説明

発振回路

【課題】 本発明は、出力信号の発振周波数の精度を向上させることができる発振回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 圧電素子の周波数温度特性を補償するための補償電圧S150を生成する補償電圧生成部160と、制御電圧S130に補償電圧S150を加算することにより、補正制御電圧S160を生成する加算部150と、補正制御電圧S160に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号S170を生成し出力する電圧制御発振部220とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発振回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、発振回路としては、種々のものが開発されており、例えばPLL回路がある。かかるPLL回路は、温度補償水晶発振器(TCXO)によって生成された基準信号を用いて、当該基準信号の発振周波数の整数倍の発振周波数を有する出力信号を生成する。かかるPLL回路は、例えば携帯電話機に搭載され、携帯電話機は、PLL回路から出力される出力信号をクロック信号として使用する。
【0003】
ここで、図5に、従来のPLL回路10の構成を示し、図6に、PLL回路10におけるタイミングチャートの一例を示す。このPLL回路10は、温度補償水晶発振器(TCXO)20によって生成された基準信号S10を位相比較器30に入力する。
【0004】
位相比較器30は、この基準信号S10と、分周器40から供給される比較対象としての位相比較信号S20との位相を比較し、その結果得られた位相誤差信号S30(図6(a))をループフィルタ50に出力する。
【0005】
ループフィルタ50は、位相誤差信号S30から交流成分を除去することにより、直流電圧からなる制御電圧S40(図6(b))を生成し、これを電圧制御発振器(VCO)60に出力する。
【0006】
VCO60は、与えられた制御電圧S40(図6(b))に基づいて、発振周波数を変化させることにより、当該制御電圧S40(図6(b))に応じた発振周波数を有する出力信号S50(図6(c))を生成し、これを外部に出力すると共に、分周器40に出力する。
【0007】
分周器40は、この出力信号S50(図6(c))の発振周波数の1/N(N:整数)倍の発振周波数を有する位相比較信号S20を生成し、これを位相比較器30に出力し、上述の動作を繰り返す。
【0008】
PLL回路10は、かかる動作を繰り返すことにより、いわゆるロック状態(時点t)に遷移すると、基準信号S10の発振周波数の整数倍の発振周波数を有する出力信号S50(図6(c))を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2007−259170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、かかるPLL回路10では、TCXO20において温度補償を行っているものの、周囲の温度に応じて、TCXO20によって生成される基準信号S10が変化してしまうことがあり、このためVCO60に与える制御電圧S40(図6(b))が変化する。
【0011】
これにより、PLL回路10では、周囲の温度が変化することに応じて、出力信号S50(図6(c))の発振周波数が変化し、出力信号S50(図6(c))の発振周波数の精度が低下するという問題があった。
【0012】
本発明は、出力信号の発振周波数の精度を向上させることができる発振回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の一態様による発振回路は、圧電素子を有し、所定の発振周波数を有する基準信号を生成する基準信号生成部と、前記基準信号と、比較対象としての位相比較信号との位相を比較することにより、位相誤差信号を生成する位相比較部と、前記位相誤差信号から所望の周波数成分を除去することにより、制御電圧を生成するフィルタ部と、前記圧電素子の周波数温度特性を補償するための補償電圧を生成する補償電圧生成部と、前記制御電圧に前記補償電圧を加算することにより、補正制御電圧を生成する加算部と、前記補正制御電圧に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号を生成し出力する電圧制御発振部と、前記出力信号を所定の分周比で分周することにより、前記位相比較信号を生成する分周部とを備える。
【0014】
また、本発明の一態様による発振回路は、前記補償電圧生成部が、前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、前記圧電素子の周囲の温度として選定された複数の温度と、前記各温度毎に必要とされる前記補償電圧とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部から、前記温度測定部によって測定された温度と対応付けて記憶されている前記補償電圧を読み出し、前記加算部に与える読出し制御部とを備える。
【0015】
また、本発明の一態様による発振回路は、前記補償電圧生成部が、前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、前記補償電圧を算出する際に必要な補償電圧算出用データを記憶する記憶部と、前記温度測定部によって測定された温度と、前記記憶部に記憶されている前記補償電圧算出用データとを用いて、前記補償電圧を算出し、前記加算部に与える補償電圧算出部と備える。
