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国際特許分類[B22D11/18]の内容

国際特許分類[B22D11/18]に分類される特許

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【課題】鋳造初期及び鋳造末期に、鋳型内の溶鋼の湯面変動を起こりにくくする。
【解決手段】連続鋳造において、鋳造開始後から鋳造速度が定速に達する前まで、浸漬ノズルの鋳型内の溶鋼への浸漬深さを深くする。そして、鋳造開始後に鋳造速度が連続鋳造の定速に達した時の浸漬ノズルの浸漬深さを、鋳造開始後から鋳造速度が定速に達する前までの浸漬ノズルの浸漬深さより浅くする。その後、鋳造速度が定速であり且つ鋳造終了時に近い状態にかけて、浸漬ノズルの浸漬深さを、徐々に深くする。鋳造開始後に鋳造速度が連続鋳造の定速に達した時の浸漬ノズルの浸漬深さは、連続鋳造中の浸漬深さの中のうち最も浅くする。 (もっと読む)


【課題】 Tiを含有する耐摩耗鋼を連続鋳造するにあたり、溶鋼中のTiがモールドパウダー中のSiO2を還元してモールドパウダー中のSiO2が減少しても、モールドパウダーの粘度の上昇を抑えることのできる耐摩耗鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.35質量%、Si:0.05〜1.0質量%、Mn:0.1〜2.0質量%、B:0.0003〜0.0030質量%、Al:0.002〜0.1質量%、Ti:0.1〜1.0質量%、Cr:0.1〜1.0質量%、Mo:0.05〜1.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる溶鋼を連続鋳造機で鋳造するにあたり、連続鋳造用鋳型の振動条件を、振幅:3.0〜9.0mm、振動数:60cpm以上120cpm未満とし、0.1〜5.0質量%の脂肪酸を配合したモールドパウダーを使用して、0.6〜1.0m/minの鋳造速度で鋳造する。 (もっと読む)


【課題】鋳造初期及び鋳造末期に、鋳型内の溶鋼の湯面変動を起こりにくくする。
【解決手段】連続鋳造において、鋳造開始後から鋳造速度が定速に達する前まで、浸漬ノズルの鋳型内の溶鋼への浸漬深さを深くする。そして、鋳造開始後に鋳造速度が連続鋳造の定速に達した時の浸漬ノズルの浸漬深さを、鋳造開始後から鋳造速度が定速に達する前までの浸漬ノズルの浸漬深さより浅くする。その後、鋳造速度が定速であり且つ鋳造終了時に近い状態にかけて、浸漬ノズルの浸漬深さを、段階的に深くする。鋳造開始後に鋳造速度が連続鋳造の定速に達した時の浸漬ノズルの浸漬深さは、連続鋳造中の浸漬深さの中のうち最も浅くする。 (もっと読む)


【課題】鋳型のコーナ近傍での凝固遅れに伴う操業トラブルを回避できるようにする。
【解決手段】溶鋼1から鋳型用の冷却水までの間に凝固シェル2、モールドパウダー層3、鋳型4の各熱伝導体が存在する連続鋳造において、第1の鋳型幅方向位置、及び、鋳型のコーナに近い第2の鋳型幅方向位置それぞれにおいて鋳型内に鋳造方向に位置をずらして埋設された複数の測温手段を用いて、第1の鋳型幅方向位置及び第2の鋳型幅方向位置それぞれにおいて熱伝達係数α及び熱伝達係数βを同時に決定し、凝固シェルの厚みを計算する。そして、第1の鋳型幅方向位置での凝固シェルの厚みに対して第2の鋳型幅方向位置での凝固シェルの厚みが所定の数値を超えて薄いとき、鋳型4のコーナ近傍で凝固遅れが発生していると推定されるので、鋳造速度を減少させて、凝固シェル2の成長時間を確保する。 (もっと読む)


【課題】タンディッシュ内溶鋼中の酸化物系非金属介在物を効率良く浮上分離することのできる連続鋳造方法および連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】タンディッシュ内の、取鍋内から溶鋼を注入する注入ノズルの設定位置と、設定位置における溶鋼深さが(1)式、好ましくは更に(2)式を満たすように、取鍋の注入ノズルとタンディッシュの相対位置と、タンディッシュ内における溶鋼量を制御する。2×H<L1+L2+L3<4×H(1)、2×H<L4<4×H(2)、ここで、L1は連続鋳造用タンディッシュの底面における溶鋼の注入点から見て溶鋼流出ノズルと反対側となる側壁面から溶鋼の注入点の直下となる位置までの距離、L2は溶鋼の注入点から見て溶鋼流出ノズルと反対側となる側壁の溶鋼に浸漬している長さ、L3は溶鋼の溶鋼面における溶鋼の注入ノズルの中心線から側壁面までの距離、L4は溶鋼の注入点と溶鋼の流出点の水平距離、Hは注入ノズルの中心線の位置における溶鋼深さ (もっと読む)


