説明

国際特許分類[H01G9/012]の内容

国際特許分類[H01G9/012]に分類される特許

61 - 70 / 492


【課題】電極箔の亀裂を抑制し、巻回型固体電解コンデンサの信頼性を高めることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため本発明は、一部に扁平部14を有する陽極用および陰極用タブ端子13と、陽極用タブ端子13の扁平部14が接続され、表面に誘電体皮膜9が形成された陽極箔1と、陰極用タブ端子の扁平部が接続された陰極箔2と、セパレータ3と、を備え、陽極箔1と陰極箔2とを、間にセパレータ3を介して巻回してなるとともに、誘電体皮膜9の表面に、固体電解質層4を有するコンデンサ素子10と、このコンデンサ素子10を収納するケース8と、封止部7とを備え、扁平部14の側部19は、巻回された陽極箔1または陰極箔2に沿うように内側に湾曲または折り曲げられたものとした。これにより本発明は、陽極箔1、陰極箔2が緩やかに折り曲げられる為、亀裂破損を抑制でき、巻回型固体電解コンデンサの長期信頼性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 周波数特性に優れ、大容量化、薄型化が可能であり、耐ショート性を備える積層型固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】 積層型固体電解コンデンサ(100)は、弁作用を有する金属からなる陽極箔(13)と、炭化物粒子(17)を保持するウィスカが表面に形成された陰極箔(11)とが順に積層され、陽極箔(13)と陰極箔(11)との間に導電性高分子からなる固体電解質層(16)が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電流経路が短く過渡応答性が良好であると同時に、コンデンサ素子と薄い金属からなる端子板を導電性接着材にて接合する場合でも、接着材の剥離を防いでESL特性の上昇を抑えた固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極引出部13および陰極引出部14に導電性接着材30が塗布され、コンデンサ素子10が端子板20の陽極電極部21および陰極電極部22に接着されている。また、コンデンサ素子10の陽極引出部13および陰極引出部14と、端子板20の電極部21、22との間隙に、エポキシ樹脂などの絶縁樹脂31が充填されている。 (もっと読む)


【課題】3端子構造の電気的特性を損なうことなく2端子用のパターンが形成された被実装基板への実装を可能にする3端子型コンデンサを提供すること。
【解決手段】実装面の両端に設けられた2つの陽極端子9、9’と、該2つの陽極端子9、9’の間に設けられた陰極端子10、10’とを備えた3端子型コンデンサC1において、2つの陽極端子9、9’が配列する方向をX方向、該X方向に直交する方向をY方向としたとき、2つの陽極端子9、9’の端子面9A、9’AがY方向一方端側領域A1に配置される一方、陰極端子10、10’の端子面10’AがY方向他方端側領域A2に配置されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 素子ペレットと陽極引き出し端子端面との距離が短いと体積効率は上がるが、抵抗溶接時に陽極引き出し端子から素子ペレット側に向けてはんだめっきフィレットが生成する。そのはんだめっきフィレットが素子ペレットと接触してしまい短絡不良を発生させることを防ぐこと。
【解決手段】 課題を解決するため、導電性接着剤を介して素子ペレットの陰極層に接着された陰極リード端子と、素子ペレットリード線と溶接された陽極引き出し端子とを備え、陰極リード端子と陽極引き出し端子の露出部以外が外装樹脂で覆われている固体電解コンデンサにおいて、陽極引き出し端子の溶接側の先端部にV字型あるいはU字型の切れ込み部を形成させることによって、抵抗溶接時に生成するはんだめっきフィレットが素子ペレット側に飛び出さず、短絡不良を防止できる。 (もっと読む)


【課題】陽極部の溶接の際に生じる溶融金属の漏れ出しを防ぐことができる積層型固体電解コンデンサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】平板状陽極素子の一方側に陽極部6、他方側に誘電体膜2、固体電解質層3および陰極引出層4、5からなる陰極部が形成されたコンデンサ素子(C1、C2、C3)を積層して積層体8を構成し、陽極部6同士を重ね合わせてリード端子9上に溶接した積層型固体電解コンデンサであって、陽極部6から陰極部にいたる方向に直交する方向を幅方向としたとき、重ね合わされた陽極部6のうち、上下に隣接して重ね合わされた2つ陽極部6は互いに幅方向中央部において溶接され、上側の陽極部6は幅方向両端部において下側の陽極部6から浮き上がって収容空間を形成し、溶接する際に上記2つの陽極部6から生じた溶融金属13が収容空間に収容されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でコンデンサ素子の耐圧性の向上と低ESL化の双方を実現できる固体電解コンデンサ、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサ1では、コンデンサ素子2の陰極部13を積層体3の底部から頂部に向かって流れる電流の経路と、庇部22から連結部21を通って陰極端子7に流れる電流の経路とが互いに逆方向になることにより、簡単な構造で相互インダクタンス効果による低ESL化が図られる。また、樹脂モールド4内に複数の積層体3が配置されることで、電流の経路が互いに逆方向となる箇所が複数存在するため、低ESL化がより促進される。さらに、固体電解コンデンサ1では、庇部22と連結部21とによって積層体3が囲われるので、樹脂注入の際のコンデンサ素子2の耐圧性を十分に確保できる。 (もっと読む)


【課題】 漏れ電流が小さい固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】 この固体電解コンデンサでは、陽極1上に形成された酸化物層2と、前記酸化物層2上に形成された陰極4と、前記陰極4上に形成された外装体8とを備え、前記陽極1は、陽極リード1aと、前記陽極リード1a上に形成されたニオブを含む表面層1bと、前記表面層1b上に形成された多孔質焼結体からなる基体1cとを有し、前記陽極リード1aは、前記基体1cが形成されていない前記陽極リード1a上に前記表面層1bが形成されていない領域を有し、前記陽極リード1aは前記領域上で陽極端子7に接続されている。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも更に広範囲の周波数領域において低インピーダンス化を可能とし、かつ、静電容量を増加させた固体電解コンデンサを提供すること。
【解決手段】 伝送線路構造を有する3端子型固体電解コンデンサ素子と2端子型固体電解コンデンサ素子とをひとつの固体電解コンデンサ内に取り入れることで、より広範囲な周波数領域において低インピーダンス化を図り、更に静電容量を増加させることを可能にする。 (もっと読む)


【課題】コンデンサ素子をリードフレームに取り付ける際に生じる、リードフレームの変形を抑制した固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極部および陰極部を有するコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を封止するモールド樹脂と、前記陽極部に接続される陽極リードフレームと、前記陰極部に接続される陰極リードフレームと有し、前記陽極リードフレームは、前記モールド樹脂の底面に沿って露出した陽極端子部と、前記陽極端子部と一体的に形成され、前記陽極端子部から前記コンデンサ素子の前記陽極部へ向かって立ち上がる立ち上がり部とを備え、前記立ち上がり部は、前記陽極端子部から前記立ち上がり部が延在する方向と直交する方向の一方と他方とにそれぞれ位置する側端部を含み、前記側端部のそれぞれは、前記陽極リードフレームと前記陰極リードフレームが並ぶ方向へ曲げられた固体電解コンデンサ。 (もっと読む)


61 - 70 / 492