説明

国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

151 - 160 / 199


【課題】複合線材の断線を効果的に防止できるようNb3Sn超電導線の複合製作方法を安定化し、材料のコストダウンと組立て方法を簡略化できるNb3Sn超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】Nb又はNb基合金、CuまたはCu基合金、およびこれらの内部に複合するSn又はSn基合金の3種類の材料を含む超電導複合材料からなる複合モジュール線材を複数本組み合わせ集束した複合線の周囲をSn拡散防止用バリア材で取り囲み、更にこれらの周囲に安定化材を配置して複合構成体を組立てたのちこれを伸延加工するNb3Sn超電導線の製造方法において、複合線とSn拡散防止用バリア材との間にCu又はCu基合金材からなる薄肉銅管を介在させて複合構成体を組立てるようにした。 (もっと読む)


【課題】 超電導粉末の脱気処理を確実にすることにより、超電導特性、特に臨界電流に優れた超電導線材を製造する方法、超電導多芯線材の製造方法およびこれらを用いて製造された超電導機器を提供する
【解決手段】 超電導用原料粉末を処理して超電導前駆体粉末を調製する工程と、超電導前駆体粉末を第1の金属パイプに充填する工程と、金属パイプを封止する工程と、を包含する超電導線材の製造方法において、第1の金属パイプに充填する工程および第1の金属パイプを封止する工程を、減圧雰囲気下で行うことを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


本発明の超電導機器は酸化物超電導線材を有している。酸化物超電導線材における酸化物超電導体の焼結密度は93%以上であり、好ましくは95%以上であり、さらに好ましくは99%以上である。これにより、温度制御なしに昇温してもバルーニングの発生を抑止することのできる超電導機器を得ることができる。
(もっと読む)


【課題】ビスマス系酸化物超電導線材の超電導特性および結晶特性を良好にして、優れた超電導特性を付与することができるビスマス系酸化物超電導線材用組成物およびビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】ビスマス系酸化物超電導線材用組成物であって、組成物は、ビスマス系酸化物超電導線材の製造に用いる原料粉末を含み、原料粉末のうち、少なくとも1種類以上の原料粉末の比表面積が1m/g以上であることを特徴とする組成物が提供される。 (もっと読む)


本発明の酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体の原材料粉末を金属(3)で被覆した形態を有する線材を作製する工程(S1〜S2)と、熱処理時の全圧力が1MPa以上50MPa未満である加圧雰囲気中で線材を熱処理する熱処理工程(S4,S6)とを備えている。熱処理工程(S4,S6)における熱処理前の昇温時には、金属(3)の0.2%耐力が熱処理時の全圧力よりも小さくなる温度から加圧が開始される。これにより、酸化物超電導結晶間の空隙および酸化物超電導線材の膨れの生成を抑止するとともに、熱処理時の酸素分圧制御を容易にすることにより臨界電流密度を向上することができる。
(もっと読む)


【課題】 ビスマス系酸化物超電導体において優れたBi−2223相の配向性を有し、もって高い臨界電流密度を達成することができる、ビスマス系酸化物超電導体、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、Bi−Sr−Ca−Cuまたは(Bi,Pb)−Sr−Ca−Cuの組成における2223組成を有する2223相を含むビスマス系酸化物超電導体の製造方法であって、Bi−Sr−Ca−Cuまたは(Bi,Pb)−Sr−Ca−Cuの組成における2212組成を有する2212相であって当該2212相の臨界温度が70K以下のものを含む原料を、金属シース中に充填するステップと、前記金属シースに対して、塑性加工および熱処理を施すステップを含む、ビスマス系酸化物超電導体の製造方法を提供する。 (もっと読む)


Bi、Pb、Sr、Ca、CuおよびOからなり、(Bi+Pb):Sr:Ca:Cuがほぼ2:2:1:2である超電導相、およびPbを含む非超電導相を含み、(Bi+Pb):Sr:Ca:Cuがほぼ2:2:2:3である原料粉末であり、かつ該超電導相に対する該非超電導相の比率が5重量%以下である原料粉末、または(Bi+Pb):Sr:Ca:Cuがほぼ2:2:1:2であり、かつ斜方晶である超電導相を含み、(Bi+Pb):Sr:Ca:Cuがほぼ2:2:2:3である原料粉末に、塑性加工および熱処理を施す工程を有することにより、Bi−2223結晶の配向性を改善するとともに、非超電導相の凝集を抑制して高い臨界電流密度を得ることのできるビスマス系酸化物超電導体の製造方法を提供する。
(もっと読む)


【課題】 製造時に断線などを発生させることなく均一加工ができ、比較的低温で熱処理した場合であっても優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填し、これを縮径加工して線材化した後熱処理することによって、シースの内面側に超電導層を形成する粉末法Nb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記原料粉末として、CuとSnの合金粉末または金属間化合物粉末に、更にSn粉末を添加混合したものを用いると共に、この原料粉末に対して等方圧による圧粉処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 超電導体の外側に高抵抗層を有する超電導線材の製造方法であって、均質な高抵抗層を容易に形成できる超電導線材の製造方法、超電導線材、超電導機器を提供する。
【解決手段】 超電導体の原料を第一銀含有金属で覆って銀シース部材を得る。
この銀シース部材を銀が含まれない非銀金属で覆う。非銀金属で覆われた部材における第一銀含有金属の少なくとも一部と非銀金属とを金属間化合物化する。この金属間化合物化された金属を酸化して高抵抗層とする。高抵抗層が形成された部材を熱処理して前記原料を超電導体とする。 (もっと読む)


【課題】 チューブ法や粉末法によってNb3Sn超電導線材を製造するに際して、押出し・伸線加工中に均一に加工することができ、加工中における断線やSn漏れの発生を防止し、優れた超電導特性を発揮することのできるNb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法、およびこうしたNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるパイプ状部材内に、少なくともSnを含むコア材を充填若しくは挿入し、更にCu製ビレットに挿入して複合部材を構成し、これを縮径加工した後熱処理することによって、前記パイプ状部材の内面側からNb3Sn超電導層を形成するNb3Sn超電導線材の製造方法であって、加工前のNbまたはNb合金からなるパイプ状部材は、平均結晶粒径が4〜80μmであると共に、酸素、窒素および炭素の合計濃度が120ppm以下のものを用いる。 (もっと読む)


151 - 160 / 199