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国際特許分類[G21D3/00]の内容

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【課題】原子炉のプロセス量のうち炉心の出力空間分布を用いて出力安定性および燃料健全性を反映するパラメータを作成し、そのパラメータに基づいて原子炉の出力不安定性や燃料健全性が確保されるよう原子炉の出力制御が可能な沸騰水型原子炉の出力制御システムおよび出力制御方法を提供することを目的とすること。
【解決手段】本発明では、沸騰水型原子炉の出力制御システムにおいて、炉心2(図2参照)に設けられるLPRM101群により取得された複数の局部出力から成る出力空間分布001が入力可能に設けられ、その出力空間分布001を出力安定性や燃料健全性を反映するように縮約して縮約パラメータを作成する縮約計算装置と、その縮約パラメータが設定範囲にあるか否かを逐次判定し、この縮約パラメータが設定範囲から逸脱したとき、制御棒、原子炉水位その他の出力制御手段から1つ若しくは複数の出力制御手段を選択して作動させる制御判定装置103と、を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】日負荷変動を原子力発電所で対応したい。
【解決手段】原子力発電所の電源系統設備に交流から直流への変換器と大型蓄電池とを導入し、原子炉出力は一定にして日負荷変動を制御盤(10)及び大型蓄電池の蓄放電で対応する。 (もっと読む)


【課題】給水温度制御の不安定性を改善できる原子力プラントの給水温度制御方法を提供する。
【解決手段】低圧給水加熱器11、高圧給水加熱器12及び電気ヒータ13が、RPV2に接続される給水配管10に設置される。温度計30が高圧給水加熱器12と電気ヒータ13の間で、温度計38が電気ヒータ13とRPV2の間で給水配管10に設置される。給水温度制御装置29は、高圧給水加熱器12に供給する抽気蒸気の流量を調節する抽気弁15の開度、及び電気ヒータ13に供給する電流をそれぞれ制御し、RPV2に供給する給水の温度を制御する。この給水温度制御には、温度計30で計測された、高圧給水加熱器12から排出された給水の温度TA及び温度計38で計測された、電気ヒータ13で加熱された後の給水の温度TBも用いられる。電気ヒータ13の利用により給水温度制御の不安定性を改善できる。 (もっと読む)


タービン設備に設けられた機器に課せられた制約を遵守しつつ、減速部にかかる負荷を制御した起動運転を行うことができるタービン設備の制御方法およびタービン設備を提供する。
減速部を介して電動機により圧縮部およびタービン部を回転駆動して、回転数を上昇させる昇速ステップS1と、減速部にかかる負荷を負荷検出部により検出する負荷検出ステップS2と、検出された負荷の絶対値が、所定値の絶対値以下の場合には、圧縮部の吐出側から吸入側にバイパスする作動流体の流量を増やし、所定値の絶対値以上の場合には、バイパスする作動流体の流量を減らすバイパス流量制御ステップS3と、を有することを特徴とする。

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タービン設備に設けられた機器に課せられた制約を遵守しつつ、減速部にかかる負荷を制御した起動運転を行うことができるタービン設備の制御方法およびタービン設備を提供する。
タービン部に流入する作動流体の温度を上昇させる昇温ステップS1と、熱源部によりタービン部に流入する作動流体の温度を上昇させる際に、圧縮部の吐出側から吸入側にバイパスする作動流体の流量を増加させる流量増加ステップS2と、バイパスする作動流体の流量の増加から所定時間経過後に、バイパスする作動流体の流量を減少させる流量減少ステップS3と、を有することを特徴とする。

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原子炉モジュールは、冷却材を収容する原子炉容器と、前記冷却材に浸漬された炉心と、前記冷却材から熱を除去するように構成された熱交換器とを含む。前記原子炉モジュールは、さらに、始動運転中及び炉心が臨界になる前に前記冷却材に熱を加えるべく構成された1つ以上の加熱器を含む。 (もっと読む)


【課題】既設の原子力発電プラントの大幅な出力増大に当たって、プラント機器の大幅な変更を行わずに、大幅な出力増大を可能にする原子力発電プラント及び運転方法を提供することを目的とする。
【解決手段】湿分分離加熱器を使用した原子力発電プラントを改造して出力を増大させる場合に、湿分分離加熱器8の加熱器用に主蒸気管5から分岐させる蒸気流量を出力増大前の主蒸気流量の8〜9%とするとともに、高圧タービン7の途中段から高圧給水加熱器17への抽気量を出力向上前の抽気量の相対%表示の1%以下に減少させ、高圧タービン7からの抽気で加熱する給水への加熱量を減らす。給水エンタルピ(温度)を下げることにより、熱出力増大に対応する主蒸気流量の増加を抑制することで、高圧タービン7へ入る蒸気流量の増加を抑制し、かつ低圧タービン9へ送る蒸気量を増加させ、エネルギー回収量(発電量)を増加させ、原子炉の電気出力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】保守・点検が容易であり、安定したプラント起動を速やかに実現すること。
【解決手段】原子炉を有する高温ガス炉11と、高温ガス炉11で加熱された作動流体により駆動されるガスタービン12と、ガスタービン12と同軸に連結される低圧コンプレッサ14および高圧コンプレッサ15と、ガスタービン12に出力軸を介して接続される発電機22と、発電機22に切断可能に接続されて電力を供給する電力供給装置23とを備え、起動時において、電力供給装置23は発電機22に接続されるとともに、発電機22の昇速率が一定となるように電力を供給するクローズドサイクルプラント1を提供する。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉系の軽水炉において核燃料棒バンドルのためのR因子を決定する方法を提供する。
【解決手段】R因子は、燃料棒への加重局所出力の影響を説明する因子である。ローカルR因子(Ri(z))は、バンドル内の各燃料棒(i)ごとに、かつ、軸方向の複数の各レベル(z)ごとに決定される。特定の燃料棒(i)のためのローカルR因子(Ri(z))を決定するとき、当該燃料棒(i)のための個別の軸方向熱発生プロフィールが考慮される。また、R因子を自動的に決定するために構成されるプロセッサ、コンピュータプログラム製品、燃料棒バンドルのための限界出力を決定する方法、核エネルギープラント、および核エネルギープラントを運転する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】原子力プラントにおけるプラント機器の構成を変更することなく、当該原子力プラントの増出力を実現できること。
【解決手段】原子力プラント10の運転方法において、原子炉11の起動から燃料交換のために当該原子炉の運転を停止するまでの期間を一運転期間としたとき、第(N+1)運転サイクルにおける原子炉熱出力を、当該第(N+1)運転サイクルより前の第N運転サイクルにおける原子炉熱出力よりも増大させ、高圧抽気系15により高圧蒸気系12から抽気して高圧加熱器26へ導く抽気蒸気流量の、原子炉出口での主蒸気流量に対する割合を、第(N+1)運転サイクルでは第N運転サイクルに比べて減少させることで、給水系14から原子炉11へ供給される給水の原子炉入口でのエンタルピまたは温度を、第(N+1)運転サイクルにおいて第N運転サイクルと同等に制御するものである。 (もっと読む)


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