説明

Fターム[5J097AA23]の内容

弾性表面波素子とその回路網 (15,777) | 目的又は効果 (3,383) | 変換効率向上、検波感度向上 (51)

Fターム[5J097AA23]に分類される特許

21 - 40 / 51


【課題】本発明は、弾性表面波共振子におけるエネルギーの閉じ込み効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】弾性表面波共振子の構成を、回転YカットX伝播LiTaO3からなる圧電基板8上と、この圧電基板8上に形成された櫛型電極9を有し、櫛型電極9は一対のバスバー10a,10bと、それぞれのバスバー10a(10b)から対向するバスバー10b(10a)側に交互に延出された複数の電極指11とから構成し、バスバー10a,10bは伝播方向にその厚みが厚い領域12と薄い領域13が周期性を持って形成したグレーティング領域14を設けた構成とした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Q値が高い弾性表面波共振子を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の弾性表面波共振子は、対向する一対のバスバー11と、それぞれのバスバー11から他方のバスバー11側へ交互に延出された複数の電極指12を有する櫛型電極13とを備え、前記それぞれのバスバー11から延びる電極指12が交差する前記櫛型電極13の交差領域14における外側部分の交差幅を内側部分の交差幅より小さく設定し、前記電極指12の延伸方向に他方のバスバー11から延出したダミー電極15を配置するとともに、このダミー電極15が設けられた部分をダミー領域16とし、前記ダミー領域16のメタライゼイションレシオを前記交差領域14のメタライゼイションレシオより大きくしたことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】ボールSAWデバイスを応用したガスセンサでは、圧電材料基材の弾性表面波の伝搬速度の温度係数が0でない(弾性表面波の伝搬速度が温度の影響を受けて変化する)場合に、センサの感度が温度の影響を受けるという問題を解消し、センサの感度に対する温度変化の影響を補償することが可能な球状弾性表面波センサを提供する。
【解決手段】円環状に周回帯が定義可能な曲面を有し、前記周回帯に沿った弾性表面波の伝搬速度の平均が、前記周回帯中を複数等分した各等分間で等しい3次元基体と、前記3次元基体の前記周回帯上に位置し、前記周回帯に沿って多重周回するように弾性表面波を励起し、周回帯の弧の中心から前記複数等分した角度を隔てて設けた複数の電気音響変換素子と、少なくとも一部が前記3次元基体の前記周回帯のいずれかの電気音響変換素子間に存在し周囲の環境変化に反応する感応膜とを備えたセンサヘッドを採用する。 (もっと読む)


【課題】 挿入損失劣化を低減し、肩特性を向上できる優れた弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に、一対の平行な共通電極4及び各共通電極4から互いに噛み合うように延びた複数の電極指からなるIDT電極3が形成されており、IDT電極3は、電極指の根元に弾性表面波の伝搬方向に突出した突起部5が形成されていることにより、フィルタ特性における挿入損失劣化を低減し、肩特性を向上させた弾性表面波装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】異方性を示す方向を精度良く決定することができ、特定の好適な位置に薄膜構造を形成して高精度な球状弾性表面波素子を作成することができる異方性球状材料の方向測定方法、異方性球状材料の方向測定装置および球状弾性表面波素子の製造方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波制御手段12が、マニピュレータ11bに保持された球状材料1の表面の所定の位置で、軸に垂直な平面上の大円に沿って伝搬する弾性表面波を発生可能である。弾性表面波制御手段12は、所定の位置における大円に沿って周回した弾性表面波の所定の物理量を測定可能である。マニピュレータ11bにより、保持した球状材料1に対し、その周囲で大円に沿って弾性表面波制御手段12を相対的に回転させ、互いに異なる複数の回転角ごとに弾性表面波の発生および物理量の測定を繰り返し、各回転角ごとに測定された物理量に基づいて、異方性を示す方向を決定する。 (もっと読む)


