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国際特許分類[C21C1/02]の内容

国際特許分類[C21C1/02]に分類される特許

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【課題】できるだけ少ないCaO原単位で、かつカルシウムフェライト原単位をできるだけ低減しながら溶銑脱りんし、処理後溶銑中[P]濃度を0.020質量%以下、処理後スラグ塩基度を1.8以下とする。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、生石灰、酸化鉄、およびカルシウムフェライトを90質量%以上含む精錬剤を炉内に添加して溶銑脱りんする方法である。生石灰の添加は、粒径5〜30mmのものを転炉の上方から炉内に投入する方法、および粒径3mm以下のものを上吹きランスから酸素とともに溶銑へ吹き付ける方法のいずれか一方または両方により、その添加量を、上吹き酸素の全吹付け時間の35%が経過した時点における装入塩基度が0.3以上1.0以下となるように調整して、行う。さらに、カルシウムフェライトを90質量%以上含む精錬剤の添加は、粒径5〜50mmのものを転炉の上方から炉内に投入する方法により、その添加量を、上吹き酸素の全吹付け時間の35%が経過した時点より後であって、その80%が経過するまでの間に、実塩基度が1.5以上1.8以下となるように調整して、行う。 (もっと読む)


【課題】低スラグ塩基度でありながら高い脱燐効率を得ることができとともに、スピッティングやダストの発生を抑制して鉄歩留まりの低下も抑えることができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型容器内の溶銑に対して、CaO源を主体とする精錬剤を添加し、上吹きランスから溶銑浴面に気体酸素の吹き付けを行う脱燐処理方法において、上吹きランスから粉粒状の固体酸素源を溶銑浴面に吹き付け、且つ上吹きランスからの気体酸素の供給速度を1.5〜5.0Nm/min/溶銑tonとするとともに、処理後のスラグ塩基度(%CaO/%SiO)が1.0以上2.5未満となるように処理を行う。 (もっと読む)


【課題】環境に与える悪影響が少なく、生成スラグの再利用が可能で作業性の良好な溶銑の脱硫精錬剤と、溶銑脱硫方法を提案する。
【解決手段】アルカリ土類金属系脱硫剤に、KOおよびKClの混合物をそれぞれの含有量が5.0mass%以上である滓化促進剤を添加したものからなる溶銑の脱硫精錬剤と、この脱硫精錬剤を用いて溶銑の脱硫を行なう方法。 (もっと読む)


【課題】 溶鉄を酸化精錬する際に、上吹きランスの下方にバーナー火炎を安定的に形成させ、それにより、冷鉄源の配合比率を安定して高める。
【解決手段】 粉状精錬剤供給流路、燃料ガス供給流路、該燃料ガスの燃焼用酸化性ガス供給流路、精錬用酸化性ガス供給流路を有する上吹きランス3を用い、前記燃料ガス供給流路から、該燃料ガス供給流路の出口における単位断面積あたりの投入熱量が250kJ/(mm2・分)以上800kJ/(mm2・分)以下となる燃料ガスを供給すると同時に、前記燃焼用酸化性ガス供給流路から酸化性ガスを供給して、上吹きランスの先端下方に火炎を形成させながら、前記粉状精錬剤供給流路から、粉状精錬剤29として、酸化鉄、石灰系媒溶剤、可燃性物質のうちの1種以上を不活性ガスとともに転炉内溶銑浴面に向けて供給し、且つ、前記精錬用酸化性ガス供給流路から精錬用酸化性ガスを溶銑浴面に向けて供給し、転炉内の冷鉄源の添加された溶銑26を酸化精錬する。 (もっと読む)


【課題】炭材量を削減でき、さらに高着熱効率による、溶銑配合率を低下することができる溶銑の脱燐および/または脱炭を行う溶鉄の精錬方法を提供する。
【解決手段】酸化性ガスを鉄浴型精錬炉内に供給する上吹きランス7と、上吹きランス7とは別に設けられ粉粒状の副原料を鉄浴型精錬炉内に装入する粉体装入ランス5とを設置し、粉体装入ランス5の先端に、粉粒状の副原料23を噴射する粉粒体噴射ノズルと、燃料を噴射する燃料噴射ノズルと、燃焼用の酸素ガスを噴射する酸素ガス噴射ノズルとを有するバーナノズルを設け、該バーナノズルから発生する火炎21の中を通過するように前記粉粒状の副原料23を前記鉄浴型精錬炉内に装入して脱燐を行う。 (もっと読む)


