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Fターム[5G321DB46]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | セラミックス系超電導導体の製造方法 (1,483) | 熱処理方法 (362) | 熱処理雰囲気(例;酸化性雰囲気) (118)

Fターム[5G321DB46]に分類される特許

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【課題】臨界電流値を向上できる超電導線材および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、基板11と、基板11上に形成され、中間層12a,13aと中間層12a,13a上に形成された超電導層12b,13bとからなる積層単位12,13が2以上備えられた超電導線材である。それぞれの積層単位12,13において、超電導層12b,13bと対向する中間層12a,13aの面の表面粗さRaは20nm以下である。2以上の積層単位12,13のうち、基板11から見て最上層に位置する積層単位13以外の積層単位12の少なくとも1つにおいて、超電導層12bの主表面の一部が露出している。 (もっと読む)


【課題】超伝導テープを製造するための全工程を同一環境の下で行うことが可能であって、製造コストと製造時間が短縮され、同一の蒸着条件が超伝導テープ全体に適用されることにより超伝導テープの均一性が向上して性能が優れるし、ドラムによる大面積の基板上への蒸着が可能であって蒸着効率および高品質の超伝導テープが得られる、一貫工程による超伝導テープ製造方法および装置の提供。
【解決手段】反応チャンバの内部で、ドラムに巻かれた基板を熱処理させ、蒸着チャンバから供給された超伝導テープを含む緩衝層、超伝導層、接触抵抗低減層、保護層を成す成分を前記基板上に連続的に蒸着させ、熱処理させることを特徴とする、一貫工程による超伝導テープ製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】不純物ガスの侵入を減少して、臨界電流値を向上するBi2223超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Bi2212を主相とし、残部がBi−2223相および非超電導相である粉末状の前駆体11を準備する準備工程と、1000Pa以下の圧力下で金属管12に前駆体11を充填する充填工程と、1000Pa以下の圧力下で前駆体11が充填された金属管12を封止する封止工程とを備えている。充填工程と封止工程との間に、前駆体11が充填された金属管12を1000Pa以下下の圧力で、100℃以上800℃以下の温度で加熱を行なう加熱工程をさらに備えていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】残留フッ素量が低く、膜厚が厚く、しかも高い超電導特性を示す酸化物超電導体を提供する。
【解決手段】基板上に、イットリウムおよびランタノイド族(ただしセリウム、プラセオジウム、プロメシウム、ルテニウムを除く)からなる群より選択される少なくとも1種の金属Mと、バリウムと、銅とを含む酸化物の膜として形成され、平均膜厚が350nm以上、平均残留炭素量が3×1019atoms/cc以上、残留フッ素量が5×1017〜1×1019atoms/ccであり、前記膜を膜表面または基板との界面から厚さ10nm毎に複数の領域に区分して分析したとき、互いに隣接する2つの領域における銅、フッ素、酸素または炭素の原子比が1/5倍から5倍の範囲内である酸化物超電導体。 (もっと読む)


【課題】超電導転移が急峻で臨界温度が110Kよりも高いBi系超電導体、このBi系超電導体を含む超電導線材および超電導機器を提供する。
【解決手段】本Bi系超電導体は、超電導相として(Bi,Pb)2223を含むBi系超電導体であって、(Bi,Pb)2223のc軸に平行な方向に磁場が印加されている状態で測定され50Kで規格化された磁化率が−0.5となる第1の臨界温度T1Cが110.0Kより高く、磁化率が−0.1となる第2の臨界温度T2Cと前記第1の臨界温度T1Cとの差|T2C−T1C|が1.0K以下である。さらに好ましくは、磁化率が−0.001となる第3の臨界温度T3Cと前記第1の臨界温度T1Cとの差|T3C−T1C|が3.0K以下である。 (もっと読む)


