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国際特許分類[C21C1/02]の内容

国際特許分類[C21C1/02]に分類される特許

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【課題】カルシウムフェライトを用いて脱りん処理を行ったとしても、スラグのフォーミングの発生を抑制しながら当該脱りん処理を行うことができるようにする。
【解決手段】第1段階では、精錬剤に含まれるカルシウムフェライトを質量比で10%以下とする。第2段階では、精錬剤に含まれるカルシウムフェライトを質量比で10%より大きく25%以下とし、第3段階では15%以上とする。精錬剤に含有させるカルシウムフェライトにおいて、CaO:FeをCaOは20〜50質量%:Feは80〜50質量%とする。第1段階〜第3段階において、固体酸素の吹き込み速度、CaOの吹き込み速度、固体酸素と気体酸素の吹き込み速度の合計を適宜設定する。 (もっと読む)


【課題】ランスから粉体を高速度に溶銑に吹付けなくとも粉体の集塵ロスを低減して粉体の歩留まりを向上できるランスを用いた溶銑の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉型精錬容器を用いて、溶銑1トンあたり4.0Nm/min以下酸素含有ガスとともにCaO含有粉体を上吹きランスから溶銑に吹付ける溶銑の精錬方法であって、前記上吹きランスは先端に複数個のノズルを有し、それらのノズルから粉体とガスを共に溶銑に向けて吹き付けるランスであり、それら粉体とガスが通る前記ランス内の流路において、最も断面積が狭くなるノズルスロートよりも上流側の全ての内壁面について、内壁面の接平面と前記ランス中心軸とのなす角度が45°以上であるランス内壁面の、前記ランス中心軸に垂直な面への投影面積Aが下記式を満たすランスであることを特徴とする、溶銑の精錬方法。
A/A0≦0.70
A0:ランス内管にて最も断面積が大きい位置における断面積 (もっと読む)


【課題】使用量が少なく必要投入速度を気送で満足することが可能な脱酸材等について、既存の装置に簡単な工夫を凝らすだけで、気送経路から貯留ホッパーを使用せずに直接投入シュートを介して自然落下で装入鍋内の溶銑に上置き投入できる装置を提供することにある。
【解決手段】装入鍋インペラ脱硫処理設備の装入鍋内に保持した溶銑に粉状投入物を自然落下で添加するための気送経路2および投入シュート6を備えた粉状投入物の気送上置き投入装置において、前記投入シュート2の側面から水平よりも上向きに分岐されるとともに前記気送経路2を側面に接続された受入ボックス8を備えることを特徴とする粉状投入物の気送上置き投入装置である。 (もっと読む)


