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国際特許分類[C21D1/06]の内容

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【課題】高価なMoを添加しないで、高い表面硬度を有するとともに、耐ピッチング性に優れた浸炭窒化鋼部品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.05〜2.0%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.03%以下、S:0.001〜0.15%、Cr:0.5%以下(0%を含む)、N:0.001〜0.03%、Al:0.001〜0.3%を含有し、O:0.005%以下に制限し、残部が鉄と不可避的不純物よりなる鋼からなり、(x)浸炭窒化処理を施した後に焼入れ処理を施した表面硬化層を有し、(y)表面から0.1mmまでにおいて、C量[Cs]が0.1〜1.0%、N量[Ns]が0.3〜2.0%で、かつ、(z)下記式で定義するR値が0.6〜1.1%であることを特徴とする耐ピッチング性に優れた浸炭窒化鋼部品。R値=[Cs]+0.3[Ns]−0.29×Cr(Cr:鋼のCr量(%))。 (もっと読む)


【課題】ギヤ歯面等の複雑な形状物(例えば機械構造部品)に対しても均一に窒素化合物層を残存させることを担保すると共に微細マルテンサイトの形成を担保することにより、高周波焼き入れ後に当該複雑な形状物に対して、優れた面圧強度、耐摩耗性、曲げ疲労強度等の機械的強度を付与可能な手段の提供。
【解決手段】鉄鋼材料に対して窒化処理と高周波焼入れ処理との組み合わせ複合熱処理を施す方法において、窒化処理後の高周波焼入れ処理前に、窒化処理により鉄鋼に形成された窒素化合物層上のその表層側に厚みとして0.1〜5μmの酸化層を600℃以下で生成させる処理工程を更に含むことに加え、硬度HV550以上かつ1μm以上の窒素化合物層を鉄鋼材料の表層に残存させる条件にて高周波焼入れ処理を実施することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】金属リングをラックから所定場所に簡易な方法で移動し、工数の低減を図ることができる金属リングの移動技術を提供することを課題とする。
【解決手段】金属リングの移動機構70は、金属リング11の全数若しくは一部をピックアップするハンド71と、このハンド71をラック10から所定場所へ移動させるアーム72とからなる。アーム72により、矢印(7)のようにハンド71をラック10に接近させる。
【効果】ハンドによって、ラックから複数の金属リングを一括してピックアップし、所定場所で1本を単位にしてハンドから分離させることができるので、金属リングをラックから所定場所に簡易な方法で移動し、工数の低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】鋼材(鋼板)から塑性加工および焼入れ加工を経て製造する機械部品の製造方法において、鋼材として安価な低炭素鋼を用いて所定部位のみ高硬度・高靭性を付与できる鋼材製機械部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】低炭素鋼材から所定部品形状に塑性加工で調製した鋼材加工品(ワーク)を、焼入れ工程を経て製造する機械部品の製造方法。
1)ワークに対して、窒化ガスを用いて、深さ10μmの窒素濃度:1.5質量%以下で、且つ、深さ50μmの窒素濃度:0.10質量%以上の浸窒層を得る浸窒処理工程、および、
2)浸窒処理工程後のワークを、所要部位にのみ高周波により加熱してオーステナイト化後、時間をおかず急冷してマルテンサイト化する高周波焼入れ工程、
の各工程を含む。 (もっと読む)


【課題】低炭素鋼を用いて保持器の形状にした後に、浸炭窒化法により表面を硬化させて得られる転がり軸受用保持器として、優れた耐摩耗性を有し、高速回転され且つ負荷容量が高い転がり軸受用に好適なものを提供する。
【解決手段】炭素(C)含有率が0.05質量%以上0.30質量%以下、珪素(Si)含有率が0.15質量%以上2.0質量%以下、マンガン(Mn)含有率が0.30質量%以上2.0質量%以下の合金鋼からなる素材を保持器の形状に加工した後に、浸炭窒化、焼入れ、焼戻しを施す。これにより、表面から1μmの深さまでの範囲で、窒素(N)の含有率を0.3質量%以上1.0質量%以下とし、炭素と窒素の合計含有率を0.6質量%以上1.8質量%以下とする。表面から100μmの深さまでの範囲で、Si,Mn系窒化物とSi,Mn系炭窒化物の単位面積当りの存在率を合計で0.5面積%以上5.0面積%以下とし、硬さをHv600以上とする。 (もっと読む)


