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国際特許分類[A62D3/40]の内容

国際特許分類[A62D3/40]に分類される特許

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【課題】 アスベスト含有廃棄物を高い処理効率で加熱処理することができる加熱処理システムを提供する。
【解決手段】 この加熱処理システムは、入口ノズル13と出口ノズル14と過熱蒸気を受け入れるための蒸気受入ノズルとを備える加熱容器10と、積み重ねられた複数のアスベスト含有廃棄物からなるブロックを加熱容器10外で載置し、入口ノズル13を通して加熱容器10内へ搬入し、出口ノズル14を通して搬出する網状ベルト19を有するベルトコンベア11と、加熱容器10内に網状ベルト19を挟んで上下に設けられる加熱装置12とを含む。ベルトコンベア11により複数のブロックを続けて加熱容器10内へ搬入し、過熱蒸気雰囲気の下、複数のブロックを搬送しつつ加熱装置12により加熱することにより各ブロックに含まれるアスベスト中の結晶水を脱水してアスベストを無害化する。 (もっと読む)


【課題】分解処理後の反応処理材から分解生成物の離脱を抑制し、排ガス中における分解生成物の濃度を低減させることができる含ハロゲン化合物の分解処理方法を提供する。
【解決手段】含ハロゲン化合物14の分解処理方法は、含ハロゲン化合物14に反応処理材11を接触させると共に、例えば500〜1000℃に加熱し、含ハロゲン化合物14として例えばブロモフルオロカーボン(ハロン)を分解した後、反応処理材11を350℃以下、好ましくは200〜300℃に保持するものである。反応処理材11としては、酸化カルシウム、又は酸化カルシウム及び酸化マグネシウムを含む混合物(軽焼ドロマイト)が好適に用いられる。含ハロゲン化合物14としては、ハロン2402、ハロン1301等のブロモフルオロカーボンが用いられる。 (もっと読む)


【課題】
アスベストを含有する成形板を無害化処理するために、工程内でのアスベスト繊維の飛散防止に留意し、さらに最終的に無害化処理する方法を提供する。
【解決手段】
取り外した成形板を、(1)シリコーン樹脂を含有する液中で、あるいはその液を噴霧しながら破砕し、(2)その破砕物に、シリコーン樹脂を含む液で練った酸化物系混合物を加えて、圧縮、成形し、(3)得られた成形物を1000℃以上に加熱する3つの工程からなる。とくに処理対象物に酸化物系混合物を加えた後の全体の成分を調整し、加熱の最高温度を1000〜1350℃にすること、成型した物をシャフト型の金属製錬炉に媒溶材の1部として加え、炉内の最高加熱温度が1450℃以上にすること。 (もっと読む)


【課題】
アスベスト含有物を加熱して、焼成、無害化するプロセスにおいて、シリコーン樹脂で処理したものを加熱するときの白煙の発生を抑制するための方法に関する。
【解決手段】
シリコーン樹脂を含有する液で処理したアスベスト含有物を圧縮、減容したものを加熱して焼成、無害化するに際し、加熱対象物の堆積層4の内部から管5によって空気のような酸素を含有するガスを供給しながら450℃以下の温度範囲の加熱(予熱)を行う。加熱対象物の堆積層4の内部から酸素を含有するガスを供給する管5の温度が450℃以上になった時点で、管を抜き出してもよい。酸素を含有するガスを供給するかわりに加熱対象物の堆積層4の内部に水を収めた容器11をおいて、水蒸気を発生させてもよい。また、両者を合わせて行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】被処理廃棄物を工事現場等から搬出するまでに無害化し、厳重な袋詰め等も不要として、無害な一般廃棄物として処分する。
【解決手段】被廃棄物としてのアスベスト含有物Aが投入される回収ホッパー1と、この回収ホッパー1の下端部に鉛直に取り付けられ、1000℃以下で構造的に安定であり、波長が0.01μm〜100μmである光に対して透明な円筒管としての石英管2と、この石英管2の外周に配置され、石英管2内を通過するアスベスト含有物A、若しくは、石英管2内に滞積したアスベスト含有物Aを溶融させる、石英管2を中心軸として回転可能であって、一定の回転角度を持って周期的に回転移動するハロゲンランプ31及び反射鏡32を有する処理装置3と、を備えて被処理廃棄物の溶融無害化処理装置を構成し、これを用いて被処理廃棄物の溶融無害化処理工程を実行する。 (もっと読む)


【課題】環境負荷の低い有機化合物に汚染された土壌の無害化処理方法の提供
【解決手段】有機化合物を含んだ土壌と助燃用木質チップとを自燃式炭化装置に投入し、酸素不足状態で加熱処理し、土壌中の有機化合物を助燃用木質チップとともに熱分解して炭化させることを特徴とする有機化合物を含んだ土壌の処理方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ゴムあるいはプラスチックをバインダーとするアスベスト含有シール材中のアスベストを、簡便にかつ低温で確実に分解することができる、アスベスト含有シール材中のアスベスト分解方法を提供する。
【解決手段】本発明のアスベスト含有シール材中のアスベスト分解方法は、ゴムあるいはプラスチックをバインダーとするアスベスト含有シール材を、700〜850℃に加熱して、前記シール材中の、前記バインダーを熱分解させるとともに前記アスベストを脆化させた後、前記シール材を所定の粒径になるまで粉砕して粒状物とし、その後、該粒状物に、炭酸カルシウムと塩化カルシウムを混合した状態で850〜900℃に加熱することで、前記シール材中のアスベストを分解することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】設備及び運転コストが低く、大量のエネルギーを使用しないダイオキシン類含有焼却灰の無害化方法及びその装置を提供する。
【解決手段】ダイオキシン類を含有する焼却灰21及び植物質被炭化材22からなる被処理物23を処理室11に収納する第1工程と、被処理物23の一部に含まれる植物質被炭化材22に自発熱分解が開始されるまで加熱する第2工程と、処理室11内に供給する酸素量を調節して被処理物23の一部で開始した植物質被炭化材22の自発熱分解を被処理物23の残部に含まれる植物質被炭化材22に順次拡大させて処理室11内を900℃以上1100℃以下の温度の還元性雰囲気に15時間以上24時間以下の時間保持し、植物質被炭化材22を炭化物に転換しながら焼却灰21に含まれるダイオキシン類を熱分解する第3工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】低コストで、環境負荷が少なく、処理物質の再利用が可能なPCB、ダイオキシン類の無害化方法を提供すること。
【解決手段】汚染物と水分とを内部に保持する密閉容器を加熱して、容器内に過熱水蒸気が充満する加圧還元雰囲気を形成することで、PCB、ダイオキシン類を分解した後、容器を密閉状態のまま冷却する。 (もっと読む)


【課題】主に、化石燃料の使用量、および、二酸化炭素の発生量を減らしつつ、アスベストを有効に処理し得るようにする。
【解決手段】アスベスト含有材1と生石灰2とを、水蒸気3を加えつつ、混合撹拌して粘土状の混合物11とする混合撹拌装置4と、混合撹拌工程5で形成された粘土状の混合物11に対して、摩擦擂潰しを行う摩擦擂潰装置12と、摩擦擂潰工程13で擂潰された粉砕物21を、電気溶融する電気溶融装置22とを、上流側から順に備えて、アスベスト含有材1中のアスベストを無害化可能に構成している。 (もっと読む)


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