【課題】入力信号とバイアス電圧を電気的に分離するフィルタを接続することなく、表面弾性波を励振することができる表面弾性波デバイスおよび該表面弾性波デバイスを有する集積回路を提供することにある。
【解決手段】トランスバーサルフィルタ10は、サファイア基板11と、GaNからなる伝搬層12と、GaNと比較して広いバンドギャップを持つAlGaNからなるバリア層13と、バリア層13の表面に形成された一対の櫛形電極16a、16bとを有する。更に、一対の櫛形電極16a、16b間にゲート電極16を形成した。 (もっと読む)


【課題】面内回転した回転STカット水晶板等の圧電体平板上に、レイリー型等の弾性表面波を利用して、3次高調波動作させた新しい形式の弾性表面波共振子を提供する。
【解決手段】圧電体平板上の位相伝播方向Xに弾性表面波を励振する少なくとも1個のすだれ状電極と前記位相伝播方向Xの両側に配置した一対の反射器とからなる弾性表面波共振子であって、すだれ状電極における電極指の前記位相伝播方向X方向の幅寸法をLTとし、配列周期長に対する線幅比LT/PTが(1/6±1/12)の範囲であり、反射器における位相伝播方向X方向の幅寸法をLRとし、配列周期長PRに対する線幅比LR/PRが(1/6±1/12)の範囲であり、前記配列周期長PRに対してPTの関係がPR<PTであり、前記弾性表面波の速度Vと動作周波数fの関係がf=3V/(2PT)である弾性表面波共振子。 (もっと読む)


【課題】検出・測定対象の化学物質によるIDT電極等の腐食や劣化を抑制して検出・測定精度を確保しかつ高信頼性を有し、小型化や高周波化も可能な弾性表面波センサを提供する。
【解決手段】弾性表面波センサ10では、検出または測定の対象となる化学物質に接触させる必要がある感応膜7が、水晶基板1の上側主面に設けられた励振および受信用IDT電極4,5と水晶基板1を介して隔離された水晶基板1の下側主面に設けられている。これにより、励振用および受信用IDT電極4,5に化学物質を触れさせることなく検出または測定を行うことが可能となるので、励振用および受信用IDT電極4,5の化学物質による腐蝕や劣化を防止することができる。従って、励振および受信用IDT電極4,5の腐蝕や劣化を起こさず信頼性の高い弾性表面波センサ10を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】水晶基板などの圧電基板と収納容器の接続部分に生じる応力集中を抑制し、外部から加わる衝撃などに耐える、所謂耐衝撃性を向上させた弾性表面波素子、弾性表面波装置および、それらを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子10は、圧電基板としての水晶基板1と、この水晶基板1の表面1a上に形成されたIDT電極2および反射器電極3a、3bと、水晶基板1の裏面1b上に形成された反射部としてのダイヤモンド層5とを備えている。ダイヤモンド層5は、伝播した擬似縦波型漏洩弾性表面波を反射する機能を有している。 (もっと読む)


ここに記載されているのは、障害となる横モードを抑圧するSAW変換器である。ここでこれは、音波の横方向励起プロフィールと、音響トラックおよびこれに隣接する外部領域(AU1,AU2)によって形成される導波体の横方向基本モードとを互いに適合させることによって達成される。この適合化は、上記の音響トラックを励起領域(MB)と縁部領域(RB1,RB2)とに分けることによって行われる。この縁部領域および外部領域は、縁部領域における音波の縦方向の位相速度が、励起領域よりも大きくなるように構成されており、この外部領域における縦方向の位相速度は、励起領域よりも小さい。またkは縁部領域において実数であり、外部領域において虚数である。上記の縁部領域(RB1,RB2)の幅を調整して、上記の励起領域においてkが実質的に一定であり、また実質的にゼロに等しいようにする。
(もっと読む)


