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国際特許分類[B61D17/10]の内容

国際特許分類[B61D17/10]に分類される特許

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【課題】衝突時にエネルギー吸収体の全体座屈を防止してエネルギー吸収体を安定的且つ効率良く圧壊させて、特に鉄道車両等の軌条車両に適用した場合に車体本体や乗客等への負担を軽減可能な衝突エネルギー吸収装置及びそれを備えた軌条車両を提供する。
【解決手段】衝突エネルギー吸収装置においては、衝突時に圧壊することにより衝突エネルギーを吸収する複数のエネルギー吸収体11,12が車体本体にその長さ方向に沿って取り付けられている。エネルギー吸収体11,12は、内部に車両前後方向に延びるスペース14が形成されており、スペース14内に座屈防止材16,17が配置されている。衝突時には、エネルギー吸収体11,12は、座屈防止材16,17によって全体座屈を生じることなく圧壊されるので、安定的に且つ効率良く圧壊されていき、衝突エネルギーを十分に吸収することができる。 (もっと読む)


【課題】衝突時に衝突エネルギー吸収装置の変形開始が一斉になるのを回避して、圧壊ピーク荷重を低減し、特に車両等の輸送機器に適用した場合に車体本体や乗客等への負担を軽減することができる衝突エネルギー吸収装置を備えた軌条車両を提供する。
【解決手段】衝突エネルギー吸収装置は、衝突時に圧壊することにより衝突エネルギーを吸収する複数のエネルギー吸収体11,12が走行車両の車体本体の長さ方向の所定領域において、車体本体の幅方向に隔置して取り付けられている。エネルギー吸収体11,12の衝突方向先端位置は、複数の位置にずらされている(ΔLだけ突出)。この衝突エネルギー吸収装置によれば、万一の衝突時には、エネルギー吸収体11等が時間差をおいて衝突し、エネルギー吸収体の圧壊時期をずらすので、エネルギー吸収体の圧壊初期ピーク荷重の発生に時間差が生じ、全体のピーク荷重を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】高強度、低重量、かつ不燃性であり、更に透過損失を向上させた防音特性を備えたハニカムサンドイッチパネルを提供する。
【解決手段】この実施形態は、アルミニウム系合金板から成るハニカムコア1の上下面に、アルミニウム系合金板から成る上面板2と下面板3とを図示しない固定手段を介して固定し、前記音源側と成る下面板3には、所定の厚さtの中間部材6を介して鉄系合金板から成る金属板7が固定手段8を介して固定されている。前記中間部材6としては、積層させた所定の厚さの難燃性のシート状繊維材料、例えば、ガラス繊維を複数枚積層させて構成したり、また図2に示すように所定の面積の難燃性のシート状繊維材料6aを所定枚数積層させ、これを任意の間隔で配設して構成し、上記下面板3と金属板7とで挟持させた状態で固定手段8により固定することも可能である。 (もっと読む)


【課題】台枠上に形成される層部の厚みを薄くしつつ、振動絶縁特性を高めるようにした鉄道車両用床構造を提供する。
【解決手段】この鉄道車両用床構造1においては、床に加わる歩行荷重は、床パネル5で一旦受けた後にクッション面板4に伝わり、さらに、台車や車輪から伝播してくる振動は、クッション面板4で振動吸収した後に床パネル5に伝わる。このように、弾性のあるクッション面板4と板状の床パネル5との組み合わせにより、台枠2の上面2aから床仕上げ部材3との間の層部Sの厚さを薄くすることができる。このような床構造は、層部Sの厚みが約30mm以下になるような制限のある床構造に最適であり、特に在来線などで床厚に厳しい制限がある鉄道車両において有効である。 (もっと読む)


【課題】高速移動用構造体において、大幅な製造工数の低減、コストダウンを図る。
【解決手段】外板11A〜14Aとフレーム11B〜14Bとを、左右の側構体12,13と屋根構体11および左右の側構体12,13と底構体14との接続部分付近を除き、スポット摩擦撹拌接合により接合する。前記接続部分において、フレーム11B,12B,13Bの端部どうしをガセット15Aを介して、フレーム12B,13B,14Bの端部どうしをガセット15Bを介してそれぞれ連結し、外板11A〜14Aどうしを溶接、リベット等により接合し、この溶接部分をガセット15A,15Bから離し、浮いた状態とする。前記接続部分において、外板のストリンガ11Ab,12Ab,13Abを、クリップ16を介してガセット15Aまたはフレーム11B,12B,13Bに、ストリンガ12Ab,13Ab,14Abを、ガセット15Bまたはフレーム12B,13B,14Bに連結する。 (もっと読む)


【課題】鉄道車両が衝突した際に、衝突のエネルギーを吸収するエネルギー吸収構造に関して、乗り上げ衝突時にエネルギーを吸収し、なおかつ座屈開始時に生じるピーク荷重を低減する。乗り上げ衝突時には、曲げモーメントが作用して効率よくエネルギー吸収ができない。また、座屈開始時にはおおきなピーク荷重が生じている。
【解決手段】鉄道車両が衝突した際に、衝突のエネルギーを吸収するエネルギー吸収構造に関して、エネルギー吸収部材を上下二段に配置し、なおかつ上と下のエネルギー吸収部材の長さを異なったものにする。 (もっと読む)


【課題】 車体の改造をできるだけ少なくして上下一次曲げ振動を低減できる鉄道車両用車体の防振方法、及び、その防振方法を施した鉄道車両用車体を提供する。
【解決手段】 鉄道車両用車体の床構造体2は、車両前後方向に多数配列された横はり6を有し、粘弾性ダンパ部材10が、前後の横はり6間に、ブラケット23によって取り外し可能に取り付けられている。粘弾性ダンパ部材10は、複数のダンパユニットを車体前後方向に連結したものである。各ダンパユニットは、2枚の比較的長い剛性板(左右剛性板)13の間の両端に、左右剛性板13より短い剛性板(中剛性板)15を挟んで、これらの剛性板13、15を粘弾性材料17を介して貼り合せたサンドイッチ構造を有する。床構造体2が上下振動によって粘弾性ダンパ部材10は伸び縮みし、床構造体2の上下方向曲げ振動を減衰する。 (もっと読む)


【課題】鉄道車両の片隅に、安全で快適な多目的スペースを有する鉄道車両用多目的収容装置を提供する。
【解決手段】鉄道車両用多目的収容装置において、鉄道車両1の片隅に配置されるベビーカースペース2と、このベビーカースペース2に配置される上段の水平方向の支持パイプ4と、この上段の水平方向の支持パイプ4に平行で、かつ前記上段の水平方向の支持パイプ4よりは車内側に配置される下段の水平方向の支持パイプ5とを具備する。 (もっと読む)


【課題】軌条車輌において、軽量で低騒音の床構造を提供する。
【解決手段】車体は下床である台枠51の上に車両の幅方向に連続な根太71を介して上床61をのせている。根太71の車両長手方向の配置位置は、剛性が高く振動しにくい枕梁や横梁と対応し、これらの上に配置する。下床の振動が小さい部分において根太71を設置して上床61を支えることにより、下床から根太71を経由して上床61に伝播する振動を低減し、車内に発生する固体伝播音を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】低重心に有利な床下機器を、車両の走行方向で見た投影面積を増大することなく、設置自由度も高く設置できるようにする。
【解決手段】鉄道の車両1の床2を支持または形成する台枠3を床面上に盛上がらせて、その裏側に車両1の床下および側方に開放した凹部5を形成し、この凹部5内に床下機器4を車両1の床下および側方に突出しないように収容して台枠3に支持することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


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