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国際特許分類[C10J3/46]の内容

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【課題】二段ガス化炉をスケールアップする目的で、炉本体の直径を大きくする際にあたって、炉本体の高さをむやみに高くすることなく、炉本体内で低温領域と高温領域とが明確に形成されて望ましい温度分布が形成されるようにし、かつ炉壁の損傷を防止でき、炉壁からの熱損失を小さくする。
【解決手段】円筒状の炉本体2と、この炉本体の上部に配される上部バーナー群3と、炉本体の下部に配される下部バーナー群4を備え、炉本体2の上端部に、製品ガスが排出されるガス出口5が、炉本体2の下端部には溶融スラグが排出される溶融スラグ出口7が形成され、上部バーナ群3と下部バーナ群4との間隔Lbと、ガス出口5と上部バーナ群3との間隔Luとの比率がLb/Lu=2〜12とされているガス化炉である。 (もっと読む)


【課題】ガス化ガス中の高沸点炭化水素化合物の吸着によって活性炭の吸着能力が低下したとしても、その吸着能力を効率的に回復させて、装置のガス浄化能力を持続させることのできるガス化ガスの浄化方法及び浄化装置を提供すること。
【解決手段】有機性廃棄物又は石炭等の固体有機物を熱分解して得られたガス化ガスを複数の活性炭吸着塔1a〜1cからなる活性炭式吸着装置1に通し、活性炭にガス化ガス中のダイオキシン及び常温常圧で液体若しくは固体である高沸点炭化水素化合物を吸着させるガス化ガスの浄化方法において、前記高沸点炭化水素化合物の吸着によって吸着能力の低下した活性炭吸着塔1cについてはガス化ガスの通ガスを遮断し、当該活性炭吸着塔1c内の圧力を下げ、キャリアガスを通すことで吸着した前記高沸点炭化水素化合物をキャリアガス側に吐き出させて吸着能力を回復させ、その後、ガス化ガスの通ガスを再開させる。 (もっと読む)


ガス化反応容器の上半分に燃焼室(6)を備え、前記燃焼室(6)の下端部に生成物ガス出口(7)を有し、酸化剤ガスと炭素質供給原料の供給導管を少なくとも備えたバーナー(2)が、使用中に前記燃焼室(6)中に火を発射するように配置されたガス化反応容器(1)であって、前記燃焼室(6)の壁と容器(1)の壁との間に環状空間(9)が設けられ、前記燃焼室(6)の壁(8)が相互連結された管(垂直配置又は螺旋コイル状)の配列から構成され、同じ水平高さにて互いに直径方向に配置された2個のバーナー(2)の開口部が前記燃焼室の壁に設けられ、前記バーナー開口部にバーナー(2)が設けられた前記ガス化反応容器。 (もっと読む)


【課題】製品となるH2やCO等の可燃性ガスから最終的に分離されるCO2ガスを固体燃料のガス化炉への供給用として有効活用し得、固体燃料をガス化炉へ安定して供給し得る燃料ガス化設備を提供する。
【解決手段】ガス化炉2で生成されたガス化ガス中からCO2ガスを分離して固体燃料のガス化炉2への供給系統へ導くCO2ガス分離循環手段を備える。 (もっと読む)


【課題】セラミック/金属の接合の問題及び熱膨張の違いによる課題を克服し、セラミックライナの利点を活かしたガス化装置用ライナを実現する。
【解決手段】ガス化容器16内で使用するライナ14が、複数の細長チャネル12および複数のセラミックシース46を含んでいる。細長チャネル12により冷媒がガス化装置を流れる。個々のセラミックシース46は先端部48と終端部50を有している。セラミックシース46は細長チャネル12の周囲に配置されており、それぞれの長さは冷媒チャネル12の長さよりも短い。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化触媒として作用するカルシウムが高濃度に担持された石炭を製造する。一旦石炭に担持したカルシウムをガス化後の灰から回収して再利用する。
【解決手段】木質系バイオマス原料、草本系バイオマス原料及び植物由来の食品残渣のうちの少なくともいずれか一つを炭化処理する際に発生する酸性のバイオマス水溶性液に水酸化カルシウムを溶解し、バイオマス水溶性液を石炭と接触させて石炭にカルシウムを担持させるようにした。また、バイオマス水溶性液とカルシウムが担持されている石炭のガス化後の灰とを接触させてこのカルシウムを回収し、バイオマス水溶性液を石炭と接触させて石炭にカルシウムを担持させることにより、カルシウムを再利用するようにした。 (もっと読む)


【課題】ガス化装置内で合成ガスを冷却する方法が提供される。
【解決手段】この方法では、少なくとも部分的にガス化装置の反応域を通って延びる1以上のプラテン内に冷却液を流し、1以上のプラテンの周りに反応液を循環させて、反応液から冷却液への熱伝達を促進する。
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【課題】多種類の石炭を水素化熱分解する際にオイル収率を向上させる。
【解決手段】下段において、酸素、又は、酸素及び水蒸気と、石炭を投入して部分酸化によりガス化ガスを生成し、上段において、前記生成したガス化ガス中に石炭及び水素を投入して水素化熱分解によりガス、オイル、及びチャーを生成する、上下二室二段の反応器を用いた石炭の水素化熱分解方法であって、前記上段に投入する石炭を、前記下段に投入する石炭よりも、石炭化度の低いものを使用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プロセス内における熱効率を高めた石炭の水素化熱分解方法を提供する。
【解決手段】下段がガス化部2で上段が熱分解改質部3の二室二段構造の石炭水素化熱分解炉1を用い、前記ガス化部2に、石炭、チャーおよび炭素質原料のうちの1種または2種以上を酸素と共に吹き込み、部分酸化反応を起こさせ、水素、一酸化炭素、水蒸気、二酸化炭素を主成分とするガス化ガスを発生させるガス化工程、前記熱分解改質部3に、前記発生したガス化ガス中に石炭または石炭と水素を吹き込み、前記ガス化ガスの顕熱を利用して水素化熱分解を起こさせ、ガス、オイル、及びチャーを生成させる熱分解改質工程、前記生成したガス、オイル、及びチャーと前記発生したガス化ガスの混合物からなるプロセス発生物を、耐熱性フィルター設備へ導入し、前記チャーと前記ガスおよびオイルを分離する分離工程により、前記分離したガス及びオイルを回収する石炭の水素化熱分解方法。 (もっと読む)


本発明は、ガス・蒸気タービン(コンバインドサイクル)発電所において、炭素含有物質及び酸素含有ガスから生成されるガス化ガスを用いて電気的エネルギーを生成するための方法に関する。当該方法においては、炭素含有物質は、溶融ガス化ゾーンにおいて、酸素又は、酸素の割合が少なくとも95vol%、好適には少なくとも99vol%の、酸素を多く含むガスでガス化され、そうして生成されたガス化ガスは、脱硫剤を含む脱硫ゾーンを通過するように誘導され、使用された脱硫剤は、溶融ガス化ゾーンに搬送され、溶融スラグが形成された後に取り除かれ、脱硫されたガス化ガスは、好適には洗浄及び冷却の後、燃焼室内で純酸素とともに燃焼され、発生した燃焼ガス、HO、及びCOは、エネルギー生成のためにガスタービンに誘導され、燃焼ガスは、ガスタービンの下流において、蒸気ボイラ内で水蒸気と二酸化炭素とに分離され、続いて、水蒸気は蒸気タービンに誘導され、二酸化炭素は、温度調節のために、少なくとも部分的に燃焼室に戻される。
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