層25と、イオンビームアシスト成膜法により成膜された中間層23とをこの順に備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗膜を仮焼熱処理して厚い仮焼膜を作製する際に、時間を短縮して生産性を向上させると共に熱消費量を低減し、さらに基板に対する熱履歴を抑制することにより、その後の本焼熱処理において充分に高いIcを有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】Re、Ba、Cuの各金属有機化合物を含有する原料溶液を基板上に塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜に含有されるCuの有機化合物のみを熱分解して有機成分を除去する第1仮焼熱処理工程と、塗膜に含有されるReおよびBaの有機化合物を熱分解して有機成分を除去し、仮焼膜を作製する第2仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、塗膜作製工程と第1仮焼熱処理工程とを交互に繰り返し行った後、第2仮焼熱処理工程を行う酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】比較的簡易な構成によって、超電導特性の向上したテープ状酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】熱処理装置10の熱処理炉11には、表面に超電導原料溶液が付着されたテープ状基材20が収容される。テープ状基材20は、隣り合うテープとの間に間隙をもって巻き回わされた、パンケーキ状である。パンケーキ状に巻き回されたテープ状基材20の上面側には、ガス供給管12が配置される。ガス供給管12は、テープ状基材20の側面方向からテープ状基材20の表面に平行にガスを噴出(供給)する。これにより、テープ状基材20の両面に同時に超電導層が形成される。 (もっと読む)


【課題】仮焼熱処理工程において、発泡の発生を抑制すると共に、組成の偏析の発生を抑制して、c軸配向した結晶が十分に成長した、優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜とする仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜とする焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、昇温速度を速くすると共に、酸素濃度が低い雰囲気下で行う熱処理工程である。 (もっと読む)


【課題】処理時の金属管からの元素汚染を防ぎ、かつ、熱処理後もその形状を保持することができるCIC導体を提供する。
【解決手段】酸化物超電導ケーブル10は、銀又は銀マトリックス1中に多数本の酸化物超電導フィラメント2を配置した多芯構造の超電導線3の3本を撚り合わせて形成した撚線導体の外周をテープ状のバリア材4で巻回し、これを金属管5内に収容して形成される。
金属管5と撚線導体との間の空隙6,7内に酸化物超電導フィラメント2を臨界温度以下に保持するための冷媒が圧送される。 (もっと読む)


【課題】MOD法を用いた長尺の酸化物超電導薄膜線材の製造において、始端から終端まで均一な特性の酸化物超電導薄膜を形成することができ、長尺で安定した超電導特性を有する酸化物超電導薄膜線材を製造することができる酸化物超電導薄膜線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により、酸化物超電導薄膜を形成して、酸化物超電導薄膜を作製する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、配向金属基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、排気口に酸化触媒が配置された雰囲気炉内で加熱を行う熱処理工程である酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】BaCOを充分に分解し、COガスによる空隙の発生を抑制すると共に、基板から膜表面へ向けて結晶を充分に配向成長させることができ、高いIcの酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、フッ素を含まない金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を得る塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜とする仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜とする本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程と本焼熱処理工程の間に、酸化物超電導薄膜の結晶相を生成しない酸素雰囲気下で、仮焼膜に含まれる炭酸塩を分解する中間熱処理工程が設けられている。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法において、c軸配向した結晶を充分に成長させて、高いIcを有する超電導特性に優れた酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、フッ素を含まない金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程と本焼熱処理工程の間に、加熱された基板から伝えられる熱により、仮焼膜に含まれる炭酸塩を分解する中間熱処理工程が設けられている。 (もっと読む)


【課題】基板上にRE123超電導薄膜が形成された酸化物超電導薄膜線材に対して、適切な酸素量の導入の調整を、容易に行うことができ、高いTcおよびIcの酸化物超電導薄膜線材を安定して製造することができる酸化物超電導薄膜線材の熱処理装置および方法を提供する。
【解決手段】所定の温度に加熱するヒータと、リールに巻回されたテープ状の酸化物超電導薄膜線材を繰出す繰出し機構を備える酸素熱処理室と、酸素熱処理室より繰出された酸化物超電導薄膜線材を、冷媒により冷却された冷却部材に接触させて冷却する冷却機構を備える冷却室と、冷却された酸化物超電導薄膜線材を、リールに巻取る巻取り機構を備える巻取り室とを備えている酸化物超電導薄膜線材の熱処理装置。前記熱処理装置を用いる酸化物超電導薄膜線材の熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いた酸化物超電導薄膜の製造において、Icが高い酸化物超電導薄膜を安定して得ることが可能となる技術を提供する。
【解決手段】塗布熱分解法により酸化物超電導薄膜を製造する際に使用される酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液であって、フッ素を含まない金属有機化合物を溶質とする溶液に、塩素が含有されている酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。純金属イオン濃度に対する前記塩素の含有率が、0.05%〜5%である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。金属有機化合物が、希土類元素、バリウムおよび銅のそれぞれのアセチルアセトン金属錯体である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。酸化物超電導薄膜が、REBaCu7−Xの薄膜である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。 (もっと読む)


