説明

国際特許分類[G21D3/00]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子力プラント (1,000) | 原子力プラントの制御 (344)

国際特許分類[G21D3/00]の下位に属する分類

国際特許分類[G21D3/00]に分類される特許

71 - 80 / 84


【課題】 給水ポンプの大容量化改造を行わずに、定格発電容量増加に対応できる給水システム、給水制御方法及び装置を提供することである。
【解決手段】 給水システムは、原子炉の給水を行う給水ポンプとして常用のタービン駆動給水ポンプ16a、16bと電動機駆動給水ポンプ17a、17bとを備え、予備として設けられていた電動機駆動給水ポンプ17a、17bの一部を常用化し、常用化された予備の電動機駆動給水ポンプ17aにより、定格運転状態での蒸気発生量を増加させる設備改造に伴い、増加蒸気流量相当の給水増加必要量を原子炉11に供給する。 (もっと読む)


【課題】
原子炉熱出力の増加に際して給水温度を下げて運転する原子力発電プラントの運転方法において、原子炉の炉心特性上適切な給水温度の低下範囲を提供することを目的とする。
【解決手段】
原子炉熱出力の増加に際して給水温度を下げて運転する原子力発電プラントにおいて、原子炉熱出力の増加幅をA(%)、原子炉熱出力の増加前の給水温度をT1(℃)、増加後の給水温度をT2(℃)とするとき、蒸気系から抽気して給水加熱器へ送る蒸気量などを減少させ、
T1−40≦T2≦T1−1、
T1−T2≧1.3×A、
0.05×(T1−T2)≦A
を満たすことを特徴とする原子力発電プラントの運転方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、冷却水の温度を安全な範囲に保持することができるとともにブローダウン水を十分に冷却できるように冷却水流量を制御する冷却制御装置及び冷却制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 熱交換器17、18で冷却されたブローダウン水の温度を第1温度検出器25で検出すると、このブローダウン水の温度が許容範囲内に収まるように、第1流量制御弁装置26の開度が制御されるとともに、熱交換器17、18で排出ライン24に排出される冷却水の温度を第2温度検出器28で検出すると、この冷却水の温度が許容範囲内に収まるように、第2流量制御弁装置29の開度が制御されて、熱交換器17、18を通水する冷却水が流量制御される。このように流量制御することで、冷却水及びブローダウン水の温度を許容上下温度内に収めることができる。 (もっと読む)


【課題】炉心の圧力損失特性、安定性余裕、過渡時の設計余裕を増出力前とほぼ同等としつつ、プラント機器の構成の大幅な変更を行わずに、プラントの増出力を可能にする原子力プラント及びその運転方法を提供する。
【解決手段】原子炉の第2運転サイクルにおける熱出力を、第2運転サイクルより少なくとも一運転サイクル以上前の第1運転サイクルにおける熱出力よりも増大させ、蒸気系から抽気して給水加熱器に導く抽気蒸気の内、特に高圧タービン途中及び高圧タービン出口からの抽気蒸気の主蒸気流量に対する割合を、第1運転サイクルに対して第2運転サイクルでは小さくし、給水加熱器から排出される水の温度を1℃以上、40℃以下低下させることである。 (もっと読む)


【課題】 変動要因を考慮したプラント制御定数の最適化が実施可能であり、かつ複数の制御定数について複数の応答特性がプラント運転許容範囲内にある領域の判断が行える方法を提供すること。
【解決手段】 プラントの応答特性を調整する制御系における各制御定数を最適化するプラント制御定数の最適化方法において、前記制御系における全ての制御定数の中から最適化したい制御定数を選択し、前記プラントの状態量のうち、制御による応答特性に影響を与える量であり運転中経時的に変化する変動要因を選択し、この変動要因に対して、応答特性がプラント運転許容範囲内にある領域が最大となるよう、選択した制御定数を最適化する、ことを特徴とするプラント制御定数の最適化方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、MSRにおけるわずかな圧力変動に基づく誤動作の可能性を小さくするとともにMSRの圧力保護を行うことができる蒸気タービン発電設備及びその運転方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 GV13の全閉を指示しているときに、圧力検出スイッチ20で検出した圧力が所定の圧力値より高く、且つ、GV13の少なくとも1つが全閉状態でないことを検出すると、圧力上昇保護部21がMSV12の全閉を指令して、タービントリップする。 (もっと読む)