【課題】加工工数を削減すると共に、組立作業性を向上させて低コスト化を図った電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】ボールねじ機構8が、ハウジング2に対し一対の支持軸受19、19を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝18aが形成されたナット18と、これに多数のボール17を介して内挿され、駆動軸7と同軸状に一体化されて外周に螺旋状のねじ溝16aが形成され、ハウジング2に対し回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸16で構成された電動アクチュエータにおいて、ナット18の外周がストレートな円筒形状に形成され、外周面18bに大平歯車5と一対の支持軸受19、19が止め輪22で位置決めされると共に、支持軸受19が、駆動軸7からのスラスト荷重と大平歯車5からのラジアル荷重を負荷できる同一仕様の転がり軸受で構成されている。 (もっと読む)


【課題】 鋼材および部品の加工性についても考慮して、水素侵入環境下でも長寿命な鋼部品、例えば軸受部品や歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.45%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.10〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.035%以下、Cr:1.30〜3.50%、Al:0.003〜0.10%、N:0.004〜0.050%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材からなる転動部品もしくは歯車を、図2に示すパターンからなる浸炭もしくは浸炭窒化処理により、これらの転動部品もしくは歯車の鋼材表層面中の(C+N)量を0.50〜0.75%とすることにより水素環境下での寿命に優れた転動部品もしくは歯車の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】窒化処理において、機械部品の低歪みを維持しながら、高い表層硬さと深い硬化層とを比較的短時間(数時間程度)の処理で生成する。
【解決手段】本実施の形態による製造方法は、鋼材を準備する工程と、式(1)〜式(4)により定義されるオーステナイト体積分率Fγ(T)の値が0.10≦Fγ(T)≦0.60を満たし、かつ700℃以上となる窒化処理温度T(℃)で、鋼材に対して窒化処理を行う工程と、窒化処理後、鋼材を急冷する工程とを備える。
K=44.7×Si−30×Mn−11×Cr (1)
Xα(T)=(910−T)/8394 (2)
Xγ(T)=(910+K−T)/41209 (3)
Fγ(T)=(C−Xα)/(Xγ−Xα) (4)
ここで、式(1)及び式(4)中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。 (もっと読む)


【課題】従来の技術と比較して、より高強度のばねを提供する技術を提供する。
【解決手段】 本願の高強度ばね2は、鋼材層12と、鋼材層12の表面に形成された窒化物の化合物層14とを有する。鋼材層12は、質量%で、C:0.55〜0.75、Si:1.50〜2.50、Mn:0.30〜1.00、Cr:0.80〜2.00、W:0.05〜0.30、残部が鉄および不可避的不純物を含有する。そして、鋼材層12中に析出している炭化物16の平均長さが0.12μm以下で平均幅が0.04μm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】拡散剤である拡散元素の拡散量が十分でなく、かつ処理剤の寿命も短く、処理浴が経時変化して硬化層形成にバラツキを生じる等の従来の鉄合金材料の表面処理方法における問題点を解決すること。
【解決手段】鉄合金材料(被処理材)の表面に、予備窒化処理を実施後、拡散処理を実施して表面硬化層を形成する表面処理方法。鉄合金材料の表面に、窒化処理を実施した後、本窒化した被処理材を、400〜700℃の溶融塩中に加熱保持し、周期表第4〜6周期の4〜7族元素などの一種または二種以上の元素の窒化物あるいは炭窒化物からなる表面硬化層を被処理材に形成する。 (もっと読む)


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