【課題】 意図した長さとおり線材を採取できるよう、全体に均一な性能を有する酸化物超電導線材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属シース材で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、伸線工程後の線材を圧延する第一の圧延工程と、第一の圧延工程後の線材を熱処理する第一の熱処理工程と、第一の熱処理工程後に線材を圧延する第二の圧延工程と、第二の圧延工程後に線材を熱処理する第二の熱処理工程を備える酸化物超電導線材の製造方法において、第一の圧延工程と第二の熱処理工程の間に、シース材の外表面において、シース材の欠落箇所を銀を主成分とする材料で塞ぐ工程を備えることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、充填後の該金属パイプを塑性加工し金属被覆前駆体線材を形成する工程、該金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程、前記熱処理後に酸素を含む雰囲気下で焼鈍を施す工程を備える金属被覆酸化物超電導線材の製造方法であって、前記焼鈍工程中に酸素分圧を1kPa以上減少させることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】大量生産に適したネオジムガレート単結晶上に望ましい配向を有する希土類123型超電導膜の製造方法を提供する。
【解決手段】ネオジムガレート単結晶上に、セリウムの有機化合物を有機溶媒あるいは水に溶解した溶液を塗布し、加熱処理することで配向した酸化セリウム(セリア)膜を作製し、その上に希土類元素、バリウム及び銅を含有する金属有機化合物を有機溶媒に溶解させた溶液を塗布し、加熱処理することを特徴とするc軸配向性をもつ希土類123型超電導体多層膜の製造方法。
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【課題】電流がより流れやすいBi2223超電導線材とし、臨界電流値を向上する超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、Bi2223相よりなる超電導結晶を含む超電導線材であって、a−b面に平行な断面におけるBi2223相よりなる超電導結晶の平均粒径が20μm以上であり、21.1μm以上とすることが好ましい。また、Bi2223相よりなる超電導結晶のXRDロッキングカーブで測定された(0.0.24)ピークのFWHMが18°以下である。また、Bi2212相よりなる超電導結晶をさらに含み、X線回折によりθ/2θスキャン法で測定されるBi2223相およびBi2212相のピーク強度において、Bi2223(0.0.14)/(Bi2223(0.0.14)+Bi2212(0.0.12))により求められる値が0.95以上である。 (もっと読む)


【課題】長尺の特性に優れたBi系酸化物超電導酸化物超電導線材あるいは撚線導体を歪を付加することなく、低コストで連続して製造する。
【解決手段】送出し装置3に巻回された成型加工後の線材または撚線導体9は、搬送装置5上に載置されて予備加熱室6、熱処理炉2のヒーターゾーン2a、2b、2cおよび徐冷室7を通過し、巻取り装置4に巻取られる。線材または撚線導体9は、酸化性雰囲気中で、部分溶解点から50℃低い温度から20℃高い温度未満まで、続く徐冷過程を凝固温度以下10℃まで確保するように温度および搬送速度が制御される。線材または撚線導体9への付加歪が0.1%以下で、かつ曲げ歪量が0.1%以下となるように、送出し装置3の送出し速度、巻取り装置4の巻取り速度および搬送装置5の搬送速度が制御装置8により制御される。 (もっと読む)


【課題】焼成時の雰囲気調整が容易で製造速度の大きな酸化物超電導線材の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1は、熱処理炉4と、この内部に配置された水平方向の回転軸に対して回転可能な円筒状の回転体5とを備え、回転体5の円筒体5aには多数の貫通孔5bが円筒体5aの全面に均一に形成されており、円筒体5aの一端側は蓋体により密封され、他端側は円筒体内部のガスを熱処理炉4外へ排出するためのガス排出管7が蓋体に接続されている。円筒体5aの外表面に離間して複数のガス供給管8が対称に配置されており、各ガス供給管8には多数のガス噴出孔が円筒体表面に向かって雰囲気ガスを噴出するように形成されている。YBCO超電導層の前駆体を成膜したテープ状線材6は、回転体5に巻回されて超電導体生成の熱処理が施される。 (もっと読む)


【課題】高いQ値の高温超伝導フィルタを実現可能とするNdBa2Cu37やLaBa2Cu37などの薄膜が、MgO基板の上に形成できるようにする。
【解決手段】酸化マグネシウム(MgO)基板101を用意する。MgO基板101は、主表面が(100)面とされたものであり、また、一辺が20mm程度の矩形の基板である。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、MgO基板101が600℃〜640℃の範囲に加熱された状態とし、例えば、ネオジウム(Nd),バリウム(Ba),及び銅(Cu)を蒸発源(蒸着源)とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の主表面にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導体薄膜102が膜厚500nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