【課題】超電導フィラメントにおいて自己磁界により生じる電流損失を充分に抑制することにより、超電導線材としての通電容量の向上を図ることが可能な多芯超電導線材を提供する。
【解決手段】複数本の超電導フィラメントが金属パイプに埋没された多芯超電導線材であって、金属パイプの外周面および/または内周面に、比透磁率100H/m以上の高透磁率材料層が形成されている多芯超電導線材。高透磁率材料層を構成する高透磁率材料が、鉄を含有している多芯超電導線材。高透磁率材料層が、各々の超電導フィラメントの外周面にも形成されている多芯超電導線材。 (もっと読む)


【課題】任意の基板上に成膜され、基板から厚み方向に1750nm以内の領域で良好に配向した配向酸化物膜を提供する。
【解決手段】基板上にフッ素を含む酸化物前駆体の薄膜を形成し、前記基板を加熱炉に設置し、加湿酸素含有ガス雰囲気下において磁場を印加しながら熱処理を施すことを特徴とする配向酸化物膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】仮焼熱処理工程において発泡跡の生成が抑制された仮焼膜を得ることができ、その後の本焼熱処理工程において優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程が、無酸素雰囲気または酸素濃度が低い雰囲気下で行う熱処理工程である酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)



【課題】金属有機化合物の熱分解による超電導膜の熱処理形成において、低コストで大きい膜厚と配向性を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】0.6〜数μm程度の膜厚の超電導膜材料の製造において、塗布熱分解法における仮焼成工程の前に、KrCl紫外エキシマランプ光を15mW/cm以上の照度で照射することにより、仮焼成工程で得られる仮焼成膜の元素分布の均一性が著しく向上し、その後の本焼成工程を経て、大きい膜厚と配向性をもつ超電導膜が製造できる。 (もっと読む)


【課題】MOD法を用いて作製された仮焼膜を積層して厚膜の仮焼膜とした後、本焼熱処理を行って酸化物超電導薄膜を作製するに際して、結晶配向性が揃った高いIcを有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板10上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製し、その後塗膜を仮焼熱処理温度にて熱処理して金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して仮焼膜20を作製することを繰り返して積層仮焼膜層を作製する積層仮焼膜層作製工程と、積層仮焼膜層の最上層の上に積層仮焼膜層の結晶化を抑制する結晶化抑制層30を作製する結晶化抑制層作製工程と、本焼熱処理温度にて熱処理して積層仮焼膜層を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する酸化物超電導薄膜作製工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】セラミック線材を形成する方法を提供する。
【解決手段】線材基板の上にセラミック前駆体を提供し、前記セラミック前駆体が提供された線材基板を熱処理して結晶化されたセラミック線材が得られる。前記熱処理工程は、前記セラミック前駆体が液体状態を有するようにプロセッシングチャンバーの温度及び/又は酸素分圧を調節し、前記液体状態のセラミック薄膜から前記線材基板の上にエピタキシセラミック薄膜を形成することを含む。
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本発明は、スペイン特許第2259919号にこれまで説明されている解決手段を出発点として利用して、10%の最大のフッ素含有量を有している有機金属の前駆物質の溶液を得ることに言及する。この変更は、超伝導の分解層の熱処理(熱分解)、および結晶の成長を一段階において実施可能にする。さらに、低いフッ素含有量は毒性および腐食のリスクを低下させる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値を向上させることが可能なビスマス系超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、ビスマス系超電導線材の原料粉末を銀または銀合金の管製容器に充填する工程(S20)と、原料粉末に含まれるビスマスを含む化合物を溶融するように加熱する工程(S50)と、ビスマスを含む化合物をBi2223相にするために焼結する工程(S70)とを備える。加熱する工程(S50)においては、不活性ガス雰囲気中でビスマスを含む化合物を820℃以上900℃以下に加熱することが好ましい。 (もっと読む)


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