【0016】
また、本発明の一態様による発振回路は、圧電素子を有し、所定の発振周波数を有する基準信号を生成する基準信号生成部と、前記基準信号と、比較対象としての位相比較信号との位相を比較することにより、位相誤差信号を生成する位相比較部と、前記位相誤差信号から所望の周波数成分を除去することにより、制御電圧を生成するフィルタ部と、前記制御電圧に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する中間出力信号を生成し出力する電圧制御発振部と、前記中間出力信号を所定の分周比で分周することにより、前記位相比較信号を生成する分周部と、前記圧電素子の周波数温度特性を補償するための補償電圧を生成する補償電圧生成部と、前記補償電圧に基づいて、前記中間出力信号の発振周波数を調整することにより、所望の発振周波数を有する出力信号を生成し出力する周波数調整部とを備える。
【0017】
また、本発明の一態様による発振回路は、前記補償電圧生成部が、前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、前記圧電素子の周囲の温度として選定された複数の温度と、前記各温度毎に必要とされる前記補償電圧とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部から、前記温度測定部によって測定された温度と対応付けて記憶されている前記補償電圧を読み出し、前記周波数調整部に与える読出し制御部とを備える。
【0018】
また、本発明の一態様による発振回路は、前記補償電圧生成部が、前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、前記補償電圧を算出する際に必要な補償電圧算出用データを記憶する記憶部と、前記温度測定部によって測定された温度と、前記記憶部に記憶されている前記補償電圧算出用データとを用いて、前記補償電圧を算出し、前記周波数調整部に与える補償電圧算出部とを備える。
【発明の効果】
【0019】
本発明の発振回路によれば、温度の変化にかかわらず、一定の発振周波数を有する出力信号を出力することができ、従って出力信号の発振周波数の精度を向上させることができる。
【0020】
また、本発明の発振回路によれば、簡易な構成で補償電圧を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるPLL回路の構成を示すブロック図である。
【図2】同PLL回路におけるタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるPLL回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施の形態による補償電圧生成回路の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のPLL回路の構成を示すブロック図である。
【図6】同PLL回路におけるタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】
(第1の実施の形態)
図1に、本発明の第1の実施の形態によるPLL回路100の構成を示し、図2に、PLL回路100におけるタイミングチャートの一例を示す。
【0024】
PLL回路100は、温度補償機能を有しないパッケージ水晶発振器(SPXO)110によって生成された基準信号S100を用いて、当該基準信号S100の発振周波数の整数倍の発振周波数を有する出力信号S170を生成する。PLL回路100は、例えば携帯電話機に搭載され、携帯電話機は、PLL回路100から出力される出力信号S170をクロック信号として使用する。
【0025】
より具体的には、PLL回路100は、基準信号生成部として、温度補償機能を有しないパッケージ水晶発振器(SPXO)110を使用する。このSPXO110は、水晶振動子を有し、所定の発振周波数を有する基準信号S100を生成する。
【0026】
なお、この場合、基準信号生成部として、SPXO110ではなく、水晶振動子を使用しても良い。また、圧電素子として、水晶振動子ではなく、例えば圧電セラミックなど、他の種々の圧電素子を使用することができる。
【0027】
PLL回路100は、このSPXO110によって生成された基準信号S100を位相比較器120に入力する。位相比較部に対応する位相比較器120は、この基準信号S100と、分周器130から供給される比較対象としての位相比較信号S110との位相を比較することにより、位相誤差信号S120を生成し、これをループフィルタ140に出力する。
【0028】
ループフィルタ140は、位相誤差信号S120から交流成分を除去することにより、直流電圧からなる制御電圧S130を生成し、これを加算器150に出力する。なお、この場合、ループフィルタ140として、例えばローパスフィルタを使用しても良く、要は、位相誤差信号S120から交流成分である所望の周波数成分を除去することにより、制御電圧S130を生成するフィルタ部を使用すれば良い。
【0029】
補償電圧生成部に対応する補償電圧生成回路160は、温度の変化にかかわらず、一定の発振周波数を有する出力信号S170をPLL回路100から出力させるため、SPXO110が有する水晶振動子の周波数温度特性を補償するための補償電圧S150を生成する回路である。
【0030】