【課題】大量生産に適し常に安定して良好な弾性表面波伝搬性能を発揮可能な弾性表面波素子(SAWデバイス)、及びそれを用いた環境差異検出装置を提供する。
【解決手段】SAWデバイスは、SAW(弾性表面波)が伝搬可能な曲面が連続した少なくとも円環状の曲面の一部を含む表面を有する3次元基体12と;上記表面にSAWを励起し上記表面に沿いSAWを伝搬させるとともに伝搬するSAWを受信可能な電気音響変換素子14と;を備え、3次元基体がランガサイトタイプ構造結晶(A3BC3214)であり、3次元基体の表面において電気音響変換素子は、これらの結晶の結晶面と前記表面との交線に沿いSAWを伝搬させ、前記交線は前記表面の最大外周線である、ことを特徴とする。環境差異検出装置は、SAWデバイスの複数の伝搬表面帯の電気音響変換素子の弾性表面波受信信号を比較し夫々が接する空間部分の環境の差異を検出する。 (もっと読む)


【課題】バルク波の放射損を低減し、通過帯域内における挿入損失を小さくし、通過帯域幅が広く、平衡信号出力に対応可能な弾性表面波フィルタとそれを備えた通信装置とを提供すること。
【解決手段】弾性表面波素子部A,Bを有する弾性表面波フィルタ1であって、弾性表面波素子部Aは、櫛歯状の電極指を有したIDT電極3,2,4と、反射器電極7,8とが配設されている。弾性表面波素子部Bは、櫛歯状の電極指を有するIDT電極16と、IDT電極16の外側のIDT電極13,15と、反射器電極17,18とが配設されている。IDT電極16は、電極指の片方が2分割され、それぞれに出力端子11,12が接続されている。電極指ピッチL1は、IDT電極16の電極指間隔の平均値よりも大きな値となるように規定されている。 (もっと読む)


【課題】
優れた伝搬特性と周波数特性の広帯域化を両立させうる弾性表面波デバイスを提供することにある。
【解決手段】
サファイア基板11と、サファイア基板11上にGaN薄膜で形成された伝搬層12と、伝搬層12の表面上に形成された入力側櫛型電極13、出力側櫛型電極14を有する弾性表面波デバイスの一種であるトランスバーサルフィルタ10において、入力側櫛型電極13、出力側櫛型電極14により励振される弾性表面波が伝搬層12面内で最も遅い速度で伝搬する方向である{11−20}方向と、入力側櫛型電極13、出力側櫛型電極14の電極指の配列方向を整合させ、かつ電極指の線幅および配列間隔を配列方向と直交する方向に変化させて、入力側櫛型電極13、出力側櫛型電極14を形成する。 (もっと読む)


【課題】 挿入損失劣化を低減し、通過帯域の肩特性を向上できる優れた特性の弾性表面波素子及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に一対の平行な共通電極と各共通電極から互いに噛み合うように延びた複数の電極指4とからなるIDT電極3が形成され、IDT電極3の一方の共通電極に形成された電極指4先端と相対するように他方の共通電極にダミー電極指5が形成されており、ダミー電極指5の幅がIDT電極3の電極指の幅より狭く形成されているとともに、IDT電極3の電極指における共通電極との接続部8の幅がその残部9の幅より狭く形成されている。 (もっと読む)


