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国際特許分類[C21D1/26]の内容

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【課題】フェライト系耐熱鋼材の溶接熱影響部にてType IV型損傷の発生を抑制する耐熱構造体の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.05〜1.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.4〜12.0%、N:0.002〜0.15%、及び、Mo:0.05〜2.0%、W:0.05〜3.0%、Re:0.05〜2.0%の1種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、溶接熱影響部のCr当量が0.4〜20のフェライト系耐熱鋼材であって、(z)Ac1変態点〜Ac1変態点+300℃に加熱される鋼材の溶接熱影響部位に、(z1)旧オーステナイト粒の平均粒径が10μm以上の低温変態組織が生成し、(z2)300℃〜Ac1変態点の溶接後の熱処理で、上記部位の大傾角粒界におけるM23C6型炭化物の粒界長さ占有率が30%以上となる潜在特性を有する。 (もっと読む)


【課題】大型機器(例えば蒸発器)に管台を溶接した溶接部分を、均一な温度で確実に焼鈍して熱応力歪を無くす。
【解決手段】原子力プラントの蒸発器の胴11には、ドレイン孔50が形成されており、このドレイン孔50の外壁側には、管台60が溶接されて溶接部70が形成されている。溶接部70及びその周辺領域を焼鈍して熱応力歪を無くすために、外壁側から外側ヒータ80により加熱すると共に、ドレイン孔50内に棒状の焼鈍用ヒータ装置100を挿入し、焼鈍用ヒータ装置100により内部側からも加熱する。焼鈍用ヒータ装置100は、加熱部であるヒータ部101と、先端の閉塞部材102とで構成される。閉塞部材102は、空気対流により加熱した熱が放散するのを防止して、加熱効率を向上する。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも厚肉部及び薄肉部を備えることで長さ方向において厚さが変化する鋼ストリップを焼きなましする方法であって、ストリップが冷間圧延されて厚肉部及び薄肉部を形成しており、一つの厚肉部及び一つの薄肉部が数メートル以下の長さを有する方法に関する。本発明によれば、焼きなましが連続焼きなましにより行われる。
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【課題】焼鈍炉に設置されている放射温度計の故障監視を高精度に行うことが可能な放射温度計の故障監視方法を提供する。
【解決手段】複数のゾーンに区分された焼鈍炉における特定ゾーンの入側鋼板温度と出側鋼板温度とを計測する放射温度計の故障監視を行う方法であって、前記特定ゾーン内の温度計測値を、前記特定ゾーンの後段側に隣接するゾーン内の温度計測値に基づいて補正を行う温度補正ステップと、この補正された温度と、前記特定ゾーンの入側鋼板温度の実測値とに基づいて、前記特定ゾーンの出側鋼板温度の予測値を算出する予測温度算出ステップと、この算出された前記特定ゾーンの出側鋼板温度の予測値と、前記特定ゾーンの出側鋼板温度を計測する放射温度計による実測値とを比較して、放射温度計の良否判定を行う判定ステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍における冷却過程を精度良く確実に行うことにより、形状精度、機械的特性に優れた冷間圧延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】連続焼鈍工程を有する冷間圧延鋼板を製造する方法であって、連続焼鈍工程が、水を含む冷却媒体を利用し、冷却量を調整可能とされた複数の冷却工程S1、S3、S5と、複数の冷却工程間の少なくとも1箇所で鋼板の温度を測定する測温工程S2、S4と、を含み、測温工程の測温が、該測温位置への上流工程側からの水の流入を防止する上流側流入防止装置13、23の下流工程側で、かつ、測温位置への下流工程側からの水の流入を防止する下流側流入防止装置14、24の上流工程側で行われるとともに、測温工程で得られる鋼板表面温度から鋼種ごとに適する冷却過程となるように、冷却工程で冷却量を調整することにより、冷間圧延鋼板の形状、及び機械特性を制御可能とする。 (もっと読む)


【課題】電解コンデンサ用アルミニウム箔を焼鈍する際に大気の影響を受けることなく酸化皮膜を正常に成長させることを可能にする。
【解決手段】最内室を主加熱室10とする密閉多重室構造からなる焼鈍炉1の前記主加熱室10に、冷間圧延により製造されたアルミニウム箔コイル30を収納して各室10、20を密閉し、該主加熱室10を負圧にするとともに、該主加熱室外側の副加熱室20を正圧にして加熱焼鈍する。主加熱室10内で大気の侵入を招くことなく負圧雰囲気で焼鈍を行うことができ、アルミニウム箔に均質な酸化皮膜を生成しつつ立方晶率を高めることができ、エッチング性に優れた電解コンデンサ用アルミニウム箔が得られる効果がある。 (もっと読む)


バンパシステムは、車輌フレームレールに取り付けるためにブラケットマウントを後面に溶接したロール成形管状ビーム(21)を備える。図示のビームは、その全長にわたって連続管状断面を有し、中央部(23)、コーナー形成端部、及び中央部の端を端部に連結する取り付け部(25)を含む。中央部、端部及び取り付け部は、直線的か、又は同様な湾曲か、又は異なった湾曲であることができる。中央部、端部及び取り付け部は、断面領域の全体又は一部分の焼きなましを含めて、特定の衝突荷重基準に調整される部分として、同様又は異なった局部焼きなましが行われることができる。例えば、パッケージング/空間関連要件を満たすためにビームに小さい半径を形成するのを助けるため、焼きなましをロール成形プロセスに直列に入れて行うことができるか、或いは、選択された局部領域の衝突強さに好影響を与えるための補助プロセスの一部にすることができる。
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【課題】熱処理後の金属線材の引張り強さおよび曲げ強度を犠牲にすることなしに、延性を回復する方途を与える。
【解決手段】引張り強さが4000MPa以上の金属線材に、250〜400℃の温度範囲にて熱処理を施すに当たり、当該温度域における保持時間を、該熱処理後の金属線材におけるFe拡散距離X(m)が1.00×10-13<X<1.00×10-11となる範囲に制御する。 (もっと読む)


本発明は、塗装されていない鋼板(1,1´)からなる耐食性及び加工性を有する金属薄板の製造方法に関し、下記のステップを備える;鋼板(1,1´)を突き合せた状態で配置し、各接合溶接開先(14)に沿った溶接部(2)を形成するために、溶接ビーム(13)による突合せ溶接により、一方の溶接開先又は両方の溶接開先(14)を溶接し、溶接部(2)の形成中又は溶接部(2)が形成された直後に、焼きなましビーム(15)により、一方の溶接部(2)又は両方の溶接部(2)を熱処理し、接合された鋼板(1,1´)の一方の溶接部(2)又は両方の溶接部(2)を含む全表面をメタリック塗装により塗装する。 (もっと読む)


【課題】鋼管の熱処理において鋼管の酸化を防止してスケールの発生を抑制して、得られた鋼管に凹み疵(ローラーマーク)が生じるのを防止できる、鋼管の熱処理用酸化防止剤組成物を提供する。
【解決手段】鋼管の熱処理用酸化防止剤組成物を、軟化点の異なるガラスフリットを複数含む構成とする。複数のガラスフリットのうち、少なくとも一のガラスフリットは1200℃における粘度が1000〜1000000dPa・sであるとともに、他の一のガラスフリットは700℃における粘度が1000〜1000000dPa・sであることを特徴とする。 (もっと読む)


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