説明

国際特許分類[G01S7/32]の内容

国際特許分類[G01S7/32]に分類される特許

11 - 20 / 172


【課題】 目標信号のパルス幅に対してサンプリング周波数を高くとった場合、デフルータ処理を行なう際に目標が複数のレンジビンにまたがるため、目標信号にもかかわらずブランキングレンジ処理を行なってしまい、目標のパルス幅を狭め、目標検出精度を低下させてしまうことがある。
【解決手段】 ブランキングレンジ判定において、ジャミング候補と判定されたレンジビンの前後Nレンジビン間に目標信号が存在するかを確認し、目標信号が存在した場合、そのレンジビンは目標として、ブランキングレンジ処理を行なわず、目標信号が存在しない場合、そのレンジビンはジャミングと判定し、ブランキングレンジ処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】 複数種類のセンサを組み合わせて双方の目標検出情報に基づいて目標検出の閾値を可変調整することにより、目標からの反射波あるいは物理的なエネルギー波の強度が低い目標の場合でも、目標の検出を可能にする。
【解決手段】 第1のセンサからの受信信号を入力し、該受信信号より目標を検出し、第1の目標検出情報を出力する第1の目標検出器と、第1の目標検出器とは異なる物理的性質をもつ第2のセンサからの受信信号を入力し、該受信信号より目標を検出し第2の目標検出情報を出力する第2の目標検出器と、第1の目標検出器及び第2の目標検出器からの目標検出情報を入力とし、最終的に目標が存在するか否かを判定し、判定結果を出力するとともに、判定結果に基づき、修正された目標検出のための閾値を第1の目標検出器並びに第2の目標検出器に対して出力する目標探知判定器を備える。 (もっと読む)


【課題】短い観測時間でマルチパス環境下において高度を推定する、レーダ装置、レーダ制御方法、及びレーダ制御プログラムを提供する。
【解決手段】空間に送信信号を送信し、前記空間内の目標物から反射された受信信号を受信する送受信部と、前記受信信号に基づき前記目標物の高度情報を計測する位置計測部と、を備えるセンサ部を複数個備え、分散算出部は、前記複数個の全部又は一部のセンサ部を含む組み合わせ毎に、前記計測された高度情報の分散を算出し、データ選択部は、前記算出した分散が最小となるセンサ部の組み合わせを選択し、選択した組み合わせに含まれるセンサ部が計測した高度情報に基づき前記目標物の高度情報を決定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】小さい演算規模であるにも拘わらず目標の誤検出および不検出を防止できる目標検出装置を提供する。
【解決手段】空中線部1からのレーダ受信信号をA/D変換部2で量子化してデジタルビデオ信号に変換し、コヒーレント積分部3にてコヒーレント積分を行い、距離/方位間引き部4においてデジタルビデオ信号を間引いた後に、減衰部5で減衰マップの減衰レベルに従い信号強度を減衰する。その後、閾値算出/二値化部6で、Pタイル法により、デジタルビデオ信号で示される一定領域内のヒストグラムを作成し、上位P%が閾値を超えるような閾値を使用して二値化を行う。そして、ブランク部7で検出不要領域の信号強度を「0」とし、収縮/膨張部8で収縮処理と膨張処理を行って孤立したクラッタを除去した後、クラスタリング部9で連続する「1」の領域を1つの目標とみなし、検出目標データとして出力する。 (もっと読む)


