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国際特許分類[H01M8/02]の内容

国際特許分類[H01M8/02]に分類される特許

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【課題】セル本体の積層方向の変形に起因する割れ等を抑制して高い信頼性を確保可能な固体酸化物形燃料電池を提供する。
【解決手段】本発明の固体酸化物形燃料電池は、燃料極層11と固体電解質層12と空気極層13とを積層及び焼成して形成されたセル本体10(セル焼成体10b)を備えている。セル本体10は、平面視で直線状の四辺(側面S1)を含む方形の外周形状を有するとともに、方形の中央部における積層方向の高さH2が方形の四辺における積層方向の高さH1に比べて高く、積層方向において凸状の断面形状を有する。セル本体10の周縁部は、方形の四隅と、方形の四辺の全体又は部分とが所定の部材により支持可能な構造を有している。 (もっと読む)


【課題】固体高分子電解質膜の外周を周回して樹脂製枠部材が設けられるとともに、段差型MEAの段差部に過剰な荷重が付与されることを確実に阻止することを可能にする。
【解決手段】樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12は、固体高分子電解質膜18を挟持するカソード電極20及びアノード電極22を備える段差型MEA12aと、前記固体高分子電解質膜18の外周を周回する樹脂製枠部材24とを備える。樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12は、樹脂製枠部材24の内部空間に位置し、カソード電極20及びアノード電極22間に固体高分子電解質膜18を挟んだ発電部46と、前記カソード電極20の外方に位置し、前記アノード電極22及び前記樹脂製枠部材24の薄肉部24c間に前記固体高分子電解質膜18を挟んだ段差部48とを有する。そして、燃料電池10が積層された際、段差部48における締め代は、発電部46における締め代よりも小さな寸法に設定される。 (もっと読む)


【課題】 焼成の際のジルコニア系電解質とセリア系電解質との固溶を抑制することができる、電解質膜の製造方法および当該電解質膜を備える燃料電池を提供する。
【解決手段】 電解質膜(30)の製造方法は、セリア系電解質グリーン層(32)とジルコニア系電解質グリーン層(31)とを積層する積層工程と、前記セリア系電解質グリーン層および前記ジルコニア系電解質グリーン層を焼成する焼成工程と、を含み、前記焼成工程の際に、前記セリア系電解質グリーン層の温度を、前記セリア系電解質グリーン層と前記ジルコニア系電解質グリーン層との界面の温度よりも高くすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ジルコニア系電解質とセリア系電解質との固溶が抑制された電解質膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 電解質膜(30)の製造方法は、セリア系電解質グリーン層(32)とジルコニア系電解質グリーン層(31)とが積層された積層体を準備する準備工程と、前記セリア系電解質グリーン層および前記ジルコニア系電解質グリーン層を焼成する焼成工程と、を含み、前記積層体は、前記セリア系電解質グリーン層と前記ジルコニア系電解質グリーン層との界面において、難焼結性を有する難焼結性層を備え、前記界面以外のいずれかの箇所において、易焼結性を有する易焼結性層を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発電時に発生する水による流路の閉塞が生じにくく、発電効率の低下や接触抵抗の上昇を抑制してなり、優れた強度およびガス不透過性を有し、均質性に優れた燃料電池用セパレータを、生産性よく製造する方法を提供する。
【解決手段】燃料電池用セパレータを製造する方法であって、黒鉛粉末を樹脂成分で結着してなり、前記黒鉛粉末の含有量/樹脂成分の含有量で表わされる比が質量比で90/10〜70/30である黒鉛樹脂複合成形体に対し、表面粗さRaが0.15〜1.5μmになるようにブラスト処理した後、酸素含有ガスの存在下、低温プラズマ処理、常圧プラズマ処理、コロナ放電処理または紫外線照射処理のいずれかの処理を行うか、オゾン含有ガスとの接触処理を行い、次いで、60〜95℃の温度下で酸化剤の水溶液と接触させることを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】イミダゾール系化合物への耐性向上した変異型マルチ銅オキシダーゼ、これをコードする遺伝子及びこれを用いたバイオ燃料電池を提供する。
【解決手段】特定のアミノ酸配列における、157番目のメチオニンに相当するアミノ酸残基及び414番目のプロリンに相当するアミノ酸残基のいずれか一方又は両方が他のアミノ酸に置換したアミノ酸配列を有し、ABTS(2,2'-azinobis(3-ethylbenzoline-6-sulfonate))を基質とし、酸素分子を4電子還元し、水分子を生成する反応を触媒する活性を有する。 (もっと読む)


