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国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

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【課題】酸化物超電導体の密度および純度を向上することのできる酸化物超電導体の原料の製造方法、酸化物超電導線材の製造方法、および超電導機器を提供する。
【解決手段】酸化物超電導体の原料粉末1の製造方法は、酸化物超電導体を構成する原子を含む材料を溶液中でイオン化する工程と、雰囲気14に溶液11を噴射して溶媒を除去することにより、酸化物超電導体を構成する原子を含む原料粉末1aを製造する工程と、冷却用気体を導入した雰囲気16で、原料粉末1aを冷却する工程とを備えている。雰囲気16の二酸化炭素濃度は、除去された溶媒の成分を含む雰囲気15の二酸化炭素濃度よりも低く、かつ雰囲気16の窒素酸化物濃度は、除去された溶媒の成分を含む雰囲気15の窒素酸化物濃度よりも低く、かつ雰囲気16の水蒸気の濃度は、除去された溶媒の成分を含む雰囲気15の水蒸気の濃度よりも低い。 (もっと読む)


【課題】 優れた超電導特性を示すNb3Sn系超電導線材の製造方法であって、Nb3Sn系超電導相生成のための熱処理時間を比較的短時間とすることが可能なNb3Sn系超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のNb3Sn系超電導線材10の製造方法は、銅(Cu)−スズ(Sn)系合金材(ブロンズ材2)に複数本のニオブ(Nb)又はニオブ合金フィラメント3を配設してなるサブマルチ線1を備えた熱処理前Nb3Sn系超電導線材10’に熱処理を施してNb3Sn系超電導物質4を生成させるための熱処理工程において、0.5〜10℃/時間の温度上昇率にて30〜200℃の温度幅で温度上昇させる熱処理工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 Cuの外部拡散を防止して優れた特性のビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、(Bi+Pb):Sr:Ca:Cuの組成比が2:2:2:3であるビスマス系酸化物超電導材料を金属シースに充填して、1次熱処理をした後、塑性加工または押圧加工し、さらに2次熱処理を施す、ビスマス系酸化物超電導線材の製造方法において、前記超電導材料を中心から外側にかけてCuの組成比を大きくすることを特徴とする、ビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】超電導線の外周部に位置する金属が超電導体内へ拡散せずに臨界電流密度の低下を抑制できる酸化物高温超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物高温超電導線材は、酸化物高温超電導体1と、酸化物高温超電導体1を被覆し、銀を含む材料からなるシース体2と、シース体2を被覆する耐熱性酸化物セラミックス材料3と、高温酸化性雰囲気中で耐熱性酸化物セラミックス材料3に対して不活性な被覆体4とを備える。 (もっと読む)


【課題】 中間圧延の際に発生するクラックや凹凸を平滑化して、優れた特性を有するビスマス系酸化物超電導線材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 超電導相を含むビスマス系酸化物超電導線材原料を金属シースに充填し、金属シースに少なくとも1回の塑性加工および熱処理を施して、Bi2223相の比率を92%以下にする工程と、中間圧延を行う工程と、Bi2223相の凹凸を平滑化させるように焼結を行う工程と、を包含する、ビスマス系酸化物超電導線材の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】 線材の端部を封止することにより、熱処理の際に加圧ガスが線材の端部から線材中に侵入することを防止して、酸化物超電導体の焼結密度が高く臨界電流密度の高い酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 酸化物超電導体の原材料粉末を金属管で被覆した形態を有する線材を作製する工程(たとえば、ステップS1およびステップS2)と、線材の端部を金属材料で封止する封止工程(たとえば、ステップS11)と、端部を金属材料で封止した線材を加圧雰囲気中で熱処理する熱処理工程(たとえば、ステップS6)とを含む酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 金属シースMgB超電導線材において、超電導コア部の高密度化による臨界電流密度向上と長尺線材化を同時に実現する。
【解決手段】 金属シースの内面に拡散硬化層を形成して内面の硬さを外面の硬さよりも高くし、その状態でシース内にMgB超電導体、更に必要に応じてインジウム、銅、錫等の臨界密度向上物質を充填して伸線加工を施し、超電導線材を製造する。金属シースには鋼のように靭性があるものを用いる。長尺化してもシースが断線せず、超電導コア部を高密度化することができる。 (もっと読む)


【課題】 ビスマス系酸化物超電導線材において、77K程度の温度における臨界電流等の特性を向上すること
【解決手段】 本発明は、Bi2223相を主体として含む酸化物超電導体を、金属被覆材で被覆してなるビスマス系の酸化物超電導線材の製造方法において、酸化物超電導線材中の酸化物超電導体の相対密度が95%以上となるように酸化物超電導線材を作製する工程と、酸化物超電導線材を、酸素分圧が80kPa以上の雰囲気で熱処理する工程とを含むビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 磁場下または液体窒素温度下において、酸化物超電導線材中のBi2212相の特性を向上させる、ビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】 Bi2223相を主体として含み、かつ、Bi2212相を含む酸化物超電導体を金属被覆材で被覆した酸化物超電導線材を、酸素雰囲気中でアニールすることにより、アニール後における線材の臨界電流が、アニール前における線材の臨界電流と比べて、8.5%以上大きいことを特徴とするビスマス系酸化物超電導線材の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 ビスマス系酸化物超電導テープ状線材と同等な工学的臨界電流密度特性を有し、ケーブル導体やマグネット用巻線として使いやすい円形または矩形の断面を有するの酸化物超電導線材を提供する。 更なる目的は、安定化材に使用される銀または銀合金の使用量を抑え、低銀比化を実現した酸化物超電導線材を低コストで提供することである。
【解決手段】 金属からなる芯材16と、前記芯材より外側に配置された安定化材からなるマトリックス22と、前記マトリックス中に多数埋め込んだ酸化物超電導体からなるフィラメント21とを備えた酸化物超電導線材において、前記フィラメントが、線材断面において扁平状となり前記芯材周辺に層状分布し、線材長手方向においてはらせん状に延伸して形成されるものであり、かつ、液体窒素温度下自己磁場において15000A/cm以上の工学的臨界電流密度を示すことを特徴とする。 (もっと読む)


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