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Fターム[5J097AA04]の内容

弾性表面波素子とその回路網 (15,777) | 目的又は効果 (3,383) | 損失低減(利得向上等) (481) | 反射波抑制 (64) | 基板端面反射抑制 (17)

Fターム[5J097AA04]に分類される特許

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【課題】圧電基板と支持基板とを接着層を介して貼り合わせた複合基板につき、内部に気泡が生じるのを防止する。
【解決手段】(a)裏面11aに微小な凹凸が形成された圧電基板21と、圧電基板21に比べて熱膨張係数が小さい支持基板12とを用意し、(b)微小な凹凸を埋めるように裏面11aに充填剤を塗布して充填層23を形成し、(c)算術平均粗さRaが(a)における裏面11aの算術平均粗さRaよりも小さくなるように充填層23の表面を鏡面研磨し、(d)充填層13の表面13aと支持基板12の表面とを接着層14を介して貼り合わせて複合基板20を形成する。 (もっと読む)


【課題】 ダイシングラインに吸収材が流出せず、生産が容易な表面弾性波デバイスを提供する。
【解決手段】 基板11上に設けられ、入力IDT12a、出力IDT12bを有する表面弾性波デバイスであって、入力IDT12a、出力IDT12bとダイシングラインDとの間の少なくとも一部に流止溝13a、13bが形成され、入力IDT12a、出力IDT12bと流止溝13a、13bとの間に入力IDT12a、出力IDT12bを通過して伝播した表面弾性波を吸収するアブソーバ材14a、14bが塗布されている。 (もっと読む)


【課題】圧電基板の裏面を粗くすることなく、バルク波による周波数特性の劣化を抑制することができる弾性波デバイスを提供する。
【解決手段】弾性波デバイス10は、(a)一方の主面12aにIDT14,16が形成され、IDT14により励振された弾性波が伝搬する圧電基板12と、(b)圧電基板12の他方の主面12bに接合された付加部材20とを備える。付加部材20は、IDT14により励振されたバルク波のうち、圧電基板12内を圧電基板12の他方の主面12bに向かって伝搬し、他方の主面12bから付加部材20に入射する入射成分が、付加部材12内において乱反射するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 不要な弾性表面波を確実に吸収するとともに、小型化に寄与する。
【解決手段】 弾性表面波素子1は、圧電性基板2上に形成された入力電極部3、出力電極部4、及び遮蔽用電極部5と、中空部6を残して圧電性基板2を覆うとともにその一部が吸収部7,8として機能するモールド樹脂層9とを備えている。ここで、中空部6には、入力電極部3、出力電極部4、及び遮蔽用電極部5と、弾性表面波の伝搬領域とが収容されている。吸収部7(8)は、不要な弾性表面波を吸収する機能と、樹脂モールドとしての機能とがともに十分果たされるように、その弾性表面波の伝搬方向に沿った幅が、所定値以上となるように形成される。 (もっと読む)


【課題】周波数のばらつきが小さいラム波装置を提供する。
【解決手段】ラム波装置102は、圧電体薄膜106と、圧電体薄膜106の主面に設けられたIDT電極108と、IDT電極108及び圧電体薄膜106の積層体104を支持し、積層体104を離隔させるキャビティ180が形成された支持構造体122とを備える。圧電体薄膜106の膜厚h及びIDT電極108のフィンガー110のピッチpは、音速が5000m/s以上となる高次モードのラム波が目的の周波数において励振されるように選択される。圧電体薄膜106の結晶方位は、圧電体薄膜106の支持構造体122の側にある下面1062のフッ酸に対するエッチングレートが、十分に遅くなるように選択する。 (もっと読む)


【課題】通過帯域内リップルを抑圧することができ、かつ特性ばらつきが少ないトランスバーサル型弾性表面波フィルタ装置の製造方法を提供する。
【解決手段】ウエハ上に、入力側IDT電極5及び出力側IDT電極6を形成し、ウレタン樹脂からなる主剤と、ポリイミド樹脂からなる副剤とを含む二液型のウレタン系熱硬化型ダンピング剤を付与し、加熱により硬化し、ダンピング材26,27を形成し、ウエハを切断して個々の弾性表面波フィルタ素子を得た後に、各弾性表面波フィルタ素子をパッケージに収納し、さらにダンピング材26,27の硬化温度よりも高い温度で加熱処理する、トランスバーサル型弾性表面波フィルタ装置の製造方法。 (もっと読む)


