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国際特許分類[B61D17/10]の内容

国際特許分類[B61D17/10]に分類される特許

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【課題】鉄道車両構体の質量の増加を最小限に抑えるとともに、高速走行時の車内騒音を決定する振動放射音(固体伝播音)を効果的に抑制できる床構造を備える鉄道車両構体、並びに鉄道車両構体に備わる床構造及びその製作方法を提供する。
【解決手段】台枠40の振動レベルの大きい部位に、面密度の大きい床構造100aを配設して、振動レベルを抑制することにより、床構造100aの表面から車内へ放射される音圧レベルを低減する。台枠40の振動レベルの大きい部位にのみに、面密度の大きい床構造100aを配設して、台枠40の振動レベルの小さい部位には面密度の小さい床構造100bを配設するので、床構造の質量の増大を最小限に抑えることができるため、軽量化を促進するとともに、車内騒音を抑制できる鉄道車両構体1を実現できる。 (もっと読む)


【課題】設置された機器の高さ方向の寸法を抑え、運転台からの前方視野が広くなり機関車の運転を安全に行える機関車車体構造を提供する。
【解決手段】側梁9、中梁10、及び枕梁11を有する車体台枠5の上部に機器1及び運転室2を設置し、機器1の側部両側に通路8を形成した機関車において、側梁9の上面高さを中梁10及び枕梁11の上面より高くし、機器1の側部両側のレール方向に、側梁9の上面高さと同じ高さの一対の支持部材17で支持される床板16を設置し、枕梁11、一対の支持部材17、及び床板16により囲まれた空間をケーブル14又は配管15を収納する艤装スペース13とした。 (もっと読む)


【課題】FRP製の上部構体を破損させることなく台枠に結合することができる継手構造を提供する。
【解決手段】軌道系交通車両10が台枠2とその台枠2上に設けられた上部構体3とを有し、その上部構体3が、上記台枠2から上方に延びる芯材41の内面と外面とを繊維強化複合材料からなるスキン材5で覆って形成されたサンドイッチ構造体6を有し、そのサンドイッチ構造体6を締結部材7により上記台枠2に結合するための継手構造1であって、上記芯材41と上記台枠2との間に上記芯材41の下端から上記台枠2の側面まで延びる金属製のフレーム材8を設けると共に、そのフレーム材8の内面と外面とを上記スキン材5で覆ってサンドイッチ構造の結合部9を形成し、その結合部9を上記締結部材7により上記台枠2の側面に固定したものである。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、車両または構体が完成した後に床板の空洞部に充填材を充填することが可能な車両用床板構造に充填材を充填する方法及び車両用床板構造を提供することである。
【解決手段】本発明では、車両の室内側に配置された第1の板材2と、第1の板材2と間隔をおいて室外側に対向配置された第2の板材3と、第1の板材2と第2の板材3との間を連結し空洞部5,6を構成するように配置された中間板4とを備えた車両用床板構造に充填材10を充填する方法であって、第1の板材2における空洞部5に対応する部分に開口部7を開けるステップと、開口部7を用いることにより空洞部5に膨張可能な充填材10を充填するステップとを含む方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】構造を簡単にして安価に振動の低減が可能な鉄道車両の低振動化方法を提供すること。
【解決手段】横梁11に対して吊り下げるようにして床下機器5を取り付ける場合に、その床下機器5から発生した複数の振動が伝わって車内の上床15に生じる振動を、その上床15の所定箇所において低減させる鉄道車両の低振動化方法であり、床下機器5が横梁11に対して取り付けられる複数の固定部7a,7bから上床15の所定箇所Xまでの複数の振動伝達経路を見た場合に、所定の振動経路において振動位相を変化させることにより、所定箇所Xに伝わる振動同士の干渉を調整する鉄道車両の低振動化方法。 (もっと読む)


【課題】重量やコストを著しく増やすことなく、また床歩行時の踏み心地を悪化させないで、床から車室内へ放射される騒音を低減する車内床支持構造を備えた軌条車両を提供する。
【解決手段】軌条車両の車内床22の支持方法に関して、該車内床22を通路部15とそれ以外の部分16で分割して構成する。車内床22を支持する車内床支持部材230について、通路部15と非通路部16とで別々の支持部分231,232とし、且つ、支持部分231で車内床22を支える防振ゴム26eの硬さを支持部分232で車内床22を支える防振ゴム26fの硬さよりも硬くすることで、通路部15の支持の硬さをそれ以外の部分16の支持硬さよりも硬くするようにして構成する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度を向上させつつ、防振性能および遮音性能を向上させることができる床板を備えた鉄道車両を提供すること。
【解決手段】床板100に曲げの外力が付与される場合には、連結部材130が剪断方向へ弾性変形して、床板100の変形に対抗する。従って、連結部材130の弾性を利用して床板100の剛性を高め、床板100の機械的強度を向上させることができる。一方、床板100に垂直方向の引っ張り又は圧縮の外力が付与される場合にも、天板部111と連結部材130との間および底板部121と連結部材130との間に形成される隙間Sを利用して連結部材130が変位可能となり、連結部材130を剪断方向へ弾性変形させることができる。これにより、床板100に入力される振動や音のエネルギーを反射し易くして、床板100の防振性能および遮音性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】構造の複雑化、高コスト化、重量化を招かずに、高い制振性、遮音性を発揮するようにする。
【解決手段】アルミダブルスキン基板1の上に、弾性床材11を所定厚さに貼り合わせ、この弾性床材11の上面または厚み方向の中間に貼り合わせた金属床材12とアルミダブルスキン基板1との間で、弾性床材11の厚み方向の全体または一部を拘束したことにより、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】構造の複雑化、高コスト化、重量化を招かずに、従来に比しさらに高い防音、遮音効果を発揮できるようにする。
【解決手段】骨組3の表裏の面板4、5間の升目2内に表裏の面板4、5と平行に張る薄膜6に張力を与えて対象音波との共振と、薄膜6を表裏の面板4、5との間でそこに自由繊維遮音材7aを充填した充填繊維群7により支持して、薄膜6の振動域、振幅の微小化、ランダム化、移動と、を図って、対象音波の空気振動エネルギの薄膜6の横振動エネルギへの変換効率を高め、この薄膜6の横振動エネルギを表裏面板4、5間での充填繊維群7による支持構造での熱への変換、消費に供し防音することにより、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】構造の簡素化を図ることができるとともに、機器の設置自由度を上げることが可能な鉄道車両を提供する。
【解決手段】鉄道車両は、車体台枠24を有する車両本体17と、車体台枠上に設けられ、少なくとも一部の領域が2層構造に形成された床板28と、2層構造部分の床板内に規定され流体を流通可能な流通路32a、32bと、車両本体の床上あるいは床下のいずれかに設置された電気機器38aと、車両本体内で床板に搭載され、流通路を通して電気機器に冷却風を供給する送風機36と、を備えている。 (もっと読む)


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