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Fターム[5J106HH06]の内容

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【課題】OCXOにおいて、水晶振動子及び発振回路の置かれている雰囲気温度を高い精度でコントロールし、出力周波数について高い安定度が得られること。
【解決手段】第1及び第2の水晶振動子10、20の発振出力をf1、f2とし、基準温度における前記発振出力の発振周波数を夫々f1r、f2rとすると、周波数差検出部3により、{(f2−f1)/f1}−{(f2r−f1r)/f1r}を演算する。この値を34ビットのディジタル値で表わすことにより温度に対応してディジタル値を得ることができる。従ってこの値を温度検出値として取り扱い、温度設定値との差分をループフィルタ61に供給し、ここからのディジタル値を直流電圧に変換し、ヒータ5を制御する。更に前記温度検出値に基づいて、OCXOの設定周波数を補正し、雰囲気温度が基準温度からずれたことによる周波数の変動分を補償するようにする。 (もっと読む)


【課題】OCXOにおいて、水晶振動子及び発振回路の置かれている雰囲気温度を高い精度でコントロールし、出力周波数について高い安定度が得られること。
【解決手段】第1及び第2の水晶振動子10、20の発振出力をf1、f2とし、基準温度における前記発振出力の発振周波数を夫々f1r、f2rとすると、周波数差検出部3により、{(f2−f1)/f1}−{(f2r−f1r)/f1r}を演算する。この値を34ビットのディジタル値で表わすことにより温度に対応してディジタル値を得ることができる。従ってこの値を温度検出値として取り扱い、温度設定値との差分をループフィルタ61に供給し、ここからのディジタル値を直流電圧に変換し、ヒータ5を制御する。 (もっと読む)


【課題】周波数精度を向上させることができるガスセルユニットおよび原子発振器を提供すること。
【解決手段】本発明のガスセルユニット2は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル21と、ガスセル21を加熱するヒーター22と、ガスセル21を介してヒーター22に対向して設けられ、ガスセル21を加熱するヒーター23とを有し、ヒーター22は、通電により発熱する発熱抵抗体222を備え、ヒーター23は、発熱抵抗体222に流れる電流の方向と同方向に電流が流れ、通電により発熱する発熱抵抗体232を備え、発熱抵抗体222と発熱抵抗体232との間にて、発熱抵抗体222への通電に伴って生じる磁場と、発熱抵抗体232への通電に伴って生じる磁場とを互いに相殺または緩和させる。 (もっと読む)


【課題】風による水晶発振器の出力周波数特性への影響を抑える。
【解決手段】少なくとも恒温槽10と恒温槽10内に設けられた水晶振動子11を内部に有する水晶発振器100と、水晶発振器100の外部に設けられた風速センサー20と、水晶発振器100の外部に設けられた補助ヒーター回路21を有する水晶発振器100の温度制御装置である。風速センサー20により一定値以上の風速を検出したときに、補助ヒーター回路21により水晶発振器100に対して熱を加える。 (もっと読む)


【課題】同期信号の検出が困難なときにも正確な発振周波数のクロック信号を生成できるようにした発振周波数補正装置を提供する。
【解決手段】電源投入時の劣化検出タイミングにおいて、定電流源23から抵抗器22に通電して得られたA/D変換器6のAD変換値(抵抗器22の端子電圧V)に基づいて、CPU2が逓倍数設定値FMULRを補正する。この場合、定電流源20を用いることなく定電流源23が作動して抵抗器22に通電する。CPU2は、抵抗器22の端子電圧を測定することでCR発振器14内の抵抗器R1の抵抗値の経年変化を反映し、この変化に基づいてCR発振回路8のクロック信号CLKの逓倍数設定値FMULRを補正する。 (もっと読む)