【課題】溶銑鍋での脱りん処理において、スラグフォーミングによる操業阻害が無く効率よく脱りん処理する方法を提供する。
【解決手段】溶銑鍋に収容された、[Si]0.10〜0.25質量%含有溶銑に、脱りん剤としてCaO源を供給するとともに、溶銑トンあたり0.28〜0.36Nm3/min/tの気体酸素を上吹きランスから溶銑表面へ吹き付けて、スラグ塩基度(CaO質量%/SiO2質量%)が2.5〜6.5になるように調整して脱りん処理する際に、CaO源のうち20質量%以上を、粒径1mm以下であってCaOを80質量%以上含有する粉体CaO源として、気体酸素の供給速度FO2:(Nm3/min/t)と粉体CaO源に含まれるCaO供給速度RPB:(kg/min/t)の比FO2/RPBを0.4〜1.4の範囲に制御しつつ、上吹きランスを通じて供給する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、水稲の収量を増加させ、かつ、メタンガスと亜酸化窒素ガスの発生を抑制するための製鋼スラグ粒及び方法を提供する。
【解決手段】可給態けい酸を20mg/g以上200mg/g以下かつEDTA溶出鉄を10mg/g以上30mg/g以下含む製鋼スラグ又は該製鋼スラグを破砕して得られる粉体又は該粉体を結合剤により粒状にしたものからなることを特徴とする、水稲の収量を増加させ、かつ、メタンガスと亜酸化窒素ガスの発生を抑制する製鋼スラグ粒、及び、これを用いた水稲の収量を増加させ、かつ、メタンガスと亜酸化窒素ガスの発生を抑制する方法である。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理における脱硫処理直後に迅速かつ確実に脱硫不良を判定することができる、脱硫不良判定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】脱硫処理直後の溶銑鍋中にある溶銑の浴面を赤外線カメラで撮影し、撮影した画像の画像処理を行うことにより、前記溶銑の脱硫具合の良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】 混銑車、溶銑鍋等の溶銑搬送容器に収容された溶銑を脱燐処理するにあたり、ソーダ灰等の高価な造滓剤を使用せず、且つ、滓化促進剤としてフッ素化合物を使用することなく、安価なCaO含有物質を造滓剤として使用し、溶銑中燐濃度を0.010質量%以下まで安定して低下する。
【解決手段】 搬送容器1に収容された溶銑3に酸化剤及び媒溶剤を供給して溶銑中の燐を酸化除去する溶銑の脱燐処理方法において、前記媒溶剤としてフッ素化合物を含有しないCaO含有物質を使用し、前記酸化剤とは独立して気体酸素を前記溶銑上に存在するスラグ4に吹き込む。 (もっと読む)


【課題】従来は効果的なリサイクルが困難であった混銑車スラグを、多大な設備投資を必要とせず、冬場であっても強度及び品位の高い高炉向ペレットとしてリサイクルすることができる混銑車スラグのリサイクル方法及び高炉向ペレットを提供する。
【解決手段】5質量%以上のメタルFeを含む混銑車スラグ1を鉄鉱石2とともに破砕混合し、粉コークス3とセメント系バインダー4とその他の鉄原料5とを配合し、造粒し硬化させて高炉向ペレットとして再利用する。ペレット中の混銑車スラグ1の配合率は5〜25質量%とする。その他の鉄原料として鉄分含有ダストを使用することができる。メタルFeの酸化熱により10〜20℃の温度上昇が生じ、セメントの水和反応を促進して、6MPa以上の圧潰強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】 鉄スクラップを鉄源として溶鋼を製造するにあたり、鉄スクラップを省エネルギーで効率良く溶解するとともに、含有成分の種類及び含有量が様々である鉄スクラップを使用しても不純物成分の少ない鋼を製造する。
【解決手段】 鉄スクラップと炭材とからアーク炉にて溶銑を製造し、製造した溶銑を、該溶銑の一部を炉内に残留させてアーク炉から出湯し、出湯した後の溶銑に高炉溶銑を混合し、混合した後の溶銑を転炉に装入し、転炉にて酸素吹錬して溶鋼を製造する、鉄スクラップを利用した製鋼方法であって、アーク炉では、前記の鉄スクラップ装入から前記の溶銑出湯までの工程を繰り返し実施し、且つ、下記の(1)式で定義される、アーク炉に残留させる溶銑の残湯量比率Zが10〜70質量%の範囲内になるように出湯量を制御する。 残湯量比率Z(質量%)=炉内残留溶銑量(t)×100/溶銑溶解量(t)…(1) (もっと読む)


【課題】スラグの内部まで十分に炭酸化処理され、安定化処理後に破砕処理を行う土工用途や海洋用途へ使用可能な製鋼スラグを提供する。
【解決手段】密閉容器に収容された溶融状態の製鋼スラグの内部に、二酸化炭素を含む気体を、二酸化炭素の吹き込み量が製鋼スラグ1トン当たり0.07トン以上となるようにして、吹き込み、その後に製鋼スラグを860℃以下の温度に冷却することによって、遊離CaOの含有量が1.5%以下であるとともに、炭酸塩の形態で存在するCO2の含有量が6.3%以上である製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


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