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国際特許分類[C21D1/26]の内容

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【課題】塗膜密着性と加工性に優れた引張強度が550MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】規定する成分組成を満たし、規定量のフェライト、ベイナイトおよび残留オーステナイトを含む複合組織鋼板であって、
SEMを用いて2000倍で鋼板表面近傍の断面を観察したときに、任意の10視野において幅3μm以下で深さ5μm以上のクラックが存在せず、
引張強度が550MPa以上で、かつ引張強度(TS:単位MPa)と伸び(El:単位%)が下記式(1)を満たすことを特徴とする塗膜密着性と加工性に優れた高強度冷延鋼板である。
TS×El≧19000 …(1) (もっと読む)


【課題】加熱効率が良く、エネルギーロスの小さい金属線の軟化方法および金属線軟化装置を提供する。
【解決手段】金属線軟化装置3は、走行する金属線9の外周を覆う軟化炉30を備え、軟化炉30内で当該金属線9を加熱することで金属線9を軟化させる。この金属線軟化装置3は、過熱水蒸気を発生させる過熱水蒸気発生装置31と、過熱水蒸気発生装置31からの過熱水蒸気を軟化炉30に導入する導入路30cとを備え、軟化炉30内に充満する過熱水蒸気により金属線9を加熱する。過熱水蒸気は、熱容量が大きく、伝熱効率が高いので、金属線9を急速に加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】既存の大気炉を活かしつつ雰囲気炉と同等の条件で焼鈍することができる焼鈍方法及びその焼鈍方法に使用する金属ケースを提供する。
【解決手段】金属製のフレキシブル管21を密閉状態に収容した金属ケース2を複数用意し、焼鈍炉の入口側において金属ケース2をホース11によって1個ずつ接続しながら順次コンベアで搬送して焼鈍炉に送り込むとともに、先頭の金属ケース2に不活性ガス供給管を接続して不活性ガスを供給することにより、ホース11を介して直列状態の各金属ケース2に不活性ガスを充満させ、かつ、焼鈍炉の出口側においてコンベアで搬送されてくる先頭の金属ケース2及びこれに接続されているホース11を1個ずつ取り外しながら不活性ガス供給管を次に搬送されてくる金属ケースに接続する作業を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】狙いとする強度区分に安定して製造することが容易なクロム系ステンレス鉄筋の製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、P:0.040%以下、S:0.030%以下、Ni:0.60%以下、Cr:11.0〜13.5%、N:0.15%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼材を熱間圧延した後、600℃以上の温度であって、かつ焼もどしパラメータであるT(20+logt)/1000(T:焼なまし温度(K)、t:焼なまし時間(hr)、logは常用対数)が17.0〜23.0の範囲となる条件で焼なまし処理を施すことを特徴とするクロム系ステンレス鉄筋の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 不活性ガス雰囲気中で処理品の熱処理を行う熱処理炉において、炉内雰囲気ガスの酸素濃度の上昇を抑制して迅速に目標値以下に復帰させることができる、熱処理炉における炉内雰囲気制御方法を提供する。
【解決手段】 不活性ガスの炉内への送入量を調節することにより、炉内雰囲気ガスの露点を目標値以下に制御するようにした熱処理炉1における炉内雰囲気の制御方法において、実測した炉内雰囲気ガスの酸素濃度に基づいて水素ガスの炉内への送入量を調節することにより、この水素ガスと炉内雰囲気ガス中の酸素とを反応させて、露点が前記目標値を越えることなく炉内雰囲気ガスの酸素濃度が目標値以下となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】高Mn含有量を有する平鋼製品に、腐食に対する保護を与えるZnコーティングを設けることができ、このZnコーティングを行った場合に、鋼基板へのZnコーティングの接着を更に改善できる方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、2〜35重量%のMnを含有する平鋼製品に、優れた接着性を有するZnのコーティングを設けることができる方法に関する。本発明の方法は、平鋼製品を焼きなます段階とを有し、焼きなまし雰囲気は、0.01〜85体積%のH、HOおよび残余のNおよび技術的理由で存在する不可避の不純物を含有しかつ−70℃と+60℃との間の露点を有し、HO/H比は、8x10-15*T3.529<HO/H≦0.957であり、平鋼製品は、腐食に対する保護を行うZnの保護コーティングで溶融めっきコーティングされ、溶融金属の浴から出る、Znコーティングが設けられた平鋼製品を冷却する段階を有している。
なし (もっと読む)


