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国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

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【課題】600〜750℃程度の比較的低い実用温度範囲であっても、Nb3Snの生成反応効率を向上させ、優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】本発明の前駆体は、少なくともNbを含むシース内に、少なくともSnを含む原料粉末が充填され、これを縮径加工して線材化した後熱処理することによって、シースと粉末の界面に超電導層を形成する粉末法NbSn超電導線材の前駆体であって、前記原料粉末は、Cu成分を含有すると共に、前記シースは、NbまたはNb基合金部とCuまたはCu基合金部を複合化して構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】減面加工時における加工性を良好にすると共に、断面構成を適切にすることによって、カップリングに起因する交流ロスの低減を図り、良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導コア部と、その外周にNbからなる拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記拡散障壁層の内周面から、前記超電導コア部の最外層部に存在するNb基フィラメントまでの距離を、減面加工後の最終形状で2μm以上に設定したものである。 (もっと読む)


【課題】(Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法ならびに超電導機器を提供する。
【解決手段】Bi2212とPb化合物とを含む原料粉末を金属パイプに充填し、原料粉末が充填された金属パイプを伸線加工してクラッド線を形成し、複数のクラッド線を束ねて伸線加工して多芯線を形成し、多芯線を熱処理してBi2212およびPb化合物から(Bi,Pb)2212を生成させ、熱処理がされた多芯線を圧延加工することによりテープ状の線材を形成し、線材を焼結して(Bi,Pb)2223を生成する工程を含み、線材を焼結する工程において、昇温中に(Bi,Pb)2212からPb化合物およびBi2212を生成させ、昇温中に形成されたPb化合物およびBi2212から再度(Bi,Pb)2212を生成させる超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】合金超電導材料(NbTi等)だけでなく、機械的歪みに弱い化合物超電導材料(Nb3Sn、Nb3Al、Bi系超電導材料、Y系超電導材料、MgB2系超電導材料)等からなる超電導体をアルミニウム等の金属材料で被覆した複合超電導体を提供する。
【解決手段】超電導体と、1つ又は2つ以上の部材が超電導体を被覆するように接合され、かつ部材の少なくとも1つがアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる金属部材とを有する複合超電導体である。金属部材は、溝部を有する第一部材と、該溝部上部に嵌合される第二部材からなり、第一部材と第二部材が接合されて形成される中空部に超電導体が配置されている。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度を良好に維持したままn値を更に向上することができ、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用を可能にできるNbSn超電導線材を製造するための前駆体の構成を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成は、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に拡散バリア層と安定化銅層を有するモノエレメント線材であって、減面加工後の最終形状における前記NbまたはNb基合金フィラメントの平均直径が5〜30μmに設定され、且つ前記SnまたはSn基合金芯の最近傍に存在する複数本のNbまたはNb基合金フィラメントと、前記SnまたはSn基合金芯との平均距離が100μm以下となるように設定されたものである。 (もっと読む)


【課題】 正常状態の時においてフォーマに電流が流れることを極力抑制することで超伝導ケーブル内の極低温状態を安定して保持することができる超伝導ケーブルを提供する。
【解決手段】 本発明による超伝導ケーブルは、超伝導導体層で取り囲まれたフォーマ及び上記超伝導導体層の外側に設けられる低温保持部を備える超伝導ケーブルにおいて、上記フォーマは、複数本の金属ワイヤが巻線された巻線部と、該巻線部の外側面上に設けられる渦電流防止層とで構成され、上記金属ワイヤ及び渦電流防止層は銅合金からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填し、伸線加工を行った後、圧延加工と加圧熱処理を行う金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材11の製造方法であって、圧延加工工程前母材の総超電導フィラメント周長(A)と総超電導フィラメント断面積(B)の関係が40≦A/B≦80(1/mm)であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】複数本の超電導線構成体の結合状態を改善して超電導線成分による悪影響を受けることなく比較的簡潔な作業で製造できる超電導線および超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】NbTi単芯線2からなる超電導素線を銅基金属の内部に配設した複数本の複合体1を伸線加工した中間線からなる超電導線構成体を互いに接合して構成する超電導において、複合体1からなる超電導線構成体の端部3を銅基金属のみで構成し、前記超電導線構成体の端部3とNbTi単芯線2からなる超電導素線とを接合部4で溶接等によって接合して超電導線構成体を構成し、複数本の前記超電導線構成体をその端部3で連続的に結合するようにした。 (もっと読む)


【課題】断面が平角形状の超電導線材製造用前駆体を製造するに際して、均一な加工ができると共に、良好な超電導特性を発揮することのできる内部酸化法超電導線材を製造するための前駆体、およびそのための有用な方法を提供する。
【解決手段】中央部のSnまたはSn基合金芯と、その周囲に複数本のNbまたはNb基合金芯が配置されたCuマトリクス部、および該Cuマトリクス部の外周に安定化銅層を有し、断面が略円形状である複合材料を構成し、この複合材料の上下側および左右側の両方向から押圧して、所定の式で示される圧下率Rを−21〜−8%として、断面形状が略楕円形状または扁平形状となるように中間加工して中間加工線材とし、この中間加工線材をダイスによって伸線加工し、線材最終形状が平角形状の前駆体を形成する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記金属被覆前駆体線材には(Bi,Pb)2212相が主相として含まれており、前記熱処理する工程は少なくとも1回以上の昇温ステップを含み、最高到達温度にいたる最終昇温ステップにおける昇温速度が200℃/時間以上であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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