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国際特許分類[F16J15/08]の内容

国際特許分類[F16J15/08]に分類される特許

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【課題】ガスケット1を挟み込む相手部材210,220の表面に鋳巣や面粗さなどによる微細凹部210a,220aが存在する場合であっても、優れた密封性を確保する。
【解決手段】ガスケット基板2の両面に第一及び第二の弾性層3,4が積層一体化され、ガスケット基板2に複数のビード21,22が屈曲形成され、第一の弾性層3が、ビード21,22の山折面を覆うように形成されて一方の相手部材210に密接可能な薄膜部31,32と、ビード21,22の間の相対的な凹部を埋めるように形成されて一方の相手部材210に密接可能な充填部33を備え、第二の弾性層4が、ビード21,22の裾部23,24,25を第一の弾性層3と反対側から覆うように形成されて他方の相手部材220に密接可能な薄膜部41,42,43と、ビード21,22の谷折面による凹部を埋めるように形成されて他方の相手部材220に密接可能な充填部44,45を有する。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、シリンダヘッド2側またはシリンダブロック4側のいずれか一方に設けた第1基板3と、シリンダヘッド2側またはシリンダブロック4側のいずれか他方に設けた第2基板5と、これら第1基板3と第2基板5との間に位置する中間基板6と、上記各基板に形成した燃焼室孔8および水孔10と、上記第1基板3と中間基板6との間に設けられるとともに上記燃焼室孔8を囲繞する環状のシム7とを備えている。
そして、上記中間基板6と上記第1基板3側との間に、上記水孔10を囲繞するシール手段12を設け、上記水孔10より第1基板3と中間基板6との間に流入した冷却液を上記シム7に隣接する空間Sへと流入しないようにシールする。
【効果】 冷却液の蒸発によるシール性の悪化を可及的に阻止することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単で安価な構成により、冷却媒体の漏れを効果的に抑制して冷却効果の向上を図ることができるタービンのシール構造を提供する。
【解決手段】タービンディスク2とその外周部のタービン翼3との間で、冷却媒体Aの漏れを抑制するために、各タービン翼3の翼取付部9がタービンディスク2の取付溝4に嵌合により取り付けられ、タービンディスク2とタービン翼3に、冷却媒体Aをタービンディスク2の外方からタービン翼3内に導入する冷却通路2a,3aが形成され、翼取付部9と取付溝4との間にシム材13が挿入され、シム材13に貫通孔12aを有するシール材12が取り付けられ、タービンディスク2にシール材12が嵌合される嵌合孔11が設けられ、シール材12の外周面と嵌合孔11の内周面との間が気密となるようにシール材12が嵌合孔11に緊密に嵌合されている。 (もっと読む)


【課題】管状部材の先端に一体形成される鍔状のフランジに対してガスケットを仮保持させるガスケットの仮保持構造の提供。
【解決手段】
側面13に形成された複数の係合凹部14を有するフランジ1と、ガスケット本体21から一体的に延びる複数の係止片22を有するガスケット2とを備え、複数の係止片22は、ガスケット本体21の外縁から延びる脚部25と、脚部25の先端に形成される係止突部26とをそれぞれ有し、ガスケット本体21が所定位置に載置された状態で、脚部25は、フランジ1の側面13に沿って延び、係止突部26は、係合凹部14と係合して所定位置からのガスケット2の移動を規制する、ことを特徴とするガスケットの仮保持構造。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は第1、第2基板3、5および中間基板6を備え、これら基板にはシリンダボアの位置にあわせて複数の燃焼室孔が穿設されている。
そして隣接する燃焼室孔と燃焼室孔との間に増圧部材12を設け、燃焼室孔の整列方向において、上記増圧部材は両燃焼室孔の開口部に露出し、かつ一方の燃焼室孔から他方の燃焼室孔にかけて厚さが均一に形成されている。
【効果】 燃焼室孔と燃焼室孔との間に荷重を集中させるとともに、両燃焼室孔の開口部にも荷重を集中させることで、燃焼室孔と燃焼室孔との間のシール性を良好なものとすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、第1基板6と第2基板7との間に配置された中間基板8と、この中間基板8の上面8aに固着された環状のシム11とを備えている。シム11よりも外方側となる中間基板8の上面8aは、コーティング材17で被覆されている。
シリンダヘッド2とシリンダブロック3との間にシリンダヘッドガスケット1を装着した際に、シム11の外周縁11aの隣接位置に生じる空間21の容積を上記コーティング材17の厚さ分だけ従来よりも減少させることができる。
【効果】 水孔13から空間21内に浸入する水の量を減少させることができ、空間21内の水が水蒸気となった際にシリンダヘッドガスケット1が損傷するのを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】歩留まりが高い環状ガスケットの製造方法を提供する。
【解決手段】製造方法では、打ち抜き工程と、折り重ね工程と、溶接工程と、弾性被膜形成工程とを行う。打ち抜き工程では、金属板に打ち抜き加工を行って、帯状の金属部材2を形成する。折り重ね工程では、帯状金属部材2を複数箇所において折り重ねると共に、帯状金属部材2の両端部4を重ね合わせて平板状かつ環状にする。溶接工程では、帯状金属部材2の折り重ね部3および両端部4を溶接して金属環状体を形成する。弾性被膜形成工程では、金属環状体の両主面に弾性部材からなる被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックの傾斜方向下方側に位置する燃焼室孔の内周面とシリンダブロックの上面との間に凝縮水が溜まるのを防止して、シリンダブロックの上面が腐食するのを防止することができ、シリンダブロックとシリンダヘッドとのシール性能が悪化するのを防止することができるシリンダヘッドガスケットを提供すること。
【解決手段】シリンダブロック12の傾斜方向下方側に位置する第2のガスケット基板41の燃焼室孔を構成する内周面41bを、シリンダブロック12の傾斜方向上方側に位置する燃焼室孔を構成する内周面41cよりもシリンダボア14の中心軸O側に突出させる。また、第2のガスケット基板41の内周面42bを、シリンダブロック12の上部に形成された面取り部44の傾斜面内の上方に位置させる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、過圧縮となることなく、三部材接合部における三面合せ部の良好な密封性が得られる三面合せ部の密封構造を提供する。
【解決手段】第一ガスケット7を介して密封状態で締結合体される第一及び第二のシール対象二部材2,3と、シール対象二部材2,3の側部に跨るよう第二ガスケット8を介して密封状態で締結合体される第三シール対象部材4との三部材接合部10における三面合せ部の密封構造である。第一ガスケット7は、前記側部より突出し、断面形状が第三シール対象部材4に向かい漸次拡開するテーパー形状の弾性リップ部91を備え、第二ガスケット8は、弾性リップ部91を受ける弾性受部82を備え、第三シール対象部材4とシール対象二部材2,3との締結合体状態では、弾性リップ部91及び弾性受部82が、圧縮弾性変形を伴って三部材接合部10に介在されるよう構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガス・タービン・システムにおける高温ガス経路構成部品に対するシール部材を提供する。
【解決手段】シール部材100は、第1のシール・ピン112、第1のシール・ピン112から離間に配置された第2のシール・ピン114、および少なくとも1つの横材120を備えている。少なくとも1つの横材120は、第1の端部122および第2の端部124を有し、第1の端部122において第1のシール・ピン112に、第2の端部124において第2のシール・ピン114に接合されていても良い。少なくとも1つの横材120は、シール部材100が遠心力を受けたときに、第1および第2のシール・ピン112、114を強制的に離すように構成されている。 (もっと読む)


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