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国際特許分類[G21C15/02]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 炉心を有する圧力容器内の冷却系;特定の冷却材の選択 (522) | 熱を冷却材に伝達する径路の構造または配置,例.燃料要素の支持物を通して冷却材を循環するためのもの (118)

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【課題】チムニーの製造時間を短縮することができる自然循環型原子炉を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器2内で、炉心4の上方にチムニー7が配置される。チムニー7のチムニー隔壁7Aは、上端部に格子部を有し、格子部から下方に向かって伸びる複数の隔壁部を有する。炉心4内に挿入される制御棒8は、原子炉圧力容器2の内面に設置されたワイヤ巻き取り装置21に巻き取られるワイヤ27に接続されている。ワイヤ巻き取り装置21によるワイヤ27の巻き取り、巻き戻しにより、制御棒8が炉心4に出し入れされる。炉心4から引き抜かれた制御棒8のブレードが、隔壁部とスライド可能に嵌合されてチムニー隔壁7Aの側壁の一部になり、チムニー7内に形成される複数の冷却材通路の形成に使用される。 (もっと読む)


【課題】角形断面をした管部材をフランジのフランジ面に強度に余裕がある完全溶込溶接が実施でき、かつ、溶接部に無理な力が作用しないようにした接合構造を提供する。
【解決手段】角形筒状の下部案内管41が略同形状の貫通孔59を有する中部フランジ45の面部61に突き合わせ溶接によって接合される接合構造であって、接合される下部案内管41の端部は、各辺を構成する略直線部分の内、少なくとも1箇所が面部61に溶接される溶接部55とされるとともに溶接部55以外の部分は非溶接部とされ、溶接部55の端部位置と非溶接部の端部位置とは少なくとも溶接部55の溶接縮みに相当する長さ以上の段差Tが設けられている。 (もっと読む)


【課題】原子炉の起動時等に発生する原子炉容器壁面の熱応力を緩和できる原子炉容器構造を提供する。
【解決手段】炉心11を収納した原子炉容器10A内に、冷却材の液体ナトリウムNaを充填した液面上部に不活性ガス充填空間Gが形成されている有液面構造の上部プレナム14を設けた原子炉容器構造において、上部プレナム14の炉壁10aの内側に、原子炉定常運転時の冷却材液面L3より高い位置まで有底の内筒20を設置することにより、炉壁10aと内筒20との間に形成された冷却材滞留槽22と、液体ナトリウムNa冷却材滞留槽22に供給するとともに、上部プレナム14内から液体ナトリウムNaを回収するナトリウム充填系30と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体への冷却材の流量を容易に分散させつつ、冷却材の流れに起因する不具合を抑制すること。
【解決手段】圧損調節部材60に、燃料集合体の周囲を流れる軽水が下部炉心板に形成される炉心板連通孔のみを通過する際の圧損よりも大きい圧損にして軽水を通過させることができる圧損調節孔62と、炉心板連通孔に挿通することにより、下部炉心板に対して係合可能な炉心板係合部70と、を備える。これにより、圧損調節部材60を、圧損が小さい燃料集合体の下部ノズルと下部炉心板との間に配設することにより、この燃料集合体に流れる軽水の流量を低減させることができ、炉心板係合部70を下部炉心板に係合させることにより、圧損調節部材60のばたつき等を抑制することができる。この結果、燃料集合体への軽水の流量を容易に分散させつつ、軽水の流れに起因する不具合を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】多数の圧損調節部材を、容易に所望の位置に設置することのできる圧損調節部材設置用工具を提供すること。
【解決手段】原子炉の組み立て時に用いる設置工具70に、冷却材として用いられる軽水が流れる際の圧損が相対的に小さい燃料集合体の一端に配設される下部ノズルと下部炉心板との間の位置に配設され、軽水が下部炉心板に形成される炉心板連通孔のみを通過する際の圧損よりも大きい圧損にして軽水を通過させることができる圧損調節部材の把持と解放とを自在に行うことができる調節部材把持部80と、下部炉心板上に多数配設される燃料集合体同士の相対的な位置関係と同じ位置関係で多数の調節部材把持部80を保持するフレーム71と、を備える。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体への冷却材の流量を容易に分散させること。
【解決手段】圧損調節部材60に、下部ノズルに複数形成される位置決め孔同士の相対的な位置関係と同じ位置関係で複数が形成されることにより、下部炉心板22に複数形成される位置決めピン24が入り込むことが可能な係合孔61と、燃料集合体の周囲を流れる軽水が下部炉心板22に形成される炉心板連通孔23のみを通過する際の圧損よりも大きい圧損にして軽水を通過させることができる圧損調節孔62と、を備える。これにより、圧損調節部材60は、容易に下部炉心板22上に配置することができ、また、この圧損調節部材60を、圧損が小さい燃料集合体と下部炉心板22との間に配設することにより、圧損が小さい燃料集合体に流れる軽水の流量を低減させることができる。この結果、燃料集合体への軽水の流量を容易に分散させることができる。 (もっと読む)