【課題】複数の周波数を用いる球状表面弾性波素子の電極を、平面型のフォトリソグラフィーを用いて形成した場合でも露光の歪みを最小限に抑えることが可能な球状表面弾性波素子が望まれていた。
【解決手段】圧電結晶球、あるいは圧電材料膜を表面に形成した球上の円環状弾性表面波経路上に第1の電極と第2の電極から交互に突出部を設けた球状表面弾性波(Surface Acoustic Wave)素子において、各第1の電極の突出部と第2の電極の突出部との間に第3の電極を設けたことを特徴とする球状表面弾性波素子を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波デバイスの高性能・高安定化を目的とした漏洩弾性表面波フィルタや漏洩弾性表面波振動子の構造に関するもので、三次の温度特性を有し、Loss変動も極めて少ない高安定な弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】膜厚ゼロでカット角16.2°で切断した回転Yカット水晶板400に、空隙404を設けて、漏洩弾性表面波を励起する周期2LpのIDT電極402を設ける。403は伝播してきた漏洩弾性表面波を受けるIDT電極である。IDT電極は誘電体と空隙空間を挟んで水晶板表面の上部の空隙空間に形成されるため、水晶板上の漏洩弾性表面波の励振効率に寄与する空隙空間の電界は誘電体中の電界が弱まった分、εS倍水晶板上の空隙空間の電界が強くなるという特長がある。
【効果】IDT電極と水晶板表面の間の空隙に誘電体を挿入することで電界強度を高め質量負荷を弾性表面波に与えることがないので前述の問題点を克服できる。 (もっと読む)


【課題】 弾性表面波の減衰が小さく、信号出力レベルがほぼ同等の移相器を形成する男性表面波素子と、この移相器を搭載する無線通信装置を提供する。
【解決手段】 弾性表面波素子10は、半導体基板30に形成される弾性表面波素子であって、半導体基板30の表面に形成される圧電体薄膜33と、圧電体薄膜33の表面に形成される櫛歯交差電極からなる入力IDT50と第1の出力IDT60と第2の出力IDT70と、を備え、第1の出力IDT60が、入力信号に対して位相差0°の第1の出力信号を出力し、第2の出力IDT70が、第1の出力信号に対して位相差90°の第2の出力信号を出力する移相器20を形成し、櫛歯交差電極の長さと、入力IDT50と第1の出力IDT60または第2の出力IDT70との距離と、をそれぞれ調整し、第1の出力信号と第2の出力信号の出力電圧を近似させる。無線通信装置300は、この移相器20を備える。 (もっと読む)


【課題】液体の力学的性質(粘性率,弾性率,密度など)や電気的性質(導電率,誘電率など)の計測に応用することが可能なボールSAWデバイスを実現する。
【解決手段】球面または円筒面の一部で形成され、円環状に連続している円環状表面を有する基材と、前記円環状表面に沿って伝搬する弾性表面波を励起する弾性表面波励起手段とを備えており、前記円環状表面は、弾性表面波が伝搬可能な曲面からなる伝搬路を有していると共に、前記弾性表面波励起手段は、前記円環状表面に沿って設けられ、高周波電源に接続されるすだれ状電極を含んでいる構成の弾性表面波素子(ボールSAWデバイス)を用いて、少なくとも前記円環状表面の一部を溶液に接触させた状態で、前記弾性表面波励起手段により、固液界面を伝搬可能なモードの弾性表面波を励起して伝搬させ、その周回を検出することにより、弾性表面波の伝搬状態を計測する。 (もっと読む)


【課題】 弾性表面波の生成に用いられる材料を変更することなく、弾性表面波装置の通過特性を向上させる。
【解決手段】 圧電体1の裏面に裏面電極2を形成するとともに、圧電体1上に弾性表面波Wを励振するIDT電極3を形成し、IDT電極3と裏面電極2との間に直流バイアス電源D1を接続し、圧電体1の深さ方向に電界Eを印加しながら、弾性表面波Wを圧電体1に励振させる。 (もっと読む)


【課題】 ニオブ酸カリウムの薄膜を有するニオブ酸カリウム堆積体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係るニオブ酸カリウム堆積体100は、
R面サファイア基板11と、
R面サファイア基板11の上方に形成された、金属酸化物からなるバッファ層12と、
バッファ層12の上方に形成されたニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛層13と、
ニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛層13の上方に形成された、ニオブ酸カリウム層14またはニオブ酸カリウム固溶体層と、
を含む。 (もっと読む)


21 - 40 / 51