説明

国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

181 - 190 / 199


【課題】 Bi系酸化物超電導体の相対密度が高く、電気特性に優れるテープ状超電導線材を提供する。
【解決手段】 Bi系酸化物超電導体を金属シースで覆ったテープ状超電導線材である。超電導体の相対密度が95%以上であり、冷媒中で外部磁界を加えずに電流を通電したとき、臨界電流近傍の電流域における電流密度Jと電界Eとの特性がE∝Jnとなり、その式中のn値が20以上である。n値の大きい線材の方がIc以下の低電流域での発生電圧が小さく、発熱も小さくなる。そのため、テープ状超電導線材の冷凍機器の冷凍能力を下げることができ、より効率的な超電導機器を構築することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】以下のパラメータを調整することによって、分配隔壁サブエレメント・デザインにおいて、4.2Kの温度および12Tの磁界で内部スズ・ワイヤに、3000A/mmまでの範囲の臨界電流密度を達成する。
【解決手段】ブロンズ内の重量%Sn、原子Nb:Sn、局所面積比、反応可能な隔壁、フィラメント厚に対する隔壁厚、例えばTiまたはTa等のドーパントのNbSnへの添加、そして、その後の熱反応過程で最大フィラメント径を調整するための再スタッキングおよびワイヤ絞りのデザイン。 (もっと読む)


【課題】 Nb−Zr基合金等の難加工性を回避して、多芯線の製造を可能とする、新しい難加工性超伝導合金多芯線の製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも、合金を構成する元素の複数本の素線を束ねて、合金を構成する元素からなるマトリックス管に挿入し、伸線加工した後切り出し一次スタック線とする工程と、一次スタック線を多数本束ねて、合金を構成する元素または安定化材からなるマトリックス管に挿入し、伸線加工して2次スタック線とする工程と、熱処理により前記合金を構成する元素を合金化させる工程を含むように、難加工性超伝導合金多芯線を製造する。 (もっと読む)


【課題】 焼鈍と伸線加工を行うに際して不均一変形や断線などを発生させることなく効果的に伸線を行うことができるNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb基合金とCuからなる複合材中に、Sn芯またはSn基合金芯を配置して構成される複合線材を、焼鈍を行いつつ伸線加工した後、熱処理することによってSnを拡散させ、複合材中のNbまたはNb基合金表面近傍にNb3Sn系超電導層を形成するNb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記複合線材は、Sn芯またはSn基合金芯とCuの間に、NbまたはNb基合金からなるSn拡散緩和層を介在させたものを用いる。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流を有するビスマス系酸化物超電導体を含む超電導線材の従来よりも簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】 焼結によりビスマス系酸化物超電導体の2223相を主成分として生成し得る材料の粉末が充填された金属シースに、塑性加工を施す工程および熱処理を施す工程をそれぞれ1回以上行ない、熱処理工程における少なくとも1回の熱処理工程は、酸素分圧が5.05×103Pa以上1.01×104Pa以下の雰囲気下、熱処理温度Tが熱処理時間の経過とともに低下し、最高熱処理温度T1が835℃より高く855℃より低く、最低熱処理温度T2が805℃より高く825℃より低く、その温度差T1−T2が25℃以上40℃以下であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高いJc特性を有し、Q特性の増大を抑制し得る熱処理を施すことによりNbSn超電導線材となるNb−Sn化合物系超電導線の前駆線材を提供する。
【解決手段】 Cu基金属マトリックス中にSn基金属コアおよびその周囲にNb基金属フィラメントを同心状に配置したモジュールを複数個備えた構造を有し、上記モジュールが熱処理によりSn基金属コアのSnとCu基金属マトリックスとが反応することで生成するε相ブロンズ層の境界をNb基金属フィラメントをすべて含むか、あるいは略0.05以上略0.35以下の割合を含むようにSn基金属コアの量を調整することでNb−Sn化合物系超電導線の前駆線材とした。 (もっと読む)


【課題】使用中に、複合導体特に磁気コイルの多芯ストランドが損傷した場合にも、損傷箇所の如何にかかわらず、ハンダ接合部を通って隣接するストランドに電流が流れ、連続的な電流の流れを確保することができる複合導体を提供する。
【解決手段】ハンダ接合された多芯超伝導ストランド(1、1’)を備えた複合導体であって、前記ストランドは、その全長にわたり連続的なハンダ接合部(2、2’)によって組み合わされ、前記ハンダ接合が低融点合金からなっていることを特徴とする複合導体。 (もっと読む)


【課題】 ジェリーロール法における芯材への原料シートの巻取り作業を容易に行うことができると共に、全長に亘って安定した高い超電導特性を示すNb3X化合物系超電導線材を製造する方法を提供する。
【解決手段】 Nb3X化合物系超電導線材をジェリーロール法によって製造するに当たり、NbまたはNb合金からなるNb含有シートと、Nbと反応して超電導性化合物を形成する元素Xまたは元素Xを含む合金からなるシートを用い、これらを重ね合わせて、全長に亘って表面が周方向に滑らかでない芯材に巻取って構成したロール状積層物を、CuまたはCu合金からなるパイプに挿入し、これを静水圧押し出しすることによって前記シートを襞状に形成した一次超電導線材とする工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 実用的に高いJを有すると共に、Qの上昇が抑制されたNb−Sn化合物系超電導線を得ることができる。
【解決手段】 Nb−Sn化合物系超電導線15は、ブロンズにNbSnフィラメント16が埋設され、中心部がブロンズ17のみからなり、その周囲に、上記Nb−Sn化合物系超電導線15の径方向においては、放射状に上記NbSnフィラメント16が配置されるとともに、放射状にそれぞれが接触し、かつ外側の上記NbSnフィラメントほどその直径が大である。また、上記Nb−Sn化合物系超電導線15の周方向においては、それぞれのNbSnフィラメント16の間隔が電磁気的に孤立する間隔である。 (もっと読む)


二ホウ化マグネシウムからなる超電導相を備える超電導複合ワイヤは、導電性金属からなるコア(1)、それぞれが二ホウ化マグネシウムのコア(5)を有し前記導電性金属のコア(1)の周囲に配置されている複数のフィラメント(3)、前記複数のフィラメントを囲んでいる収容および機械的補強のための外側の金属鞘(4)、および二ホウ化マグネシウムと化学的に適合でき、かつ最大980℃まで前記導電性金属のコア(1)の導電性金属の前記フィラメント(3)への拡散に対して障壁として機能できる金属からなる少なくとも1つの層(2、2a、2b)を有し、前記少なくとも1つの層が、a)前記導電性金属のコアのコーティング(2)として、さらには/あるいはb)前記フィラメント(3)のコーティング(2a)として、さらには/あるいはc)前記フィラメント(3)の前記二ホウ化マグネシウムのコア(5)のコーティング(2b)として、塗布されている。
(もっと読む)


181 - 190 / 199