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国際特許分類[C10G1/00]の内容

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【課題】軽油等の価値の高い製品油の基材となる改質生成物を多く回収することを可能にすると共に、改質生成物への不純物の混入量を低減することを可能にし、また残留重質成分の取り扱いを簡単にすることにある。
【解決手段】炭化水素系重質原料に対して軽質化を伴う改質処理を行う方法であって、炭化水素系重質原料を、水蒸気を含む300〜500℃の第1の熱分解領域構成部(第1の熱分解領域)1に投入して改質処理を行った後、第1の熱分解領域構成部1において炭化水素系重質原料から熱分解により分離された成分(軽質成分)Aを水蒸気と共に400〜600℃の第2の熱分解領域構成部(第2の熱分解領域)2に移行させて更に改質処理し、改質生成物とする方法を用いている。 (もっと読む)


本発明は、許容できる費用で、かつ高いエネルギー効率で信頼できる純度および組成の有用な物質を製造するための骨材料を含有する廃棄産物および低価値産物の加工に関する。具体的には、本発明は、臓物、動物糞堆肥、および都市の下水スラッジなどのさまざまな原料を、ガス、油、特殊化学物質、および炭素固体を含む有用な物質に転化する方法を含む。この方法は、タンパク質を分解し、骨材料から有機材料を分離するために原料を加熱し、さらに結果として生じる液体混合物に熱および圧力をかけ、さまざまな成分を析出し、次いでさらに1つもしくはそれ以上のその成分に熱および圧力をかける。本発明はさらに、廃棄産物を有用な物質へ転化する方法を実施するための装置、およびその方法から生じる油製品を含む。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、特殊な技能を必要とせず、短時間でバイオマスから様々な有価物を収穫できる多機能な移動式炭化窯を提供する。
【解決手段】バイオマスを炭化室2に投入し、炭化室に設けられた温度計4で炭化室の温度を管理し、燃焼ガス搬送パイプ3に設けられたバルブ10で燃焼室5で生成された燃焼ガスの搬送を調整することにより、水分調整と製炭を可能とすると共に、炭化室の下部に設けられたロストル12、及び煙突9の下部に設けられた酢液抽出口7、タール抽出口8により、炭化物、灰分、酢液及びタールを分離する。 (もっと読む)


【課題】高分子炭化水素原料中の炭素を含む残渣やその他の可燃物などを燃焼し、その燃焼熱を利用し、生成ガスと燃焼ガスを分別回収することで、より効率のよい高分子炭化水素の利用システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るシステムは、高分子炭化水素等を利用することができる。このシステムは、高分子炭化水素の熱分解、ガス化、および改質を行い、有価ガスまたは有価油分を生成する流動層熱分解ガス化炉12と、熱分解ガス化炉12で発生する炭素を含む残渣を含んだ可燃物を燃焼する流動層燃焼炉10とを備えている。燃焼炉10の燃焼熱を熱分解ガス化炉12に供給し、熱分解ガス化炉12で生成される有価ガスまたは有価油分と、燃焼炉10で発生する燃焼ガスとを分別回収する。流動媒体を熱分解ガス化炉12から燃焼炉10に上記残渣とともに移動させ、流動媒体を燃焼炉10から熱分解ガス化炉12に移動させて顕熱を移動させる。 (もっと読む)


【課題】安全性が高く、効率的な木質バイオマス由来の液体燃料の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】溶媒として石油系有機溶媒を用いて、木質バイオマスからなる供試材を温和な反応条件で熱分解液化処理を行い分解物を分離して効率的に灯油・軽油〜重油留分を得る。得られた液体燃料を自家溶媒として循環使用することで、効率的に液化を継続できる。 (もっと読む)


【課題】コンビナート等の地域において、需要に合わせてガス製品を生成するとともに破棄物を再資源化する。
【解決手段】コントロールセンタ5は、原料の排出者3から排出される残渣油、燃料(石油コークス、エチレンボトム)、及び有機性廃棄物等の原料データ(種類及び量)、需要家4からの製品の需要データ、ガス化設備1及び軽質化設備2で生成された製品生産量の製品データを収集し、これらデータに応じて、ガス化設備1及び軽質化設備2への原料の配分を自動的に演算し決定する。コントロールセンタ5はまた、コンビナート内の工場も含む需要家4の一酸化炭素削減量を推定演算することにより省エネルギ効果を推定する。ガス化設備1及び軽質化設備2は、内部循環型流動床式ガス化炉を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は効率的で持続可能かつ経済的に実施することができる再生可能資源の油化方法を提供すること。
【解決手段】糖及び/又は糖誘導体を含む出発材料を熱開裂させる炭化水素含有油の製造方法であって、出発材料を、1013ミリバールの圧力下で少なくとも200℃の初留点を有する接触油と接触させ、200〜600℃の反応温度及び0.1〜50バールの圧力で反応相を形成する反応工程と、反応相を低沸点留分と高沸点留分とに分離する処理工程と、を含み、高沸点留分の少なくとも一部を接触油として反応工程に再循環させる方法に関する。また、本発明は、油化モジュールを備えた前記方法のための装置、電気エネルギー、運動エネルギー及び/又は位置エネルギーの生成方法、化学製品の製造方法、前記方法によって得られる化学製品、少なくとも部分的に前記化学製品からなる材料又は前記化学製品を含む材料、物の又は人の輸送方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、直接石炭液化のプロセスに関する。該プロセスは、(1)粗石炭からなる石炭スラリーを準備する工程;(2)石炭スラリーを前処理し、次いで、液化反応を行うために該石炭スラリーを反応システムに供給する工程;(3)前記反応システムからの反応流出物を、分離器(9、10)にて分離して、液相および気相を形成する工程であって、該液相を、大気塔(11)にて、軽油成分と残油とに分画する工程;(4)前記大気塔の前記残油を減圧塔(12)に送りこんで、蒸留液と残留物とに分離する工程;(5)前記軽油成分と、前記蒸留液とを混合し、混合体を形成し、次いで、水素化のために、該混合体を、強制循環式の懸濁水素化反応炉(13)に送り込む工程;(6)水素化生成物をオイル製品および水素供与再生溶剤に分画する工程を含む。本プロセスは、高い反応炉効率および稼動率で、安定した長期間の処理することができる。また、鉱物塩の沈殿を抑制し、温和な条件下で処理をすることができるため、液体オイル収率が増加し、その後のプロセスのために高品質の供給原料を供給することができる。
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本発明は、悪臭排気を生成することなく、受容可能な費用および高いエネルギー効率で、信頼性の高い純度および組成にて、気体、油、スペシャルティーケミカルおよび炭素固体を含む有用な材料を生成するべく、臓物、家畜糞尿、都市下水汚泥、タイヤおよびプラスチックなどといったさまざまな廃棄物および低価値の供給原料を転換させる多段プロセスおよび装置を含む。また、本発明は、有機液から液体および気化油の混合物を生成するための加熱器、混合物を炭素固体および炭化水素/気体混合物に転換させるための反応器;炭素固体を受容するための第1の冷却器;および炭化水素/気体混合物を受容するための第2の冷却器を備える、有機液を炭化水素および炭素固体の混合物へと転換させるための装置をも提供している。さらに、本発明は、周囲の流体から、バクテリア由来の細胞残屑といったような約1ミクロンの寸法の微粒子を分離する分離器にも関する。

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