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国際特許分類[C10G69/04]の内容

国際特許分類[C10G69/04]に分類される特許

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炭素含有原料を液体輸送燃料に転換する方法が開示される。その方法は、炭素含有原料を主としてH,CO,COおよびNからなる発生炉ガスに転換する工程と、発生炉ガスを基材触媒と反応させてフィッシャー・トロプシュ(FT)生成物の組み合わせを生産する工程とを含んでいてもよく、FT生成物は液体輸送燃料を含む。FT生成物の一部は、追加量の液体輸送燃料を生産するように触媒的に変換されてもよい。FT生成物または変換されたFT生成物の一部は、追加量の安定化液体輸送燃料を生産するために水素化されてもよい。炭素含有原料を液体輸送燃料に転換するために、1つ以上のモジュール式ユニットを利用するための装置も開示される。装置は、発生炉ガス反応器、フィッシャー・トロプシュ反応器、生成物変換反応器、および水素化反応器を含んでいてもよい。
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【課題】灯油組成物として好適な基本性能を有すると共に、低硫黄分を維持し、環境性能に優れ、かつ発熱量が高い灯油組成物を提供し、冬季灯油の増産に寄与する灯油組成物を提供すること。
【解決手段】流動接触分解(FCC)装置より得られた流動接触分解軽油(LCO:Light Cycle Oil)留分を少なくとも水素化分解した後、分離して得られた沸点範囲190℃以上の留分からなる基材を1〜10質量%含有し、(1)硫黄分が10質量ppm以下、(2)煙点が21mm以上、(3)総発熱量が36600J/ml以上、かつ(4)95容量%留出温度(T95)が270℃以下である灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】原油の常圧蒸留残渣油を脱硫ナフサ、脱硫灯油、脱硫軽油等の各留分の得率が増大し、脱硫重油の得率が低減するように分解し、さらにその残渣油である脱硫重油をLPG留分やFCCガソリン留分の得率が高くかつLCO留分の得率が低くなるように分解することができる常圧蒸留残渣油の分解方法を提供すること。
【解決手段】常圧蒸留残渣油を水素化分解処理し、得られた生成油を流動接触分解処理する常圧蒸留残渣油の分解方法であって、(a)水素化分解処理に用いる触媒が、結晶性アルミノシリケート45質量%以上70質量%以下と多孔性無機酸化物55質量%以下30質量%以上の混合物からなる担体に金属を担持した触媒であり、かつ(b)流動接触分解処理の原料が、前記水素化分解処理によって得られる残渣油と沸点120〜400℃の留出油との混合物であり、当該混合物における留出油の混合割合が1〜30容量%である、
ことを特徴とする常圧蒸留残渣油の分解方法である。 (もっと読む)


炭化水素油を水素化し接触分解するための、改善された一体的方法は、水素および水素化条件の存在下、残油、接触分解リサイクル油、および任意選択の分留油を、触媒に接触させるステップを含む。反応生成物を分離して、ガス、水素化ナフサ、水素化ディーゼル油、および水素化テール油を得る。接触分解条件下、水素化テール油および任意選択の従来の接触分解供給原料を、接触分解触媒に接触させる。反応生成物を分離して、乾燥ガス、液化ガス、接触分解ガソリン、接触分解ディーゼル油、および接触分解リサイクル油を得る。水素化テール油および/または従来の接触分解供給原料と、接触分解触媒とを接触させる前に、この方法は、水素化テール油および/または従来の接触分解供給原料を、少なくとも1種の軽質留分および1種の重質留分に分解するステップを含むことを特徴とする。
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【課題】自動車の運転性能(加速応答性)を高めることができるガソリン基材、及びそのようなガソリン基材を含有し運転性能が良好であり、安定性に優れるガソリン組成物を提供すること。
【解決手段】炭化水素油の接触分解又はナフサの熱分解によって得られる炭素数4の炭化水素留分を原料として用い、この原料についてジオレフィン類を除去する処理を行い、かつ該炭素数4の炭化水素留分中のイソブテンに重合反応を施し、該重合反応生成物を分留して得られる炭素数8のオレフィン留分をさらに水素化し、該オレフィンの少なくとも一部をイソパラフィンに変換した留分からなるガソリン基材、及び該基材を含有するガソリン組成物である。 (もっと読む)


