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国際特許分類[C23C14/10]の内容

国際特許分類[C23C14/10]に分類される特許

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【課題】耐摩擦性に優れた車両用窓ガラスを提供する。
【解決手段】真空槽20内に有機ケイ素化合物の気体を導入しながら蒸着源21からSiO2の蒸気を放出させ、PC基板25表面に炭素を含有するシリコン酸化物薄膜から成る保護膜を形成する。この保護膜は、耐摩耗性が高く、ヘーズの値が小さい。PC基板25を保持する基板ホルダ23に交流電圧を印加しながら保護膜を形成すると、耐摩耗性と密着性が高くなる。また、真空槽20内に導入した炭化ケイ素化合物のガスをプラズマ化して保護膜を形成することもできる。 (もっと読む)


【課題】絶縁特性に優れた絶縁膜を高い成膜レートで成膜することができる絶縁膜の成膜方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る絶縁膜の成膜方法においては、反応性ガスとして、窒素と酸素の混合ガスが用いられる。酸素に窒素を混合することで成膜レートが上昇し、窒素の流量比が80〜85%のときに成膜レートの最大値が得られる。このときの成膜レートは、窒素の流量比が0%のときの約2倍である。窒素の流量比が90%を超えると、成膜レートの低下が顕著となる。得られたシリコン酸窒化膜は、スパッタリング法で成膜されたシリコン窒化膜よりも高い絶縁耐圧特性を有する。したがって、上記成膜方法によれば、スパッタリング法によって絶縁特性に優れた絶縁膜を高い成膜レートで成膜することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】成膜時にスプラッシュの発生を抑えてガスバリア性に優れた蒸着膜の形成が可能な蒸着材として、また、初期効率を高く維持できるリチウムイオン二次電池用負極活物質として好適なSiOxを提供する。
【解決手段】昇温脱離ガス分析において、200〜800℃の温度範囲で検出されるH2Oガス発生量が680ppm以下であることを特徴とするSiOx。H2Oガス発生量は420ppm以下であることが望ましい。また、X線回折により得られたグラフにおいて、2θ=28°付近に発生するSiピーク点におけるピーク強度P1と、ピーク点前後の平均勾配から想定したピーク点におけるベース強度P2が、(P1−P2)/P2≦0.2を満足することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】基板がプラスチックで安定性の高い高反射率の裏面反射鏡を提供する。
【解決手段】本発明は、プラスチック基板に構成された裏面反射鏡であって、増反射ミラーコートがプラスチック基板の表面上に設けられ、前記増反射ミラーコートは、基板密着層と、増反射中間層と、反射層と、保護層とからなり、前記増反射中間層は、前記プラスチック基板の屈折率より高い屈折率をもち、波長が420nmから750nmにおいて、又は、波長が400nmから780nmにおいて、0.3%以下の吸収性をもつ高屈折率層と、前記プラスチック基板の屈折率より低い屈折率をもつ低屈折率層とが交互に積層されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電子が反射現象または拡散現象によって蒸着材料以外の箇所を加熱してしまう問題を解消し、大面積のフィルム基材への連続蒸着にも対応できる電子吸収体およびそれを用いた電子線加熱蒸着装置を提供する。
【解決手段】電子を反射する反射部と電子を吸収する吸収部とからなる電子線吸収体18を、電子線加熱蒸着装置11の蒸着室20内に設置する。電子線吸収体18の反射部の材質はカーボン、吸収部の材質は金属であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 製膜速度が速く、バリア性に優れたバリア性積層体を提供する。
【解決手段】少なくとも1層の有機層と、少なくとも1層の無機層を有し、前記有機層は、炭素環状骨格を有する樹脂を含み、前記無機層はプラズマアシスト蒸着法によって形成されることを特徴とする、バリア性積層体。 (もっと読む)


【課題】高いガスバリア性が必要とされる場合に好適に用いられる透明なガスバリア性積層フィルムを提供する。
【解決手段】基材層1の一方の表面上に、ガスバリア層2、ガスバリア被膜層3、ガスバリア層4、ガスバリア被膜層5を順次積層してなり、ガスバリア層2、4は酸化珪素からなり、ガスバリア被膜層3、5は、一般式Si(OR…(1)で表される珪素化合物およびその加水分解物のうちの少なくとも1つ、一般式(RSi(OR…(2)で表される珪素化合物およびその加水分解物のうちの少なくとも1つ、(R、RはCH、C、またはCOCHを表し、Rは有機官能基を表し、nは1以上の数を表す)、および水酸基を有する水溶性高分子を含有する塗布液を塗布して乾燥させてなるガスバリア性積層フィルム。 (もっと読む)


【課題】高温・高湿環境でガスバリア性に対して優れた耐久性を有するガスバリア積層体を提供することを目的とする。
【解決手段】プラスチックフィルム基材1の両面または片面に酸化珪素膜2を積層するガスバリア積層体において、動的粘弾性測定(DMA)よって算出される前記酸化珪素膜の弾性率が60〜150GPaの範囲内であること、酸素と珪素の比(O/Si)が1.6〜2.0の範囲内であることにより、高温高湿環境下でガスバリア性の劣化を抑えることができるガスバリア積層体を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】導体との密着性、平滑性に優れ、絶縁特性に優れた絶縁膜を形成した絶縁導体を提供すること。
【解決手段】質量%で、Ca:0.01〜10%、Al:0.01〜10%、Mg:0.01〜5%のうちから選ばれるいずれか一種を含有し、残部はCu及び不可避不純物からなるCu合金導体の表面に、厚さ5〜20nmのCaO・SiO複合酸化物層、3Al・2SiO複合酸化物層、2MgO・SiOとMgO・SiOの混合複合酸化物層の何れかからなる厚さ5〜20nmの複合酸化物層を介して、厚さ1μm以上のSiO膜を絶縁膜として形成したCu合金導体との密着性、平滑性、絶縁特性に優れた絶縁導体。 (もっと読む)


【課題】基板の反りが起こり難く、量産性に優れ、波長に対し平坦な透過率減衰が得られる吸収型多層膜NDフィルターの製造法を提供すること。
【解決手段】SiO、Al等から成る誘電体層14、17とNi系合金から成る金属膜層15、18とを交互に積層させた吸収型多層膜13、16がフィルム基板12に設けられた吸収型多層膜NDフィルターの製造法であって、基板を中心にして互いに対称な膜構造となるように上記吸収型多層膜をそれぞれ形成して、基板の反りの曲率半径が500mm以上になるように調整すると共に、Al、V、W、Ta、Siから選択された元素が所定範囲で添加されたNi系材料ターゲットを用いて、マグネトロンスパッタリング法により上記金属膜層を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


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