【課題】周波数安定度の高い原子発振器を得ることが可能な光学モジュールを提供する。
【解決手段】光学モジュール2は、量子干渉効果を利用する原子発振器1の光学モジュールであって、中心波長を有する基本波Fと、互いに異なる波長を有する第1側帯波W1及び第2側帯波W2と、を含む第1光L1を発生させる光源10と、第1光L1から第1側帯波W1及び第2側帯波W2を選択し、第2光L2として射出する波長選択手段20と、アルカリ金属ガスを封入し、第2光L2が照射されるガスセル30と、ガスセル30を透過した第2光L2の強度を検出する光検出手段40と、を含み、波長選択手段20は、エタロン20aと、エタロンの温度を制御するための温度制御手段20bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】環境温度に関わらず、ガスセルおよび光出射部を所定温度範囲に保つことができ、安定して所望の特性を発揮することのできる原子発振器を提供すること。
【解決手段】原子発振器1は、ガスセル2、ガスセル2を温調する第1の温度可変部41、光出射部5および光出射部5を温調する第2の温度可変部42を収納する第1のパッケージ6と、第1のパッケージ6を温調する第3の温度可変部43と、温調部41〜43の駆動を制御する制御部8とを有する。第1の温度可変部41がガスセル2を所定温度Taに温調することができるとともに、第2の温度可変部42が光出射部5を所定温度Tbに温調することができる環境温度の下限値をTLとし、上限値をTHとしたとき、制御部8は、環境温度がTLより低いかTHより高い場合に、第3の温度可変部43を駆動し、第1のパッケージ6の温度をTL以上、TH以下に維持するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】周波数安定度の高い原子発振器を得ることが可能な原子発振器用の光学モジュールを提供する。
【解決手段】光学モジュール2は、量子干渉効果を利用する原子発振器用の光学モジュールであって、所定の波長を有する基本波F、当該基本波Fの側帯波W1,W2、を含む光L1を出射する光源10と、光源10からの光L1が入射し、当該入射した光L1のうち側帯波W1,W2を透過させる波長選択部20と、アルカリ金属ガスを封入し、波長選択部20を透過した光が照射されるガスセル30と、ガスセル30に照射された光のうちガスセル30を透過した光の強度を検出する光検出部40と、を含み、
波長選択部20は、ファイバーブラッググレーティング20aと、ファイバーブラッググレーティングの温度を制御する温度制御部20bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】周波数精度を向上させることができるガスセルユニット、原子発振器および電子装置を提供すること。
【解決手段】本発明のガスセルユニット2は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル21と、ガスセル21を加熱するヒーター22を有し、ヒーター22は、互いに平行となるように設けられた複数の帯状部222aを含む発熱抵抗体222を備え、互いに隣り合う2つの帯状部222aに流れる電流の方向を互いに反対方向とすることにより、複数の帯状部222aへの通電に伴って生じる磁場を互いに相殺または緩和させる。 (もっと読む)


【課題】基準信号発生装置全体の消費電力を削減する。
【解決手段】OCXO120が、GPSモジュール110が同期信号を受信している間、当該同期信号を用いて基準信号を発生し、GPSモジュール110が同期信号を受信していない間は、あらかじめ設定された値を用いて基準信号を発生し、温度制御部130が、GPSモジュール110が同期信号を受信している間、OCXO120の温度を所定の温度よりもあらかじめ設定された温度だけ高い温度で変化させ、GPSモジュール110が同期信号を受信していない間は、OCXO120の温度をGPSモジュール110が同期信号を受信しなくなった際の温度に固定させる。 (もっと読む)


【課題】
超高温から極低温までの温度変動が極めて大きい環境に設置される無線機器に適用できる発信周波数の安定化方法を提供する。
【解決手段】
複数の発信回路を備え、筐体内の温度を測定する筐体内温度測定ステップと、測定した筐体内温度Tと予め定められた温度T0、T1、・、Tk、・Tnとの大小関係から測定した温度範囲を判定する温度範囲判定ステップと、 温度範囲判定ステップが判定した温度範囲に応じて複数の発信回路のいずれかを選択する回路選択ステップとを有し、筐体内温度TがTk−1≦T<Tkの範囲であった場合に、回路選択ステップは当該温度範囲において、発信器の発信周波数が希望の範囲に納まるように予め調整されている発信回路等を選択する。 (もっと読む)


【課題】小型化を図りつつ、容易に製造することができる加熱装置、ガスセルユニットお
よび原子発振器を提供すること。
【解決手段】本発明の加熱装置22は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル2
1を加熱する装置であって、基板221と、基板221上に設けられ、通電により発熱す
る発熱体222a、222b、222c、222dとを有する。この加熱装置22におい
て、基板221は、プリント配線基板であり、発熱体222a、222b、222c、2
22dは、基板221上に実装された抵抗器である。 (もっと読む)


【課題】PMTの暗電流を低減し、背景雑音を低減できるイオントラップ型周波数標準器を提供することを目的とする。
【解決手段】イオントラップ型周波数標準器303は、容器17内の水銀イオン102を光ポンピングして水銀イオン102を基底状態の下準位へ集める光ポンピング手段15と、電磁波を照射して、基底状態の下準位に集まった水銀イオン103を上準位へ遷移させる電磁波照射手段13と、水銀イオン103が励起状態を経由して再び基底状態へ戻る際に放射される蛍光23の光強度を測定する受光手段14と、蛍光23の光強度が最大となるように電磁波の周波数を調整する制御手段と、電磁波照射手段13が照射する電磁波の周波数を出力周波数として出力する出力手段と、受光手段14の光電面を冷却する冷却手段31と、を備える。 (もっと読む)


