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国際特許分類[C10G1/00]の内容

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【課題】植物バイオマス(木材、果樹の老木、稲わら、麦わら、南洋材の木質繊維、油やし、椰子ガラ、ゴムの老木、トウモロコシ芯、古紙、パルプ及びこれらの廃棄物等)の熱分解により発生した熱分解ガスを効率よくタール、酢酸、水、等に粗分留して回収し、またバイオマス原料の種類によっては高品質の燃料油の回収を行い、さらに、熱分解ガスから析出する不揮発成分に起因する配管経路の詰まりを抑制し、連続運転操業が可能な高効率なバイオマス由来液体燃料の製造方法及びその装置の提供を目的とする。
【解決手段】バイオマス原料を熱分解して発生した熱分解ガスを、多段階で分留して液体燃料を製造するバイオマス由来液体燃料の製造方法であって、バイオマス原料を熱分解して熱分解ガスを発生させる熱分解工程と、前記熱分解工程の直後に熱分解ガスから少なくともタール分を回収する留分回収工程を行う。 (もっと読む)


湿潤炭化水素バイオマスの存在下で、炭化水素バイオマスが熱分解するまで重質油を加熱することにより重質油を熱的に分解し、それにより可燃物及び燃料をそれぞれ形成し、加熱した重質油から分離し、続いて凝縮して、可燃物又は燃料を得る方法であって、バイオマスの量に対して1.0重量%以下の含水率の炭化水素バイオマスが使用されることを特徴とする方法。 (もっと読む)


炭質材料液化装置は加圧された液体を高速液体として炭素質物質に向かって供給するノズル組立体を使用する。供給ライン(46,39)は高圧液体をノズル組立体(38)へ供給する。高速液体は反応帯域(40)で炭質材料(30)と反応して処理された炭質材料を生成する。生成物戻りライン(34、42)は、処理された炭質材料及び同伴液体を処理プラントへ戻す。処理プラントは、熱を生成物戻りラインから供給ラインに移す熱交換器(44)と、高圧液体を供給ラインに提供する高圧ポンプと、熱交換器の下流で生成物戻りラインにあって、ガス(54)及び油(56)生成物を同伴液体から分離する分離器とを含み、液体(58)の少なくとも1部は高圧ポンプにリサイクル(64)される。反応は、現場で、又は地上の反応容器(70)内で行われる。 (もっと読む)


本発明は、以下の工程:
炭素質材料に水溶液を加えて炭素質材料を液体炭化水素に液化する炭素質材料において反応ゾーンにおける液化反応を促進させる工程であって、水溶液が、水、0.1%〜70%の(w/w)濃度範囲の過酸化水素、0.1%〜30%の(w/w)濃度範囲のメタノール、および触媒からなる群より選ばれる成分を含む、前記工程
を含む、炭素質材料を液化してその場で液体炭化水素を製造する方法を提供する。水溶液は、過熱流体、超臨界流体、高速度過熱流体または高速度超臨界流体であり得る。実施態様において、第1の水溶液を加えた後、過熱流体、超臨界流体、高速度過熱流体または高速度超臨界流体である第2の水溶液を加えることによって、反応ゾーンを望ましい温度に加熱する。 (もっと読む)


本開示は、炭化水素燃料を形成するために炭素系材料を液体媒質に曝すことを含み得る製造プロセスを提供する。廃棄物を燃料に変換するように構成することのできる廃棄物から燃料への変換プロセスならびに廃棄物材料処理反応炉が提供される。また、熱交換器、発電プロセス、及び燃焼タービン排気装置も提供される。燃料生成プロセス及び生成システムが提供される。また、反応媒質導管システムならびに入口及び出口導管の両方に連結される反応媒質ポンプを保守するためのプロセスも提供される。 (もっと読む)


液体と固体とからなる組成物スラリから液体を分離するために構成された液体除去装置である。この装置は、互いに反対側とされた第1及び第2の側部を持つ、可動でかつ透過性の膜を含む。第2の側部における「積載ベルト部」は、スラリを受け取るように構成されている。透過性膜支持システムは、積載ベルト部のために、可動の支持を提供するように構成されており、そして、積載ベルト部の下方において、透過性膜における第1の側部に接触して配置された運搬デッキを含んでいる。液体除去装置は、透過性膜の第1の側部に密着した低圧チャンバを備えたハウジングを有する。圧力制御システムは、ハウジングを介して圧力差を適用し、これによって、フィルタベルトにおける第1の側部において、第2の側部よりも低い圧力を生成する。運搬デッキは、低圧チャンバの内部に配置される。
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【課題】温和な条件下で、リグニン等のポリフェノール系物質或いはフェノール系物質を還元して液体燃料を提供する。
【解決手段】ポリフェノール系物質或いはフェノール系物質を含むバイオマスと、水素供給能を持つ溶媒と、水素活性化触媒と、水素供給能を持つ溶媒に少なくとも一部は溶解し原子状水素を発生させる金属とを混合する。金属と水素供給能を持つ溶媒との反応により、原子状水素を発生させ、この活性の高い原子状水素をポリフェノール系物質或いはフェノール系物質の芳香環に付加させて還元し液化する。 (もっと読む)


本発明は、炭化水素流体生成物のための組成物および方法に関し、より具体的には、触媒熱分解を経る、炭化水素流体生成物のための組成物および方法に関する。いくつかの実施形態は、触媒熱分解を経て、特定の芳香族生成物(例えば、ベンゼン、トルエン、ナフタレン、キシレンなど)を製造する方法に関する。このようないくつかの方法は、固体炭化水素系材料と不均一な熱分解触媒成分との混合物を含む組成物の使用を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、混合物を、高温(例えば、500℃〜1000℃)で熱分解してもよい。別個の特定可能なバイオ燃料化合物を製造するのに少なくとも部分的に十分な時間、熱分解を行ってもよい。
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【課題】コストが嵩むことなくバイオマスを熱処理して得られるバイオマス熱分解油から高品質な燃料を製造することのできる燃料ガスを製造する方法を提供することを課題としている。
【解決手段】バイオマスを熱処理して生成したバイオマス熱分解油を添加した原料炭をコークス炉1で乾留して、該バイオマス熱分解油を熱分解し燃料ガスを生成することを特徴とするバイオマス熱分解油からの燃料ガス製造方法。 (もっと読む)


【課題】コストが嵩むことなくバイオマスを熱処理して得られるバイオマス熱分解油から高品質な燃料を製造することのできる燃料ガスを製造する方法、コークス炉ガスの保有顕熱を有効的に回収する方法を提供することを課題とする。また、転炉ガスの燃焼発熱量を増大させる方法を提供することも課題としている。
【解決手段】バイオマスを熱処理して生成したバイオマス熱分解油をコークス炉1からのコークス炉ガスと接触させて、該バイオマス熱分解油を熱分解し燃料ガスを生成することを特徴とするバイオマス熱分解油からの燃料ガス製造方法。 (もっと読む)


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