【課題】環状流路内を流れる冷却材を整流することで、環状流路内の圧力変動を抑制可能な炉内構造物を提供する。
【解決手段】側壁に冷却材が流入する入口ノズル4が設けられ、内部に設置された円筒状のコアバレル2と側壁との間に形成される環状流路9を、入口ノズル4から流入する冷却材が流下する軸を上下方向とする原子炉圧力容器1内に設置される炉内構造物であって、環状流路9の少なくとも一部を径方向に分割する整流板16と、整流板16をコアバレル2または原子炉圧力容器1に固定する固定部材15とを備える。 (もっと読む)


【課題】炉心入口での冷却材流量分布の均一性をより向上させ、炉心に流入する冷却材の流れの変動を抑制可能な加圧水型原子炉を提案する。
【解決手段】高速炉1は、有底円筒形状の原子炉容器3の胴部3bに設けられた上部支持台16および下部支持台17と、原子炉容器に収容された炉心7と、炉心7を取り囲む炉心槽8と、炉心槽8よりも原子炉容器3の内面側に寄せて設けられた中性子遮蔽体12と、上部支持台16に固定された環形状の上部支持板35、上部支持板35の内縁部から垂下された支持円筒36および支持円筒36の下端部に設けられて下部支持台17に当接されるとともに炉心7、炉心槽8および中性子遮蔽体12を支持する円形状の下部支持板37が一体に形成された炉心支持構造物15と、を備える。 (もっと読む)


【課題】炉心入口での冷却材流量分布の均一性をより向上させ、炉心に流入する冷却材の流れの変動を抑制可能な加圧水型原子炉を提案する。
【解決手段】加圧水型原子炉1は、有底円筒形状の原子炉容器3と、原子炉容器3に収容されて原子炉容器3の一方側の端部へ冷却材を導く環状流路12を原子炉容器3の内面との間に区画する円筒形状の炉心槽9と、原子炉容器3に設けられて環状流路12に連通されるとともに原子炉容器3との接続部分において原子炉容器3の中心線に直交する面に対して原子炉容器3の他方側へ傾斜させた中心線を有する冷却材入口ノズル6と、を備える。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体の製造が容易であり、燃料溶融の拡大を抑制できる高速増殖炉の炉心構造を提供する。
【解決手段】炉心1は炉心燃料領域2を有する。炉心燃料領域2にはこの中心を通って複数の燃料集合体11が一列に配置された高流量領域25が形成される。高流量領域25の形成によって炉心燃料領域2が2つの低流量領域26A,26Bに分割される。低流量領域26A,26Bには複数の燃料集合体4が装荷される。冷却材の複数の導入口が燃料集合体4,11の各エントランスノズルに形成される。燃料集合体11に形成された全導入口の合計流路面積は、燃料集合体4に形成された全導入口のそれよりも大きい。燃料集合体11に供給される冷却材流量は燃料集合体4に供給されるそれよりも多い。このため、低流量領域26Aで発生した燃料溶融が、高流量領域25で遮られて低流量領域26Bへ拡大しない。 (もっと読む)


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