【課題】外部からの基準周波数信号の振幅レベルの適正範囲内を特定し、その適正範囲の内外に応じて電圧制御発振器に制御電圧を供給するPLL装置において、温度により動作が不安定になることを防ぐこと。
【解決手段】制御電圧出力部に供給される信号を位相比較部と予備信号供給部との間で切り替える切り替え部と、前記基準周波数信号の信号路とアースとの間に設けられ、当該基準周波数信号の振幅レベルを規制するために、ダイオードを逆並列に接続した保護回路と、この保護回路の雰囲気温度を検出する温度検出部と、外部からの前記基準周波数信号の振幅レベルを検出するレベル検出部と、を備えるようにPLL装置を構成し、検出温度に応じて前記切り替えの基準となるしきい値を設定し、前記ダイオードの温度特性により前記振幅レベルが変わることに対応する。 (もっと読む)


【課題】アセンブリの容易さ、実装面積の低減化、及び耐振動性に優れた原子発振器を提
供する。
【解決手段】この物理パッケージ20は、外部接続用のリード端子8を有するリードフレ
ーム(支持部材)6と、ペルチェ素子5と、アルカリ金属原子に電磁誘起透過現象を発生
させる共鳴光対を生成するための半導体レーザー(光源)1と、アルカリ金属原子を封入
したセル3と、アルカリ金属原子を透過した共鳴光対を検出するPD(光検出手段)4と
、ペルチェ素子5の温度を検知するサーミスタ(温度検知素子)2と、を備え、リードフ
レーム6にペルチェ素子5を搭載し、ペルチェ素子5の上にサーミスタ2と、半導体レー
ザー1、セル3、及びPD4を横並びに併設すると共に、リードフレーム6上に搭載した
全ての部品の露出面を樹脂(封止部材)7により覆う構成とした。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、出力信号の発振周波数の精度を向上させることができる発振回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 圧電素子の周波数温度特性を補償するための補償電圧S150を生成する補償電圧生成部160と、制御電圧S130に補償電圧S150を加算することにより、補正制御電圧S160を生成する加算部150と、補正制御電圧S160に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号S170を生成し出力する電圧制御発振部220とを備える。 (もっと読む)


【課題】ダブルオーブン型OCXOを用いる場合と同等の周波数安定度を維持しつつ、ダブルオーブン型OCXOを用いる場合よりもサイズ及びコストを低減可能な電子機器を提供する。
【解決手段】基地局本体部100は、電子部品(パワーアンプユニット101、デジタルユニット102、又は電源ユニット103)と、シングルオーブン型OCXO11と、シングルオーブン型OCXO11と電子部品とを収納する筐体110とを備える。筐体110には、電子部品が発する熱が伝達される。シングルオーブン型OCXO11は、筐体110に接触した状態で配設される。 (もっと読む)


【課題】ガスセルの温度を一義的に定めることで原子発振器の中心周波数を微小に調整す
ることができる原子発振器の周波数調整方法を提供する。
【解決手段】半導体レーザにより構成される光源1と、所定の混合比のバッファーガス及
びアルカリ金属原子を封入したガスセル2と、ガスセル2を所定の温度に加熱するヒータ
ー8と、所望の周波数になるようにヒーター8の温度を設定する温度設定回路10と、ヒ
ーター8の温度を検知する温度センサー7と、ヒーター8を温度設定回路10により設定
された温度に保持する温度制御回路9と、ガスセル2の透過光を検出する光検出回路3と
、光検出回路3により検出されたEIT信号に基づいて同期制御を行なう制御回路4と、
制御回路4からの制御信号に従い、出力周波数が制御される電圧制御水晶発振器5と、電
圧制御水晶発振器6の出力信号を逓倍してマイクロ波を発生するマイクロ波発生回路6と
、を備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】実装スペースとコストの更なる低減のため、電子機器内の水晶部品を1つに集約するためには、消費電流や周波数精度の問題があった。
【解決手段】本発明の水晶発振器は、音叉型水晶振動体と、この振動体の温度による発振周波数の変化を、時間領域で連続的に補正するための温度補償回路を含んだ発振回路とを備え、この発振回路の出力を源振として高周波クロック信号を出力する、複数のPLL(フェイズロックループ)回路を備える。このような構成にすることにより、電子機器内で必要とされる全てのクロック信号を、精度良く提供することができる。 (もっと読む)


【課題】リファレンス信号を取得できている状態において動作環境が通常のものから一時的に外れた場合でも、自走用制御信号を精度良く得ることができる基準周波数発生器を提供する。
【解決手段】基準周波数発生器は、電圧制御発振器と、位相比較器と、温度センサと、制御部と、を備える。制御部は、GPS受信機からの1PPS信号が供給されなくなると、ループフィルタから出力される制御電圧信号に代えて、自走用制御電圧信号を生成して電圧制御発振器を制御する。制御部は、電圧制御発振器が動作している経過時間に応じて、前記自走用制御電圧信号を決定する。また、この制御部は、1PPS信号を取得できているときに時系列で記憶された制御電圧信号から、温度センサの検出値が設定温度範囲から外れたときの制御電圧信号を除外した上で、残りの制御電圧信号の変化に基づいて前記自走用制御電圧信号を決定することができる。 (もっと読む)


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