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国際特許分類[F16D3/223]の内容

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【課題】保持器の剛性および強度向上を図り、これにより、特に高作動角時においても良好な作動性を発揮し得る等速自在継手を提供する。
【解決手段】 等速自在継手1は、外輪10と、内輪20と、ボール30と、保持器40とを主要な構成部材として備える。保持器40の一端内径部に、内輪20が、その軸線を保持器40の軸線と直交した状態で挿入可能となる凹部44を180°対向した二箇所に設ける。 (もっと読む)


【課題】常時ボールが滑らかに転動して、耐久性、NVH(Noise-Vibration-Harshness)、伝達効率等の向上を図ることができ、さらには、グリースやブーツへの悪影響をあたえない等速自在継手を提供する。
【解決手段】内径面21にトラック溝22が形成された外側継手部材と、外径面24にトラック溝25が形成された内側継手部材と、外側継手部材のトラック溝22と内側継手部材のトラック溝25とで構成されるボールトラックを転動するトルク伝達用のボール27と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してボール27を保持する保持器28とを備えた等速自在継手である。外側継手部材及び内側継手部材の少なくとも一方のトラック溝22,25の横断面において、トラック底側を、ボール27がサーキュラコンタクトするサーキュラ形状部30とするとともに、開口部側を、ボールがアンギュラコンタクトするアンギュラ形状部31とした。 (もっと読む)


【課題】高強度であり且つ外側継手部材のトラック溝の開口端部での焼入れによる変形を抑制可能な等速自在継手を提供すること。
【解決手段】外側継手部材のカップ部1aにおけるトラック溝1dが高周波焼入れによる硬化層8aを有するアンダーカットフリー型の等速自在継手において、逃げ面1fにおけるトラック溝1dの溝底cを起点として開口端面1eを軸方向に突出量tで突出させた。ここで前記突出量tは、トルク伝達用ボールの直径をdとした場合に、t=0.037d〜0.185dの関係を満たす。突出部1iにおける開口端面1e及び開口端面1eに連続するカップ部1aの外周面1jが、焼入れ硬化されていない非硬化層を有する。 (もっと読む)


【課題】より大きな連接角度を有する等速固定継ぎ手を提供する。
【解決手段】軌道対の軌道基部線は、接続部材12の前記開口から離れて、互いから或る距離に配置され、前記軌道対の前記外方ボール軌道17の軌道基部線が、接合された外方部材の中央レベルからのその中心点が接続部材に関連して第1のずれた位置OFF1において第1の長手方向軸線上に配置される接続部材上の半径を形成しかつ開口側部分の方向に半径を有する円から或る距離に配置される。前記軌道対の前記内方ボール軌道24の軌道基部線が、前記開口において、その中心点が前記開口の方向において継ぎ手の内方部材の中心面に関連して第2のズレ位置OFF2において第2の長手方向軸線上に配置されかつ外方方向においてこの半径を有する縁から、接続部材側の方向に、或る距離に配置される開口側上の半径を有する。 (もっと読む)


【課題】 軽量、コンパクト化を図るために内輪の肉厚が薄くなっても、高作動角、高トルク負荷時でも、内輪の十分な強度を確保する。
【解決手段】 内周面12に軸方向に延びる複数のトラック溝14が形成された外輪10と、外周面22に外輪10のトラック溝14と対をなして軸方向に延びる複数のトラック溝24が形成され、かつ、内周面に軸方向に延びるスプライン28が形成された軸孔26を有する内輪20と、外輪10のトラック溝14と内輪20のトラック溝24との間に介在してトルクを伝達する複数のボール30と、外輪10の内周面12と内輪20の外周面22との間に介在してボール30を保持するケージ40とを備え、内輪20の入口側端面23と軸孔26のスプライン端部28aとの間に軸方向の段差部25を設け、入口側端面23よりも奥側に位置する凹端面27を形成する。 (もっと読む)


