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国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

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超伝導物品及びそのような物品を製造する方法が開示されている。超伝導物品は、超伝導材料又は超伝導材料に変換することができる1つ若しくは複数の材料からなる少なくとも1つのコア材料と、当該少なくとも1つのコア材料を包囲する第1の材料からなる少なくとも1つの第1のマトリックスと、当該第1の材料を部分的に包囲する第2の材料の少なくとも1つの補強マトリックスと、当該第2の材料を包囲する第3の材料の少なくとも1つの第3のマトリックスとを備える。当該補強マトリックスはその外周に少なくとも1つの開口部を備えるものであり、当該開口部によって、超伝導物品を製造する方法の少なくとも1つの工程を実施する間に、酸素が第1のマトリックスに到達することができるようになる。 (もっと読む)


【課題】超伝導マグネット・コイル内に誘導されるヒステレシス損やうず電流によって生じるAC損失を低下させるように構成した装置を提供する。
【解決手段】低AC損失導電体(70)は、超伝導体フィラメント(76)の第1の層(74)によって取り囲まれた電気伝導性コア(72)を含む。抵抗性シェル(80)が第1の層(74)を取り囲んでおり、また絶縁コーティング(82)がこの抵抗性シェル(80)を半径方向に囲繞している。本発明の別の態様では、電気伝導性コアを形成する工程と、該電気伝導性コアの周りに超伝導フィラメントを巻きつける工程と、を含む導体を製作する方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍を必要とすること無く、高い臨界電流密度で電力損失の小さい化合物超電導体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】熱処理によりSnとNbは反応してNbSnの超電導層が生成されるが、その層は熱処理時間が長い程その超電導層が厚くなってくる。この場合Sn−Nb管のNbの周りはNbSnの超電導層がNb管の肉厚まで生成される。すると、Nb管の中のSnはNbSnの超電導層を拡散し、Cuマトリックスの方へも拡散してくるため、必然的にはCuマトリックスのSn濃度が高くなる。Cu中のNbはさらに反応が進み、NbSnの超電導層を増加させる。このため、NbSnの超電導層が増加することになるので、従来のブロンズ法による臨界電流密度(A/mm)の上昇が起こる。 (もっと読む)


【課題】交流損失が低く、低コストで、長尺のNb3Sn超電導線及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係るNb3Sn超電導線は、ブロンズ法により作製され、Nb/ブロンズ1の周りにSn拡散防止用のNbバリア3を、さらにその外周に安定化銅部4を備えたNb3Sn超電導線であり、Nb/ブロンズ1とNbバリア3との間にCu層2を介在させたものである。 (もっと読む)


【課題】引張強度、破断応力の全ての特性を満足したCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材を提供する。
【解決手段】Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10は、超電導線材であるNb3Sn線材の強度を高めるために、中心部にCu/NbTi系強化材層11を形成している。Cu/NbTi系強化材層11に埋設されたNbTiフィラメント17の径を適切な値にすることで、その強度を高めることができ、NbTiフィラメント17の径を10μm以上40μm以下とした場合には、NbTiフィラメント17単体の引張強度を600MPa超とすることが可能となる。その結果、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の0.2%耐力を300MPa以上とすることが可能となる。
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【課題】臨界電流密度を良好に維持したまま交流損失をできるだけ低減することができ、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用を可能にできるNb3Sn超電導線材、およびこうしたNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成等を提供する。
【解決手段】内部Sn法によってNbSn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材製造用前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金からなる層と、その外周に、NbまたはNb基合金シートとCuまたはCu基合金シートを重ね巻きしたロール状積層物が配置され、更にその外周に安定化銅層を有する一次複合線材を、複数本束ねてCuまたはCu基合金からなるパイプに挿入して縮径加工されたものであり、縮径加工後の最終形状におけるロール状積層物の平均厚さが60μm以下となるように設定されたものである。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度を高くすることができるとともに交流損失を低くすることができる酸化物超電導線材、超電導構造体、酸化物超電導線材の製造方法、超電導ケーブルおよび超電導マグネットならびに超電導マグネットを含む製品を提供する。
【解決手段】Bi−2223系酸化物超電導体を含むフィラメントの複数がマトリクス中に埋め込まれてなるテープ状の酸化物超電導線材であって、酸化物超電導線材の長手方向に直交する断面の断面積が0.5mm2以下であり、酸化物超電導線材の断面において、フィラメントの1本当たりの平均断面積が酸化物超電導線材の断面積の0.2%以上6%以下である酸化物超電導線材である。 (もっと読む)


【課題】中間熱処理を不要とし、線材の製造コストを低減でき、高磁界発生が可能なNb基化合物超伝導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】加工性に富む金属MまたはM´のシートからなる第3の基材が、NbまたはNb系合金シートからなる第1の基材とSn,Sn系合金シート,AlまたはAl系合金シートからなる第2の基材との間に挿入されるように、心棒の周囲に第1の基材、第3の基材、第2の基材を重ねて巻き付けてジェリーロール複合体とし、該ジェリーロール複合体をNbまたはNb系合金からなるシース材で包み、これを線材に加工した後に熱処理する。 (もっと読む)


【課題】電流がより流れやすいBi2223超電導線材とし、臨界電流値を向上する超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、Bi2223相よりなる超電導結晶を含む超電導線材であって、a−b面に平行な断面におけるBi2223相よりなる超電導結晶の平均粒径が20μm以上であり、21.1μm以上とすることが好ましい。また、Bi2223相よりなる超電導結晶のXRDロッキングカーブで測定された(0.0.24)ピークのFWHMが18°以下である。また、Bi2212相よりなる超電導結晶をさらに含み、X線回折によりθ/2θスキャン法で測定されるBi2223相およびBi2212相のピーク強度において、Bi2223(0.0.14)/(Bi2223(0.0.14)+Bi2212(0.0.12))により求められる値が0.95以上である。 (もっと読む)


【課題】 単芯線の切断時に起こるガス吸着を防止する。それによって結晶間に生じる空隙、アモルファス相の偏析、膨れ欠陥の発生を抑制し、全長にわたって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材を実現できる製造方法を提供することにある。
【解決手段】 第1の金属パイプに原料粉末を充填し、該第1の金属パイプに伸線加工を施し単芯線材を得る工程と、該単芯線材を複数本に切断する工程と、該切断された単芯線材を複数本束ね第2の金属パイプに嵌合し多芯母材を得る工程と、該多芯母材に塑性加工を施し多芯線材とする工程と、該多芯線材に熱処理を施す工程とを含む金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記単芯線材の切断が溶融切断であって、切断部を溶融凝固体で封止することを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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