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国際特許分類[G01N24/12]の内容

国際特許分類[G01N24/12]に分類される特許

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【課題】酵素活性を高精度に検出することが可能な基質プローブならびにそれを用いた多重核磁気共鳴法による酵素活性の検出方法を提供すること。
【解決手段】多重核磁気共鳴法を用いた酵素活性測定用の基質プローブにおいて、該プローブが、少なくとも一つの構成単位として活性状態の酵素によって選択的に認識される酵素認識部位を含み、核スピンを持ち異なる共鳴周波数を有する少なくとも3つの核磁気共鳴活性核が連結した基が前記酵素認識部位に特異的に存在することを特徴とする基質プローブを用いて、多重核磁気共鳴測定を行い、それらのプローブの存在と酵素活性とを検出する、或いは多重核磁気共鳴イメージング法により、酵素活性をイメージングする。 (もっと読む)


【課題】 画像やスペクトルのぼけを抑制して高精度な選択観測が可能な磁気共
鳴測定方法を提供すること。
【解決手段】 TEもしくはTEまでの部分的な時間でデカップリングパルス3をス
イッチングし、計測した2組の信号の差異を計算する。いずれの場合にも、デカ
ップリングパルス4をデータ取得時間中に印加する。デカップリングパルス4を
データ取得時間中に印加することで、データ取得時間中における異核スピンスピ
ン緩和による信号減衰を抑制し、画像やスペクトルのぼけを低減できる。また、
デカップリングパルス3を印加した場合と印加しない場合のぼけが一致するため
、差異を計算するときの誤差を低減できる。 (もっと読む)


【課題】改善されたDNP装置を提供すること。
【解決手段】DNP装置内で用いられる冷却材サブアセンブリは、以下のものを含む。向かい合う第1及び第2の端部を有する内側ボアチューブ(6)を囲む多数の同心ジャケット(7,14,16,17)を含み、ジャケットは内側ボアチューブ(6)への熱流を妨げるように適応されており、DNP作業領域(21)は内側ボアチューブ(6)内に規定されており、ここでDNP工程がDNP作業領域内の試料上で行われる。冷却材供給経路(2)は、DNP作業領域(21)における内側ボアチューブ(6)の外面に隣接して延びて前述の外面を冷却し、それによって試料ホルダ・アセンブリ(18)を、内側ボアチューブの第1の端部を通して挿入して、試料・ホルダをDNP作業領域に導き、内側ボアチューブの第2の端部を通して移動させることができる。 (もっと読む)


本発明は、過分極13C−酢酸塩を含むイメージング媒体を用いる13C−MR検出方法及び過分極13C−酢酸塩を含むイメージング媒体に関する。 (もっと読む)


【課題】DNP分極装置用の溶解装置のノズルを提供すること。
【解決手段】DNP分極装置のための溶解装置に関する溶解デバイスの一部であるような1つのフィーチャ(すなわち、ノズル)である。このノズルは、固体の分極試料に対するより効率の高い溶解を提供し、これにより迅速かつ完全な溶解を可能にしている。 (もっと読む)


目的物質中に含まれる予め選択した核種の核磁気共鳴(NMR)によって、試料中の既知の目的物質を検出するための方法が記載される。この方法は、a)目的物質を含有することが分かっているかまたは疑われる出発試料を準備するステップ、b)複合試料を得るために、出発試料に一定量の同位体標識した目的物質を加えるステップであって、該同位体標識した目的物質が、目的物質の少なくとも1つの核を別の同位体に置換することにより目的物質から得ることができ、前記置換により、目的物質の少なくとも1つのNMRシグナルの位置または多重度の変化が引き起こされるステップ、c)複合試料から予め選択した核種のNMRシグナルを取得するステップ、d)同位体標識した目的物質のNMRシグナルの補助セットの実際の位置を決定するステップ、e)シグナルの補助セットの実際の位置、および、同位体標識した目的物質のシグナルの相対位置と目的物質のシグナルの相対位置との間の予め定められた関係から、目的物質のNMRシグナルの主要セットの実際の位置を算出するステップ、f)ステップe)により算出された実際の位置にある目的物質の少なくとも1つのシグナルを検出するステップを含む。
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本願は、過分極13C−ピルビン酸塩を含む造影剤を用いて腫瘍のグレーディングを行うMR方法に関する。詳しくは、本願は、腫瘍のグレードを決定する方法であって、a)過分極13C−ピルビン酸塩を含む造影剤を用いて被験体における腫瘍のMR検出を行う段階であって、13C−ピルビン酸塩並びにその13C含有代謝産物であるアラニン、乳酸塩及び任意には重炭酸塩の信号を検出する段階と、b)前記信号及び任意には総炭素信号を用いて腫瘍の代謝プロファイルを生成する段階と、c)段階b)で生成した腫瘍の代謝プロファイルを特定グレードの腫瘍の既知代謝プロファイルと比較する段階と、d)腫瘍の前記代謝プロファイルと前記既知代謝プロファイルとの類似点及び相違点に基づいて腫瘍のグレードを決定する段階とを含んでなる方法に関する。 (もっと読む)


本開示は、N−グリカンの構造および/または組成を分析するための方法を提供するものである。このような方法は、N−グリカンを複数のエキソグリコシダーゼで消化することを含むことが多い。いくつかの実施形態では、N−グリカンを複数のエキソグリコシダーゼで同時に消化する。いくつかの実施形態では、N−グリカンを複数のエキソグリコシダーゼで逐次的に消化する。いくつかの実施形態では、本開示による方法で、複数のエキソグリコシダーゼで同時に消化したN−グリカンの切断産物と、複数のエキソグリコシダーゼで逐次的に消化したN−グリカンとを比較することを含む。 (もっと読む)


【課題】冷媒消費を最小限にするまたは排除すると共に、エネルギー効率をよくした過分極化システムを提供する。
【解決手段】磁気共鳴(MR)を利用する技法で用いるために材料を分極させるシステムを提供する。本分極器システムは、物質の分極に用いるためにその内部に極低温冷凍剤を有する冷却用チェンバを含む。冷却用チェンバに対して、サンプルの過分極化を可能にするように圧力を低下させるための収着ポンプを接続している。この収着ポンプは、収着ポンプ内の分子吸着を促進するために冷凍システムによって冷却される。これら冷却用チェンバ、収着ポンプ及び冷凍システムは閉鎖システム内に配列されている。 (もっと読む)


【課題】CP/MAS NMR(交差分極/マジック角回転核磁気共鳴)を用いて固体試料の表面解析を行う。
【解決手段】固体試料の表面に1Hを含む水又は有機溶媒から成る接触液を接触させ、静磁場中でマジック角だけ傾けた軸の回りに高速回転させる。そこに、1Hの共鳴周波数の高周波パルス磁場を加え、このパルス磁場が終息し、接触液のみの1H磁化を残してから、所定の拡散時間td経過した後に、13C、29Si、15N、31P等の試料の目的核種の共鳴周波数を測定する。パルス磁場を停止した時点から、試料及び接触液に含まれる1Hは共にその磁化が緩和し始めるが、その緩和時間は接触液の1Hの方が長い。従って、試料に含まれる1Hが緩和した後、接触液の1Hスピンをそれに接触している試料の方に、表面から徐々に拡散させて行く。その過程において、試料内では1Hから13C等の核種に磁化移動が行われる。この1Hスピンの拡散過程を13C NMRとして測定することにより、固体試料の表面の構造解析が可能となる。 (もっと読む)


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