【課題】新規なプロトン伝導性炭化水素系ポリマーを提供する。
【解決手段】プロトン伝導性炭化水素系ポリマーは、半フッ素化した芳香族炭化水素の主鎖ならびに少なくとも1個の−CF2−基および酸性基を含む側鎖を含む。芳香族ポリマー、主鎖および側鎖の両方に結合しており、そのうちの約65重量%未満が側鎖に結合している酸性基を含む。芳香族ポリマーは、少なくとも1個のアリール環を含む、主鎖に結合した側鎖と、主鎖およびアリール基の両方に結合した酸性基とを含む。ポリマーは、脂肪族炭化水素の主鎖と、少なくとも1個の不活性化したアリール環を含む側鎖と、不活性化したアリール環に結合した酸性基とを含む。別の脂肪族ポリマーは、−CF2−基および酸性基を含む側鎖を有する。燃料電池構成要素は、プロトン伝導性ポリマーと、水不溶性無機材料と、無機材料上に固定したヘテロポリ酸とを含む。 (もっと読む)


【課題】固体高分子電解質膜の外周端部を周回して薄肉状の樹脂製枠部材を強固且つ容易に接合するとともに、前記樹脂製枠部材の変形を良好に抑制することを可能にする。
【解決手段】樹脂枠付き電解質膜・電極構造体10は、固体高分子電解質膜38を挟持するアノード電極42及びカソード電極40を備える電解質膜・電極構造体34と、前記固体高分子電解質膜38の外周端部38endを周回して設けられる樹脂製枠部材36とを備える。樹脂製枠部材36は、固体高分子電解質膜38の外周端部38endの両面に直接接合される第1樹脂材44a、44bと、前記第1樹脂材44a、44bの外面に接合されるとともに、該第1樹脂材44a、44bよりも融点が高い第2樹脂材46a、46bとを備える。 (もっと読む)


【課題】容易且つ簡単な構成で、固体高分子電解質膜の損傷を可及的に阻止し、良好な発電性能を確保することを可能にする。
【解決手段】燃料電池10を構成する電解質膜・電極構造体12は、固体高分子電解質膜18の両面に、カソード電極20及びアノード電極22が配設される。カソード電極20は、第1触媒層20a及び第1ガス拡散層20bを設ける一方、アノード電極22は、第2触媒層22a及び第2ガス拡散層22bを設ける。第1ガス拡散層20bの平面は、第2ガス拡散層22bの平面よりも大きな寸法に且つ固体高分子電解質膜18の平面と同一の寸法に設定される。第1触媒層20aは、バッファ部に対応する部分を含んで第1ガス拡散層20bの外周端部全体にわたって設けられる。 (もっと読む)


【課題】単一装置を用いて一段階で有機ハイドライドを製造する場合であっても、高いエネルギー効率の得られる膜電極接合体及び有機ハイドライド製造装置を提供する。
【解決手段】カソード触媒層22及びアノード触媒層23が固体高分子電解質膜21を挟んで配置された膜電極接合体において、カソード触媒層22が、被水素化物を水素化物とする触媒金属24とその担体25とを含み、担体25はその表面に被水素化物に対する濡れ性を弱める官能基27を備える。又、その膜電極接合体を用いた有機ハイドライド製造装置。 (もっと読む)


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