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国際特許分類[D21C1/06]の内容

国際特許分類[D21C1/06]に分類される特許

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【課題】製紙用薬品をチップの内部に浸透させることで、製紙用薬品のチップに対する作用を促進させる。
【解決手段】チップを(A)凍結し、次いで(B)解凍し、その後、(C)該チップを減圧下で製紙用薬品に浸漬することにより、製紙用薬品含有チップを製造する。得られたチップを蒸解または磨砕することによりパルプを製造する。 (もっと読む)


【課題】従来の方法の欠点を解消したリグノセルロース材の処理方法を提供する。
【解決手段】化学パルプを製造するための連続方法であって、(a)1〜60分間の第一の時間間隔で、リグノセルロース材をスチーミングするステップ、(b)スチーミング後、スチーミングされたリグノセルロース材を、含浸容器11内で、110℃〜150℃の温度で、5分間までの第二の時間間隔で、緑液で含浸するステップ、(c)含浸後、化学パルプを製造するために、リグノセルロース材を、蒸解缶30で連続的に蒸解するステップ、を含むことを特徴とする化学パルプの連続製造方法。 (もっと読む)


本発明は、紙前駆物質を機械的にパルプ化するプロセスを増強させる物質組成物および方法を提供する。物質組成物は、少量の還元剤と、アルカリ源とを含む。パルプ材料、例えば、木材チップに、機械式パルピング前またはパルピング中に添加されると、組成物は動作のエネルギーコストを減少させる。さらに、組成物はそうするだけでなく、パルプの明るさを減少させず、組成物はまた、その後の漂白プロセスの有効性を増強させることができる。 (もっと読む)


【課題】低カッパー価かつ高収率のパルプの提供、および薬液使用量の削減、回収ボイラーの負荷低減。
【解決手段】リグノセルロース材料を、蒸解するための容器に送られる以前に、リグノセルロース材料の絶乾重量に対して活性アルカリ添加率が1%以上5%以下となる活性アルカリとキノン化合物X(%)を含むアルカリ性溶液を添加し、この時の系内の液比をY(L/kg)とした場合、Z=X・Y-1・104で表されるキノン化合物濃度Zが100ppm以上であり、リグノセルロース材料を温度条件80〜120℃で加熱処理する工程を設け、引き続いてアルカリ性溶液を追添加し蒸解する。 (もっと読む)


【課題】クラフト法との比較で、硫化ソーダ及び高温・高圧条件を用いずに高収率でパルプを製造し、リグニンを回収する。
【解決手段】木質チップを希苛性ソーダ水溶液を用いて常温で親水化処理し、希硝酸中でリグニンを選択的に部分酸化して変性し、希苛性ソーダ水溶液を用いて大気圧下で蒸解してパルプを製造する。分離される黒液からリグニンを凝集・分取する。 (もっと読む)


【課題】加水分解抽出する第一反応槽と蒸解する第二反応槽を備えた蒸解装置で、薬剤増強洗浄法を用いて行う木材チップ等セルロース繊維材の加水分解処理のための方法と装置を提供する。
【解決手段】加水分解生成物と液とを抽出するスクリーン、この抽出スクリーンより上にあってセルロース材の加水分解反応を促進する条件に維持されている第一領域、上記抽出スクリーンより下にあって加水分解が実質的に抑制されている第二領域、抽出スクリーンより下にあって加水分解温度以下の温度の洗浄液を提供する洗浄液入口を備える第一反応槽10と、第一反応槽に接続された入口と第二反応槽12に接続された出口とを有する移送パイプとを備える反応槽システムであって、第二反応槽は、第二反応槽から液の一部分を抽出し、その液の一部を第一反応槽または移送パイプ62に導入するための液排出口を備えている。 (もっと読む)


【課題】家屋等を解体する際に発生する木材廃棄物に含まれる有害な有機塩素化合物を除去して無害化し、製紙用原料としてリサイクルする。
【解決手段】建材や木材パレット由来の木材廃棄物をチップ化した木材廃棄物チップを化学パルプ化してパルプにリサイクルする方法であって、パルプ化工程の前に、単独あるいは通常の木材チップと混合して、大気圧下で、乾燥チップ質量当りのアルカリ添加率0.5〜10%、処理時間0.5〜120分、処理温度が20〜120℃、処理溶液のpHを10より高い条件に保ってアルカリ浸漬処理、洗浄し、廃棄物チップ中の抽出性有機塩素濃度を2ppm以下にし、続いてアルカリ蒸解工程でパルプ化する。 (もっと読む)


【課題】工程数も少なく短時間でしかも薬品を使用しなくてもよく、且つ、装置も簡単な構造とした靭皮繊維のパルプ化方法及び該方法を具体化した装置を提供すること。
【解決手段】靭皮繊維を含む原料を水に浸漬状態で減圧して抜気して吸水させてから浸漬状態を解除しその後蒸気にて湿潤状態を維持しつつ150℃以上に昇温してその昇温した温度を所定時間保持した後冷却してパルプを得ることを特徴とする靭皮繊維を含む原料のパルプ化方法及び装置。 (もっと読む)


粉砕されたセルロース系繊維性材料を処理する方法であって、炭酸ナトリウムによって処理し、その後、その前処理された材料を、アントラキノン(AQ)の存在の下で蒸解する方法である。これによって生成されたパルプは、従来技術によって生成されたパルプと比較すると、より高い収率、強い強度、及び、よりよい漂白性を有する。AQは、炭酸塩前処理段階で導入することができる。この方法は、さらに、酸前処理を含むものとすることができ、生成されたパルプにより高められた特性をもたらす。
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本発明は化学パルプ製造中のチップの含浸方法に関わる。チップは気圧で維持されている含浸槽(101)の最上部へスチーム前処理なしに連続して供給される。含浸流体(BL)は含浸槽(101)に加えられて流体レベルLIQ_LEVを確立する。加えられたチップは流体レベルの少なくとも3m〜5m上部にチップレベルCH_LEVを確立し、槽内の最上部の温度は基本的に周囲温度に連動する。本発明は、流体レベルLIQ_LEVで確立された温度が90℃〜115℃、好ましくは95℃〜105℃の範囲内で確立されるような温度と量で、含浸流体BLが含浸槽へ供給されることを特徴とする。
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