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国際特許分類[B61D17/10]の内容

国際特許分類[B61D17/10]に分類される特許

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【課題】 車両の外観を変更することなく車体の剛性を向上させることによって、車体の弾性振動を抑制し、快適な乗り心地を有する軌条車両を提供する。
【解決手段】 台枠10を構成する部材12,13,14のアルミニウム製の押出形材の形材高さは部材11を構成する形材高さと比較して高く構成されている。各押出形材を構成する面板の板厚が等しいとした場合、部材12,13,14は部材11と比較して、面外曲げ方向に関して曲がりにくい、つまり曲げ剛性を強化することができる。これにより車体剛性を向上させることができ、車体振動を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、軌条車両における床の構成に関する。その目的は、軽量で低騒音の床構造を提供することにある。
【解決手段】 車体は強度部材である下床1を横梁2が支持する構造となっており、下床1は根太3を介して上床4と固定されている。根太3は車体の長手方向に沿って設置されている。根太3は長手方向に沿って切り欠き3aを有し、下床1と上床4と振動絶縁している。切り欠き3aの範囲は長さが短くて、隣接する横梁2、2の間であり、長くて、複数の横梁2,2の間をまたがる長さである。これにより車両に搭載される機器振動に対して、床と床の間に設けられた根太3で振動絶縁されるので固体伝播音が低減できる。 (もっと読む)


【課題】 客室空間内の低騒音化を図ると共に、通路部を往来する乗客の歩行振動の座席への伝播を防いで、良好な座り心地を確保できる鉄道車両の床構造を提供すること。
【解決手段】 客室床板7は、構造床4上に設けられた床受部材5によって支持され、一方、座席10は、構造床4上に設けられた座席受部材11によって、客室床板7の上方に支持される。客室床板7には貫通孔7aが穿設されており、座席受部材11は、その貫通孔7aを介して、客室床板7の上方に配設された座席10を支持するので、座席受部材11は、客室床板7の振動に直接的に影響されない。よって、客室床板7上の通路部を往来する乗客の歩行振動の座席10への伝播を防いで、座り心地を良好に保つことができる。
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【課題】 目地部の周辺が熱風により溶融したり、変色するのを抑制できる輸送機関の目地材を提供する。
【解決手段】 輸送機関である鉄道車両1の床2の化粧目地3に接着される定形のシリコーン接着剤10と、このシリコーン接着剤10の周壁に積層被覆される帯形の保護層とを備え、この保護層を可撓性を有する薄い離型フィルムとする。冷間状態で使用可能なシリコーン接着剤10を溶接棒の代わりに用いるので、熱風を加えて溶融・接着する必要がない。したがって、熱風がシリコーン接着剤10の周辺の床2にも作用し、床2の周辺部が溶融したり、変色するのを防止し、快適な空間を演出する床2の意匠性や耐久性を維持・向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 床材の施工にかかる工数やメンテナンスの手間が少なく、長期にわたり使用できる耐久性の高い鉄道車両の床仕上げ構造を提供する。
【解決手段】 車両床面の長手方向略中央部に、継ぎ目のない長尺シート状床材1を配置するとともに、このシート状床材1の幅方向縁部1aと車両側面の壁21との間に、床材1の縁部1aを床下地との間に挟み込んで固定する板状部材2,2を配設する。以上の構成により、車両内で手間のかかる床材縁部1aの切り込み作業や幅継ぎ(溶接)作業を省略することができる。また、溶接作業による幅継ぎを行わないことから、耐候性に劣り定期的な補修の必要のある床材の継ぎ目部(目地)が生じず、床面の耐久性が向上する。 (もっと読む)


【課題】車両の間を歩いて移動することが容易である関節接続式列車連結体を提供する。
【解決手段】関節接続式列車連結体は、長手方向に整合した複数の車両、及び車両の各々に対する上記車両の前端と列中の前の車両の後端との間における玉継手を備える。各々の車両が長手方向前端及び長手方向後端を有する。車両の各々は、車体と、車体が載置される少なくとも1つの台車と、車体を台車に接続する回動継手手段とを備える。本発明に従い、玉継手が、連結体の転動平面に対して回動継手手段よりも低く又は該回動継手手段と等しい垂直高さに配備される。 (もっと読む)


【課題】 走行安定性と曲線通過性能を向上させた自己操舵台車とこの自己操舵台車適用した鉄道車両を提供する。
【解決手段】 アクティブ・ステアリング・ダンパー10は、DCモータ13を駆動しボールネジ15を回転させ、このボールネジ15と螺合するナット16を螺進させることで全体が伸縮動し、これによってステアリングリンク6を介して輪軸2が操舵される。この操舵はアクティブ・ステアリング・ダンパー10が有するアクティブ機能によって行われる。このアクティブ機能は直線から緩和曲線を経て定常曲線にいたる過程での自己操舵動作の応答遅れを解消する。また、アクティブ・ステアリング・ダンパー10は、パッシブ機能も有する。このパッシブ機能は直線走行時などに発生する蛇行動周波数の振動に対しては剛体として作用し、それ以外の周波数の振動に対しては非剛体として緩衝作用を発揮する機能であり、直線での高速走行性と定常曲線部での通過性が向上する。
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【課題】フレームで補強して高剛性を達成しながら、遮音性を向上し、車内の静粛化を確保する。
【解決手段】多孔質成形体の芯材2の周囲をフレーム3で補強し、これら芯材2及びフレーム3の上下面にそれぞれ上板4と下板5とを接合し、前記芯材2の下面に下方開放状の凹部6を設け、この凹部6内に繊維材料7を挿入するとともに下板5に装着した制振材8を配置する。 (もっと読む)


【課題】 構体質量の増加を極力抑えながら、構体の曲げ剛性を向上することによって、鉄道車両の良好な乗心地性能を提供する。
【解決手段】 屋根構体1、側構体2、台枠3、妻構体4から成る鉄道車両構体10の長手方向中央部の屋根構体1の車内側に強度板7を貼り付けする。強度板7の鉄道車両構体10の長手方向の貼り付け範囲は2つの枕梁6の間であり、屋根構体1の左右方向の貼付範囲は屋根構体1の左右方向の長さの半分程度である。強度板7の板厚は、屋根構体1の上下方向の高さが高くなるに従って厚くなっている。かかる構造においては、多大な変形が生じる鉄道車両構体10の長手方向中央部の屋根構体1の変形を抑えられるので、鉄道車両構体10の曲げ剛性を効率的に向上できる。すなわち、鉄道車両の上下方向の曲げ振動を抑制できるので、良好な乗心地性能を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 足元を確実に照明できるとともに、軽量化および高剛性化を両立できる構造板を提供すること。
【解決手段】 構造板1は、板状の基材11と、この基材11の一方の面に形成された複数の略中空の凸部12と、を有する中間部材21、22を一対備える。中間部材21、22は、凸部12同士が当接するように略平行に配置される。構造板1は、一対の中間部材21、22の間隙を照明する照明装置30をさらに備え、中間部材21は、光透過性を有する。 (もっと読む)


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