【課題】 パルス・ドップラ・レーダにおいて、CFAR処理による目標の探知、追尾時に、目標から受ける妨害電波や、JEM(Jet Engine Modulation)によって、目標と同一レンジ上の周波数方向に不要波が発生し、CFAR処理に用いるノイズ領域に不要波が入りこみ、検出対象のS/N比が低下することで、目標信号の検出ができなくなってしまうという問題があった。
【解決手段】 CFAR処理を行う際のノイズ領域を、レンジ方向にオフセットした位置に設定することで、目標信号と同一レンジ上に発生する特定の妨害電波やJEMによる不要波を、ノイズ領域に捉えることがなくなり、検出対象のS/N比を正しく検出できるので、目標信号を安定して検出することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】自機の運動状態の変化を受けにくい運動推定結果を出力可能な物標運動推定装置を提供する。
【解決手段】レーダ装置が備える物標運動推定部6は、物標相対座標取得部61と、固定点基準物標座標取得部62と、フィルタ処理部64と、を備える。物標相対座標取得部61は、船舶に搭載され、自船を基準とした物標の相対位置を示す相対座標(Trx,Try)をレーダエコーに基づいて取得する。固定点基準物標座標取得部62は、相対座標(Trx,Try)と、自船の位置と、に基づき、固定点を基準とした物標の位置を示す固定点基準座標(Tax,Tay)を取得する。フィルタ処理部64は、固定点基準座標(Tax,Tay)を入力して物標の運動情報を推定する。 (もっと読む)


【課題】物標とクラッタ源との相対速度差が小さいときにも十分にクラッタを抑圧することである。
【解決手段】ドップラシフト周波数推定部331aは、反射体からの複素受信信号I,Qに基づいて反射体のドップラシフト周波数を推定して、推定した値をドップラ推定値ωとする。擬似スペクトル生成部331bは、ドップラ推定値ωに対応する信号強度を複素受信信号I,Qに基づいて与えることにより、擬似スペクトルUを生成する。CFAR処理部332は、クラッタの抑圧処理を、擬似スペクトルUを用いて行なう。 (もっと読む)


【課題】スキャン相関によって物標のエコーが弱まることを防止する信号処理装置を提供する。
【解決手段】信号処理部17は、物標検出部16が物標を検知した地点に対応するスキャン相関後のエコー信号のレベルを調整する。具体的には、物標検出部16が物標を検知した各地点を中心としてガウス関数に基づく特性でレベル調整を行う。物標が検出された地点では、強いエコー信号が検出されていることになるため、その地点のエコー信号をレベル調整(強調)することで、高速で移動する物標のエコー信号がスキャン相関によって弱まったとしても、高いレベルで出力することができる。また、ガウス関数に基づく特性でレベル調整を行うため、ある地点だけ極端にエコー信号が強調されてしまうことを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】表示する情報量を向上させたエコー画像表示装置を提供する。
【解決手段】制御部19は、表示部の表示領域の一部に設定された所定領域の分解能を変更する。分解能を変更するには、例えば、所定領域内における電磁波の所定方位あたりの発射回数を変更する手法がある。この場合、制御部19は、送信部10に対し、指定された拡大領域502に対応する方位について、所定時間あたりの送信信号の出力回数を増加させる指示を行う。仮にレーダ画面上の全ての領域の分解能を向上させると、データ量が増大することになるが、本実施形態では、分解能を向上させる領域を表示領域の一部に絞り込むことで、データ量を抑え、装置の負荷を低減する態様としている。 (もっと読む)


【課題】信号処理によるミッシング対策を実現した信号処理装置を提供する。
【解決手段】スイープ間のレベル変化(例えば差分値)を検出し、基準パターンに照合してレベル変化パターンを出力する。スイープデータx(n)に対して、スイープデータx(n+1)が大きくなるパターン(パターンP)、スイープデータx(n)に対して、スイープデータx(n+1)が小さくなるパターン(パターンN)、それ以外のパターン(パターンZ)に分類する。ミッシング判定部153は、レベル変化パターンのうち少なくとも2つのレベル変化パターンに基づいて干渉を判定する。例えば、注目スイープデータx(n)の1つ前のスイープデータx(n−1)との変化パターンがパターンNであり、1つ後のスイープデータx(n+1)との変化パターンがパターンPである場合、ミッシングであると判定する。 (もっと読む)


11 - 20 / 172