具体的には、補償電圧生成回路160は、SPXO110が有する水晶振動子の周囲の温度を測定するための温度センサ170(すなわち、温度測定部)を有し、当該温度センサ170によって測定された温度信号をA/D変換器180によってデジタルデータに変換した後、得られた温度データS140を制御回路190に与える。
【0031】
ところで、本実施の形態の場合には、水晶振動子の周囲の温度として予測される複数の温度を予め選定し、当該選定された各温度毎に、水晶振動子の周波数温度特性を補償するために必要とされる補償電圧を決定する。このようにして得られた複数の温度データと、これら各温度データ毎に決定された補償電圧データとを対応付けてメモリ200に記憶する。
【0032】
すなわち、記憶部に対応するメモリ200は、水晶振動子の周囲の温度として選定された複数の温度と、各温度毎に必要とされる補償電圧とをそれぞれ対応付けて記憶する。
【0033】
読出し制御部に対応する制御回路190は、温度センサ170からA/D変換器180を介して与えられた温度データS140と対応付けて記憶されている補償電圧データを、メモリ200から読み出す。制御回路190は、この補償電圧データをD/A変換器210によってアナログ信号に変換した後、得られた補償電圧S150(図2(a))を加算器150に与える。
【0034】
加算部に対応する加算器150は、ループフィルタ140から与えられた制御電圧S130に、補償電圧生成回路160から与えられた補償電圧S150(図2(a))を加算することにより、補正制御電圧S160(図2(b))を生成し、これを電圧制御発振器(VCO)220に出力する。
【0035】
電圧制御発振部に対応するVCO220は、与えられた補正制御電圧S160(図2(b))に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号S170(図2(c))を生成し、これを外部に出力すると共に、分周器130に出力する。
【0036】
分周器130は、この出力信号S170(図2(c))の発振周波数の1/N(N:整数)倍の発振周波数を有する位相比較信号S110を生成し、これを位相比較器120に出力し、上述の動作を繰り返す。すなわち、分周器130は、分周部に対応し、出力信号S170(図2(c))を所定の分周比で分周することにより、位相比較信号S110を生成する。
【0037】
PLL回路100は、かかる動作を繰り返すことにより、いわゆるロック状態(時点t)に遷移すると、基準信号S100の発振周波数の整数倍の発振周波数を有する出力信号S170(図2(c))を出力する。
【0038】
このように本実施の形態によれば、VCO220に与える制御電圧S130に補償電圧S150(図2(a))を加算することにより、SPXO110が有する水晶振動子の周囲の温度の変化にかかわらず、一定の電圧値を有する補正制御電圧S160(図2(b))をVCO220に与えることができる。
【0039】
これにより、PLL回路100では、温度の変化にかかわらず、一定の発振周波数を有する出力信号S170(図2(c))を出力することができ、従って出力信号S170(図2(c))の発振周波数の精度を向上させることができる。
【0040】
(第2の実施の形態)
図3に、本発明の第2の実施の形態によるPLL回路300の構成を示す。なお、図1に示された要素と同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。このPLL回路300は、VCO220の出力側に当該VCO220から出力される出力信号S170の発振周波数を調整するための周波数調整回路310が設けられた構成を有する。
【0041】
本実施の形態の場合、VCO220は、ループフィルタ140から直接与えられた制御電圧S130に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号S170(すなわち、中間出力信号)を生成し、これを分周器130に出力すると共に、周波数調整回路310に出力する。
【0042】
周波数調整回路310には、補償電圧生成回路160によって生成された補償電圧S150が与えられる。周波数調整部に対応する周波数調整回路310は、この補償電圧S150に基づいて、VCO220から出力された出力信号S170の発振周波数を調整することにより、所望の発振周波数を有する出力信号S300を生成し、これを外部に出力する。
【0043】
より具体的には、周波数調整回路310は、例えば周波数電圧変換回路と加算器とVCOとによって構成される。この場合、周波数電圧変換回路は、VCO220から出力された出力信号S170の発振周波数を電圧に変換することにより、出力電圧を生成する。
【0044】
加算器は、この周波数電圧変換回路から与えられた出力電圧に、補償電圧生成回路160から与えられた補償電圧S150を加算することにより、補正出力電圧を生成し、これをVCOに出力する。VCOは、与えられた補正出力電圧に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号S300を生成し、これを外部に出力する。
【0045】
このように本実施の形態によれば、温度の変化にかかわらず、一定の発振周波数を有する出力信号S300を出力することができ、従って出力信号S300の発振周波数の精度を向上させることができる。
【0046】
(他の実施の形態)
