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国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

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【課題】押出機コンテナー及び押出ダイスに挿入される超電導線用の押出ビレット及びこれを用いた超電導線の製造方法に関し、押出開始時にビレットの中心軸と押出ダイスの中心軸がずれて、押出ビレット内の超電導材の配置に偏芯が生じる問題点を解決し、押出加工時に押出ビレット内の超電導材料の偏芯を抑制することができる超電導線製造用の押出ビレット及びこの押出ビレットを用いた加工精度が高く、良好な超電導特性を有する超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】押出ビレット1は先端部に押出ダイスの貫通孔の内面に支持される突起部5aを有している。押出ビレット1の中心軸1aと突起部5aの中心軸5bとが同心状であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を内部Sn法によって製造する際に、断線等の不都合を発生させることなく、Ti等の元素をNb3Sn相内に効果的に含有させることのできる前駆体(超電導線材前駆体)、およびこうした前駆体によって製造されるNb3Sn超電導線材、並びに前駆体を構成するためのNb複合単芯線等を提供する。
【解決手段】内部Sn法によってNbSn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体を構成するNb複合単芯線であって、Ti,Ta,ZrおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含有するNb基合金からなる円筒状層、または前記Nb基合金からなる複数の板状部材を組み合わせてなる略円筒状層を、Nb芯の周囲に配置すると共に、前記円筒状層または略円筒状層の外周に、Nbからなる円筒状層が配置され、更にNbからなる円筒状層の周囲に、CuまたはCu基合金からなる層が配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、前記伸線工程後の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、該前駆体粉末は(Bi,Pb)2223相とBi2212相、(Bi,Pb)2212相を含み、それらの比率がモル比で(Bi,Pb)2223相/((Bi,Pb)2223相+Bi2212相+(Bi,Pb)2212相)≧0.2になるよう構成されていることおよび、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上させることができる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体となるべき前駆体粉末を準備する工程と、前駆体粉末を金属パイプに充填して、素線を得る工程と、素線を伸線および圧延する工程とを備えている。準備する工程では、液相法により、一次粒子11の平均粒子径が1μm以下であり、一次粒子11が凝集して形成される二次粒子12の平均粒子径が3μm以下である前駆体粉末を準備することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】通電安定性、低交流損失、高臨界電流密度を実現した製造コストが低いパルス用NbTi超電導多芯線およびパルス用NbTi超電導成形撚線を提供する。
【解決手段】パルス用NbTi超電導多芯線10は安定化材からなる断面略円状の芯部16と、前記芯部の外周にNbTiフィラメント13が銅合金層12に埋設された複数の1次素線14がマトリクス状に形成されたフィラメント集合体15と、フィラメント集合体15の外周に配置された芯部16と同じ安定化材からなる安定化層17からなり、銅合金層12は、Ni、MnおよびSiのうち1種類以上を含む銅合金であり、かつ銅合金層12はフィラメント集合体15中のNbTiフィラメント13に対する体積比が0.3〜0.6である。 (もっと読む)


【課題】 酸化物超電導線材内で超電導結晶が高度に配向化された組織と、均一な超電導フィラメント形状を実現し、それによって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材が製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、(Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属管に充填する工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を塑性加工する工程と、前記塑性加工工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備えた酸化物超電導線材の製造方法であって、該前駆体粉末を板状に圧縮成形した後、板状前駆体粉末を金属管に充填することを特徴とし高臨界電流値化を図る。 (もっと読む)


【課題】不純物ガスの侵入を減少して、臨界電流値を向上するBi2223超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Bi2212を主相とし、残部がBi−2223相および非超電導相である粉末状の前駆体11を準備する準備工程と、1000Pa以下の圧力下で金属管12に前駆体11を充填する充填工程と、1000Pa以下の圧力下で前駆体11が充填された金属管12を封止する封止工程とを備えている。充填工程と封止工程との間に、前駆体11が充填された金属管12を1000Pa以下下の圧力で、100℃以上800℃以下の温度で加熱を行なう加熱工程をさらに備えていることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、NbSn超伝導線材を製造する内部拡散法において、リスタッキングビレット製造時にモジュールの間に形成される空間形態によって互いに異なる種々のスペーサを挿入した超伝導線材とその製造方法に関するものであって、3本のモジュールの間と拡散防止チューブと2本のモジュールの間に銅スペーサと銅/スズの断面積の割合が6.0以上の低スズ/銅スペーサのうちのどれか1つが、4本のモジュールの間に銅/スズの断面積の割合が0.01〜1.5未満の高スズ/銅スペーサまたは銅/スズの断面積の割合が1.5〜6.0未満の中スズ/銅スペーサが配置される構造である。
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【課題】高い臨界電流特性が再現性よく得られる酸化物超電導線材の製造方法及び酸化物超電導線材用粉末の判定方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係る酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体の粉末又はその原料となる粉末を金属シース材内に充填する充填工程と、前記粉末が充填された金属シース材に塑性加工を施して線材を作製する伸線工程とを備え、サンプル粉末1gから脱離するH2O分子数を測定し、その測定時、サンプル粉末の50〜300℃の範囲内でのH2O分子数の最大値Aが1018個以下であり、かつ、最大値Aの計測温度から更に200℃の温度範囲内での昇温時に計測されるH2O分子数のピーク値Bと最大値Aとの比(B/A)が<0.5であるものを適正な粉末1とし、その適正な粉末1を金属シース材2内に充填し、線材の作製を行うものである。 (もっと読む)


【課題】超電導線材における強度向上を図って、長手方向および径方向の耐歪み性に優れると共に、前駆体製造時における加工性をも良好であり、優れた超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いて良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、ブロンズ法や内部Sn法に適用される基本的構成を有する前駆体であって、Ta,Nb,VおよびHfよりなる群から選ばれる異なる2種以上の金属を積層してなる積層構造物が、線材断面の半径方向に複数回繰り返して配置されたものである。 (もっと読む)


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