【課題】 原子力発電プラント制御装置の単体での動作確認試験、及び他の制御装置実機と組合せた動作確認試験が容易となる試験方法及び試験プログラムを提供する。
【解決手段】 APR101、RFC106及び炉心シミュレータ102は制御装置用ネットワークである主要制御系NET111に接続されている。RC&IS103及びRC&ISシミュレータ104も制御装置用ネットワークであるRC&IS・NET112に接続されている。ここでRC&ISシミュレータ104はRC&IS103からの伝送による制御棒操作指令に対して制御棒の動作を模擬し、RC&IS103に対して制御棒位置を伝送によって出力する装置である。二つのネットワークは共通コントローラ121を介して接続されており、APR101、炉心シミュレータ102、RC&IS103、RC&ISシミュレータ104がすべて伝送でつながっている。またAPR101とRC&IS103間はメタルケーブルで接続されており、制御棒操作指令はメタル信号によって出力される。 (もっと読む)


【課題】
原子力プラントにおいて原子炉熱出力の増加に際して、主蒸気の発生量を抑制し、かつ主蒸気系の設計余裕減少を抑制しつつ電気出力を増加させることを目的とする。
【解決手段】
原子力発電システムにおいて、高圧タービン途中からの抽気を選択的に減少させ、主蒸気の抽気で加熱する給水の加熱量を減らし、給水のエンタルピ(温度)を下げることにより主蒸気流量の増加を抑制すると同時に、低圧タービンへ入る蒸気量を増加させることで低圧タービンでのエネルギー回収量(発電量)を増加させ、原子炉の電気出力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】 原子炉系統や炉水に含まれる過酸化水素を速やかに分解して所望の場所に戻すことができるようにした原子炉水回収装置を提供すること。
【解決手段】 原子炉ウェル9と復水貯蔵タンク4の間の炉水系統配管13に、貴金属を活性炭に担持させた過酸化水素分解性の高い触媒を使用した原子炉水回収装置12を設置し、原子炉ウェル9から復水貯蔵タンク4に炉水を回収するとき、炉水に含まれている過酸化水素を分解処理し、復水貯蔵タンク4に過酸化水素が含まれていない水が貯蔵されるようにしたもの。
これにより、復水浄化器5のイオン交換樹脂の洗浄に、復水貯蔵タンク4に貯蔵されている炉水を使用しても、イオン交換樹脂が劣化する虞れがなくなり、且つ、復水貯蔵タンク4に速やかに炉水が移送できるので、定期検査時間が短縮できる。
(もっと読む)


【課題】原子炉の運転をよりフレキシブルにする運転方法を提供する。
【解決手段】本発明は、原子炉の運転方法に関する。燃料集合体は、核燃料棒(3)を備え、少なくともひとつのタイプの核燃料棒を備える。核燃料棒において、クラッディング(17)は、完全に再結晶化したジルコニウムベースの合金からなり、0.8〜1.3重量%のニオブと、1000〜1700ppmの酸素と、を含む。酸化ウランの核燃料ペレット(23)は、クラッディング(17)の内側に積み重ねられる。原子炉の運転条件は、電力の過渡中に制御されて、核燃料棒(3)の線形出力密度が、しきい値の線形出力密度に比べて低いままであって、しきい値の線形出力密度は430W/cmを越える値であり、及び/又は、核燃料棒(3)の線形出力密度の変動が、しきい値の変動に比べて低いままであって、しきい値の変動が180W/cmを越える値である。 (もっと読む)


71 - 80 / 84