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国際特許分類[A23J1/04]の内容

国際特許分類[A23J1/04]に分類される特許

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【課題】処理時間の短縮しつつ、コラーゲンペプチドを効率よく高回収率で回収できる魚由来のコラーゲンペプチドの抽出方法を提供する。
【解決手段】魚由来の原料をX線回折法において得られるヒドロキシアパタイト結晶のミラー指数(002)の回折強度が粉砕前を基準とした減少率が所定範囲に収まるように微粉砕する。微粉砕した魚由来の原料を、30℃〜70℃の温度の水中において前記微粉砕した魚由来の原料からコラーゲンタンパク質を抽出する処理と抽出されたコラーゲンタンパク質をタンパク質分解酵素によってコラーゲンペプチドに加水分解する処理とを一の工程として行う。前記所定範囲の下限値は、コラーゲンペプチドの回収率を75%以上にする観点から定められ、前記所定範囲の上限値は、前記回折強度の減少率に対するコラーゲンペプチドの回収率の比率の増加を0.34以上に維持する観点から定められている。 (もっと読む)


甲殻類の外骨格、特に、オキアミ内に存在するフッ化物は、食品、餌、食品添加物及び/又は餌添加物としてオキアミを利用するのに問題である。外骨格片を取り除く前に又はそれと同時に、オキアミを砕解し、酵素により加水分解することにより、オキアミからそのようなフッ化物を取り除き、フッ化物が削減された製品を作り出すためのプロセスが開発されている。本開示のプロセスに固有であるのは、食品及び餌に、並びに、製薬産業、栄養補助食品産業及び化粧品産業に適したオキアミ材料を処理することができることである。 (もっと読む)


【課題】 通常は廃棄処理されてしまうサメ頭部から、生鮮な状態で肉・ゼラチンなどの可食成分を分離し、残されたサメ頭部軟骨から、医学的にも有益な良質の蛋白質成分を含み、純白色に近くアンモニア臭が完全に除去された高品質なコンドロイチン粉末を精製可能とする新技術を提供する。
【解決手段】 生鮮な状態に保たれたサメ頭部を短時間、煮沸22してから楯鱗を取り23、熱湯中に再投入して充分に煮沸24して肉およびゼラチン部分を分離25してしまい、残りのサメ頭部軟骨を温水中か、または常温水中かの何れか一方、または、夫々に順次投入して充分に濯ぎ洗い26,27をしてから脱水、乾燥処理した上、粉砕して粉末化28するようにしたサメ頭部軟骨からのコンドロイチン−蛋白質複合体の調製方法である。 (もっと読む)


【課題】 安価に製造可能で、優れた抗酸化能を示す新規ペプチド及びその製造方法、並びに新規ペプチドを有効成分とする抗酸化剤を提供する。
【解決手段】 H−Leu−Phe−Pro−Lys−OHで表される新規ペプチドとする。また、魚肉をプロテアーゼで加水分解処理して、H−Leu−Phe−Pro−Lys−OHで表される新規ペプチドを得るペプチドの製造方法とする。さらに、魚肉として、少なくともマグロ血合肉又はカツオ血合肉のいずれかを用い、プロテアーゼとして、バチルス属由来のプロテアーゼを用いる。また、H−Leu−Phe−Pro−Lys−OHで表される新規ペプチドを有効成分とする抗酸化剤とする。 (もっと読む)


【課題】魚介類の廃棄物から、タウリン、コラーゲン等の有用物を含む組成物を透明な溶液として、容易に、しかも安定した品質で得られる有用組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】魚介類由来の廃棄物を温水中で処理してタンパク質抽出液を得る抽出処理工程と、該タンパク質抽出液にタンパク分解酵素を添加してタンパク分解物溶液を得る酵素処理工程と、酵素失活処理工程と、該タンパク分解酵素失活後のタンパク分解物溶液に吸着材を添加して脱脂、脱色、脱臭を行うと共に、該吸着材を含む該タンパク分解物溶液をフィルター自体のα−アルミナの純度が99.56%以上、表面におけるα−アルミナの純度が99.95%以上であり、表面に珪藻土層を備える精密濾過用セラミックフィルターにより濾過して、濾液として有用組成物を含む透明な水溶液を得る濾過処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】日常的に摂取しても特段副作用が観察されず、かつ安価に入手できる食品を用いて、アレルギー症状の緩和に有用な難消化性タンパク質を提供すること。
【解決手段】
[1]溶液中で微生物に由来するプロテアーゼにより加工水産物を酵素分解して得られた混合液を濾過することにより得られた濾過残渣からなる、アレルギー症状緩和用難消化性タンパク質。
[2]前記加工水産物は、魚節、荒節、食用魚粉および煮干しからなる群より選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする、上記[1]に記載のアレルギー症状緩和用難消化性タンパク質。 (もっと読む)


【課題】未利用水産資源であるホタテガイ外套膜から、生体材料等に有用なコラーゲンを低コストかつ高効率で回収する方法を提供する。
【解決手段】未加熱のホタテガイ外套膜をアスペルギルス属に属する菌由来の酸性プロテアーゼで処理することにより外套膜中のコラーゲンを可溶化して抽出する工程を含むことを特徴とするホタテガイ外套膜コラーゲンの回収方法。アスペルギルス属に属する菌としてはアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)が好ましく、処理温度が20℃以下が好ましい。また、抽出工程の前には未加熱のホタテガイ外套膜を酸処理またはアルカリ処理することができる。 (もっと読む)


【課題】家庭でも簡単に出来て手軽に活用ができる「とらふぐ」の皮から抽出するコラーゲン及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ふぐの皮から「とげ」を取り除いて細断し、そのふぐ皮を煮沸した後、冷水に浸してゼラチン状にし、乾燥させ、粉砕した後、粉末または顆粒状としたふぐの皮から抽出したコラーゲンである。そしてこのふぐの皮は、「とらふぐ」の皮を用いることを特徴としている。そしてその製造方法は、ふぐの皮から「とげ」を取り除いた後、湯引き処理する工程と、湯引きしたふぐ皮を冷水に入れて冷した後、細断する工程と、細断したふぐ皮をボイルした後、冷水に浸してゼラチン状とする工程と、このゼラチン状のふぐ皮を水で洗い、冷蔵庫で水に浸して一夜寝かす工程と、一夜寝かしたふぐ皮を自動乾燥機で熱風乾燥した後、粉砕し粉末または顆粒状にする工程とからなる。 (もっと読む)


【課題】 クラゲ類から有用物質であるコラーゲンを未変性の状態で効率的に可溶化し、回収する。
【解決手段】 クラゲ類自身が有する内因性酵素を活性化してクラゲ類の分解反応を開始させ、クラゲ類が有するコラーゲンを未変性の状態で可溶化して未変性のコラーゲンを含む中性塩溶液を生成するために、クラゲ類を低温で貯蔵する低温貯蔵工程と、中性塩溶液から未変性のコラーゲンを回収する回収工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】安定性が良好で、従来の天然の青色色素では使用することができなかった酸性条件下でも、食品への利用が可能な新しい青色色素と、脱灰工程を経ることなく製造可能な青色を有するコラーゲンまたはゼラチンを提供する。
【解決手段】青色色素が青背魚類の鱗、皮、表層粘液およびひれのうちの1種または2種以上を原料とし、アミノカーボネート系の金属キレート剤を含有する溶液または酸性溶液によって抽出される。青色のコラーゲンまたはゼラチンが青背魚類の鱗、皮、表層粘液およびひれのうちの1種または2種以上を原料とし、酸性溶液によって抽出される。 (もっと読む)


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