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国際特許分類[C10J3/48]の内容

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【課題】 石炭とバイオマスとを共熱分解する際の操業トラブルの原因なる、熱分解装置内でのすすの発生を防ぎ、ガス、タールおよびチャーの収率を向上させる。
【解決手段】 下段がガス化炉2で上段が熱分解炉1である二室二段構造の熱分解装置を用い、ガス化炉2において、炭素質原料13を酸素14、または、酸素14および水蒸気15と共にガス化バーナー5を介して吹き込み、部分酸化反応を起こさせることによって高温ガスを発生させた後、その高温ガスを熱分解炉1へ導入し、熱分解ガス化を行う反応炉において、バイオマス吹き込みノズル4を石炭吹き込みノズル3の下方に設置し、バイオマスとガス化ガスとの混合後に石炭を投入することを特徴とする石炭およびバイオマスの共熱分解装置および方法。 (もっと読む)


【課題】 容易な手段で水素生成反応温度を得られる水素含有ガス製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 炭素もしくは炭化水素を含有する原料と水蒸気とを反応させて水素含有ガスを生成させる水素含有ガス製造装置において、原料と水蒸気とを収容する反応室12と、原料を反応室12への供給前に加熱し加熱後に反応室12へ供給する原料加熱手段4と、原料を原料加熱手段4へ供給する原料供給手段2と、水蒸気を反応室へ供給する水蒸気供給手段3と、原料と水蒸気とを収容せる反応室へ高圧ガスを間欠的に供給して衝撃波を発生させる衝撃波発生手段5と、反応室での水蒸気と原料中の炭素もしくは炭化水素との反応により生成された水素含有ガスを反応室外へ取り出す取出手段6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】様々の炭種の石炭(微粉炭、石炭スラリを含む)や、汚泥、バイオマス燃料等を燃料として、安定して生成ガスを生成し、高いガス化効率を達成できるガス化炉装置を提供する。
【解決手段】 本発明のガス化炉装置1は、固体燃料の一部を燃焼させる部分燃焼領域10aを備え、該燃焼の燃焼熱により残余の固体燃料を加熱して生成ガスを生成させるガス化炉10と、生成ガスの一部を抽気し、これを燃焼用酸化ガスと混合して燃焼させ、該生成ガスの燃焼熱により燃焼用酸化ガスを加熱して、固体燃料の着火温度以上の高温燃焼用酸化ガスを生成する高温燃焼用酸化ガス生成手段15と、高温燃焼用酸化ガスをガス化炉の部分燃焼領域に供給する高温酸化ガス供給手段12と、固体燃料を前記ガス化炉の部分燃焼領域に供給して該固体燃料の一部を燃焼させる燃料供給手段11とを備える。 (もっと読む)


本保護キャップは、ガス化装置反応室の高温対面ライニング内の熱電対空洞の開口に取付けられる。このキャップは、ほぼ円板状の構造体であって、1つの実施形態では、後退面を迂回させるために該後退面の上方に上方スラグ反らせ面を含む。耐火ライニング内に座ぐりを形成して、保護キャップを収容しかつ保護キャップを耐火ライニング内にリセス嵌合することを可能にする。下向きに移動するスラグが孔を通して熱電対空洞(50)内に流入する可能性を最少にするように上向きに傾斜させて、キャップ内に孔を形成することができる。孔は、過度の放射熱がガス化装置の容器又はシェル(12)に到達する危険性を最少にするのに十分なほど小さくすることができる。キャップの周縁部は、キャップが座ぐり内でその位置を維持するのを助けるように下向きに傾斜した上方及び下方部分を有する。
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【課題】含水有機物から効率的に外部利用可能な燃料ガスを多量に得るガス化装置を提供する。
【解決手段】有機物原料を順次加熱循環させる第一の加熱容器103と第二の加熱容器104とが、供給口を挟んで設けられ、前記第二の加熱容器104に排気口108、第一の加熱容器104の揮発物質発生源より上流に空気導入管が設置された構造であるので、原料の残留炭素を燃焼させて熱源として利用でき、揮発物質を改質、ガス化できるので、外部利用が容易なガスを効率的にかつ多量に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】初期生成ガスを処理する際に大気中へ排出される硫黄分を適切に処理し、環境性能をより一層向上させた石炭ガス化複合発電設備を提供すること。
【解決手段】微粉炭を処理して気体燃料に変換する石炭ガス化炉3と、気体燃料を燃料として運転されるガスタービン設備5と、ガスタービン設備5の燃焼排ガスを導入する排熱回収ボイラ30で生成した蒸気により運転される蒸気タービン設備7と、ガスタービン設備5及び/又は蒸気タービン設備7と連結された発電機Gとを備え、排熱回収ボイラ30から排出される燃焼排ガスを脱硫して大気放出する排煙脱硫方式の石炭ガス化複合発電設備1において、石炭ガス化炉3の出口側から分岐してフレアシステム27に至る初期生成ガスの流路に初期生成ガス専用の初期脱硫装置24を設けた。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、粗ガス冷却器の塔数を減少することにより、熱回収面でのロス,建設コスト及び設置スペースを低減可能な粗ガス冷却器を提供することである。
【解決手段】 石炭等の燃料をガス化した粗ガスからガス化熱を回収する粗ガス冷却器15において、冷却器本体としての圧力容器11内に粗ガスの輻射熱を回収する輻射熱回収部分1を形成すると共に、この輻射熱回収部分1の外側に伝熱により熱回収する伝熱による熱回収部分6を一体的に組み合わせて設ける。 (もっと読む)


【目的】 混合廃プラスチックを分別することなく減容化・再資源化処理を行う。
【構成】 混合廃プラスチックは貯留槽1から溶解熱分解炉2に供給され、油貯留槽5から供給された溶媒と混合され、加熱されて低沸点の溶媒が蒸発し炉内が加圧されると同時に混合廃プラスチックの一部が溶解される。次いで、溶媒と溶解及び不溶解混合廃プラスチックの熱分解ガス化により炉内が熱分解圧力まで加圧され、該圧力下で溶媒と溶解及び不溶解混合廃プラスチックとの熱分解ガス化が行われる。排出される熱分解ガスは触媒軽質化炉3に導入され、触媒との接触反応により軽質化される。軽質化ガスは冷却器3において、凝縮・液化され液化油質分が油貯留槽5に貯留される。
【効果】 熱分解ガス化のし難い熱硬化性樹脂の分解率を高めることができ、比較的低炭素数含有量の多い油が回収できる。 (もっと読む)


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