【課題】ブリスターなどの表面欠陥が生じにくい高品質の鋼板を安定して製造することができる鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】各々1対の上部磁極と下部磁極を備えた連続鋳造機を用い、上部磁極と下部磁極に各々印加される直流磁界により溶鋼流を制動しつつ、鋼の連続鋳造を行うことによりスラブを鋳造し、このスラブを熱間圧延して熱延鋼板とし、この熱延鋼板を酸洗した後、冷間圧延するに際し、下記(1)式を満足するように、時間t又は/及び鋼板の最高表面温度Tを制御する。但し、Ho:酸洗終了直後の鋼板中の水素濃度(質量ppm)、Hc:冷間圧延条件により決まる、ブリスターによる表面品質不良が発生する冷間圧延直前の鋼板中の臨界水素濃度(質量ppm)、t:酸洗終了後、冷間圧延開始までの時間(秒)、T:酸洗終了後、冷間圧延開始前における鋼板の最高表面温度(K)である。
Hc/Ho> exp{−0.002×(T+t/100)} …(1) (もっと読む)


【課題】浸漬ノズルの内壁面にアルミナが付着するのを効果的に抑制し、浸漬ノズルの閉塞を防止することができる鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】主成分としてアルミナを50〜80質量%およびカーボンを11〜40質量%で含有し、CaOを1質量%以上5質量%未満およびZrO2を10質量%未満で含有する耐火物で構成される浸漬ノズル6を用い、浸漬ノズル6が負極で溶鋼2が正極となる電圧を印加して、浸漬ノズル6における平均電流密度の絶対値が0.5〜20mA/cm2となる通電を行いながら、耐火物中のZrO2含有率[ZrO2]と浸漬ノズル内の溶鋼平均流速Vとが下記(i)または(ii)を満足する条件で連続鋳造する。
Vが1.8m/s未満の場合、[ZrO2]が7質量%未満 …(i)
Vが1.8m/s以上の場合、[ZrO2]が2質量%以上10質量%未満 …(ii) (もっと読む)


【課題】非定常バルジングの変動周期を高精度に同定し、制御設定パラメータを安定的に自動供給可能な連続鋳造機のモールド湯面レベル制御装置を提供する。
【解決手段】モールド湯面レベル制御装置は、注湯手段の開度を調節する開度制御部と、金属溶湯をモールドに注湯する際の外乱量推定値を算出する外乱推定部と、外乱量推定値と鋳造速度とを取得するデータ取得部と、外乱量推定値の時系列データを鋳造長に基づくデータに変換して、当該データをオーバーサンプリングしてオーバーサンプリング後データを生成するオーバーサンプリング部と、オーバーサンプリング後データについてFFT解析を行い、非定常バルジング発生ロールピッチの距離周波数スペクトルを算出するFFT処理部と、距離周波数スペクトルのピークを検出して非定常バルジング発生ロールピッチを算出し非定常バルジングの変動周期を算出するピーク検出部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】操業停止による休損・設備投資効果などを総合的に判断した、操業上支障の少ない範囲での簡易的な改造により、鋳型内溶鋼の湯面レベルの制御精度を向上する。
【解決手段】連続鋳造時における鋳型内溶鋼の湯面レベルを制御する方法である。タンディッシュ内の溶鋼を鋳型に注入する流出量調整用スライディングノズルの開度調整用油圧シリンダー装置の、作動弁内のスプールの位置制御を電気的に直接制御する。さらに前記湯面レベルの測定値と目標基準湯面レベル値との差から制御系の遅れを時間変化に対し測定することにより、最適な制御ゲインを算出する。
【効果】既設の湯面レベル制御装置系を大幅に改造することなく、スライディングノズルの開度調整用油圧シリンダー装置の応答性向上を図って、鋳型内溶鋼の湯面レベルの制御精度を向上させる効果がある。 (もっと読む)


【課題】旋回付与機構を使用しなくても、浸漬ノズル内から吐出する直前に浸漬ノズル内の流れを旋回させる。
【解決手段】円筒状のノズル本体1における底部1a近傍の側面1bの対向位置に2つの吐出孔2を有し、浸漬ノズル内下降流に円周方向の旋回流速を付与する旋回流付与機構を内部に有していない連続鋳造用浸漬ノズルである。吐出孔2の幅Wをノズル本体1の底部1aの内径dよりも小さくする。水平面に投影した吐出孔2の側壁2aの中心線がノズル本体1の横断面の中心を通らず、かつ水平面に投影した2つの吐出孔2をノズル本体1の横断面の中心に対して点対称に開孔する。
【効果】浸漬ノズル内に旋回流付与機構を設けなくても、吐出孔における流速分布が均一で、鋳型内流動が安定する浸漬ノズルを得ることができ、旋回流付与機構がもたらす非金属介在物による閉塞や、大がかりな電磁撹拌のような旋回流付与機構を用いる必要がない。 (もっと読む)


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