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国際特許分類[B23K37/06]の内容

国際特許分類[B23K37/06]に分類される特許

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【課題】 アーク溶接によって母材をその他の母材に溶接する際に用いられる溶接用裏当て金であって、溶接開始個所、特にエンドタブに隣接した開先溝部の底部領域に発生する隙間等の溶接欠陥の発生を確実に排除し得る溶接用裏当て金を提供する。
【解決手段】 溶接用裏当て金は開先加工した母材の開先端面を別の母材に向かい合わせてその間に開先溝部を形成し、アーク溶接によって該開先溝部に溶融金属を充填して溶接を行う際に該開先溝部の底部を形成するように両母材に適用される。溶接用裏当て金は開先溝部の長さより長尺の裏当て金本体から成り、その少なくとも一方の端部表面には、開先溝部の外部から該開先溝部の内部に延び、溶融金属の初層を開先溝部の外部から該開先溝部の内部方向に導くための導入溝が形成され、この導入溝によって、該裏当て金本体の少なくとも開先溝部外部のエンドタブの底面が接触する部分においては溶融金属の初層が裏当て金本体の表面より突出しないようにされる。 (もっと読む)


【課題】 アーク溶接によって母材をその他の母材に溶接する際に溶接用裏当て金と共に用いられるエンドタブであって、溶接欠陥の発生を比較的低く抑えることができだけでなくエンドタブの除去作業を比較的容易に行い得るエンドタブを提供することである。
【解決手段】 開先加工した母材の開先端面を別の母材に向かい合わせてその間に開先溝部を形成し、該開先溝部の底部を形成するように両母材に亘って溶接用裏当て金を配置し、アーク溶接によって該開先溝部に溶融金属層を順次積層させて両母材の溶接を行う際に、エンドタブは該溶接用裏当て金の上面に該開先溝部の一端部の外部側で前記両母材の少なくとも一方の母材の側面と接して設置させられる。エンドタブは、セラミック製のタブ本体と、該エンドタブが所定位置に設置させられた際に、溶融金属層の初期の層に相当する該タブ本体の部分に形成された鋼製層とを具備する。 (もっと読む)


【課題】鋼管杭に対する挿入性に優れる溶接用部材を提供する。
【解決手段】本溶接用部材1は、上下の鋼管杭2,3を互いに突き合わせて溶接するときに裏当てとして用いられる溶接用部材であって、前記上下の鋼管杭の内周面に外周面が当接される円筒状の本体5を備え、前記本体の軸方向の両端側には、先端側に向かって縮径する絞り部6a,6bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、折り曲げ近傍の四箇所の突起部分を削り取って平らにする作業を省くことのできる裏当金を提供することを課題とする。さらに、折り曲げ精度の高い裏当金を提供することを課題とする。
【解決手段】溶接用裏当金において、本体が帯状の金属板を一つ若しくは同形状の複数の部材からなる矩形枠状に折り曲げて形成され、一端部内側面に周方向に沿って傾斜する傾斜面とダイヤフラムと当接し溶接される一端面が形成されている。 (もっと読む)


【課題】片面自動溶接を行う際に、良好な溶接形状を得ることができる裏当装置および溶接方法を提供すること。
【解決手段】裏当装置10は、被溶接鋼板Eの片面溶接装置1で使用する装置である。この裏当装置10は、裏当装置10の全長L1は被溶接鋼板Eの溶接開先部以上の長さの裏当部材11を有する。その裏当部材11は、溶接開先部Mに沿って配置されるトラフフレーム41およびこのトラフフレーム41に固定されフラックスFが収納されるトラフ40からなる。 (もっと読む)


【課題】片面自動溶接を行う際に、良好な溶接形状を得ることができる裏当装置および溶接方法を提供する。
【手段】被溶接鋼板同士E,Eを接続するための片面溶接装置1で使用され、フラックスを用いて溶接を行う裏当装置10であって、裏当装置10の全長は被溶接鋼板Eの溶接開先部M以上かつ最小限度の長さの第1裏当部材11aおよび第2裏当部材11bを有し、第1裏当部材11aが、溶接開先部Mに沿って配置され前記フラックスを載置する裏当銅板12と、裏当銅板12を溶接開先部M方向に摺動可能に支持する支持フレームとからなり、裏当銅板12は、所定長さを有する銅板片を連結部材により複数連結したものであり、第2裏当部材11bが、溶接開先部Mに沿って配置されるトラフフレームおよびこのトラフフレームに固定されフラックスが収納されるトラフ40であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】片面自動溶接を行う際に、良好な溶接形状を得ることができる裏当装置及び溶接方法を提供する。
【手段】被溶接鋼板同士E、Eを接続するための片面溶接装置で使用され裏当フラックスを用いて溶接を行う裏当装置10であって、被溶接鋼板Eの溶接開先部以上かつ最小限度の長さの裏当部材11を有し、裏当部材11が、溶接開先部Mに沿って配置され裏当フラックスを載置する裏当銅板12と、裏当銅板12を溶接開先部方向に摺動可能に支持する支持フレーム16とからなり、裏当銅板12は、所定長さを有する銅板片13を連結部材14により複数連結したものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】開先上部にスペースがない場合であっても、溶接トーチを開先に対して上向きにして溶接し、さらに複数層の溶接接合を効率よく実現することができ、どのような板厚であっても確実に溶接することができる溶接装置及びこれを用いた溶接方法を提供する。
【解決手段】2枚の被溶接板1を開先溶接する溶接装置において、前記被溶接板1間の開先2と同程度の幅を有して前記開先2内に挿入可能であり、かつ前記開先2に沿って相対的にスライド可能な裏当材4と、前記開先2内に溶融金属を供給する溶接トーチ5とを備えた。 (もっと読む)


【課題】容易に裏波ビードの酸化を防止可能な立向き姿勢のサブマージアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】所定のギャップ31を備えて相対させた一対の鋼板1,2を立向き姿勢で溶接するサブマージアーク溶接方法であって、被覆部材32によって溶接箇所22の裏側を覆い、溶接箇所22の裏面に面してフラックスを滞留させる空間33を形成し、溶接箇所22の表面に供給するフラックスの一部を溶接箇所22の上方でギャップ31を通過させて当該空間33に供給しつつ、溶接トーチ12により溶接箇所22をアーク溶接する。 (もっと読む)


【課題】溶接完了後に溶接部位を目視できるとともに、確実に突合せ溶接できる溶接用裏当て材及び突合せ溶接方法の提供を目的とする。
【解決手段】異形鉄筋100を突合せ溶接する際に用いる溶接用裏当て材1であって、所定の開先間隔Haを隔てて突合せした異形鉄筋100の開先A部分を取り囲むように配置する略U字形状のセラミック製のU字本体10と、U字本体10の本体内周面10aに接着固定した薄板状、且つ導電性の十字型裏当鋼板20とを備え、十字型裏当鋼板20を、溶接熱で溶け込む溶込厚さである0.5mmとするとともに、突合せ溶接する異形鉄筋100のそれぞれに接触する突合せ方向の縦方向部分21と、開先Aに対して平行な横方向部分22とで一体構成し、横方向部分22における突合せ方向の幅wbを、開先間隔Haと略同一に形成した。 (もっと読む)


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