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国際特許分類[G01N33/30]の内容

国際特許分類[G01N33/30]に分類される特許

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【課題】冷媒に対する耐用性を評価し、冷媒雰囲気において軸受に用いた場合の耐久性を評価することのできる、グリース評価方法を提供する。
【解決手段】冷媒雰囲気で用いられるグリースの評価方法である。評価対象グリースを基油で希釈して希釈グリースGを作製するとともに、希釈グリースGに評価対象冷媒Rを加えて流動可能な評価試料Sを作製する工程と、評価試料Sを分離容器2内に保持するとともに、評価試料Sに対して、評価試料Sが評価対象グリースと評価対象冷媒Rとが乳化する温度より低い温度になるようにする温度処理と高い温度になるようにする温度処理とを一回以上繰り返す温度サイクル処理を行う工程と、その後希釈グリースG層から分離した基油B層の割合を測定して基油分離率を求める工程と、基油分離率に基づいて評価対象冷媒Rに対する評価対象グリースの耐久性を評価する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】再現性を確保しつつ、グリース等の潤滑剤の潤滑特性に関する情報の評価を行うことのできる潤滑剤評価装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る潤滑剤評価装置は、潤滑剤の潤滑特性に関する情報の評価に用いられる潤滑剤評価装置であって、互いに当接しつつ回転自在に設けられる第1円形部材1及び第2円形部材2と、第1円形部材1及び第2円形部材2の少なくともいずれか一方を回転駆動させる駆動部と、少なくとも第1円形部材1の外周部11に全周に亘って形成されるとともに、第1円形部材1と第2円形部材2との当接部分を潤滑する潤滑剤が保持される溝部12と、を備え、第2円形部材2の外周面21は、溝部12の底面13に当接して設けられる、という構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】 作動油の使用態様の厳しさの度合いを評価することに従って、車両の使われ方によって車両毎に異なりうる適切なオイル交換タイミングを通知する。
【解決手段】 車両の走行に応じて発生し作動油の劣化を進めうる多様な劣化要因に関連した複数の劣化要素を取得することで車両の使われ方をモニタリングし、前記複数の劣化要素に基づいて算出したオイル劣化推定値に従って、当該車両に搭載された変速機の作動油の使用態様の厳しさの度合いを判定する。そして、前記作動油の使用態様の厳しさの度合いに応じて作動油の交換タイミングを決定しこれを通知する。このように、作動油の劣化を促進しうる多様な劣化要因に基づく作動油の使用態様の厳しさの度合いを評価することによって将来的な作動油の劣化の進み具合を推定でき、これに従って車両の使われ方によって車両毎に異なりうる適切なオイル交換タイミングを決定し各車両に前もって通知することができるようになる。 (もっと読む)


【課題】軸受の運転条件を必要とせず、グリース寿命までの時間を精度よく算出できるグリース寿命算出方法を提供する。
【解決手段】本発明は、グリース潤滑のメカニズムに関係するグリースの物性値に基づいて、グリースの寿命時間を算出する、という方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤のトラクション特性測定装置について、低コスト化およびコンパクト化を図る。
【解決手段】従動スピンドルユニット12とトルクメータ17とを物理的に分離する。従動スピンドル12の軸端に金属製の回転プレート15を固定し、トルクメータ17のトーションシャフトの軸端に磁石プレート18を固定し、両プレート15、18を対向させる。駆動スピンドルユニット11から試験片11a、12aを介して従動スピンドルに回転動力が伝達されると、一体に回転する回転プレート15が磁石プレート18の永久磁石18aの磁束を横切るため、電磁誘導により回転プレート15に回転抵抗が生じ、従動スピンドル12にブレーキがかかる。その反力が磁石プレート18に与えられ、トルクメータ17のトーションシャフトがねじれて従動スピンドル12のトルクが測定される。従来の装置で用いられていた機械式ブレーキユニットを省略できるためコスト削減および小型化が図られる。 (もっと読む)


【課題】少量の油でも測定でき、しかも測定しようとする油について汚染前の新油を必要とせず、簡便に油の劣化状況を測定できる油の劣化判定方法を提供する。
【解決手段】測定対象となる油10に、飽和系炭化水素からなる有機溶媒を入れて希釈する第1工程と、有機溶媒で希釈した油12を透明セル14に入れて光の透過率Aを測定する第2工程と、有機溶媒で希釈した油12を遠心分離機にかけてオイルスラッジを沈殿させ、その上澄み液を透明セル14に入れて光の透過率Bを測定する第3工程と、透過率Aと透過率Bの差又は比から油の劣化状況を判定する第4行程とを有する。 (もっと読む)


【課題】油入電気機器中の絶縁油に2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ−ルが添加されている場合でも、絶縁油中の成分を分析することにより硫化銅の生成量を高い精度で推定することができ、油入電気機器における異常(硫化腐食)発生の可能性を高い精度で予測できる方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、油入電気機器における硫化銅の生成量を推定する方法であって、(1)前記油入電気機器から採取した絶縁油中に含まれる1種以上の特定の生成物の量を測定する第1工程、および、(2)前記特定の生成物の量に基づいて、前記硫化銅の生成量を推定する第2工程を含み、前記特定の生成物は、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ−ルから生成するラジカルとジベンジルジスルフィドから生成するラジカルとの反応生成物を含む、硫化銅生成量の推定方法である。 (もっと読む)


【課題】採取される被評価グリースの量が微量でもその油分率を精度よくかつ簡素に測定することができるグリース油分率測定方法を提供すること。
【解決手段】強制的に油分を減少させた劣化グリースを作製し、この劣化グリースの油分減少率を既存の方法で求めるとともに、赤外分光分析法を用いてその吸光度スペクトルを測定し、基油の吸収ピークにおける吸光度と増ちょう剤の吸収ピークにおける吸光度との比である吸光度比を求める。さらに、劣化グリースについて求められた油分減少率と吸光度比との関係を用いて、被評価グリースの油分減少率とその吸光度比との関係を表す検量線を求める。被評価グリースを採取し、被評価グリースの吸光度比を求めた後に、この吸光度比に対応する油分減少率を検量線に基づいて求め、この油分減少率から被評価グリースの油分率を算出する。 (もっと読む)


【課題】大幅なコストアップを伴わずにエンジンオイルの劣化判断をより一層的確に行えるエンジンオイルの状態検知方法を提供する。
【解決手段】エンジンオイルの劣化の進行に応じて変化する劣化指標値を定義し、該劣化指標値(例えば全塩基価)に基づいてエンジンオイルの劣化度合いを判断するエンジンオイルの状態検知方法において、エンジンのクランクケース内に流入するブローバイガスの濃度に関わる値(例えばNOx濃度)を算出し、このクランクケース内流入ガス濃度の算出値に基づいて劣化指標値を算出する。 (もっと読む)


【課題】200℃以下の温度であっても試料としての油からコーキングを生成させて、その炭化現象を検証できる油の炭化試験方法を提供する。
【解決手段】油の炭化試験方法であって、容器を回転させて油を膜状に拡げているので効率的に酸素と接触できる。さらに200℃以下の温度であっても試料としての油からコーキングを生成させて、その炭化現象を検証することができる。そのため、200℃以下の温度においてコーキングの生成を抑制できる油を、効率よく開発・設計できるという効果がある。 (もっと読む)


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