【課題】製鋼コストの上昇や炉体耐火物の損耗などを招くことなく溶鉄を精錬処理することのできる溶鉄の精錬方法を提供する。
【解決手段】上吹きランス5として中心部に精錬剤放出路51を有し、かつ精錬剤放出路51の周囲に燃料放出路52、燃料燃焼用ガス流路53、脱燐精錬用ガス流路54、冷却水内側流路55及び冷却水外側流路56が同心円状に形成されたものを用いる。精錬剤放出路51に粉状精錬剤を不活性ガスと共に供給し、燃料放出路52に供給された燃料と燃料燃焼用ガス流路53に供給された燃料燃焼用ガスとを上吹きランス5の先端部から転炉内に放出して燃料を燃料燃焼用ガスにより燃焼せしめると同時に、精錬剤放出路51に供給された粉状精錬剤を不活性ガスと共に上吹きランス5の先端中心部から転炉内に放出して溶鉄の精錬処理を行う。 (もっと読む)


【課題】機械撹拌式溶銑脱硫装置を用いて溶銑の脱硫を行うに際し、脱硫速度を高め、生産性向上につなげる。
【解決手段】溶銑鍋1が待機中に、溶銑鍋1に保持された溶銑8に、脱硫スラグ9をホッパ10から投入シュート6を介して上置き添加して、予め脱硫スラグの昇温処理を行う。その後、予め脱硫スラグ9の昇温処理を施された溶銑8に、回転シャフト4に取り付けられたインペラ羽根3を浸漬して回転させることで、溶銑8の機械撹拌を開始し、しかる後、溶銑8に、石灰11を上吹きランス7を介して搬送ガスとともに上吹き添加して脱硫処理を行う。なお、溶銑に、石灰を上吹き添加して脱硫処理を行うのに替えて、石灰を上吹きと上置きの両方の方法で添加して脱硫処理を行うようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルに当り、該スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄を資源として活用する。
【解決手段】 本発明のスラグからの鉄及び燐の回収方法は、燐含有製鋼スラグを、該スラグを含めて還元処理される対象物全体の塩基度(CaO/SiO2)が1.0〜3.0の範囲になるように調整した上で、1100〜1300℃で炭素含有還元剤でスラグ中の鉄酸化物を還元して還元鉄を得る第1の工程と、第1の工程によって鉄酸化物量が低下したスラグを、炭素含有還元剤で還元してスラグ中の燐酸化物を気相へ還元除去する第2の工程と、第2の工程によって得られたスラグを製銑又は製鋼工程でのCaO源として再利用する第3の工程と、第1の工程で得た還元鉄を製銑又は製鋼工程での鉄源として再利用する第4の工程と、第2の工程で気相へ還元除去した燐を、排ガス設備で回収して燐酸資源原料とする第5の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】溶銑中のS濃度を迅速かつ精度よく分析して溶銑での脱硫処理を適正化することによって、脱硫処理後のS濃度を精度よく制御し、もって、S濃度外れを防止するとともに、過剰な脱硫剤添加によるコスト上昇や製鋼工程での工程撹乱を防止することができる溶銑の脱硫方法を提案する。
【解決手段】溶銑の脱硫処理に際して、脱硫処理前、処理中および処理後の少なくとも1以上の段階で溶銑から採取した試料のS濃度を分析し、そのS濃度の分析値に基づいて、その後さらに脱硫する、脱硫終了を判定するまたはその後の脱硫条件を決定する溶銑の脱硫方法において、上記S濃度を、試料を純酸素雰囲気下で高周波誘導加熱により酸化させて、溶銑中のSをSOとする高周波誘導加熱工程と、上記高周波誘導加熱工程で生成したSO含有ガスを、紫外蛍光法で分析して試料中のS濃度を定量する分析工程を含む分析方法を用いて分析する溶銑の脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】高圧タンクのディスペンサータンクを使用することなく、固体の粉状添加剤を圧縮気体にまんべんなく混合することができる脱硫装置用の粉状添加剤の添加装置を提供する。
【解決手段】脱硫装置用の粉状添加剤の添加装置は、粉状添加剤を貯蔵するホッパ3と、圧縮気体を送入することによって、ホッパ3から自重落下する粉状添加剤に真空吸引力を働かせ、圧縮気体に粉状添加剤を巻き込ませるエジェクタ部9と、エジェクタ部9において圧縮気体に巻き込ませた粉状添加剤を溶銑に上吹き添加するランス6と、を備える。 (もっと読む)


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