【課題】 球対偶での球面保持力および強度を向上させると共に、組立てを容易にする。
【解決手段】 円筒状外輪30を共通にしてその一端側に固定式継手部10を配設すると共に他端側に摺動式継手部20を配設し、固定式継手部10の内輪12にシャフト11をトルク伝達可能に嵌挿し、その固定式継手部10のシャフト11の端部に凹球面部15を設けると共に摺動式継手部20の内輪22にトルク伝達可能に嵌挿されたシャフト21の端部に凸球面部25を設け、凹球面部15と凸球面部25からなる球対偶40を介して固定式継手部10と摺動式継手部20を連結し、凸球面部25は、軸方向に延びる凹溝25b1が外球面に形成され、凹球面部15の内球面に球面嵌合された中空形状の頭部25bと、その頭部25bの中空部25b2に嵌挿された首部25cとで構成されている。 (もっと読む)


【課題】全角度域においても、ボールの転動による耐摩耗性と安定した高い疲労強度特性を得ることができる固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】内周面21に複数のトラック溝22が形成された外側継手部材と、外周面24に複数のトラック溝25が形成された内側継手部材と、外側継手部材のトラック溝22と内側継手部材のトラック溝25との間に介在してトルクを伝達する複数のボール27と、このボール27を収容するポケット29を有するとともに外側継手部材と内側継手部材との間に介装されるケージ28とを備えた固定式等速自在継手である。最大作動角をとったときに、ボール27が外側継手部材のトラック溝開口端部22aまで転動する。外側継手部材のトラック溝22に、トラック溝奥側からトラック溝開口端部までの硬化層S1を形成する。トラック溝開口端部22aにおける硬化層S1の厚さを他の部位よりも薄くした。 (もっと読む)


【課題】ボールを脱落させることなく、従来以上の高作動角を実現可能な固定型等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材1と、内側継手部材2と、両継手部材1,2相互間に三層状に組み込んだ外側保持器3、中間保持器4及び内側保持器5と、外側継手部材1の案内溝1bと中間保持器4の案内溝4bとの間に形成した外側ボールトラックに介装した外側ボール6と、外側保持器3の案内溝3bと内側保持器5の案内溝5bとの間に形成した中間ボールトラックに介装した中間ボール7と、中間保持器4の案内溝4eと内側継手部材2の案内溝2bとの間に形成した内側ボールトラックに介装した内側ボール8とを備え、外側ボールトラック、中間ボールトラック及び内側ボールトラックにおいて、各ボールトラックを形成した各案内溝を、継手軸線上に中心を有する円弧状曲線部と継手軸線方向に延びた直線部から構成した。 (もっと読む)


【課題】トラック開口端部の硬化部に焼き割れを発生することなく、マウス部の静的捩り強度と捩り疲労強度の両特性の向上を図ることができ、しかも、低コストで作動角の減少を伴わない等速自在継手用外側継手部材及び固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材は、奥側が円弧部31aとされ開口側が直線部31bとされたトラック溝31を内径面に形成されたマウス部27を有する。冷間鍛造加工されて、マウス部27の外周側の硬さがHv280以上Hv400以下とされる。マウス部27のトラック溝31の溝内面に硬化層H1を形成する。硬化層H1の硬さをHv500以上Hv780以下とする。マウス部27にチャンファ44を形成する。トラック溝31の開口端縁から開口側に向かって外径側へ傾斜してマウス部27の開口端部面に達する傾斜部45を設ける。トラック溝31の開口端部の硬化層厚さをマウス部肉厚の1%〜25%とする。ブーツ装着部位40に対応する部位における硬化層厚さをマウス部肉厚の20%〜55%とする。 (もっと読む)


【課題】ケージの強度を確保しつつ、小型軽量化を図り得る固定式等速自在継手を提供することを目的とする。
【解決手段】ケージ4の外球面4bの曲率中心O10を継手中心Oに対して継手開口側に、ケージ4の内球面4cの曲率中心O20を継手中心Oに対して継手奥側に、それぞれ、軸方向に互い反対側に等距離だけオフセットすると共に、継手作動角が0°の状態における、ケージ4の内外球面4b,4cの曲率中心O10,O20とトルク伝達ボール3の中心Qを結ぶ直線と、トルク伝達ボール3の中心Qと継手中心Oとを結ぶ直線とが成すケージのオフセット角θCAGEを、2.7°≦θCAGE≦5.7°の範囲に設定した。 (もっと読む)


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