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国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

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【課題】高い銅比であっても、高い電界電流密度Jc、および高いフィラメント健全性(n値)を発揮できるようなNbTi系超電導線材を、軸直角断面形状に応じてその適切な構造を提供する。
【解決手段】NbTi系超電導線材として、Cuマトリクス中に複数本のNbTi合金フィラメントが配置され、軸直角断面が略円形状であるNbTi系超電導線材において、前記Cuマトリクスの断面積とNbTi合金フィラメントの総断面積の比(Cuマトリクスの断面積/NbTi合金フィラメントの総断面積)が5.0〜15.0未満の範囲であると共に、NbTi合金フィラメントの平均径dが30〜200μmであり、且つこのNbTiフィラメント平均径dに対するNbTi合金フィラメント相互の平均間隔Sの割合(S/d)が0.10〜0.40の範囲にあるものが例示される。 (もっと読む)


【課題】二ホウ化マグネシウム(=MgB)を含有する超伝導素子を提供すること。
【解決手段】この超電導素子は、金属マトリックス(2)に密閉されかつ少なくとも1つの高導電性オーム素子(4)も有する5〜500ミクロンの大きさの少なくとも1つの超伝導フィラメント(1)を備え、超伝導フィラメントは、マトリックス(2)及び導電性オーム素子(4)から保護金属層(3)によって分離され、超伝導フィラメントは、ホウ素(B)粉末及びマグネシウム(Mg)粉末と第1の添加剤としての炭化ホウ素(=BC)粉末との間の反応によって形成され、1つ又は複数の追加の炭素含有粉末添加剤が、Mg、B及びBCを含む粉末混合物の反応で存在することを特徴とする。MgBに対する粉末混合物の反応は、500〜760℃の温度で行われ、760℃以下の温度で臨界電流密度Jが最大になる。 (もっと読む)


【課題】超電導線材同士を接続するときの電気抵抗を極力小さく抑え、NMRマグネットへの適用が可能な、高い臨界電流密度Jc特性が期待できる内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための超電導線材製造用前駆体を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成は、内部Sn法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材製造用前駆体において、外周に拡散バリア層を設けた安定化銅を中央部に単数または複数集めて配置すると共に、その周囲に、NbまたはNb基合金芯とSnまたはSn基合金芯をCuまたはCu基合金マトリクスに埋設した超電導マトリクス部が配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】超電導転移が急峻で臨界温度が110Kよりも高いBi系超電導体、このBi系超電導体を含む超電導線材および超電導機器を提供する。
【解決手段】本Bi系超電導体は、超電導相として(Bi,Pb)2223を含むBi系超電導体であって、(Bi,Pb)2223のc軸に平行な方向に磁場が印加されている状態で測定され50Kで規格化された磁化率が−0.5となる第1の臨界温度T1Cが110.0Kより高く、磁化率が−0.1となる第2の臨界温度T2Cと前記第1の臨界温度T1Cとの差|T2C−T1C|が1.0K以下である。さらに好ましくは、磁化率が−0.001となる第3の臨界温度T3Cと前記第1の臨界温度T1Cとの差|T3C−T1C|が3.0K以下である。 (もっと読む)


【課題】線材単重の増大が図れる共に、最終線径への多様化への対応を可能にでき、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用に最適なNb3Sn超電導線材、およびこうしたNb3Sn超電導線材を内部拡散法によって製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】中央にSn又はSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCu又はCu基合金マトリクス5と、複数本のNb又はNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に安定化銅層4bを有するモノエレメント線材を複数束ね、更にその外周に安定化銅を配置したマルチエレメント線材11を用い、減面加工する途中で、前記Sn又はSn基合金芯の直径が0.5mm以下となった段階で、100〜300℃の温度範囲で焼鈍を行い、引き続き減面加工を終了し、次いで減面加工後のマルチエレメント線材に対して拡散熱処理を施すことによって、線材内にNb3Sn超電導相を形成する。 (もっと読む)


【課題】 意図した長さとおり線材を採取できるよう、全体に均一な性能を有する酸化物超電導線材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属シース材で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、伸線工程後の線材を圧延する第一の圧延工程と、第一の圧延工程後の線材を熱処理する第一の熱処理工程と、第一の熱処理工程後に線材を圧延する第二の圧延工程と、第二の圧延工程後に線材を熱処理する第二の熱処理工程を備える酸化物超電導線材の製造方法において、第一の圧延工程と第二の熱処理工程の間に、シース材の外表面において、シース材の欠落箇所を銀を主成分とする材料で塞ぐ工程を備えることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末からなるワイヤを提供する。
【解決手段】金属マトリックス(102)を有するワイヤ(98)を提供する。ワイヤ(98)はさらに、該金属マトリックス(102)内に配置された複数のフィラメント(100)であって、そのうちの少なくとも1つがドープされた2ホウ化マグネシウム粉末を含む複数のフィラメント(100)を含む。このドープされた2ホウ化マグネシウム粉末は、化学式MgB2−x(ここで、xは原子百分率を表し、またSは炭素、ホウ素、窒素、酸素、あるいはこれらの組み合わせを表す)を有する複数の2ホウ化マグネシウム粒子を有する第1相を含む。この粉末はさらに、複数の2ホウ化マグネシウム粒子のそれぞれを囲繞する第2相であって、炭化物、窒化物、酸化物、ホウ化物、オキシ窒化物、オキシホウ化物、オキシ炭化物、あるいはこれらの組み合わせを含む第2相を含む。 (もっと読む)


【課題】超電導線の製造を容易に行うことのできる超電導線製造用ダイスを得ること及びこの超電導線製造用ダイスを用いた超電導線の製造方法を提供すること。
【解決手段】NbTi系超電導棒9と板状のNb系金属薄板6を同時にアプローチ角2α=15°のダイス1に通すことでNb系金属薄板6が筒状に変形されてNbTi系超電導棒9の周囲にNb系金属筒状体7を形成しながら銅系金属管8中に挿入することにより、図6(b)に示す銅系金属管8の内側にNb系金属筒状体7及びNbTi系超電導棒9が配設された超電導組み立て体4を製作し、超電導組み立て体4を伸線加工してかつ熱処理してNbTi系の超電導線を製造する。Nb系金属薄板6をダイス1に通すことにより筒状に成形してNb系金属筒状体7を形成するので、超電導組み立て体4を容易に製作できる。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】(Bi,Pb)2223超電導の前駆体粉末を金属で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、前記伸線工程の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加え線材中の前駆体粉末の結晶粒サイズを、伸線後の結晶粒サイズより大きくすることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、充填後の該金属パイプを塑性加工し金属被覆前駆体線材を形成する工程、該金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程、前記熱処理後に酸素を含む雰囲気下で焼鈍を施す工程を備える金属被覆酸化物超電導線材の製造方法であって、前記焼鈍工程中に酸素分圧を1kPa以上減少させることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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