【課題】臨界温度も高くかつ、臨界電流値の高い酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆超電導線材の製造方法であって、前記(Bi,Pb)2223超電導相を形成する熱処理工程後に、加圧雰囲気下における焼鈍工程を含むことを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上にYおよびBaのトリフルオロ酢酸塩とCuのナフテン酸塩を溶解した原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施した後、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、最高加熱温度760℃、水蒸気分圧13.5%、酸素分圧0.09%のアルゴンガス雰囲気中で超電導体生成の熱処理を施すことにより、約2μmの厚さを超えるYBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記金属被覆前駆体線材には(Bi,Pb)2212相が主相として含まれており、前記熱処理する工程は少なくとも1回以上の昇温ステップを含み、最高到達温度にいたる最終昇温ステップにおける昇温速度が200℃/時間以上であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い臨界温度を持つ(Bi,Pb)2223系酸化物超電導材料の製造方法を提供する。
【解決手段】(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3O系酸化物超電導材料の製造方法であって、原料を混合する工程と、前記混合された原料を少なくとも1回以上の熱処理する工程を含み、前記熱処理する工程は、(Bi,Pb)2223結晶を形成する第1の熱処理工程と、(Bi,Pb)2223結晶が形成された後に、(Bi,Pb)2223結晶中のPb含有量を減少させる第2の熱処理工程を含み、前記第2の熱処理は前記第1の熱処理より低い温度で行うことを特徴とする酸化物超電導材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 (Bi,Pb)2223を含む臨海温度および臨界電流密度が高い超電導体および超電導線材を提供する。
【解決手段】 超電導相と非超電導相とから構成されているBi系超電導体であって、超電導相は(Bi,Pb)2223を含み、非超電導相におけるPb化合物の前記(Bi,Pb)2223に対するXRDによる回折ピーク強度の比較から得られる比率が6%以下であり、77K、0Tにおける臨界電流密度が310A/mm2より高いBi系超電導体。アニール工程における酸素分圧x(kPa)とアニール温度y(℃)は、図1の(1−1)〜(1−6)の線分で囲まれる領域(各式の線分を含む)内に存在する。 (もっと読む)


【課題】 Bを含むブロッキングユニットからなる、新規なPb系銅酸化物超伝導体とその製造方法を提供する。
【解決手段】 (Pb,M)ブロッキングユニット2のMサイトの全てが、B(3+)、BO3 3-、又はその両方で占有された(Pb,B)(1201)構造を有しており、組成比がPb0.5 0.5 となるようにPb原料の一部をB原料で置き換えて混合し、焼成することで(Pb,B)系銅酸化物高温超伝導体を作製する。(Pb,B)系銅酸化物高温超伝導体は、組成式:(Pb0.5 0.5 )(Sr0.5 La0.5 2 CuOz ,z=5+δ(但し、δは1未満の微少量)、又は組成式:(Pb0.5 0.5 )(Sr1-x Bax 2 (Y1-y Cay )Cu2 z ,0<x<1,0<y<1,z=7+δ(但し、δは1未満の微少量)、
で表される。 (もっと読む)


【課題】臨界温度が110Kよりも高いBi系超電導体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本Bi系超電導体は、超電導相として(Bi,Pb)2223を含むBi系超電導体であって、(Bi,Pb)2223のc軸に平行な方向に磁場が印加されている状態で測定され95Kで規格化された磁化率が−0.001となる第1の臨界温度が110.0Kより高い超電導体である。 (もっと読む)


【課題】 (Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223を含む超電導線材の製造方法であって、原料粉末を金属シースに充填する工程と、原料粉末が充填された金属シースを塑性加工して線材を形成する工程と、線材を熱処理する工程とを含み、原料粉末は超電導相としてBi2212を含み、原料粉末の非超電導相におけるPb含有化合物がCa2PbO4であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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