【課題】圧電基板に水晶基板を用い、SH波を利用した、端面反射波の影響が少なく、小型化したSAWデバイスを提供する。
【解決手段】SAWデバイス10は、水晶基板71と、水晶基板上に形成されAl又はAlを主成分とする合金からなるIDT電極72とを備え、水晶基板は、そのカット角θを結晶X軸を回転軸とした結晶Z軸の回転角度とし、結晶+Z軸から結晶+Y軸側へ回転させる方向を前記カット角が負となる回転方向とした時に、カット角を結晶Z軸より−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、励振する弾性表面波の波長をλとした時、IDT電極の波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12とした励振波をSH波としたSAWデバイスであって、弾性表面波の伝搬方向と水晶基板の長辺方向の間のなす傾斜角θEを0°<θE<3°とする。 (もっと読む)


【課題】SAWの端面反射防止、耐湿性の双方に良好な特性を示し、且つ生産性が高く安価に提供することのできるSAWデバイスを提供する。
【解決手段】実装基板20に対して、IDT電極16を形成したSAW素子片12をフリップチップ実装し、これを封止樹脂34で被覆したSAWデバイス10であって、圧電基板14におけるSAWの伝搬方向と平行に、IDT電極16を挟み込むように対を成し、封止樹脂34がSAWと直交する方向からIDT電極16側へ浸入することを防ぐ阻止壁18を設け、封止樹脂34は、圧電基板14においてIDT電極16と実装基板20との間に気密空間Sを形成しつつIDT電極16から励起されたSAWが直接到達する箇所を覆う第1の樹脂30と、少なくとも第1の樹脂30の外表面と実装基板14の上面とを被覆する第2の樹脂32とから成り、第2の樹脂32よりも第1の樹脂30の硬度を低くしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波素子において、圧電基板に対するアブソーバの接合強度を向上させることができる弾性表面波素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子1は、圧電基板10上に入力側櫛形電極12と、その電極に接続されている入力側電極パッド16と、出力側櫛形電極20と、その電極に接続されている出力側電極パッド24及び、圧電基板10の両端部には、不要な弾性表面波を吸収又は減衰させるアブソーバ28と、が設けられている。さらに、圧電基板10上にAl層によるベース部32を形成し、ベース部の上にAl23膜33を形成し、その上に吸収材29が接合するようにアブソーバ28を形成する。結合強度を高めたこのアブソーバ28によって、信号検出における不要な弾性表面波をより多く減衰させることでフィルタ特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】圧電基板の端部で反射した弾性表面波を減衰量を特性を考慮して所定の膜厚である吸収部を有する弾性表面波素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子10は、弾性表面波を励振させるための入力電極12、出力電極14と、不要な弾性表面波を吸収する吸収部16a、16bとが圧電基板18上に形成され、吸収部16a、16bは、フォトレジストで形成され、前記弾性表面波の波長をλとして吸収部16a、16bの膜厚hが0.7λ以上20λ以下である。また、吸収部16a、16bの膜厚hは、好ましくは1λ以上10λ以下であり、さらに好ましくは略1λである。 (もっと読む)


【課題】フィルタ特性の劣化を招くことなく、小型化を進めることが可能なトランスバーサル型の弾性表面波フィルタ装置を提供する。
【解決手段】圧電基板2の第1の主面2c上において、傾斜型IDT電極からなる入力側IDT3及び出力側IDT4が表面波伝搬方向において隔てられて設けられており、入力側IDT3の弾性表面波伝搬方向外側の第1の端面2a側の領域に第1の吸音材7が、出力側IDT4の表面波伝搬方向外側の領域である第2の端面側の領域に第2の吸音材8が設けられており、第1,第2の吸音材7,8が、それぞれ、入力側IDT3及び出力側IDT4の表面波伝搬方向外側端部から、該入力側IDT3及び出力側IDT4の一部に至るように設けられている、弾性表面波フィルタ装置1。 (もっと読む)