なお、上述の実施の形態は一例であって、本発明を限定するものではない。例えば図4に示す補償電圧生成回路400(すなわち、補償電圧生成部)のように、補償電圧S400を算出する際に必要なパラメータからなる補償電圧算出用データを、記憶部としてのメモリ410に予め記憶するようにしても良い。この場合、補償電圧算出部に対応する補償電圧算出回路430は、温度センサ420によって測定された温度と、メモリ410に記憶されている補償電圧算出用データとを用いて、補償電圧S400を算出し、これを加算器150又は周波数調整回路310に与えることにより、温度補償を行う。
【符号の説明】
【0047】
10、100、300 PLL回路
20 TCXO
30、120 位相比較器
40、130 分周器
50、140 ループフィルタ
60、220 VCO
110 SPXO
150 加算器
160、400 補償電圧生成回路
170 温度センサ
190 制御回路
200、410 メモリ
310 周波数調整回路
430 補償電圧算出回路


【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧電素子を有し、所定の発振周波数を有する基準信号を生成する基準信号生成部と、
前記基準信号と、比較対象としての位相比較信号との位相を比較することにより、位相誤差信号を生成する位相比較部と、
前記位相誤差信号から所望の周波数成分を除去することにより、制御電圧を生成するフィルタ部と、
前記圧電素子の周波数温度特性を補償するための補償電圧を生成する補償電圧生成部と、
前記制御電圧に前記補償電圧を加算することにより、補正制御電圧を生成する加算部と、
前記補正制御電圧に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する出力信号を生成し出力する電圧制御発振部と、
前記出力信号を所定の分周比で分周することにより、前記位相比較信号を生成する分周部と
を備えることを特徴とする発振回路。
【請求項2】
前記補償電圧生成部は、
前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、
前記圧電素子の周囲の温度として選定された複数の温度と、前記各温度毎に必要とされる前記補償電圧とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部から、前記温度測定部によって測定された温度と対応付けて記憶されている前記補償電圧を読み出し、前記加算部に与える読出し制御部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
【請求項3】
前記補償電圧生成部は、
前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、
前記補償電圧を算出する際に必要な補償電圧算出用データを記憶する記憶部と、
前記温度測定部によって測定された温度と、前記記憶部に記憶されている前記補償電圧算出用データとを用いて、前記補償電圧を算出し、前記加算部に与える補償電圧算出部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
【請求項4】
圧電素子を有し、所定の発振周波数を有する基準信号を生成する基準信号生成部と、
前記基準信号と、比較対象としての位相比較信号との位相を比較することにより、位相誤差信号を生成する位相比較部と、
前記位相誤差信号から所望の周波数成分を除去することにより、制御電圧を生成するフィルタ部と、
前記制御電圧に基づいて、発振周波数を変化させることにより、所望の発振周波数を有する中間出力信号を生成し出力する電圧制御発振部と、
前記中間出力信号を所定の分周比で分周することにより、前記位相比較信号を生成する分周部と、
前記圧電素子の周波数温度特性を補償するための補償電圧を生成する補償電圧生成部と、
前記補償電圧に基づいて、前記中間出力信号の発振周波数を調整することにより、所望の発振周波数を有する出力信号を生成し出力する周波数調整部と
を備えることを特徴とする発振回路。
【請求項5】
前記補償電圧生成部は、
前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、
前記圧電素子の周囲の温度として選定された複数の温度と、前記各温度毎に必要とされる前記補償電圧とをそれぞれ対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部から、前記温度測定部によって測定された温度と対応付けて記憶されている前記補償電圧を読み出し、前記周波数調整部に与える読出し制御部と
を備えることを特徴とする請求項4に記載の発振回路。
【請求項6】
前記補償電圧生成部は、
前記圧電素子の周囲の温度を測定する温度測定部と、
前記補償電圧を算出する際に必要な補償電圧算出用データを記憶する記憶部と、
前記温度測定部によって測定された温度と、前記記憶部に記憶されている前記補償電圧算出用データとを用いて、前記補償電圧を算出し、前記周波数調整部に与える補償電圧算出部と
を備えることを特徴とする請求項4に記載の発振回路。





【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−55035(P2011−55035A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−199296(P2009−199296)
【出願日】平成21年8月31日(2009.8.31)
【出願人】(000104722)京セラキンセキ株式会社 (870)
【Fターム(参考)】