【課題】軟化焼鈍を施しつつソリッドワイヤ用鋼線材を製造するに際して、軟化焼鈍条件を適切に制御することによって、ソリッドワイヤ用鋼線材を酸洗性に優れたものとする方法、およびこうした方法によって得られる酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に調整した鋼線材を軟化焼鈍する際に、軟化焼鈍炉内の温度を700〜850℃に設定すると共に、軟化焼鈍炉内の酸素濃度を10容量%以下、水蒸気濃度を20容量%以下とし、且つこれら酸素濃度と水蒸気濃度が下記(1)式および(2)式の関係を満足するように調整し、60分以上、15時間以下で軟化焼鈍する。
Y≧0.02X-7.5388 …(1)
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。 (もっと読む)


【課題】製造性や加工性の低下を招かず、希少元素の添加にも頼ることのない省合金型の耐銹性に優れた高純度フェライト系ステンレス鋼とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.001〜0.02%、Si:0.01〜0.6%、Mn:0.01〜0.6%、P:0.005〜0.04%、S:0.0001〜0.01%、Cr:13〜22%、N:0.001〜0.02%、Al:0.005〜0.05%、Sn:0.001〜1%、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼である。仕上げ焼鈍後、200〜700℃の温度域にて1分以上滞留し5重量%以上の硝酸を含む水溶液中で酸洗処理する、あるいは雰囲気ガスを50容量%以上の水素ガス、残部窒素ガスとして雰囲気ガスの露点を−50℃以上、−20℃以下とする光輝焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】ストリップを連続焼鈍する際の炉内雰囲気ガスの置換が行える方法及び連続焼鈍炉の提供。
【解決手段】連続焼鈍炉の各炉帯に、炉内雰囲気置換用のパージガス吹き込み口2と炉内ガス排出口3とを設け、前記パージガス吹き込み口2から炉内へパージガスを吹き込みつつ、前記排出口3から炉内雰囲気ガスを炉外へ放散するとともに、ガスジェット冷却設備の循環ファンを運転しつつ炉内雰囲気のガス置換を行い、更に、効率良く置換を行う場合は、ガスジェット冷却設備の循環ダクト5にパージガス吹き込み口を設けて、パージガスを循環ダクトへ5吹き込む。複数の炉帯から構成され、その一部炉帯にガスジェット冷却設備を備え、各炉帯の下方に炉内雰囲気置換用のパージガス吹き込み口2を、さらに各炉帯の上方に炉内ガス排出口3とが設けられているとともに、前記ガスジェット冷却設備の循環ダクト5に、パージガス吹き込み口を設けている連続焼鈍炉。 (もっと読む)


【課題】容易かつ低コストで鋼材が得られる製造方法の提供。
【解決手段】精錬、鋳造及び鍛伸により、鍛片が得られる。この鍛片が加熱炉8に投入され、加熱される。加熱により、鍛片はA点以上の温度に昇温される。この鍛片に、大型圧延機10による熱間圧延がなされる。この圧延により、丸棒形状の成形品が得られる。この成形品が、冷却床12において強制的に冷却される。成形品の表面が100℃以上の状態で、この成形品が調質炉14に装入される。この段階では、成形品の中心におけるマルテンサイト変態は完了していない。この調質炉14において、成形品が加熱される。成形品が調質炉14において徐冷され、丸棒鋼が得られる。 (もっと読む)


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