本発明は石油由来飽和炭化水素からオレフィンを製造する方法を開示する。本発明の方法は、予備加熱した石油由来飽和炭化水素である供給原料を、反応システムの脱水素反応ゾーンにおいて脱水素触媒に接触させ、不飽和炭化水素化合物を含んだ石油炭化水素のストリームを得る、上記脱水素反応の変換率が少なくとも20%であるステップと、上記不飽和炭化水素化合物を含んだ石油炭化水素のストリームを、上記反応システムのオレフィンクラッキングゾーンにおいてオレフィン分解触媒に接触させ、炭素原子数が減少したオレフィンを含んだ生成物ストリームを得るステップとを備える。
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【課題】リサーチ法オクタン価の低下を抑制した脱硫重質分解ガソリンの製造方法及び該脱硫重質分解ガソリンを含有する低硫黄ガソリン組成物を提供すること。
【解決手段】接触分解ガソリンを分留して得られる、蒸留流初留点90℃以上、硫黄分20〜50質量ppmの重質分解ガソリンを原料とし、該原料を、多孔質担体に活性金属として少なくとも周期律表第6族金属及び第8族金属を担持させた触媒の存在下、温度150〜245℃、圧力1.0〜2.5MPa、LHSV1〜10h-1、水素/油比50〜200NL/Lの反応条件であって、かつ脱硫重質分解ガソリンの硫黄分が10〜15質量ppmとなる脱硫率であり、オレフィン分の低下及が1容量%以下となるオレフィンの水素化率で水素化脱硫することを特徴とする脱硫重質分解ガソリンの製造方法、及びその脱硫重質分解ガソリンを含有するガソリン組成物である。 (もっと読む)


【課題】従来、重油基材として利用されてきた、常圧蒸留残渣、減圧蒸留残渣、プロパン脱れきアスファルト、あるいはFCC装置から得られるLCOなどを灯油の原料基材として用いてなる、貯蔵安定性に優れる灯油組成物を提供する。
【解決手段】(a)原油の常圧蒸留残渣、(b)前記常圧蒸留残渣を減圧蒸留処理して得られた減圧蒸留残渣、(c)前記減圧蒸留残渣をプロパン脱れき処理して得られたプロパン脱れきアスファルト及び(d)流動接触分解装置のボトム留分の中から選ばれる少なくとも1種を熱分解処理して得られた軽質留分(A)と、流動接触分解装置から得られるライトサイクルオイル(B)とを、容量比100:0〜50:50の割合で含む混合基材の脱硫及び脱窒素処理物から得られた灯油留分、及び組成物1L当たり、酸化防止剤3〜30mgを含む灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】従来、重油基材として利用されてきた、常圧蒸留残渣、減圧蒸留残渣、プロパン脱れきアスファルト、あるいはFCC装置から得られるLCOなどを灯油組成物の原料基材として用いてなる、貯蔵安定性に優れる灯油組成物を提供する。
【解決手段】(a)原油の常圧蒸留残渣、(b)前記常圧蒸留残渣を減圧蒸留処理して得られた減圧蒸留残渣、(c)前記減圧蒸留残渣をプロパン脱れき処理して得られたプロパン脱れきアスファルト及び(d)流動接触分解装置のボトム留分の中から選ばれる少なくとも1種を熱分解処理して得られた軽質留分(A)と、流動接触分解装置から得られるライトサイクルオイル(B)とを、容量比100:0〜50:50の割合で含む混合基材を脱硫及び脱窒素処理して得られた、煙点が25mm以上の灯油留分からなることを特徴とする灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】接触改質処理の際の液収率の低下を抑制してオクタンバレルの損失を抑えつつ、分解ガソリンのオクタン価を向上させ、分解ガソリンから効率良く高オクタン価ガソリン基材を製造する方法を提供すること。
【解決手段】沸点範囲が70〜210℃の範囲に含まれる分解ガソリンを原料として、高オクタン価ガソリン基材を製造する方法であって、前記原料分解ガソリン全体の30〜90容量%を水素化処理し、次いで該水素化処理で得た生成油を接触改質処理して接触改質処理油を得、該接触改質処理油に、前記原料分解ガソリンの残部を全量混合することを特徴とする高オクタン価ガソリン基材の製造方法。 (もっと読む)


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