【課題】機能面にSAW素子などの振動子または可動部などを持つマイクロデバイスが組み込まれてモジュール化され、不要波の減衰を促進して電気的特性を改善したマイクロデバイスモジュール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】パッケージ基板10の凹部11の底面に第1電極12が形成され、その外壁に第2電極13が形成され、機能面に可動部または振動子が形成された機能素子を有するデバイス基板21と機能面側に形成された突起電極23とを有するマイクロデバイス20が、突起電極が第1電極に接続し、機能面が凹部の底面に接しないように、凹部内にマウントされている。機能素子部分を除いてマイクロデバイスを被覆し、機能素子が封止されて中空部分31が構成されるように、凹部を埋め込んで樹脂層30が形成されている。第2電極により実装基板に実装される構成のマイクロデバイスモジュールが構成されている。 (もっと読む)


【課題】トランスバーサル型フィルタの基板端面で反射された表面波は、スプリアスとなって信号にリップルを発生させる。故に、自動的に効果的にスプリアス対策を施し、十分にコストの低減を図る。
【解決手段】圧電体基板1の表面に、表面波の伝搬方向に沿って、2以上のIDT2や3(インターディジタルトランスデューサ)を配置する。圧電体基板1を表面波の伝搬方向に見たときの両端部近傍に、圧電体基板1の表面を凹凸加工した粗面を設ける。この粗面は、表面波の波長をλとしたとき、当該表面波の伝搬方向にλ以上の幅を有し、かつ、圧電体基板1の、表面波の伝搬方向と垂直な方向に見て全面に延長される長さを有する。 (もっと読む)


【課題】圧電体基板の端部に反射された波が、電極に入ることを効果的に防止する。
【解決手段】弾性表面波フィルタ1は、圧電体基板2上に、弾性表面波の進行方向と略直交する向きに延びた複数の電極指30、30を有する入力電極3及び出力電極4を具えている。圧電体基板2の端部は、該端部に伝達される弾性表面波の反射を抑えるべく、膨らみを外側に向けた円弧状に形成されている。圧電体基板2の端部は半円状、又は1/4円状であり、圧電体基板2上にて、両電極3、4の弾性表面波進行方向に沿う外側には、吸音剤5が塗布されている。 (もっと読む)


【課題】マルチブレードを持ち、生産性の向上と品質維持とを達成できるダイシング装置およびダイシング方法を提供する。
【解決手段】スピンドル1に複数枚のブレード3〜5を軸方向に一定ピッチ間隔で取り付ける。各ブレードはそれぞれ厚みおよび径が異なり、かつ軸方向の一方側から他方側に向かうに従いブレードの厚みが薄くかつ径が大きい。スピンドル1を回転させながら厚みが厚くかつ径が小さいブレード3で被加工物Wをハーフカットし、次に被加工物Wをスピンドルの軸方向にブレードのピッチS分だけ相対移動させ、厚みが薄くかつ径が大きいブレード4,5で既にハーフカットされた被加工物Wを更にハーフカットあるいはフルカットする。 (もっと読む)


【課題】挿入損失の悪化をさほど招くことなく、帯域外減衰量の拡大を図り得る端面反射型表面波フィルタを提供する。
【解決手段】 SHタイプの表面波を利用した縦結合共振子型表面波フィルタであって、圧電基板2の上面2aにおいて、所定距離を隔てて互いに平行に第1,第2の溝2b,2cが形成されており、溝2b,2c間において、縦結合共振子型弾性表面波フィルタを構成するためのIDT5,6が形成されており、第1,第2の溝2b,2cのIDTが形成されている側の側面2b1,2c1が反射端面を構成しており、圧電基板2の上面2aにおいて、(a)IDT5,6の20%以上を覆うように樹脂被覆層3または(b)IDT5,6を覆うようにSiO2膜からなる保護層が形成されている、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1。 (もっと読む)


反射端面を高精度かつ容易に形成することができ、製造に際しての基板のチッピングが生じ難く、小型化及び低背化を進めることができる端面反射型弾性表面波装置を提供する。
基板2と、基板2上に形成された圧電薄膜3と、圧電薄膜3上に形成されたインターデジタル電極4〜7とを備え、インターデジタル電極4〜7の最外側の電極指の近傍に反射部10,11,14,15が設けられており、該反射部10,11,14,15が圧電薄膜3に凹部を形成することにより設けられている、端面反射型弾性表面波装置1。 (もっと読む)


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